狭い船内の中で俺とマチとが睨み合っている。全身からオーラを噴出させて、それを相手にぶつけるように操作し、当てる瞬間にオーラを集中。また、当てられる瞬間にもオーラを集中。これを身体を動かさずに行う。
練相撲と呼ばれる鍛錬だ。命名はアサン、奴が編み出した特訓方法である。
非念能力者が見ればただ立っているだけにしか見えないだろう俺たちは、じっとりとした汗をかいていた。全力での練はもちろんのこと、それを変化させて操作し、当てる瞬間には強化する。体から離してはいけないルールはないので放出するのもいい。具現化系を除くオーラの鍛錬方法としては納得のものではあるが、
「む」
「く…」
勝敗は地面についた足裏が動いたら負けというもの。勝負はマチが有利に進み、俺はもう負ける寸前である。
って、あ。
「うおっ」
右の膝裏に糸状になったオーラがパシンとぶつかり、膝カックンの要領でバランスを崩し、思わず足を動かしてしまう。
俺の負けだ。
「やられたよ、マチ」
「慣れているからね、そうそうやられてはられないさ。
それにバハトは手を抜かれるなんて嫌だろう?」
「当然」
不敵に笑うマチに苦笑する。
操作されたマチは俺に最大限愛されようと行動する。だが、愛されるにも本人の思考によって行動は変わるのだ。例えばこういった鍛錬の時でも俺に花を持たせようと最終的には自分が負けるように調整するタイプもいるし、マチのように全力でやってこそ相手の好意を得られると考えるタイプもいる。
しかし勝ってこんな笑みを浮かべるあたり、そもそも根っこからマチが負けず嫌いなのも間違いあるまい。
だからこそ勝ちたくもなるというもの。次は必ずその会心の笑みを俺が浮かべてやると心に思い、操縦席に座っているサーヴァントに声をかけた。
「ところでもうそろそろ到着か、マンドリカルド」
「そっすね。夜ですけど、空港の灯りはだいぶ近くなりました。
そろそろ運転を代わってもらえるといいですね。
俺ってば、乗船してない事になってるし。3人目のあの陰キャは誰だとか言われたら…考えるだけで辛いっすわ」
ぼそぼそとした声のくせに、不思議と耳に響く声を出すのはライダーのマンドリカルド。
Fate/Zeroでアルトリアがバイクを己の手足のように操ったように、騎乗のスキルを持っていれば機械類でも操縦できることは間違いない。ライダーならば適性はなおさらで、今回は彼にお出ましを願った訳だ。
ただ操縦してもらうだけだが、英霊はどいつもこいつも癖が強いので、人選にかなり悩んだの秘密である。消費魔力が少なく、こちらにちょっかいをかけて来ない騎乗スキル持ち。ただそれだけの条件で何故にここまで候補が絞られるんだ。英霊の濃さが恐ろしい。
「後ろで緊迫感を出して悪かったね。消える前に何か飲んでいくかい?」
「……いえ。自分、他の人に懸想している女性と同席する度胸ねっす。
しかもそれがマスターで、そのマスターも一緒でしょ?
無理無理無理っす」
言いながら消えていくマンドリカルド。いや、お茶の一杯くらい俺は気にしないけどね? そういうキャラだからこそ召喚したところはあるんだが…彼、ちょっと卑屈過ぎないかな?
マチは肩をすくめながら俺を見て、そのままマンドリカルドが消えた操縦席に座る。彼女は汗も拭っていないので、棚から乾いたタオルを取り出してマチに渡す。ついでに冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して手渡す。
「ありがとう」
花が咲いたようなマチの笑みにドキっとしてしまう。次の瞬間には真剣な表情で前を見ているマチだが、時々に見せる仕草や表情に。アサンの記憶に因る訳ではなく心が惹かれていくのが分かる。こんな無防備な信頼や愛を受けては心が揺らいでも仕方がない。
……俺はなんで聞こえもしないのにポンズに言い訳してるんだ。いやまあ、自分でやましいところがあると自覚しているからだが。
ポンズもマチも気にしていないとはいえ、俺は前世から一夫一妻制の常識で生きてきた。急に複数の女性を愛していいと言われたところで、喜びよりも戸惑いの方が大きいのが本音。
ふと、マチの言葉を思い出す。
『できればいいんだけど、ルーシェとベルンナ、ルナも愛してやってあげてくれないかい?
