私生活の方で起きたことが原因で小説を書くことへの意欲が薄れてしまった結果、非常にお待たせすることになってしまいました
今後も、一応それなりに安定していた以前の更新ペースほどではないでしょうが、可能な限りの速さで更新していくつもりですので、また読んでいただけると嬉しく思います
それと、今回からの3話は本編の続きではなく番外編的な話の連続となります
「前回であんなに引っ張っておいて番外編かよ!」と思われる方も多いでしょうが、ご理解のほどをよろしくお願いいたします
「さて、と」
201の面々が模擬戦で体に付着した塗料を流し終え、全員が湯船に集まったタイミングで、クリスタが手を叩いて言った。
「改めて自己紹介といこうか。
「こっちも嫌ってほどわかったから、クリスタよりお仲間さんのことを教えてよ。私も初対面だし」
意気揚々と立ち上がったクリスタの手を掴み、呆れ半分に言うジャニス。周囲の面々も、概ねその意見に賛成しているような表情だった。
「そう……じゃあ、ご自由に……」
ジャニスへの否定の言葉が周囲から上がらなかったため、悲しげに呟き、横に並んでいた3人に場所を譲るクリスタ。
「そんなに落ち込まないでくださいよ隊長……私もボイド中尉の言う通りだと思いますし」
クリスタに手で促されて移動した3人の中で、初めに立ち上がった最も身長の高い1人が諭すように言う。
ポニーテールを解いた長い茶髪に、落ち着きを感じさせる垂れ目。ともすればアナとカニンガム以上の長身ながら細く引き締まった肉体は、まさにスレンダーと形容するのが合うスタイルだった。
「……ごほん。先程少しだけご紹介に預かりました、
「確か、お父さんがリベリアンで、お母さんが扶桑の人なんでしたよね?東雲さんって」
敬礼して言う東雲に、どこか嬉しそうに尋ねるレイ。
「はい。扶桑を訪れた父が、一目惚れしたんだとか」
「なるほど……
「そもそもが貴重な固有魔法で、しかも同じ種類のものを使える人がこうも揃ってるとなると、ただの偶然じゃないような気もしてくるね」
「ですよね!他には、加速なんかもリベリアンの方で使用できる方が多いとか……」
「ふむ……では私のことはこれくらいで。気になったことがあれば何でも聞いてください。どうぞ、エレノア少尉」
レイと游隼の会話に興味深げに耳を傾けていた東雲だったが、控えていた2人のことを気にしてか、そそくさと位置を入れ替えた。そして、東雲の後ろから、エレノアと呼ばれた1人が待ちきれないと言わんばかりに立ち上がる。
身長は東雲と比べれば低く、ジャニスや游隼と同程度ではあるものの、その分全身の筋肉がひと目でわかるほど鍛え上げられている。アスリートじみた肉体に加え、濡れてなお跳ね上がった髪は、野生児のような印象を7人に与えていた。
「っしゃ!……オレはエレノア。エレノア・ブキャナン・マクガイアだ!階級は中尉だ!」
7人の前に立ったエレノアが、親指で音が出そうなほど力強く自分を差し、同時に大声で名を名乗る。
「オレの固有魔法はライトニング!……最低出力ならまぁ、こんくらいだな!」
そう言って魔法力を発動し、ひょいと片足を上げて水面を踏みつけるエレノア。すると、7人の体表にぴりぴりとした感覚が走る。
「これは……電気風呂のようになりましたね」
「おぉ、凄いですね!」
「だろ?だろ!?」
楽しそうに顔を見合わせて言うフィーネとレイ。いい反応が返ってきたためか、自慢げに胸を張るエレノアに、落ち着いた声色でアナが聞く。
「凄いかな……最大出力は?ライトニングって言ってたけど、この程度なら拍子抜け」
「
「なるほど、確かに強力ね」
「ええ。細かな調整もできるようですし、対人戦闘においても優秀な能力でしょう」
