今回はオリジナル設定バリバリです。
アンチ・ヘイトタグも働いております。
闇堕ち注意です。
作者は軍事知識不足です。
展開ゴタゴタです。
「指揮官、おはよう」
「ああ、エンタープライズ、おはよう」
今日の秘書艦であるエンタープライズがこの母港の指揮官に挨拶をし、指揮官も挨拶を返す。
「そういえば、指揮官、もうすぐレッドアクシズとの戦いも終わるな」
エンタープライズは執務室の窓から見える海を眺めながら呟く。
「ああ、もうすぐこの戦争も終わりを迎える。だけど・・・」
指揮官は悲しそうな表情で俯く。
「我が母港に在籍しているレッドアクシズの艦船達の事か?」
エンタープライズは察したように問い掛ける。
「ああ、そうだ。正直な話、今までも思っていたが、レッドアクシズとの戦いに彼女達を出撃させる度に心が痛む・・・」
この母港はユニオンの母港の一つだが、本来はユニオンではメンタルキューブから呼び出す事ができないレッドアクシズの艦船達を何故か呼び出す事ができるのだ。
指揮官はそのような艦船達をレッドアクシズの艦隊と戦わせる度に心を痛めていた。
「指揮官、大丈夫だ。彼女達はレッドアクシズの艦船ではあるが、レッドアクシズ所属の艦船という訳ではない。事実、彼女達も大丈夫と言っている。」
エンタープライズが指揮官に「それは杞憂だ」と言う
それに指揮官は「そうか・・・」とだけ応える。
二人の間が静寂で包まれる。
その静寂を破ったのは上層部からの達しの電話だった。
「はい、分かりました。」
そう言って指揮官は電話を切る。
指揮官は少々息を吸い、告げた。
「午後の0400にレッドアクシズの一国、重桜に総攻撃を仕掛けるらしい」
告げた瞬間、執務室の空気は一気に強張る。
「・・・!いよいよ、決戦だな」
「ああ、そうだ。」
執務室の緊張が最高潮に達する。
「編成は三艦隊を同時に出撃させるつもりだ。」
指揮官はそう言うと、編成する艦船達の名を告げ始める。
「第一艦隊は主力、旗艦は空母エンタープライズ、戦艦駿河、戦艦ネルソン、前衛はクリーブランド、モントリピア、コロンビアだ。」
続けて、指揮官は告げる。
「第二艦隊は、主力、旗艦は戦艦クイーン・エリザベス、戦艦ウォースパイト、巡戦フッド、前衛は駆逐艦ジャベリン、軽巡ベルファスト、軽巡スウィフトシュアだ。」
更に指揮官は続ける。
「第三艦隊は、主力、旗艦、戦艦三笠、空母飛龍、空母蒼龍、前衛、駆逐艦綾波、軽巡鬼怒、駆逐艦雪風、以上だ。」
「指揮官、その編成で出撃するんだな?」
「そうだ。」
エンタープライズの確認に指揮官は肯定する。
「すぐに母港中に伝達してくれ」
「分かった。」
エンタープライズが執務室から退室する直前
「愛してるよ、エンタープライズ」
指揮官は唐突に言った。
それに対し、エンタープライズ左手の薬指にある指輪を見ながら
「ああ、こちらもだ」
そして、執務室から退室した。
そして、時を経て、この作戦は成功し、アズールレーンとレッドアクシズの長き戦争はアズールレーン陣営の勝利で幕を閉じたのだった。
そして、それを祝う祝勝会が母港で行われた。
「エンタープライズ!楽しんでるか!?」
指揮官が豪快に笑いながら、エンタープライズに話し掛ける。
「ああ、楽しんでいるとも」
この母港の艦船達、誰もが、これから平和な日々を送るだろう、そう思っていた。
しかし、現実は残酷だった。
数日後
二日前に指揮官が出掛けていたその時、母港中に激震が走った。
《指揮官が上層部により処刑された》
それを聞いて怒り狂う者、泣き叫ぶ者、様々であった。
エンタープライズもその報告を聞いた。
その瞬間、エンタープライズは泣き崩れた。
「嫌、嫌だぁ・・・指揮官・・・何で・・・」
その後、エンタープライズは現実を見る事ができず、自室に引き籠っていた。
「指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官指揮官」
と光の無い目でただ、ひたすら呟いていた。
そして、彼女は闇に堕ちる結論を出してしまう。
「そうだ、元々は上層部の奴らが・・・!!」
エンタープライズの心はどす黒く染まっていく
「許さない・・・!!」
そして、彼女は復讐心に呑まれてしまった。
それからの彼女は早かった。
上層部を爆撃し、虐殺したのだ。
しかし、その後、彼女は同じ母港の艦船によって沈む事となった。
エンタープライズは自身の死の間際こう言った。
「愛してる、指揮官」
光の無い目で
どうでしたか?今回は後半が非常に走り気味になってしまいました・・・(汗)よろしければ、感想、評価お願いします。