あいつらもアサンに辱められた記憶しかないんじゃあんまりだよ』
「…………」
都合よく、ポンズの言葉も思い出す。
『私の父は男爵だから、娘の私にも婿のバハトさんにもエバノ王国の男爵位の解釈は通用する筈よ。
嫁だろうが妾だろうが何人でも作っていいけど、それが有効なのは父が生きている間だけ。バハトさんがエバノ王国の爵位を取ることと、私を愛すること。
忘れないでよね』
向かう先、ヨークシンにアサンのホームがある。というのもセキュリティ担当ベルンナの能力が念空間を作り出し、既存の空間を捻じ曲げて要塞化する能力らしい。その為、アサンのホームは場所を選ばないというのだ。
今はバッテラのグリードアイランドを使う為、彼の古城に赴く必要があった。なのでヨークシンに拠点を置いていたらしい。
「アサンは自前でグリードアイランドを持っていなかったのか?」
という問いには。
「あんな貴重品をぽんと持てる方が不思議だよ」
と、返された。俺は2つ持ってるけどね? クロロかヒソカもあっさり手に入れていたけどね? いやまあ、多分起動中のグリードアイランドを奪ったという手法は同じだろうが。やっぱりハンターライセンスはずるいと思う、情報ハンターが得たそれを金であっさりと買えるのだから。
考えながら俺もタオルで汗を拭い、ミネラルウォーターに口をつける。汗を流して乾いた体によく染みわたる。
「バッテラと会えるのは明日の夜だよな?」
「ああ。向こうにも都合があるからね、最短でそれだった。
アサンが『敵』を殺したから会いたいって言ったらホイホイと釣れたよ」
ギリと奥歯を噛みしめながら口にするマチ。今の彼女にとって、俺がアサンに殺されて喜ぶ演技などしたくもないのだろう。しかしそうでなければバッテラは誘き出せない。ここは我慢して欲しいところだ。
「とにかくほぼ丸一日時間があるから、アサンのホームだった場所に案内するよ。
ルーシェとベルンナにも会ってやってくれ」
「アサンの罠とかはないのか?」
「心配はいらないと思う。あんたがアサンの念を全部奪ったなら死者の念も気にしなくていいし、そもそもベルンナの念空間だからほとんどあいつの領域さ。
ベルンナが絶対服従誓ったなら問題ない筈だよ」
だからこえーよ、操作系。自分の操作に絶対の自信があり、そこに命も何もかも懸けるというのがそもそも恐ろしい。自分の念ならともかく、自分が操作した相手を信じ切るとか普通なのか? 除念師とか天敵じゃないのか? アサンはそこまで気を回さなかったのか?
