問題児たちが異世界から来るそうですよ? 短編集 作:アリア・ブレイズ
バレンタインということなので
十六夜←飛鳥、耀、黒ウサギでバレンタインの話を書いて見ました。
1日遅れましたが完成したのでどぞ
注意
結構適当に書いたのでおかしいところ多々あるかも
まだ、冬の寒さが残る2月、ノーネームのコミュニティの一室でコミュニティの女性人、飛鳥、耀、黒ウサギ、レティシアが集まって何やら話をしていた。
飛鳥「それで黒ウサギ、話とは何かしら?」
黒ウサギ「はい、話の前に皆さんは明日が何の日かご存知ですか?」
耀「知ってる、ばらしたいんデーでしょ」
黒ウサギ「そうですそうです、、、って違いますよ。何ですかその猟奇的な日は!」
耀「ちょっと間違えた腐乱死体デーだったね」
黒ウサギ「ちょっとの間違いではないですよね!そしてさらに酷くなりましたよ、何ですかそのどこぞのバイオハザードみたいな日は、、、」
飛鳥「それで結局明日は何の日なの」
レティシア「バレンタインデーだ、飛鳥」
飛鳥「バレンタインデー?」
馴染みがなかったのか首を傾げバレンタインデーとは何かを聞いてみる
黒ウサギ「はいな、バレンタインデーとは2月14日に女性が男性に愛の告白としてチョコレートを贈る習慣のことですね。もともとは、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス、、、テルニのバレンタインに由来する記念日のことですね」
と黒ウサギが説明し、その説明に出た一つの言葉が飛鳥の中で反芻された
飛鳥(女性が男性に告白ねぇ、、、あげたら十六夜くん、喜んでくれるかしら?、、、って違う違う!別に深い意味はないわ)
耀「飛鳥」
飛鳥「な、何かしら、春日部さん」
いきなり名前を呼ばれたから少し言葉を詰まらせた
耀「飛鳥も十六夜にあげるの?」
飛鳥「なっ!」
考えてた事をズバリ言い当てられて動揺してしまった
そして、
飛鳥「どうして、、、」
どうしてわかったのと聞こうとして耀がそれに答えた
耀「だって、全部声にでてたし」
黒ウサギ「ええ、そうですね。黒ウサギもばっちり聞こえました」
レティシア「すまない。飛鳥、聞くつもりはなかったのだが聞こえてしまった」
意図せず言ってしまっただけに恥ずかしさもひとしおだ
飛鳥「と、とにかく、バレンタインデーについてはわかったわ、それで黒ウサギ話の続きをお願いするわ」
と話を強引に進める
黒ウサギ「はいな、話と言うのは他でもありません。明日はバレンタインデーなので皆さんで一緒に作りませんかということですがどうでしょう?」
耀「私は賛成(十六夜にあげたいし)」
レティシア「私も構わない」
飛鳥「私もお願いするわ」
そう皆の返事を聞き黒ウサギが用意していた材料がある調理場に行きチョコレート作りが開始された
in調理場
黒ウサギ「それでは、チョコレート作りを始めたいと思います!」
と声を大にして発するが、
飛鳥「レティシア、湯煎はこんな感じでいいかしら?」
レティシア「ああ、そんな感じでいいぞ」
黒ウサギ「って、もう始めてる!?」
先に始められていて驚愕の声をあげた。
耀「チョコ美味しい」
黒ウサギ「耀さん、材料のチョコを食べないで下さい!」
耀「うん、わかった」パクパク
黒ウサギ「了承しながら食べ続けないで下さい!」
スパーンとハリセンの乾いた音が響き渡った。
その後も黒ウサギのハリセンが響き渡る中、各自思い思いのバレンタインチョコが完成した。
ーーーーー
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ーーー
ーー
次の日、バレンタインデー当日
ノーネームの女性陣は前日に作ったチョコレートを片手にそれぞれの思い人の元へと向かった。
side黒ウサギ
朝
黒ウサギは自らの思い人を探してコミュニティ内を探した。
黒ウサギ「十六夜さーん」
十六夜「どうした? 黒ウサギそんなに慌てて俺に何かようか?」
黒ウサギ「はいな、十六夜さん、その、えっと、」
といざとなると思うように言葉が出ずどもってしまう。
十六夜「取り敢えず落ち着け黒ウサギ」
黒ウサギ「はっ、はい!」
と十六夜に言われ深呼吸する。
黒ウサギ「十六夜さん!」
十六夜「ああ」
と十六夜の名前を呼ぶと片手に持っていたバレンタインのチョコレートを手渡した。
黒ウサギ「これ、受け取って下さい!」
勢いよくつき出された物を十六夜は反射的に受け取った。
十六夜「と、いきなりなんだ、、、」
受け取った物を確認すると
チョコレートだった。
それを見て、十六夜は今日が何の日か思い出した。
十六夜「黒ウサギ、これは」
本命かと言おうとしたが黒ウサギの発言にかき消された。
黒ウサギ「そのチョコレートは黒ウサギの気持ちです。黒ウサギは十六夜さんのことが好きですよ」
十六夜「く、黒ウサギ?」
黒ウサギ「あっ、その////、今の事は忘れて下さいですよ~」
と告白するが恥ずかしくなって一目散に逃げ出した。
黒ウサギ(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいですよ~!)