「へへッ!んじゃ次だな……おいノエル〜、いつまでビクビクしてんだよ!ほら、こっち来いって!」
自信満々に語られた能力を、冷静に評価するフラムとカニンガム。2人の分析を聞いて鼻高々といった様子のエレノアが、東雲の背後に隠れていた最後の1人を連れてくる。
「え、エレノア中尉、引っ張らないで下さい……きゃっ!……げほっ、ごほっ……うぅ……」
立ち上がる途中にエレノアに強引に手を引かれたことでバランスを崩し、水面に倒れ込む少女。湯を飲んでしまったのか、むせながら顔の水を拭うと、今にも泣きそうな表情を浮かべながら7人の前に立った。
「あ、あの……わた、私は、ノエル・カービィ中尉です!……も、もういいですか?……まだダメですか……わかりました……」
もつれ気味の口上に続いた勢いのあるお辞儀に合わせ、短い金髪が揺れる。顔を上げてクリスタの方を振り向いて聞くノエルだったが、返事はNOだったのか俯き気味に顔を正面に向け直す。
肉体は平均的な軍人らしくしっかりと鍛えられてはいるものの、平均から大きく外れた2人が既に先んじてしまったため、あくまで「それなり」の域を出ない程度に収まっていた。
また、7人の前での立ち姿もどこか余裕だった東雲や自信満々なエレノアとは違い、一刻も早く注目から外れたいという意思が節々から滲み出ているようだった。
「そ、それでは……な、何を紹介すればいいんでしょうか?」
「こっちに聞かれてもねぇ」
「いや、教えてあげればいいじゃん……もし固有魔法とか特技があるなら、今はとりあえずそれだけ教えてくれれば良いんじゃない?」
緊張のあまり逆に問いかけるノエルへ半笑いで返すジャニスに、游隼がフォローを入れる。すると、今気づいたと言わんばかりにあっ、と口を開け、ノエルが手を挙げる。
「あ、あります!固有魔法!魔眼です!ちょっと、発動してみます……」
「まあ、当然居るよね」
「治癒に攻撃に魔眼、それに本人も実質広域把握持ちと……予想はしてたけど、ここまで豪華とはね」
ノエルの返答を聞き、それも当然かと小さく肩をすくめるアナと、複雑な感情の混じったため息を漏らすフラム。
「私、実物の魔眼を見るのは初めてです」
「私も。固有魔法の中でもレアな部類なんじゃなかったっけ?」
「そ、そんなに凄いものじゃないですよ……じゃあ、いきます……」
ジャニスやフィーネ達の期待の眼差しから顔を背けつつ、目を閉じて魔法力を漲らせるノエル。青い光が頭へと集まり、鳩の羽が頭頂部から生える。
「……はい、こんな感じです」
ノエルが目を開くと、薄い青色だった両方の瞳が赤紫に発光し、漂う湯気の中で妖しく揺らめく。
「「「「おー!」」」」
「……凄い」
その光景を目の当たりにした7人から口々に歓声が上がり、ノエルは恥じらいと誇らしさの混じり合った泣き笑いのような表情を浮かべる。
「そういえば、魔導針って魔眼と組み合わせて発動できるんじゃなかった?」
「できますよ。通常よりかなり狭くなりますが、範囲内のネウロイのコアの位置を全て特定できます」
「それ、凄く強いですね!……そうだ、ノエルさんにずっと居てもらいましょうよ!いっそこの隊に入ってもらうとかして!」
「無理に決まってるでしょうが……」
「トレード式にすればいいのでは。2人ほど向こうの部隊に行く代わりに、といった形で」
「サラッととんでもないこと言い出したね、フィーネ」
「私は行くことになっても構いませんので」
「ほんと!?」
「冗談です」
「その冗談は笑いにくいよ……」
「……も、もういいですか……」
自分そっちのけで会話を弾ませていた7人に、魔眼を発動して立ち尽くしていたノエルが、か細い声で言う。
