それではどうぞー!
「ちょっと!なんで隠れようなんて言ったのよ!
しかも私を道連れにして!」
なぜ今私、堕天使ヨハネがこの男、川原和也に文句を言っているのかは少し前の事だったわ...
〜
「和也、私のこと好き?」
発端は果南の一言だったわ...もちろんこの鈍感な男は...
「果南のこと、大好きだよ」
こんなことを言って。
「えへへ...嬉しいかも」
「果南さん?あなただけずる...なぜいきなり聞き出すのですか!」
「じゃあこうしましょ?和也がマリー達にも全員同じことするの
いいでしょ?みんな」
この意見にはみんな賛同していたけどなぜか鈍感男の和也は
「いや、ちょっとみんなは...」
「和也くん、私の事嫌いかな...?」
「うっ梨子ちゃん...けどやっぱり恥ずかしい!!
善子ちゃん、一緒に逃げるよ!」
「なんで私なのよー!」
「暇そうにしてたから!」
確かにあの時はみんなより距離をとっていたわ。
けどそれで道連れにされるのかしら...
そうして今になるってこと。
結局みんなが後ろから追ってきていて
近い所の図書室のカウンターの裏に2人で隠れた。
「ほんとになんで逃げたのよ...」
「いやなんか恥ずかしくなって...」
そういう所に恥ずかしくなるのね...なんで鈍感なのかしら...
「和也くーん!善子ちゃーん!!!」
図書室の扉を大きく開けて千歌、ダイヤ、ルビィ、曜の4人がやってきた。
善子ちゃん、と呼ばれうっかり私が反応しそうになったけど、和也が抑えてくれたわ。もう少しでバレるところだったわ。
「和也さん、善子さん?早く出てきた方がいいですわよ?
ほら、善子さーん?善子さん?よ・し・こ・さ・ん?」
ダイヤ...私がその名前で引っかかるなんて思わないで...!
今すっごく和也に抑えられてるけど...!
「和也さん、善子ちゃん!でてきて〜」
また善子...ぐぬぬぬぬぬ!
ルビィはダイヤよりマシ...だわ...
「和也〜?善子ちゃん〜?
あ、こんな所に和也の好きな高級そうなぶどうが落ちてる!
3人で食べよ?あー美味しいな〜!」
「よし、ちょっと行ってきていいかな」
「ちょっと和也!あんたも動き出しそうになってどうするのよ!
それに、あれは罠に決まってるわ!」
「そ、そうだった。」
今度は私が抑えたわ。
...足音が消えたわね。行ったみたい。
ガラガラ
ってまた来たの!?
「和也〜?ハグしてあげるから出ておいで〜♪」
果南...和也にこの言葉はまずいわ...
だって和也、果南のハグが中毒になってるみたいで今は動けないから動いてないけどすごく動きたそうにしてる...
「いるなら出てきた方がいいずら。善子ちゃん、和也くん!」
ずら丸の声がいつもより低くめっちゃ怖いんですけど....!!
「和也くん?私、和也くんの事が昔から大好きなの♪
だから出てきて欲しいな...?」
リトルデーモンまで...
けど幸い和也は大丈夫みたい。
ていうか体勢がきついわ...!
倒れたら私が和也を押し倒してるように見えちゃう...
ってわぁぁぁぁぁぁ!!
ガタン!という大きな音と共に私と和也は今言った事になった。
「あそこからビッグな音が聞こえたわ!」
「やばいね。善子ちゃん、バレちゃうよ」
もうバレるわよ。ていうか、今この体勢ならチャンスってことよね?
「和也、私の方向いて」
和也が私の方に向いた瞬間に一瞬キスをした。
「善子ちゃ....」
ちょうどその場面を梨子に見られたみたい。
まあ、見せつけたって言うのもありかもね♪
「2人とも、屋上で話があるの♪」
「私も果南ちゃんと同じよ?来なかったらどうなるのかしら...?」
「マリーもこれにはお話がありまーす。」
〜
屋上に行くと怒ったAqoursのメンバーが笑顔(怒りの笑顔)
で待っていた。
その後に2人で正座させられ8回怒られたわ。
元はと言えば和也が連れ出したのが悪いのよ。
...まあアピールはできた...のかもね?
想いを伝えるのは難しいですね...
感想、評価をぜひお願いします!
次回もお楽しみに♪