文香さんの家なう。なんとなく文香さんが構って欲しそうな顔をしている気がする。せっかく付き合ってるんだし、羽目を外してもいいんじゃね?いや、いいでしょ。
「文香ー。」
「何ですか?ってふぇ?!」
突然後ろから抱きついてみた。超かわいい反応するじゃん。というか、めっちゃいい匂いする。髪もさらさらだし。これは沼にはまりそうだ。やべえ。
「し、翔くん?さすがに恥ずかしいのでもうそろそろ…」
「もう少しだけー。」
離れなきゃと思っても離れらんねえ。
「プシュー」「ちょ?文香さん?!」
文香さんをダウンさせた。
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「…翔くん?」
「なんでしょうか。」
「離してと言いました、よね?」
「付き合っているんですしいいじゃないですか。」
こんなかわいい彼女と付き合っているのに甘えちゃいけないとか新手の拷問だろ。無理だ。
「私も甘えたいです…。」
可愛い(可愛い)なんて思って固まっていると文香さんに正面から飛び付かれた。
「ふ、ふみかさん?」
「文香さん、じゃなくて文香です…!」
やめろ。抱きつきながら上目遣いで照れながら言うな。…まずい、少しクラクラしてきた。
「……。」
「え?翔くん?え?」
人生で初めてキャパオーバーした。
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「…で、ご用件はなんでしょうか…。」
「えーと、ですね…。」
とても気まずい。お互いがお互いに甘えられたせいで二人ともショートしたのに今頃ご用件なんて話しづらい。でも、ここに来て『今日はやっぱり…。』なんて言うわけにもいかないか。
「デートに行きませんか?」
「わ、わかりました。行きます。行きましょう!」
まだ情緒不安定になってる…。大丈夫かな。まあ、どうにでもなるか。
「ところで、行く場所は決めてるんですか?」
「近くのショッピングモールでどう?細かくはあっちで決めましょ。」
「わかりました。」
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「色々なものがありますね。」
「文香は初めてここに来た?」
「いえ、一度杏さんと来たことがあります。」
「杏と?それは珍しいな。」
あいつが外にわざわざ出て買い物するなんてなにがあったんだ?普段ならネットで済ませるのに。
「そのときは買うものが決まってたので他の店とかを見てなかったんです。だから、色々なところを回りましょう?」
「そうだな。でもまずごはん食べない?」
「そうしましょうか。」
…タメ語で話すのすごい違和感あるんだが。でも、敬語使ってさっきみたいになるのもあれだし。慣れるか。慣れなきゃ(使命)
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「どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。」
お昼はマックを食べることにした。なんとなく文香がポテトを食べる状況を見てみたかったからだ。
「「いただきます。」」
「おいしいですね。」
「安心の美味しさだわ。」
なんだろう。文香がポテトを食べているだけなのになんだかそそられるものがある。…絶対に目覚めてはいけない何かな気がする。
「どうしましたか?」
「な、なんでもないっすよ?はい。」
怪訝な表情を浮かべられたが、気にしないでポテトをまた食べ始めてくれた。よかった、俺の信頼が底に叩きつけられるところだったわ。
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「じゃ、次どこ行きましょうか。」
「そちらはどうでしょうか?」
昼飯を食べ終え、二人でお店をてきとうに回ることにした。二人とも趣味に生きてたから何があるかよくわからない。まあ、どうにかなるか。って、
「文香?ここって本屋だね。」
「はい!そうですが…?」
「…ぶれないな。行こうか。」
本はよくわからないんだけど…。知っていけば良いとは思うけど、彼女には一生追い付けなさそう…。
「すごい。見てください!」
「ん?なになに?」
この調子が2時間くらい続いた。
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「もうこんな時間ですね。なぜでしょう…。」
「…。」
「ごめんなさい…。」
「帰りましょうか。暗くなって来てますし。」
「わかりました…。」
なんだかしょんぼりしている様子だ。俺までしょんぼりしてくる。
「文香は楽しかった?」
「はい。でも翔くんの時間が…。」
「俺は文香といられれば楽しい時間だから大丈夫だよ。」
「…っ!ありがとうございます…。」
なんだかいいムードじゃん?そういえば今日のデート、カップルらしいことしてなくないか?じゃあ…
「ふえっ?ど、どうしましたか?」
「どうもしてないよ。帰ろう。」
手を繋いでみた。やっぱり文香はいいリアクションするな。その後家に帰って手を洗うのを躊躇ったことは言うまでもない。
デレステ完全復帰いたしました。マスター全フルコンを今はしようとしています。あと、文香さんのssrはよ。僕の手元にきてください。