「あ、し、失礼したわね。もう大丈夫よ」
発言に気づいたフラムに言われ、ノエルがそそくさと背後の3人のもとへ移動し、クリスタに耳打ちする。そこで、ようやく7人に背中を向けていたクリスタが振り向いた。
「あー……自己紹介も終わったんだったら、もう出てもいいんじゃない?お腹も空いてきたし」
「そうだね。時間も時間だし、お昼にしようよ。なんか準備してたよね、游隼」
若干気だるげなクリスタにジャニスが賛同し、壁に備え付けられていた大きな時計を指す。時刻は12時を少し回ったところで、クリスタ達が千歳基地に来てから2時間ほどが経過していた。
「うん。量は多いからちょっと手伝ってもらうけど、すぐだよ」
「じゃあ上がろっか。ほら、クリスタ達も早く!」
「わっ、と……そんなに急かさないでよ、ジャニス」
困惑するクリスタの手を引き、ザバザバと湯をかき分けて出口の方向へと歩くジャニス。それに続いて、残った面子もぞろぞろと出口へと向かう。
「……ジャニスさん、ちゃんと体を拭いてから出ましょうね!外にマットはありますけど、濡れてしまうと掃除も大変ですし!」
「そうだね!」
突然、上がり湯をかけて手桶を置いたレイが大声で言う。それを聞いたジャニスも、妙に勢いよく首肯を返して手ぬぐいを固く絞り、体の水滴を拭う。
「背中拭いてあげるよ、クリスタ」
周囲の面々も2人に倣って体を拭き始めたのを見て、これ幸いと言わんばかりにジャニスが隣にいたクリスタに声をかける。
「ああ、ありがとう。悪いね」
体の前面を拭き終わったのか、一度絞ってから手ぬぐいをジャニスに渡し、楽な姿勢で背を向けるクリスタ。
「いやいや、気にしなくていいよ……でぇいっ!」
そう言ったジャニスは、受け取った手ぬぐいを首に掛け、そろそろとクリスタに近づく。そして、掛け声と共に素早い動作で両腕ごとホールドした。
「わっ、何?」
「取った!今だよレイ!」
予想外の行動に珍しく狼狽えるクリスタを尻目にジャニスが横にいたレイに向けて鋭く言い、レイは無言で頷きを返してクリスタの正面側へと急ぎ足で歩く。
「ちょっと、何してるのよボイド!」
「決まってるじゃん!ここの第2の通過儀礼だよ!」
手の中から抜け出そうとするクリスタをなんとか抑えつつ、慌てて止めようと近づいてくるフラムに悪どい笑顔を浮かべて言うジャニス。
「なるほど、大体やりたいことはわかったけど……そう好きにはさせない」
ジャニスに抱き着かれたクリスタが目を閉じると、薄青色の光がドーム状に足元から広がり、2mほど前に立つレイをすっぽりと包み込む。
クリスタの意図を察知し、両手を伸ばして一気に距離を詰めんとするレイ。しかし、次の瞬間、踏み出した足と上半身は見えない拳に叩きつけられたかのようにガクンと屈曲し、両手を床に付いていなければ上半身を支えることも出来ない。
「これ……が……」
「お察しの通り、割と本気の
戦闘中に近い、冷徹と退屈の混じった表情でクリスタが言う。精神的な恐怖か、物理的な圧力からか、レイは両手をぶるぶると震えさせながら顔を下げる。
(「厳しいなんてレベルじゃない……細胞一つひとつが危険だって言ってきてるみたいに、動かせない……っ!」)
「ちょっと、こんな本気にならなくても良いじゃん!」
「卑怯な手を使えば揉めるほどリベリアン空軍大将の胸は安くないの……大人しく下がれば解除するよ、栂井少尉」
ジャニスからの抗議に口を尖らせて反論し、諭すような口調でクリスタが言う。それに対し、顔を上げたレイは苦しげながらも笑顔を浮かべ、吐き捨てた。
「お断り、です」
「……今、なんて?ちょっと!」