……なんっか見落としている気がするんだよなぁ。
「さ、もう着くよ。準備しな」
「ああ。まずはサーヴァント召喚からだな」
とりあえず、サーヴァントがいればなんとかなる。多分。
燃費はともかく、今は安心できるサーヴァントを喚んでおこう。マンドリカルドを召喚していたから魔力は満タンとはいかないが、ディルムッドに護衛を頼むか。
「素に銀と鉄――」
ヨークシンに着いてからの諸々を覚悟して、詠唱を開始するのだった。
ヨークシンの煌びやかな光が溢れんばかりな分、落とす影もまた濃いものとなる。ここの市長がマフィアとずぶずぶな関係だということを思えば、そのしわ寄せは弱者に降りかかるのが道理というもの。
空港から中央に向かう地下鉄に乗り、空港でも中央と呼ばれる場所でもない、その合間にあるような駅を選んで降りる。既に真夜中だが、駅の近くは活気があった。だが、そこから5分も歩いて外れれば途端に寂しくなる。
見える灯りは半分くらい壊れた街路灯か、たまに見えるどこかの部屋から漏れるそれらくらい。それでも空に輝く筈の星明りはヨークシン中央からの光に消されるのだから、ここに住むというだけで気が滅入りそうだ。夢を持つ若者か、夢破れた敗北者か。それらが安い家賃で済むマンション群らしい。中央に地下鉄で通勤して日銭を稼ぐ者が住まう場所。金がない奴らだと一目で分かるせいで、そこまで治安が悪くないとか。正直、俺やマチみたいに他人から狙われる者にとっては逆に天国だ。
「こういった場所に潜伏するって発想が凄いよな」
「流星街出身だと廃墟住みから始める奴も多いし、あたしもその類だし。こういった場所も馴染みがあるんだよ」
いや、耳が痛い。前世で住んでいた日本がどれだけ歴史的に稀有な治安を保っていたのか改めて分かるというもの。まあ、都心の周辺にはこういった場所もあったのだろうが、幸か不幸か俺は縁が遠かった。普通に大学まで通って普通に就職する、それだけでも幸せになれるというのは得難いものである。
4階建ての3階まで上がり、302号室の部屋に入る。玄関のドアを潜るまで先には小さな住居があるきりだった。トイレだろうドアが左にあり、正面の小部屋にはベッドと小さな机でも置けばそれでぎゅうぎゅうになってしまいそうなサイズ。
が、そこに入った瞬間に景色が変わる。心安らぐ暖色光に満たされた高級感溢れる広々とした玄関に、左右に分かれてこちらに頭を下げる女性。一人はクラシカルなメイド服に身をつつんだ赤い髪をしていて、もう一人は正座をしつつ三つ指をついて頭を下げる茶髪。
「「お帰りなさいませ、ご主人様」」
声を揃えて言い、顔を上げる二人。なんというか、びっくりするくらい美人だった。
(アサンの野郎……)
思わず毒づいてしまう。趣味がいいというか、何というか。もうそういう店じゃないのか? というレベルだ。正直に言うと嫌いではないが、しかし操作されていると思うと可哀そうだという感情が芽生えてしまう。
いや、まあ、嫌いではないが。大事なので二回言った。足を踏み入れた瞬間に温かく迎えてくれる美人二人は、俺の無事を心から喜んでくれている笑みを浮かべている。ネアトリ共和国にホームを置いていた時分、危険な仕事から帰ってきた時にユアが浮かべていた笑みと同じ。この笑みを見るだけで疲れが吹っ飛び、頑張ろうという気持ちがわいてくる類の歓迎だ。それを本当に心からやってくれている。そういう店ならば歓迎の笑みは浮かべていても、安心がこみあげてくることはないのだ。
問題はこれを人形ごっこと思うかどうかだ。なんとなくだが、そうと思えない条件を満たせば操作系に適性がありそうな気がする。俺は嫌悪感とは言わないまでも憐憫の情しか湧いてこなかったから、多分まだユアやポンズに顔向けできると思う。
「ご主人様…?」
「何かご不興を買ってしまいましたか…?」
俺の表情を見て、メイド服の女性と三つ指をついた女性は心配そうな顔と声をする。
と、いかんいかん。だから悲しませたくないんだって。
