負けました。動画見ました。CR3×3eyes大帰滅への道を見ました。
懐かしかったです。
転校生がヘッドショットを決めて、キュウべえの二匹目が現れたことで驚く一同。事情を知ってる者は少ないのだろう。
さやかも実際に知識として知ってたが、現実に出てきたら驚く。しかも前のキュウべえを食べ出したことで嫌悪感も出てきた。
嫌な顔をしていると、横で転校生がほらね?わかるでしょ的な顔をしてくる。確かにわかるけども。
とりあえず撃つのを止めさせて話を聞いてみると、魔法少女狩りに私たちの目を向けさせておいて、まどかに私たちがピンチだと伝える。そして営業成績トップのセールスマン並みのトーク術で契約させるつもりが、あれだけあった素質が無くなっていたらしい。
ちなみに魔法少女としての素質は、本人の因果率によるもので決まるそうだ。それこそ歴史の転換期に関わるような者は素質が高くなるらしい。過去にはジャンヌダルクとかクレオパトラとか楊貴妃等が例に挙げられた。ここテストに書いても駄目だろーなぁ。
そして普通の魔法少女並みしか因果率がないまどかよりも、こちらの結果次第で回収ノルマの効率が変わると思ったので、慌ててやって来たそうだ。
そこで巴先輩から質問が入る。まだ説明してなかった事があった。キュウべえがペラペラ喋るから、ややこしいことになりそうな気がした。
「さっきから素質が消えたとか、回収ノルマって言ってるけど、何のことなの?」
少し怒っているのか、真の敵を教えたからなのか、キュウべえへの情があるからなのか、ティーカップをカタカタ震えさせながら話していた。中のお茶溢れているよ巴先輩。
そこで、さやかの説明タイムが始まる。ある程度理解したのか、また紅茶の続きを飲み始めてた。これで全員、知らないことは多分ないだろうと思う。
キュウべえが何やらブツブツと言っていたが、考えが纏まったのか考察を話し出した。
「まどかの素質が無くなった原因として考えられるのは、暁美ほむらと美樹さやかの二人だと考えられる。いや、むしろそれしか原因を考えられない」
キュウべえは語る。暁美ほむらとの契約をした覚えがないこと、完全にイレギュラーな存在であることを。そして、三只眼吽迦羅という知らない存在を願った美樹さやかも原因ではないかと。
転校生はスッゴクいい笑顔で笑っていた。いや、嗤っていた。まるでクリスマスイブの夜に破局したカップルの一部始終を見てたかのように嘲笑っていた。もう声に出てたし。織莉子たちはスッゴク引いてたよ。
「もう我慢する必要はないわね」
転校生はそう言うと、キュウべえにヘッドショットを決めていた。本日、二度目となる。ナイスショット!
「貴女たち、着いてらっしゃい」
転校生は全員を自宅に招待するらしい。全員とは勿論、織莉子やキリカも入っている。何やら考えがあるようだが、そんなに機嫌が良くなったのだろうか?
織莉子達の糸を解くと、横ではキュウべえがワケガワカラナイよと言いながら、二体目をモグモグしていた。
転校生宅ツアー御一向は、目的地に着くとお茶とお菓子を出されていた。余程、機嫌がいいらしく、これから転校生の持ってる情報を開示してくれるらしい。
私達までいいのかと織莉子が聞くと、みんな無関係ではないらしい。そこから転校生による時空を越えた物語が語られた。
転校生こと暁美ほむらは、何度も同じ時間をやり直しているという。どうしても超えられない時間があるという。あともう少しでワルプルギスの夜がやってくるという。
そこで織莉子たちの話と繋がるらしい。毎回どうやってもワルプルギスの夜を倒せない。そこで毎回まどかは、どうやっても死んでしまうそうだ。最近の記憶では、魔法少女になったまどかが圧倒的な力でワルプルギスの夜を倒したそうだ。そしてその後は、それ以上の存在の魔女になってしまったらしい。
しかも毎回私は魔女になり、巴先輩は魔女に喰われて死ぬか、真実を知って発狂し仲間を殺していたらしい。
織莉子たちも会ったことがあるらしく、まどかを殺したから嫌いだそうだ。全員ろくでもない役回りだった。巴先輩は必死に弁解していた。その気持ちはわからなくもなかった。
各自の死んだ原因を聞いたら、納得出来る内容だったため、出会いかたや行動で人生は変わるのだと実感できた。
「毎度、毎度大変だったわ。殺されかけたり、親切を仇で返されたり、頭がおかしいと思われたりね」
こちらをジーッと見てくるので、苦笑いで返しておく。このような話をしてくれるということは、もう信用してくれているのだろう。
巴先輩も開き直って、この時間の私は唯一の存在…!とか言ってるし。杏子はずっとアタシは?ねーアタシは?って言ってる。実はあんまり知らないんじゃないかな?
