昔の話ありです。
それではどうぞ!!
梨子ちゃんがお風呂のことをやらないと約束してくれたので、俺は梨子ちゃんの家にまた戻ってきた。
「そうだ、和也くん。いつまでその身体なの?」
「マリーちゃんが効果は1週間くらいって言ってたから....あと2日ぐらいかな?」
「そっか...じゃああと2日沢山遊ぼうね」
なぜか梨子ちゃんは寂しげな表情で俺に言ってきた。
子供の姿でいいことは全く無い。
色々不便だし、誰かにサポートしてもらわなければほとんどのことができない。
さらにAqoursの9人からは玩具みたいに扱われるし....
「そうだ!せっかく私の家に来たんだし、ピアノ弾くから聞いてかない?
和也くんは気分を昔に戻して色々思い出して欲しい!私との結婚の約束も....」
「色々...ね、そんなにあるかな?」
「たくさんあるよ!もう。すぐ忘れるんだから」
「あはは。ごめんごめん。頑張って思い出してみるよ」
〜
ユメノトビラ ずっと探し続けた
君と僕とのつながりを探してた
Yes! 自分を信じてみんなを信じて
明日が待ってるんだよ 行かなくちゃ
Yes! 予感の星たち胸に降ってきた
輝け…迷いながら立ち上がるよ
疲れた時に僕を励ます 君の笑顔は最高
そして少しずつ進むんだね
ときめきへの鍵はここにあるさ
ユメノトビラ 誰もが探してるよ
出会いの意味を見つけたいと願ってる
ユメノトビラ ずっと探し続けて
君と僕とで旅立ったあの季節
【ユメノトビラ】
という曲を弾き語りしてもらい、
それを聞いてまたまた懐かしい思い出が溢れかえるように出てきた。
これは昔の話。
「梨子ちゃん!早く行こ?」
「どこに行くの〜!和也くんどこに行くか決めてないじゃん!」
「あ、確かに!じゃあさ、ここに行こうよ!星が綺麗に見える所!」
「そんな遠いところ....お母さんに怒られちゃうよ〜!」
「大丈夫大丈夫!その時は俺が連れ出したって言うから!」
「ほんとに?それなら行く!」
結局その日は夜遅くまでずっと出歩き、
星は見えたが帰り道がわからなくなって親に迎えに来てもらった。
「ねー和也くん、お母さんたち、怒るかな?」
「怒られるかもね。その時はいっしょにだよ」
「ふふふ!そうだね!
...もし、私がお嫁さんになれるようになったら絶対むかえにきてね?けっこん!」
「けっこん?よくわからないけど、その時はむかえにいくよ!」
「えへへ!大好き!」
「わ、いきなり抱きつかないで離してー」
「いーや!ずっとこのまま〜♪」
そのあとこっぴどく2人で叱られたけど、なぜか見つめあって笑っていたのを思い出した。
〜
なぜこの時のことが今出てきたのかはわからない。
ていうか、昔の俺は鈍感なのか?結婚がわからずさらに約束までしてた気がする....梨子ちゃんが言っていたのはこれか?
「ありがとう梨子ちゃん、大切なことを思い出したよ。」
「そっか...それならよかった!」
「じゃあ今から星を見に行こう!昔もやったよね!」
「星....あの時ね♪行こっか!」
俺たちは家を出て星が沼津で1番綺麗な場所へと向かった。
「前は東京の星が綺麗な場所だったけど、今は沼津の綺麗な所。
時の流れを感じるわね。ふふ」
「そうだな。星も綺麗だけど梨子ちゃんも前より格別に綺麗になったね。」
「なっ//...いきなりね...///昔から言ってることを自覚しないんだから...//」
「自覚はしてるつもりだよ。つもり」
「してないと思う。」
「してる。」
「あははっ。昔と全然違って私達も成長したのね。」
「確かに。見ないうちに、それぞれの場所で変わったんだな」
「変わった?」
「うん。今の梨子ちゃんはAqoursがあってこその梨子ちゃん。
色々得たこともたくさんあるだろうし。」
「そうね...Aqoursは私にとってかけがえのない大切なだもの。
それに比べて、和也くんは少し変わったけどあまり成長してないみたいだけど〜?」
「げっ...いやそんな事は。
変わることはある!
もうすぐ梨子ちゃんを迎えに行ける年になる。」
「ずっと待ってたの、もうすぐね...って!!本当にするの!?//」
「もしかしたらなー。」
「驚かさないで!この鈍感!//」
この今が幸せだ。
小さくったって思い出になっていくことがたくさんある。
けれど、早く戻りたいんだ!!!
あと2日!!明日明後日は自分の家に戻ってもう何処にも出ないぞ!!
やっぱり梨子ってヒロイン力高くないですかね?
和也は鈍感で叩きたくなりますが
次回もお楽しみに!