予想だにしなかった答えと、果てしない重圧に耐えながら確実に立ち上がろうとするレイの姿を見て、クリスタが驚きの声を上げる。
「お断りだって、言ったんですよ、クリスタ大将……!」
「……君、なかなか凄いね。そんな思いをしてまで、私の胸を触りたいのかい?」
「当たり前じゃないですか……おっぱいを揉むのは、遊びじゃないんですよっ!!」
若干引き気味に聞くクリスタに、鬼気迫る表情で叫び返すレイ。
「軽い気持ちで揉めるほど、甘くないことは覚悟してました……ですが、障壁が高ければ高いほど、その分制した時の喜びは大きくなる!」
「……
「見かけによらず強靭な精神の持ち主のようですね、栂井少尉」
「治癒魔法が使えるとのことでしたので、精神的に鍛えられたのでは……」
「冷静に分析してるけど、動機は気にしないのかな君たち……」
じわりじわりとクリスタへと手を伸ばすレイを見て、驚嘆の声を漏らす東雲とエレノア。その横で、半笑いを浮かべながら游隼が言う。
「……はぁ……もういいや。ジャニス、離して」
「ん?わかった」
クリスタが呆れたようにため息をついて言い、ジャニスからのホールドを解かれた手指を鳴らすと、青い光のドームが音もなく消える。
「さぁ、もう少し……でぇっ?!……あ、ありがとうございます」
重圧が消えたことで前進の歯止めが効かず、胸元に飛び込んできたレイも受け止め、真っ直ぐに立たせるクリスタ。一連の流れを見て、背後にいたジャニスが尋ねる。
「こりゃまた、どういう心変わり?疲れちゃった?」
「ご明察……強いプレッシャーは今のくらいの時間でもさっきの模擬戦の分くらい疲れるし、解除しただけだよ。はあぁぁ……正直、こんなに耐えられるのは想定外だった」
「良かったねレイ、クリスタに一泡吹かせられたじゃん!イェーイ!」
力なくジャニスに肩を組ませてもたれかかり、ため息混じりにこぼすクリスタ。それを聞き、ジャニスが口笛を吹いて楽しげに言う。
「い、いぇーい……喜んでいいことなんですかね?」
「くっ、なんだかムカつく……けど、一泡吹かせられたのは事実だし、胸は今度揉ませてあげるよ。それより早く出よう!ホントにお腹空いたから!」
「は、はい!」
「では、我々も」
「そうね、急ぎましょう」
困惑しながらも喜ぶレイに歯噛みしつつ、背後の273飛行隊の3人に怒り気味に声をかけるクリスタ。その声で201の面々も上がる支度を始め、済んだ者から浴場を後にする。
「あーもー疲れた。シノ、髪よろしく〜」
「はい、只今……おや」
早々に肌着を着て鏡台の前の椅子に腰掛けたクリスタが、わがままな子供のような口調で言う。シャツ姿の東雲がそれに応答するが、別の人物が割り込むようにクリスタの背後に立った。
「私がやってあげる」
「……そう。じゃあ頼もうかな。シノ、いいよ」
「わかりました」
無言で気迫のようなものを漂わせるアナを鏡で確認し、振り返りもせずに言うクリスタ。東雲が指示通りに2人から離れていくのを見てから、クリスタが口を開く。
「それで、何か用かな。
「こっちも聞きたい。言っておくけど、
「いやいや、そんなつもりじゃないさ。何かをする気もない」
鏡台に置いてあった手櫛で髪を梳かしつつ、低く抑えた声で釘を刺すアナ。それに対し、クリスタが指を振って答える。
「……色々と知ってるってことをわかりやすく伝えたかったのと、挨拶代わりにインパクトを与えようと思ってね」
予想外の返答を聞き、深く溜息をつくアナ。
「……くだらない理由」
「耳に痛いなぁ。ま、一応特殊部隊なんでね。実力だけの大将じゃないってことはわかってくれたかな」
「よくわかった。これ以上ひけらかす必要はないから」
クリスタの頬を掻きながらの言葉に、アナは冷ややかな声で答える。