「今回のような展開には…たぶん、今後はならないと思うわ。だから私はどうしても今回で決着をつけたいと思っているのよ」
どれぐらい繰り返したか解らないが、気の遠くなる時間を繰り返してきたのかもしれない。それは彼女にしか解らないし、彼女だけの財産だ。まどか…愛されてるなぁ。
結論を言うと、ここにいる全員で一丸になって事に当たりたいらしい。まどかはこのまま戦力には入れず、この6人で戦う。そしてワルプルギスの夜を倒そうと!
ちなみに何故かリーダーは私に回ってきた。解せぬ…
「私の知る限りの情報を提供するわ。決行日はある程度前後する事があるから、まずはこの資料を見てちょうだい」
転校生の持ってきた膨大な資料によると、少なくても数日以内にはやってくるらしい。統計によるとって言ってたけど、何回分のデータなのか少し気になった。もしも千単位から万単位だった場合、そこから逆算すると精神年齢はもうオバ…あ、いや、何でもないです。
心臓に悪いからその殺気はやめてほしい。
明け方近くになって、もうこんな時間だと気付くと、転校生は泊まっていくか聞いてきた。口には出さないが、学校はサボって睡眠に当てるか聞いてるのだろう。ありがたい申し出だが、巴先輩以外はみんな帰ることにした。巴先輩はお泊まり会のようなものを期待していたらしく、ションボリとしていた。
帰ろうとした時に巴先輩から聴こえた言葉が胸に刺さった。もう私のお家ないし…と。杏子は、家がないとかありえねーよな?と言うとさっさと帰って行った。残された巴先輩は泣いていた。転校生が声をかけてくる前に私も帰った。ごめんね?
翌日、昨日は親に怒られて散々だったが、気を取り直して学校へと向かう。途中、まどかと仁美に遭遇したので、昨日の顛末をテレパシーでビビッと伝えておいた。仁美に誤解されて、また駆け出していったけど。
この件は、まどかを中心とした話だったので、今後はまどかも一緒に転校生宅に来る事になる。転校生が護身用にと、幾つか武器をくれるらしい。きっとマジカルな物に違いないと思いながら、未来に向けて歩きだした。
俺達の戦いはこれからだ!
「さやかちゃん、何をブツブツ言ってるの?何か内容が最終回みたいだなって」
さやかは、まどかと他愛もない話をしながら学校へと着いた。
そして時間は流れて放課後になる。
今日は顔合わせも含めて、来る日に向けての作戦会議である。ちなみに転校生宅にお邪魔してます。夜は皆で仲良く魔女退治予定だ。決行までにグリーフシードをある程度は確保しておかないと、魔力の補給が出来ずに継戦能力が低下してしまうからだ。
ちなみに転校生は同行していない。各所に兵器郡を仕込むやらなんやらと忙しいそうだ。腕に付いてる盾は何でも収納できるらしい。ちなみに怪獣とでも戦うの?ってぐらいの重装備らしい。メタルギ○は持ってないのかな?
ある程度は退治して、いくらかは回復に使う。回復に使い終わった分は貰って、杏子の強化に使う。といっても従え契約出来るかは彼女次第になるが。ここら辺は皆には説明してないので、後でコッソリやる予定だ。とっておきも作成中だし。
織莉子たちとの連携も欠かせないので、それぞれの長所を生かし、短所を補う戦い方や、合わせ技等を考えたり、実践してみたりする。巴先輩はネーミング係を名乗り出たが却下されてた。
以前からもそうだったのだが、杏子の獣魔術がメインに据えられる事が多い。消費を気にせずにバカスカ使えるのがいいらしい。しかも火力も汎用性も高い。強い獣魔になれば、周りが足手まといになるのは内緒だけど。
最近では特訓の甲斐もあって、自由に獣魔を出し入れ出来るようになった。応用力が上がったというか、発想が柔軟になったというかそんな感じ。
準備万端、あとはいつでもきやがれって時にイベントはやってくる。忽然とまどかが居なくなった。