更新ペースは分かりませんがよろしくお願いします。
「おはよう」
「あら、和也起きたのね。おはよう。」
何気ない日々。朝起きて学校に行くということ。
そんな日々をずっと続けられるなんて思っていた。
けどこれからは違うらしい。
「和也、あんた今週の土曜から静岡県の沼津に行くわよ」
「....ふーん......は?」
「そろそろいい歳でしょ!1人暮らししなさいよ!」
まだ高校生だぞ...早くない??
「家は大丈夫なのか?」
「とりあえずあるわよ。行って確認しなさい」
雑かよ...けど楽しみな所はあるが今の学校とお別れも何か寂しさを感じる。
まあ決まったことは仕方ないから学校行かないと
「行ってきます!」
「はーい、行ってらっしゃいね」
玄関を出ようとする時には、いつも立てかけてある写真にも
「行ってきます。」
と声をかける。その写真には俺と昔出会った1人の少女が映っている。
今はもう引越ししちゃったからな...また会えるといいな!
なんてことを思いながら家を出る。
俺は学校前まで行くバスに乗り外を見て
(この東京の街ともお別れか...静岡ってどんな所なんだろうか)
ワクワクする自分がいた。
〜
「はい!今日も連絡はないけどなんか言うことある人いる?」
「あ、俺あります」
なんだなんだとクラスがザワつく。
「えーと言いにくい事なんですけど俺今日でこの学校最後になります。
親の事情で静岡の方に行くことになりました。今までありがとうございました」
「あー。そういえば川原が転校するんだっけか。忘れてたわ」
え?何この担任。忘れてたってひどいな。
「まじかよ和也!今までありがとうな!」
「川原今までありがと!」
クラスの男女からそう言われる。
やはり少し寂しいな。
「うん、またね」
俺はその言葉を言って家へ帰った。
〜
「母さんただいまー」
「おかえりーご飯できてるからいつでも食べていいわよ」
「はーい」
「..."梨子"ちゃん、ただいま」
そう、この写真にいるのは俺と、"桜内梨子"という少女であった。
昔小さい頃に出会って、ピアノを聞かせて貰った。
それからというものの、ほぼ毎日ピアノを聞いていた。
しかし今年、高校2年生の時に引っ越すということになってしまった。
「ごめんね、和也くん...また会おうね!」
「うん!」
その時は悲しかったが、それも受け入れなければならないと思い、今こうして普通に学校生活を送っている。
〜
「和也、これお金ね。これで生活するのよ。」
「こんな大量に...大丈夫なのに」
「多く持っといて損は無いのよ!ほら明日の準備さっさとしなさい!」
「はいはい...」
そうして俺は明日の支度をした。
その後、準備も終わり風呂に入って寝ようとしているが...
「...寝れん。」
俺明日から大丈夫なのかなぁ...
心配が多すぎる。
ていうか高校どこに行けばいいんだよ!!
色々不備多すぎだろ!
とりあえず寝ようかな...
そうして俺は静かに目を瞑った。
「...也......和也!起きなさい!」
「はいはい起きますよ...よいしょっと」
体を起こして最終準備をする。
「なあ母さん、俺学校どこ行けばいいんだ?」
「ふふっ!それは家に着いてからのお楽しみよ!」
「はぁ...?なんだよそれ」
「とにかく行きなさーい!」
この人は俺の事をどんだけ行かせたいんだ?
まあそういう人だからな...よく知ってるよ
玄関に置いてあった写真を鞄に入れて出かける。
家に向かって
「今までありがとうございました。」
と感謝をし、家を出発した。
〜
出発して東京駅にまでは着いたんだが、複雑すぎてよくわからない。
よし、ここは人に聞くしかない!
そう思って近くにいた女の人に声をかけた。
「あのすいません...!沼津駅まで行きたいんですけどどこに行けばいいですかね?」
「沼津ですか?それなら〜を...」
「......ありがとうございました!」
「いえいえ、こちらこそ役に立てて光栄ですわ。」
「おーいダイヤさーん!」
「呼ばれましたので行きますね。それでは。」
「ありがとうございました」
そうして沼津へと向かっていくのであった。
〜
「ダイヤ〜、何してたの?ナンパされた?」
「鞠莉さん!そんなことはされてませんわ!
ただ電車を聞かれたので答えただけですわ!」
「つまんないわねぇ」
「お姉ちゃん美人だからナンパされちゃうかもね!ふふ」
「ルビィもからかわないの!」
「あはは〜...そろそろ行こっか」
「果南ちゃんもそう言ってるし、早く行こー!」
「千歌ちゃん、テンション上がってるのはわかるけどあんまり騒がないでね」
「東京にこの堕天使ヨハネが降臨するわよっ!」
「善子ちゃんもテンション上がってるずら」
「当たり前でしょ!あとヨハネ!」
「あはは...」
こう思えば9人との最初の出会いは東京駅であった。
初でした。
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