「そういう訳じゃないんだ。ええと…」
「私がルーシェ、ご主人様のメイドです」
「私はベルンナ。セキュリティを担当しております」
メイド服がルーシェで、三つ指がベルンナ。間違いないな。
「顔を合わせるのは初めてになるな。俺がバハト、アサンを殺して奴の全ての能力を奪った。
だが、俺はアサンと同類になる気はない。まずは無理をせずに自然体になってくれないか?」
俺に操作されているとはいえ、彼女たちも一人の人間だ。そう思って相応の希望を出す。操作している奴が言うなという話ではあるが、この念を外す方法がないのだから仕方がない。それに絶対に裏切らない味方というのも得難いものなのは事実。俺が操作した訳じゃないということを免罪符にする辺り、やっぱり俺もクズかも知れない。
「しかしご主人さまにそんなご無礼なんて――」
「そう? じゃあアタイは素でやらせてもらうわ」
(アタイて)
ギリギリで口から声を出さずに済んだ。メイドのルーシェがいきなりアタイと言い出し、上品な様相を崩してきっぷのいい雰囲気を醸し出したのだ。
「いや~、アサンがアタイの事を下品だ直せっていうから勉強したけどさ、やっぱり肩が凝るのよアレ。アタイの素でいいって言うあんたの事は気に入ったよ」
「ルーシェ! ご主人様をあんた呼びなんて!! すいません、悪いのはルーシェだけなので、私はどうか嫌わないで下さい!」
「…………」
なんっつ~か、濃いなオイ。素になるといいつつ、ルーシェは最後に流し目を送って媚を売ってくる。恋愛慣れしたお姉さんというか、やっぱり俺に愛されたい欲求はあんな言葉では消えないようだ。
逆にベルンナはビクビクとして、素を出せと言う俺に対してそれでも言葉使いは直さない。こっちは素に自信がなく、俺に好かれるギャンブルをするよりかは絶対に嫌われないように気を使っているといったところか。となると、あの三つ指の挨拶も強制されていたというよりも嫌われたくない一心からなのだろう。
愛されるにも様々な形があるんだな、面倒な話だ。思わず溜息が出てしまう。
「あ~、溜息。溜息をつくと幸せが逃げるんだよ。ほら、笑顔笑顔!」
「ルーシェ! すいませんすいませんすいません!!」
にっこり笑窪を作って笑いかけるルーシェに、再び全力で頭を下げるベルンナ。
それを見ていたマチが苦笑した。
「玄関先でする話でもないし、まずは落ち着こうじゃないか」
「助かる」
「そうやってお礼を言うのがあんたのいいところさ」
マチの声を聞きつつ、玄関で靴を脱ぐ。アサンも元日本人だったせいか、外から入ってくる時に靴を脱ぐ様式にしているらしい。このホームにユアやポンズを住まわせるならそこら辺も擦り合わせないとな。
そう思いつつ豪奢な玄関を潜り、リビングに入る。そこも煌びやかで柔らかいソファーに腰掛ければ、そのタイミングでルーシェがお湯を出す。
「紅茶? コーヒー? 好きな飲み物は?」
「緑茶」
「あいよ」
「あるんかい」
思わず突っ込んだ。この流れで思わず素で飲みたかったものを言う俺も悪いが、対応するのも凄いだろ。
「アサンがたまに飲んでたからね」
「ああ、納得」
あいつも元日本人だったってことか。
「私は紅茶」
「私は、何も…」
「はいは~い、マチはアッサム。ベルンナはホットミルクね」
「口調が変わっても察しがいいとこと、押しが強いところは変わらないねぇ」
マチがゆったりと笑い、俺の隣のソファーに腰掛ける。そして恐れ多いと座らずに立っていたベルンナを無理矢理座らせた。
そしてルーシェが飲み物を持ってきて、それぞれの前に置くとマチと反対側の俺の隣に座って俺にしだれかかる。やっぱりコイツ、肉食系だな。
「で、なんの話する? それともベッド行く?」
「急すぎるだろ」
「あっれ~? アタイはそろそろ眠いのかなと思っただけだけどねぇ。あんたは何を想像したのかなぁ?」
「…………」
ニヤニヤ笑いのルーシェ。素でいいとは言ったけど、このノリはちょっと困る。主にやりにくいって意味で。
