入試 やっと原作ですね
雄英高校試験日当日
私たち幼馴染三人組は雄英の校門前にいた。
「...さすが雄英。」
「無駄に広いなぁ」
「うぅ、今から緊張しちゃうよー!」
桜が咲き誇る春。
私たちの奇怪な運命は、ここから始まる。
「つか、雄英からの条件って何だったんだよ」
「あ、うちもそれ気になるー!」
「何って言われましても...秘密ですよ。企業秘密。質問は受け付けませんゆえご勘弁を」
「「えー」」
「「座学死んだわ...」」
「あー、早く実技会場行きましょ?遅れちゃうし...反省会は後からでも...」
「「チーターと一般人は違うんだよ!?」」
「今すぐ、再起不能にいたしましょうか?」
「「ごめんなさい」」
「まったくもう...仲がいいのはわかりましたから、早くしてください。」
この三人の会話は今の始まったことではない。
誰かが突っ込まないとその場が収拾がつかない亜空間と化すこの三人組。
座学の精神的ダメージで、あなど瀕死になりかかっている幼馴染に向かって出久が放つ言葉は慈悲のかけらもなかった。
まぁ大丈夫だよ!みんなが合格しないと原作成り立たないからさ!←
「なんか今、ものすごくメタい発言をしたような...」
「その発言自体がメタいのでは?」
「そっか」
「兎に角急ぎましょう」
・・・
「俺のライブにようこそ~!!!エブリバディセイヘイ!!」
シーン
やっぱり...って、鋭君?隣でプルプルされても困るんですが...
「こいつはシヴィーー!!受験生のリスナー!実技試験の概要を説明するぜ!?アーユーレディ!??」
シーン
あら、やっぱり原作の緑谷君みたいな子はいないようですね...
というか、こんだけの塩対応でくじけないなんて...まぁ当たり前でしょうけど
「入試要項に記された通り!これから受験生のリスナー諸君には、演習場で加藤敵と戦ってもらう!各々の個性を生かして、三種の仮想敵を行動不能にすればその仮想敵のポイントをゲットできるぜ!なお、道具などの持ち込みは自由!説明後は各自指定された演習場に向かってくれよな!もちろんヒーローを目指すものとして、ほかの受験生絵の妨害行為などは禁止だぜ!」
やっぱり、自分と同じ高校の人とは協力させない考えですね。
...私の場所は原作と同じ場所...というこt「質問よろしいでしょうか!!」...びっくりした...
突然声を張り上げた男子生徒に、受験生すべての目線が集まる。
「プリントには四種類の仮想敵が記されております!この四種類目の説明がされず、誤載であるのならば日本最高峰である雄英の痴態!我々は人々の模範となるべくしてヒーローを志したのです!」
変わらないですね、この人も
「OK!OK!ナイスなお便りサンキューな!四種類目の敵は0pt!避けて通るギミックさ!」
「最後に一つ!わが校の教訓を教えよう!『真の英雄は人生の不幸を超えていくものと。』―さらに向こうへ!plus ultra!」
さぁ、ここからですね...私の戦闘。とくとみよ...!
「それではリスナー諸君!いい受験を!」
「よし、がんばろーね!切島!出久!」
「はい。二人ともお気を付けて」
「いや、これから死にに行くのかよ俺らはよ」
・・・
バスで揺られ試験会場に向かえば、もう100人以上の人が集まっていた。
「(...顔見知りがいないのは、少し寂しいかも、ですね」
「何が寂しいん?」
「!...あ、あなたは?」
「うちは麗日お茶子!お互い頑張ろうね!」
「は、はい。緑谷出久です。頑張りましょう。」
「ハイスタート!」
ダッ
プレゼントマイクの合図に反応できたのは、どうやら私一人だけ...
初見殺し...ですかね
「どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんてねぇよ!一人飛び出したぞ、そいつに続け!試験は、もう始まってんぞ!」
二度目のアナウンスでようやく全員行きましたね。
ま、目立っておいて損はないといいますよね...!