「肝に銘じておくよ。ところで、なんで本当のことを明かしてないの?……あぁ、聞いたところで言いふらしたりはしないから安心してよ」
「特に明かす必要がないと思ったから。でも、稚内の巣を破壊できたら……改めて言うかな」
櫛を動かす手を止め、髪に目を落としてぽつりと呟くアナ。その言葉に含まれる様々な思いを読み取りつつ、クリスタはふぅん、とだけ短く返事を返した。
「社長令嬢ってのも大変そうだねぇ」
「そっちも似たような立場でしょ……そろそろ乾かすよ」
「やってくれるの?」
「一応、最後まではね」
「よっと……なぁアナ大尉、乾かし終わったら次はオレにやってくれよ!」
ドライヤーのスイッチを入れ、短い灰髪を丁寧にブローするアナ。満更でもない様子でそれを受け入れるクリスタの隣に、エレノアが勢いよく座り込んで言った。
「自分でやった方が早いと思うけど」
「なんなら梳かすどころか乾かす必要もねーんだけどな!でも見たところ上手そうだし、知り合ってすぐの奴にしてもらうってのがいいんだよ。なっ、この通り!」
エレノアが、ぱちんと両手を打ち合わせつつ頭を下げて言う。
「終わり」
「ご丁寧にどうも」
それを見たアナは、冷風を出していたドライヤーのスイッチを切って言い、クリスタが席を去ってからゆっくりとエレノアに振り向く。
「……手短にでもいいなら」
「構わねぇさ。んじゃ頼むぜ!乾かすだけでいいからよ」
「わかった」
笑みを浮かべるエレノアの背後に立ち、早速ドライヤーを持つアナ。その横にいたフラムが、自らの金髪を青いリボンで結んでいたカニンガムに小声で聞く。
「……スリャーノフ大尉、やっぱり積極的なタイプには弱いみたいね」
「はい。入隊して間もない頃、栂井少尉のスキンシップへの対応に手間取っていたのが懐かしいですね」
「そんな時期もあったねぇ。ほんと、懐かしいなぁ」
フラム達の横で、髪を器用に三編みにしながら感慨深げに相槌を打つ游隼。が、ドライヤーを使用していながらもアナの耳は3人の会話をしっかりと捉えていたらしく、白い頬をわずかに赤く染めながら言い放った。
「っ……游隼、無駄話より昼食の用意を優先して。2人も、着替えが終わったんだったら早く游隼を手伝って」
「おっと、怒られちゃったー」
「急ぎましょう。次は警告射撃が来ますよ」
「ちょっと、ふふ……じゃ、じゃあ私達は先に行くわね、スリャーノフ大尉」
アナの発言を受け、からかうように言い残して去っていくカニンガムと游隼の後を追って、口元に浮かんだ半笑いを隠してフラムが席を後にする。
「レイ、ちょっと」
そそくさと浴場を出ていく3人の背を若干恨めしげに眺めてから、振り返ってオレンジ色の制服の上着を着ていたレイを手招きで呼ぶアナ。
「なんですかー、アナさん」
何をするかと思えば、招かれるままに近づいてきたレイの額に、痛烈なデコピンを食らわせた。
「あぃだぁっ!な、何するんですかぁ!」
衝撃と痛みで頭が自然に後退するほどのデコピンを食らわされたレイが、涙目になりながら問う。すると、アナは思慮するように一度俯いてから、顔を上げて言った。
「腹いせ」
「……なんで?」
挿入投稿の場所と冒頭で多くの皆様がわかったと思いますが、これからの話はクリスタ達がメインで展開していくものです(4話目は別ですが)
実はこれらの話は20話投稿時に続けて投稿しようと思っていたのですが、当時はアイデアが固まっていなかったため、ぼんやりとした伏線だけ張って、細かい話は未来の自分に丸投げという適当にも程がある形で後の話を投稿していました
これからの2話の投稿が完了した際には、明かされた内容と投稿済みの話を併せて再度楽しんでいただければと思います