「ルーシェ」
「はい。ごめん、やり過ぎた」
マチが一声かければルーシェはすぐに引っ込んだ。なるほど、さっぱりした性格の分、嫌なことはしっかり嫌といえばいいのな。
対してベルンナはもじもじちびちびとホットミルクを飲むだけ。凸凹コンビといえばそうかも。
「真面目な話をしよう」
真剣な顔で言えば、ルーシェも表情を引き締めて頷いてくれた。
「まずはルーシェ、お前は非念能力者なんだな?」
「はい。今でもアサンに言われた通りに瞑想はしていますが、マチやベルンナから聞いたオーラとかいうのは感じられません」
「洗礼はしなかったのか?」
「家事全般に才能があったので、下手に手を出して死ぬよりかはと見送られました。ただし、アサンの生贄になる順番としてはアタイが次です」
「……なるほど」
自分の顔色一つ変えずに自分の死を語るとは。何度でも言うが、これだから操作系は。
「裏切り防止の手は打たれていなかったのか? 除念された時にアサンは何も保険をかけてなかったのか?」
「アタイは
……アレ? なんでアタイは生きてるの?」
「わ、私も
ただ、多分ですけど、ご主人さまがアサンの能力を奪取した時だと思います。唐突に心臓に打ちこまれた鎖が消えて、同時にアサンに対する憎悪とまだ見ぬご主人様に対する愛が湧き上がったんです」
「…………」
あっ、そう。俺とアサンは同レベルだったって訳な。
地味にへこむわ。
頭を抱えつつ、
後はマチと同じだ。読ませてサインをさせ、最後に鎖を打ち込む。拠点にする以上は構成員の裏切りは防止しなくていけない。心は痛むが、その理由で手を抜いてもいけないところである。ルーシェとベルンナに悲痛な感情が全くないところは、この場合救いになるのだろうかと益体もない事を考えてしまう。
それが終わったらこの拠点について。今更だが、寂れたマンションからこんな高級感溢れるマンションに変わるなんて普通じゃない。もちろんこれはベルンナの念が原因。
「ベルンナ、お前の能力についてお前の口から聞きたい」
「は、はい。私の能力『
それはアサンも使っていた瞬間移動系の能力でもある。
彼女は現実にある空間を切り取り、それを自分の念空間の許容量として使える。それなりに手間がかかるとはいえ、一度彼女のものになった空間は彼女の陣地と同意義だ。そこに入り込んでしまえば、内部の物体も瞬間移動が可能。
「俺が侵入者だとして――」
「こうします」
じゃきんと効果音がなりそうな銃器が10超える数、瞬間的にベルンナの周囲に浮かんで俺を狙っていた。拳銃からサブマシンガンまで取り揃えてある。
鋭い目で俺を睨んだのも一瞬、ベルンナは途端に怯えた顔をして銃器を引っ込めた。
「す、すすす、すいません。ご主人様に銃器を向けるなんて!!」
「気にしなくていい。他には?」
「えと、ご主人さまの真下に穴を開けて外に放り出したり、手榴弾を周囲に転移させたり、動いてなければ首だけ空間転移で別の場所に移動させて切れますけど」
「…………」
怯えた顔してエグい能力持ってるな。特に最後のは厳しい、俺でも死ぬかも知れん。
「弱点は?」
「わ、私が認識しなくては動かない完全マニュアル型の能力だということです。例えば
さ、更に一つ以上の出入り口に鍵はかけられません。誰でも侵入できますし、例えばこのマンションの入り口からマシンガンを撃たれたら守り切るのは無理です」
「対処法はちゃんとあるんだな」
具現化系らしいといえばらしい。
「他にも瞬間移動の能力もあるとか?」
「は、はい。あらかじめA地点に空間の穴を開けておいて、繋いだ空間の起点を持っていれば瞬間移動できます。ただしこれは発動に『
「空間の穴でかなり時間が必要って。
……このマンション、相当デカいよな」
「頑張りましたぁ!!」
半泣きで言うベルンナ。
何度でも言うが。
アサン。お前、いくら何でも色々とやり過ぎだからな。
バッテラまで話が進まない…。
次回は多分いける!