side黒ウサギend
side耀
黒ウサギが十六夜にバレンタインのチョコを渡している時、
耀「十六夜は何処だろう?」
耀も同様に十六夜を探していた。
耀「ん、黒ウサギ?」
探していると前の方から顔を紅くした黒ウサギが走ってきた。
丁度良かったので十六夜が何処にいるか聞こうと声をかけたが、
耀「黒ウサギ、十六夜が、、、」
何処にいるか知ってると言おうとする前に黒ウサギが目の前を走り抜けた。
黒ウサギに聞けなかったので取り敢えず十六夜を探すのを再開しようとすると、丁度黒ウサギの走ってきた方向から十六夜がやって来た。
耀「あっ、十六夜」
十六夜「ん、春日部か何かようか?」
耀「う、うん、えっと、、、」
耀(落ち着け私、渡すだけ、渡すだけなんだ。でも渡すって事は告白するって事か、告白!? わぁーうー、頑張れ私、渡せば終わりだ)
と一人脳内が大変なことになっているが、なんとか言葉を紡ぎだした。
耀「十六夜、これ!」
とバレンタインのチョコを渡す。一瞬、耀の大声に驚いた顔をしたが、十六夜は受け取り礼を言った。
耀「その本命だから、私は十六夜の事が好きだ!」
十六夜「春日部?」
耀「あっ、その////、それだけだから」
とあまりの恥ずかしさにその場から逃げ出した。
耀(うードキドキした、もう本当、心臓が飛び出したかと思った。でも渡せたからこれでいいよね)
side耀end
side飛鳥
昼
十六夜を探して、朝からコミュニティ内を探すが、見付ける度に他の人がバレンタインのチョコを渡すせいか未だ十六夜にチョコを渡せずにいた。
飛鳥「よし、今度こそ」
と意気込み十六夜を探していると、丁度木陰で読書をする十六夜を見つけた。
飛鳥「十六夜くん」
十六夜「ん、何かようかお嬢様?」
と本に落としていた顔を飛鳥に向ける。
飛鳥「ええ、その、黒ウサギに聞いたのだけど今日はバレンタインデーという日らしいわね。だから、その」
と少しの照れと緊張からおずおずと言った感じで
飛鳥「はい、十六夜くん」
チョコを手渡した。
十六夜「ありがとよ、お嬢様でこれは本命だったりするのか?」
と冗談混じりで言うが、、、
飛鳥「////」
俯いて顔を紅くした飛鳥を見て本命であることがわかった。
十六夜「あー、そのなんだ」
と頭をかきながらどうしたものかと悩んでいると落ち着いたのか飛鳥が口を開いた
飛鳥「い、十六夜くんの言うとおり本命よ。私は十六夜くんが好きよ、その迷惑かも知れないけどそれが私の気持ちだから」
そう言って十六夜の答えを待たずにその場を後にした。
side飛鳥end
side十六夜
バレンタインのチョコレートを飛鳥、耀、黒ウサギからもらった十六夜は、どうしたものかと悩んだ。
黒ウサギ『黒ウサギは十六夜さんのことが好きですよ』
耀『その本命だから、私は十六夜の事が好きだ!』
飛鳥『私は十六夜くんが好きよ、その迷惑かも知れないけどそれが私の気持ちだから』
と今日の出来事を反芻しながら
十六夜「答えを出さないといけねぇよな」
と自分の考えを呟いた
side十六夜end
甘いチョコに想いを乗せてend
以上になりやす
一応結果は来月、3月14日に投稿出来たらいいんだがね。
因みに全員分のルートで書く予定です。
では、ホワイトデー編に続きますのでお楽しみに!
どうでもいいけど
義理チョコと擬似チョコって似てるよね