武昭と白雪は学校に向かいながら話していた。
「別にユキはバスで言っても良かったんだぞ?」
「これならまだ歩いても大丈夫な時間だし……それにアッちゃんと2人きりで行けるから……」
「ん?ユキ、何か言ったか?それに顔が赤いけど……」
「ううん!何でも無いよ!!……それよりも、アッちゃんのご両親の事なんだけど、まだ……」
照れていた白雪は真剣な表情である事を尋ね、聞かれた武昭は頭を掻きながら答えた。
「あぁ、未だに見つかる気配が無いみたいだな……(まぁ、元々は
武昭は自分が、この世界に来た時の事を思い出していた。
今の時代から少し昔の事……
(うん……ん?何で俺が生きてるんだ?……確か、あの時に俺はアイツを庇って……)
武昭が目を覚ますと今の状況になった事を思い出していた。
(取り敢えずは、ここが何処で何があるか確認しないと……あれ?体が自由に動かないぞ……なっ!?)
武昭が、その場から動こうとした時に自身に起きた異常に気付いた。
(何で俺の手がこんなに小さいんだ!?まさか……体が小さくなってる!?)
自分が知る年齢の時代よりも小さくなっている事に気付いた。
(おいおい!こんな体じゃ何をしようにも、何も出来ないじゃねぇか!!……ん?誰かの気配が……)
「ん?何で、こんな所に赤ん坊が居るんだ?……多分、ウチの下の子と同い年って所か……」
武昭が何かを考えてると1人の男性が来て、そのまま抱き上げた。
「全く、こんな小さい子を置き去りにするなんて……あ?何か書いてあるぞ……」
男性が武昭を抱き上げると体を覆っていた毛布に「タ・ケ・ア・キ」と記してあった。
「なんだお前はタケアキって言うのか……よし、今日からお前もウチの子供だ」
男性は武昭を抱いて自分の家に戻った。
「……ゃん……アッちゃん?」
「ん?あぁ、どうしたんだ?ユキ」
「どうしたもこうも、アッちゃんが話しかけても反応が無かったから」
「そうだったか、悪かったな……ちょっと考え事をな……」
「アッちゃん何か心配な事があるなら私やキンちゃんに話してね?……」
「あぁ、分かったよ……ありがとうなユキ……」ナデナデ
「そ、そんな事無いよ……私はアッちゃんやキンちゃんの幼馴染なんだから……(撫でてもらっちゃった…)」
白雪は武昭に頭を撫でられて湯気が出る程に照れていたが表情は笑っていた。
そんな2人が歩いていると自転車に乗ったキンジが猛スピードで後ろから迫って来ていた。
「ん?今のは……ツギだよなユキ?」
「うん……そうだけど……何であんなに急いでるのかな?……」
「ユキ、いつものやるぞ。おーいツギ、そんなに急いでどうしたんだ」
武昭は白雪を背中におぶるとキンジの後を追いかけた。
「なっ!?アキに白雪!!2人共急いでここから離れろ!!俺の自転車に爆弾が仕掛けられてるんだ!!」
「爆弾!?ってもしかして朝、私が言ってた武貞殺し!?」
「なら自転車を乗り捨てればいいだろ?」
「降りたら、その場で爆発するんだよ!それに後ろを見てみろ!!」
言われた2人が後ろを向くと銃座が付けられた複数のセグウェイが追って来ていた。
「なっ!!ユキ!俺のカバンを渡すから前に来い!!」
「う、うん!良いよ!アッちゃん!!」
武昭は白雪を背中から前にずらしてお姫様抱っこに体勢を変えるとキンジの自転車に並走した。
「ツギ、一応聞くが……心当たりは……」
「あるわけ無いだろ!?……って言うかアキの身体能力は化け物だな」
「おいおい、俺の何処が化け物なんだ?」
「人ひとりを抱えて猛スピードの自転車に追いついてる時点で、そうだと思うが?」
キンジの言葉に白雪は黙ってうなづいた。
「まぁ、それはそれとして……これから、どうするんだ?」
「どうするんだって……アキは拳銃……って持ってなかったか」
「悪いな俺はコイツだからな」
武昭が籠手をキンジに見せてるとセグウェイから銃撃が来た。
「チッ!悪いなツギ、ここは二手に別れさせてもらうぞ!!」
「あぁ!無事でいろよ!アキ!!」
2人が違う方向に向かうとセグウェイも二手に別れてた追って来た。
「おいおい、犯人さんは俺も目標だったって事かよ」
「けど、このままならアッちゃんも危ないんだよ?……」
白雪は心配そうに武昭を見上げた。
「ケッ、何だろうと俺が、
武昭は白雪を抱えたまま飛び上がると、そのまま一台のセグウェイの上に乗った。
「へっ、俺をやりたいなら戦車でも持ってくるんだなっ!!」
武昭は乗ったセグウェイを他のセグウェイに、そのまま蹴り飛ばして破壊した。
「ふぅ、とりあえずは終わったみたいだな……ん?」
「どうしたの?アッちゃん」
「いや……何か向こうの方で爆発した音がしたんだけど……多分、ツギの方だろ。
さてと、遅刻する前に教室に行くか」
「アッちゃん……その下ろしてくれると……良いんだけど……」
「あぁ、悪かったなユキ、ほら」
武昭は白雪を下ろすと自分達の教室に向かった。
遠山 武昭(とおやま たけあき)
身長175cm 体重75kg O型
髪 肩までの茶髪 瞳 光の加減で青に見える黒
1年時
2年時
タケアキ・シエルバレーノ
転生前はフェアリーテイル所属の魔導師でランクはS級。
ギルドマークは左上腕部で虹色。
聖十大魔道の1人でマカロフと一緒に評議員から嫌味を言われていた。
ギルド内では副マスターであり、マカロフがいない時のマスター代行。
享年 32歳。
年齢的に年下のメンバー達から兄貴分として見られていて、ラクサスからも一目置かれていた。
実はナツ達と同じ400年前に生まれた人間だが未来に送られる際、唯一記憶を覚えていた。
全身が七色に輝いておりあらゆる魔法を使用可能。
他の滅竜魔導師達とはは違い多重属性の為、色々な物を食べる事が出来る。
1人で
レインディアから滅竜魔法を覚える前からラーニングの魔法を覚えておりギルドに所属してからはメンバー達の魔法を覚えていた。
例:グレイの造形魔法やミラジェーンのテイクオーバーなど。
レインディアは滅悪と滅神のラクリマを所持しており、それぞれの魔法も使用可能。
今の武昭は?