ということでコラボとして書いてきたこの作品も
いよいよ終わりの時になりました。
補足といたしまして、サブタイトルでこのように書いておりますが
世界自体は繋がっているままなので会おうと思えばいつでも行き来できます。
しかし艦娘の世界に、ポケモンをぶち込むこの暴挙実際にこれを書いてくれるお方が
存在したなら私にとってその人物は神様ですね。
楽しい時は、時期に終わる。
広大なワイルドエリアに夕暮れが差し込む。
「そろそろこの楽しい交流会もおしまいかな?」俺は、つぶやく。
目の前では、紅魔たちがポケモンとはしゃいでいる。
紅魔はどこで知ったのか「ぴかりん」と一緒に「Z技」の構えをやっている。
二人とも楽しそうにしているから何よりだ。
電は、水辺で「うー君」を観察している。
時折「オボンの実」を与えていることから大方特訓だろうな。
夕立は、「ブラウン」と元気に駆け回っている。
両方「ぽいぽ~い」とか「ブイブーイ」と言っているからご機嫌だな。
時雨は、「ハピネス」や「フォック」と木の下で寝ていた。
そんな彼女にはタオルケットがかけられていた。(かけた人はグレイブ)
~~約10分後~~
俺は、時雨たちを起こさないように運びながらあのゲート前に来ていた。
すでにゲートの転移先は設定済みでこれをくぐれば「鎮守府」につくようになっている。
俺は、ぴかりんを抱きながら紅魔に聞く。
「なぁ本当に連れて行かなくて平気か?」そう帰るときに、みんなは連れていくと、
言ったのに、紅魔は「マスターにあずかってほしい」と言ってきた。
「うん僕は潜水艦だから深く潜るとぴかりんが心配しちゃうでしょ?」
と紅魔は、笑顔で言った。けどよく見ると少し震えていた。
「わかった。なら忘れないためにもほら並んで。」俺は、ポラロイドカメラを取り出し
シャッターを切った。
その写真を紅魔に持たせた。
「これなら寂しくないだろ?」と聞けば紅魔は少し涙を流しながらも
「うん!ありがとうマスター・ぴかりん!」
こうして、紅魔たちはゲートをくぐりかえっていた。
俺は、それを見送った後ぴかりんをみながら「というわけでこれからよろしくな。」といった。
ぴかりんは、「ピッカー!!」と元気に返事を返した。
~~数日後・鎮守府にて~~
「なるほど。だから夕立達は、あんなに頑張っていたのか」提督は、とある手紙を
みながら目の前にいる女性「大淀」に聞く。
「はい。よほどあの「ポケモン」が気に入ったのでしょう。私たちにも友好的に接しているので脅威はないですから。」大淀も笑顔で答える。
鎮守府にもどってから夕立達は、「新しい仲間」と称してポケモンを紹介した。
今ではすっかり艦娘となじみ一緒に戯れている。
提督が見ていた手紙には、こう書かれていた。
「拝啓、提督様へ
初めまして、私の名前はグレイブと申します。今回は交流会の許可をしてくださり誠にありがとうございました。ポケモンに関しては、基本主人である「トレーナー」に尽くしますが他の皆様にも友好的に接しますので十分にご理解をお願いします。」
「これから一波乱ありそうだな。」 「そうですね。」
提督と大淀は、顔を見合わせ笑みをこぼす。
鎮守府は、今日も平和に過ごしている。 「艦娘side 終わり」
このような若干の駄文になってしまい申し訳ありませんでした。
さて、あとはポケモンサイドを投稿してこの短編を終わりにさせていただきます。
何かご意見等がありましたらお気軽に送って下さい。
それでは、またお会いしましょう。