「プロミネンスアーチ!」
火属性魔法、プロミネンスアーチ
使用者の視界に入り、敵とみなしたものに無数の火の玉が降りかかる。
「...っと、おいで、エント!」
「はい、何か御用でしょうか」
「怪我してる人や危ない人の救助をお願い。怪我してる人に関しては、回復してあげて」
「かしこまりました」シュンッ
これでいいね...まぁ、原作どおりレスキューポイントだけで行ってもいいんだけど...
「あの女子リスナーすげぇなぁおい!」
「あいつは特別推薦者だぞ。当たり前っつちゃあ当たり前だろう」
「うんうん、個性も派手だしね!校長、よくあんな子見つけましたね」
「苦労はしたけどね」
...きた。この試験で一番楽しみにしていた子。
0pt敵...!
轟音が鳴り響き、試験会場に用意されていた巨大な仮想敵が登場する。
ほかの人たちはあまりの恐怖に立ちすくみ、逃げ出す。
しかし、その敵の登場によってできた瓦礫が、茶髪の女の子の足に直撃し、動けなくなってしまった。
「(...仕方ありませんけど、ほんとにこの人たちヒーロー目指してるんですかね)」
そんな少女のことなどいざ知らず、みな自分の身の安全を確保するために逃げる。
「...ユニコーン」バサッ
しかし、一人の翼をはやした少女は、一人立ち向かった。
「出久様!」
そしてそこへ、あの茶髪の少女を救助し終わったエントが合流する。
「丁度いいですね、エント。少し力を貸してくださいな」
「あ、あれをやるんですね。かしこまりました...!」
「「精霊魔法、リーフジェール!!」」
精霊魔法、リーフジェール
巨大なつたを生み出し、相手を動けなくする束縛魔法。
ミシィっと大きな音を立てて、0pt敵は動かなくなった。
ツタの圧力に耐えられなかったのだろうか、動力源となっているものが粉々になっているのが後で判明されたようだ。
「終了ーーー!!」
丁度いい感じに終了しましたし、麗日さんのところに行きますか。
「さてと、大丈夫ですか?お怪我は?」
「うぇ、あれ、緑谷さんが壊しちゃったの!?」
「そんなことは後でいいでしょう。足を捻挫してますね。痛いですか?」
「え、あ。うん。ちょっとだけ...」
「わかりました。エント。お願いします」
「はい、お任せください。...ヒーリング!」
茶髪の少女の患部に淡い緑の光がともる。
紫色になっていたそれは、だんだんと元の色を取り戻していった。
「す、すごい...あ、ありがとう!緑谷さん!」
「...い、出久で、いいです」
「それじゃあ出久ちゃん!うちもお茶子でいいよー!」
「...じゃあお茶子さんで。それじゃあ、運が良ければまた。雄英高校で」
「出久ー!」
「お疲れー!」
「お二人とも、もう来ていたんですか...」
「よし、じゃあ帰るぞー!」
それから一週間が過ぎ、私たち三人のところには、それぞれ雄英高校から封筒が届いた。
中を開けてみると、まぁ原作どおりの小さな機械が入っていた。
スイッチを押すと
【私が投影された!】
「きゃっ...!」
オールマイトが出てきた。
【え、なんで私がいるのかって?私はこの春から雄英に勤めることになっているからだよ!】
いや、聞いてないし知ってるから
【さて、緑谷少女。試験結果だが、筆記の方はオール満点!実技の方は、敵ポイントが80pt!これだけでも主席合格なのだが、我々が見ているのは敵ポイントだけではあしからず!!敵ポイントと同時に我々が見ているのはレスキューポイント!緑谷少女のレスキューポイントは60pt!堂々の首席&特別推薦合格だ!来いよ、緑谷少女。ここが君のヒーローアカデミアだ!】
「ほっ...これでとりあえずは校長の期待に応えられましたかね」
「やりましたね、出久様ー!」ダキッ
「...ありがとう、エント。でも抱き着くのはやめてほしいかな」
「はい、申し訳ございません!」
「まったく、うちらも出しておくれよね出ちゃん。」
「ごめんねウィンディーネ、今回はエントの草が有利だったのよ」
「今度こそはわれらも共に」
「ええ、戦闘訓練もあるらしいから。その時はお願いね」
「「「「「はいっ!!」」」」」
オチって誰がいいですかね?
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爆豪勝己
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轟焦凍
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切島鋭児郎