空気の成分、窒素、酸素アルゴン、二酸化炭素、ネオン、ヘリウム、メタン、クリプトン、二酸化硫黄、水素、一酸化二窒素、キセノン、オゾン、二酸化窒素、ヨウ素を完璧に把握。
エルト
水中でも地上でも息が出来る上に2個のスタンド能力を持つ隠れチートキャラ。
2月10日 13:33 鎮守府 埠頭
「アラアラ、膝ヲ着イタト思ッタラ今度ハ何?腕に何カ纏ワリ付イテマスワヨ?」
指一本に圧縮出来る空気は限られている。
指が駄目なら腕に!
指の空気が弾なら腕の空気は槍!
腕に空気を纏わせるとそのはずみで私が着けていた
「グレイ・マシィィィンンッ!!」
ギャルルルルル!と腕に纏った空気が歪な音を放つ。
腕全体で溜めた空気槍、もとい空槍は空気弾と比にならない威力、長さ、速度でエルトの腹部目掛け猛進する。
「ダカラ無駄ダト言ッテ・・・ッ!」
空槍はエルトの薄布を全て巻き取り鎮守府の壁に風穴を開けた。威力は申し分無かったがそれ以上に驚たのは
「膝を着いたのは貴女も同じですね」
エルトが派手に転けて体制を崩したままコチラを見上げている。
物体をすり抜ける能力、それは地面も例外では無い。故にスタンドは一瞬しか発動出来ず、本体が着地する迄に解除しなければ地面をすり抜け地上に戻れなくなる。
「フフフ・・・私二膝ヲ着カセタ位デ良イ気二ナルンジャアナイワヨ。コンナ事ダッテ出来ルノダカラ.....」
「え、嘘....」
今度は完全に消えてしまった。
跡形もなく。
スタンドを発動したら地面に埋まる筈!なのになんで!?
その質問に答えるが如く、激しい鈍痛が後頭部を襲う。
「ドコヲ見テイルノ?・・・私ハココヨ?」
霧が晴れるようにエルトの姿が見える。
「無力ナ貴女二教エテアゲル、私ノ スタンド、”サイレント・サイレン” ノ能力は一ツジャアナイノ。」
馬鹿な。スタンドの能力は一人に一つの筈!
「私トイウ存在ヲ ソコカラ一瞬消ス能力、ソシテ透明二ナル事モ出来ルノヨ。ネ?無敵デショ?」
「
見えた。G.マシーンact2の真の能力が。エルトを破る突破口が!
「何ヲ言ッテイルノカシラッ?」
再び姿を消す。しかし・・・
問題無し。依然問題なし!
「見えていますッ!」
左腕の空槍を見えないエルトに向かい解き放つ。
「・・・ッ!」
ぼんやりと見え始めたエルトの身体、その右腕は見るも無残な程グチャグチャになっていた。
「生き物も機械も動く時には周りの空気もそれに応じて動きます。貴女の2つ目の能力、透明化。例え見えなくなったとしてもそこに貴女は存在します。存在するという事は物理攻撃も通用するという事ですッ!」
「ソノ減ラズ口ヲ塞イデアゲマスワッ!」
エルトはよたよたと立ち上がり再び背景に消える。
タッタッタッタッ...ダンッ!
4歩走り跳んだ。そして跳んだ方向、叩いて来る角度。空気の流れで完全に読めた。
私は脚に空気を纏わせる。指、腕に出来たのなら脚にも出来る!
目を閉じ私の脚、もとい槍を突き刺す。
「止められて......いない・・・」
脚を掴まれた感触はあった。だがそこに見えたのはグチャグチャになった腕と反対の腕を鎮守府の壁ごと貫かれたエルトの姿だった。
◆ ◇ ◇
2月12日 18:22 医務室
ピコン・・・ピコン・・・ピコン・・・と無機質な機械音が脳内で永遠とリフレインする。
重い瞼を開ける。誰かこの五月蝿ぇ目覚ましを止めてくれ。
左手には点滴のチューブ、右手には血圧計、口には酸素マスク。ギプスは・・・無いね。
いつか見た風景。またデジャヴか。(違います)
うん、違ったわ。窓の外が暗いもん。前回は明るかったもん。
そういえばこれは介護ベッドだった。(違います)寝たまま手探りでスイッチを探す。コツンとベッドの支柱ではないプラスチックの感触。
あった、これだ。このスイッチを押せば・・・
ウィ〜ンというこれまた無機質な機械音と共に上体が上がる。いや〜便利ね、コレ。
「・・・う〜ん....ぅわぁ・・・し、司令ぇ・・・よかったぁぁぁ」
黒髪
間違い無い!(違います)
「あー・・・えっと....エートロちゃん?」
「択捉です・・・うぐっ・・・ひぐっ....」
ごめんね!名前覚えてなくて!
そうだ、エートロは6部d...まぁいいや。
・・・閑話休題。
「提督生きてて良かったぁあ....」
「しれぇ...ごめんなさぁいぃ...」
「無茶しちゃダメですよぉ...」
「私達を置いて逝くとか許さないんだからぁ...」
「私のDarlingはこの位じゃあタヒんだりしまセーン」
俺は聖徳太子じゃあねぇんだから一斉喋られても返事出来んわ。誰がなんて言ったか分からんし・・・いや、最後のは金剛姉だ。
エートr....じゃねぇ。択捉ちゃんだけじゃあなくて、なんでこんないっぱい艦娘いんの?ここ医務室よ?艦娘達なんか抱き合って泣いてるし俺に縋り付きながら泣いてるし・・・・・・why?
やっぱり俺にこの娘達のお世話?鎮守府と艦娘を守る?やっぱ無理だわ!
よしテキトーな理由つけて逃げよ、そうしよ。
「ちょっと外の空気を吸いたいから俺のコートない?」
艦娘が一斉に響めく。ん、何?俺変な事言ってないよね?
「誰も持ってきてくれないのかよォ。ぷぅ...ケチだなァ」
誰も持って来てくれないなら、しょーがない。自分で行くしかないな。
よっこいしょーいちっと
ガッターン!これまた派手ににベッドから落ちてしまった。もう派d(ry....
「ぁイッタ〜、もう転けちゃったじゃん・・・」
立ち上がれない。脚に力が入らない。
脚が動かない。
違う。
動かないんじゃあない。
脚が・・・・・・・・・
無い。
stand name:サイレント・サイレン
stand master:エルト
stand spec:
パワー E
スピード D
射程距離 D
持続力 B
精密動作性 C
成長性 E
黒い魚の様な像(ヴィジョン)スタンド。
G.マシーンと同じくスタンドマスターの自己強化系スタンド。
自分の存在を消す能力と透明化の能力。
自分の存在を消す、物体をすり抜ける事が出来るが地面も例外では無い為空中、若しくは水中での発動が前提。
透明化は完全不可視化するが、第一の能力と違い存在は消えない為、足音などはする。
殴るなどの攻撃、若しくはダメージを受けると強制的に解除、可視化される。
名前の由来
サイレント・サイレン→日本のバンド
エルト→プ ”エルト” リコ海溝、護衛駆逐艦エルドリッジのエルドから