魔法少女三只眼☆吽迦羅   作:世間で言うジョージさん

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更新遅くなりましたね。ちょいと仕事が忙しかったのと、
最近負けがこんで極貧生活に突入したのでメンブレって感じすね。
ちょいと短めっすがどうぞ。


第20話 決戦前夜

 

 

 

マドゥライさんのところから戻って来て三日経つ。

その間の出来事だけど、まどかは家に帰って家族にぎゃんぎゃん泣かれてた。そしてめっちゃ怒られてた。なんでいなくなったのか理由も聞かれた。隠すにしてもどう誤魔化すのかなーって思ってたら、オロオロしていたまどかは、急に私に話を振ってきた。

まさか、さやかちゃんも関係してるのかい?と詢子さんに凄まれた。oh…no…

 

 

理由を話すと、どうしても魔法少女のことを話さなきゃならない。他の子達のことを伏せたらいけるかな?

とりあえず、後日改めてお話してもいいですか?と言ったところ、今すぐに話せと凄まれた。そりゃ子供の言い分なんかは通らないか。とりあえず、キラーパスをしたまどかを恨む。

この話をするには他の子にも確認を取らないといけないと、もうこの件はまどかのお母さんが考えているよりもずっと大きい事なんだと話した。

そして、間髪入れずに三只眼でウインクする!コツは両目を瞑って、第三の眼だけで見ること。すると、まどかのお母さんとお父さんは泡を吹いて倒れた。チャンスとばかりに、また夕方に来ることを伝えて、狼狽えるまどかを置いて帰った。仕方ないよね?

 

 

 

夕方にまどか宅に行く前に、織莉子達にも声をかけて了承してもらう。杏子は話の根幹から外せないし、転校生はまどかの両親に紹介されるということでテンション爆上がりだった。

これで心配事も杞憂に終わったので、まどか宅へと皆で向かった。もう気絶から目覚めてるのは、まどかに確認済みだ。

 

 

 

「いらっしゃい、皆あがってくれるかい?」

 

 

まどかのお母さんに言われてリビングにて、全員で座る。そこまで広くないのでテーブル組とソファー組とに別れて座った。ごく普通の一般家庭であるまどかの家は綺麗で、転校生の家とは天地の差を感じた。最近は巴先輩によるファンシー趣味の浸食が始まったらしいが、まだ見ていない。

 

 

「それじゃあ、色々と聞かせてもらいましょうかねぇ」

 

 

「もちろんです。最初から全部話します。と言っても、上手く話せるかは別ですけどね」

 

 

 

さやかは語った。転校生が来てからの一連の出来事を。自分が出会った魔法少女のことを。この世界の裏には魔女と魔法少女という存在が居て闘っていること。魔法少女のシステムとメリットとデメリットも。自分がなったもの三只眼のこと。そしてやってくるワルプルギスの夜のこと。当日はスーパーセルという扱いにされているだろうということ。

そしてまどかには魔法少女としての高い素質があったこと。その場合、世界を滅ぼす規模の魔女になっていたこと。

 

 

まどかの両親は全てを鵜呑みには出来ない。しかし納得できる内容と引き込まれるストーリー展開に認めざるをえない表情をしていた。

最後にまどかの心配を凄くしていたので、もう素質は下がって、今はそんなに素質が無いことを告げると少し安心していた。

インキュベーターの話はいいかなーと思い、割愛しておいた。よし、素質云々の説明を求められたら話そう。

 

 

「もう一つ、伝えておかないといけないんですけど、私の力で魔女化を止めることが出来ます。代わりに魔法少女としての力は失ってしまいますけどね」

 

 

 

この情報に鹿目家の面々は安堵した。この少女達がいずれ魔女とやらになってしまうと、それはとても心が痛む話だ。解決策があるならそれでいい。あとはまどかの話だけだ。

そこで魔法少女以外の力を求めたまどかの話になる。マドゥライさんの話は表向きだけ知っているらしく、騙すことになるけど専門のコーチがいることにしておいた。

ここでまどかが話に入ってきた。

 

 

「私ね、さやかちゃんの力なら皆と戦えると思ったの。何も出来ない自分が嫌だったの」

 

 

「まどか…あんたそんなこと考えてたのか。友達の為に戦うって?流石、アタシの娘だわ!」

 

 

「ママ…ありがとう。皆と一緒に戦えたら、それはとっても嬉しいなって!」

 

 

まどかの学んだ力は、符術や秘術、秘薬といった物である。短期間で学べることは全て学んだらしく、あとは実戦で経験を積むしかないそうだ。

このあとは皆で鹿目家で晩御飯を御馳走になった。気をよくした面々が、個々の魔法を披露していった。転校生が時を止めてまどかに抱きついたり、巴先輩がリボンで紅茶を出したり、キリカがニュートンの物理法則を無視したお手玉をしたり、織莉子が水晶を小爆発させたりした。

魔法少女の衣装に変身したのを見て、アタシもあと10年若ければね、という発言が聴こえたがスルーした。

 

 

杏子は変身出来ない分、獣魔を出そうとしてたけど、基本は危ないのばかりだから地味だった。走鱗と縛妖蜘蛛だけとなる。ちなみにグルグル巻きにされたのは巴先輩だ。

私は多岐に渡り術を使えるけど、今回はみんなお馴染みの飞腭を呼んで空の旅に案内した。

夜も深まってきて、テレビから流れるニュースがスーパーセルの到来を告げていた。確かにもう風も強くなってきている。明日には避難勧告も発令されるだろう。

 

 

ニュースを見ながらまどかのお母さんは苦い顔をしていた。やりきれない感情が渦巻いてるのが伝わってくる。けど、戦う力は私達にしかないのだから。

今回は大人の理解者や協力者がいただけでも、私達にはとても心強いものなのだ。だからこそ、そんな顔をしないでほしい。私達にはそれで充分なんだ。

 

 

もうすぐやってくる。

様々な思いの中、私達はそれぞれの家に帰っていったのだった。

 

 

 

 

 

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