ー紅魔館、当主室ー
カーテンを締め切り日の光も入ってこないような暗い部屋。部屋のベットにはネグリジェを着た小柄な少女が眠っており、そのそばにはメイド服の少女が立っていた。
「お嬢様……お嬢様……そろそろ起きてください」
「ん……あと5分……」
「お嬢様、今日はあれを実行するのでしょう? そろそろ起きなくては準備が遅れてしまいますよ」
それを聞きベットから飛び起きる少女。ベットから降り、メイド服の少女に向かい合う。
「そうだったわね、ありがとう咲夜。私は着替えてから行くわ。先に準備をよろしくね」
「かしこまりました。お嬢様」
お辞儀をし部屋から出てゆく。扉が閉まり仕度をし始めた少女。
「ふふっ、遂にこの日が来たわ。どれ程望んだことか。……さぁ、始まりの鐘を鳴らすとしよう」
赤く光る彼女の眼が暗闇の部屋に輝いていた。
ー霧の湖上空、魔理沙視点ー
「さて、向かうとこまではいいんだが、どう入るか……いつものでいいか」
高速で紅魔館に向かって飛ぶ箒に跨がりながらそんなことを呟く魔理沙。彼女の言っている「いつもの」とは大図書館の裏口である。紅魔館の大きな門の上を飛び抜け裏口へ向かう。
「さてと。えーと確か」
紅魔館の裏に周り裏口を探す。裏口の扉は隠されており、そこから一気に大図書館へ降りることができる仕組みだ。
「お、あった。これだ」
壁に隠された扉を開け、大図書館へ降りるための螺旋階段に続く通路を進む。そのまま螺旋階段を降り大図書館へ潜入する。
「なによ、またきたの」
穏やかな声が魔理沙に話しかけた。話しかけたのは淡いピンク色のワンピースにナイトキャップのような帽子をつけた少女。彼女はパチュリー・ノーレッジ。知識と日陰の少女である。
「よ、ようパチュリー、今日は盗みに来たわけじゃないぜ……」
魔理沙はよく大図書館に潜入し本を盗み出している。そのため目をつけられていた。咄嗟に言い訳を言う魔理沙だが信用される訳もなかった。不機嫌そうに返事を返す。
「そんなこと言ったって信じるわけないじゃない。帰りなさいよ」
「ぐっ……お前たちが何か企んでいることはわかってるんだ! 素直に帰れるかっての」
なんとか返事を返す魔理沙。それを聞いたパチュリーの様子が変わる。
「企みって……聞かれてたのかしら……」
何か心当たりでもあるのか、不機嫌そうに呟いた。かなり小さな声であったが魔理沙は聞き逃さなかった。
「その言い方、なにか知ってるらしいな!」
そう言い放つ魔理沙の声には、相手の抗弁を許さぬ響きがあった。
「あのね、魔理沙。何か勘違いしてるようだけど……」
「問答無用! お前らの悪事はこの魔理沙様が成敗してやるからな!」
パチュリーの返答など聞きもせず戦闘態勢へとはいる魔理沙。パチュリーは呆れた様子で答える。
「はぁ、これだから魔理沙は……仕方ないわね。相手になってあげるわ」
魔理沙の態度に呆れながら自身も構える。重苦しい空気が大図書館に漂う。睨み合いながらじっと動きを探る二人。激しいバトルが今始まる。
締め方とても下手です。文章力がほしい。。。