ますたーは 幼児化 してしまった! 作:あたらんて
マスターと ナーサリー・ライムは ぼうけんのたびに でた!
「そうね、せっかくだから私も行ったことがないところへ行きましょう。
他のサーヴァントの皆さんに会いに行くなんてどうかしら?」
「さーう゛ぁんと?」
「えぇ、えぇ。むかしむかしのお人たちがここにはいーっぱいいるの!」
「そっかあ、じゃあ、ももたろうもいるの?」
「ごめんなさい、そのお方はご存じないけれど、金太郎さんならどうかしら?」
「きんたろうがいるのー!?」
思っているより大分金である金太郎がいる。
「えぇ!彼、金時っていうの。金時のところへ行きましょう!」
「リツカ、ここが金時の部屋よ。ただ、彼は金太郎って呼ばれるのがあんまりお好きじゃないみたいだから…そうね、ゴールデンって呼んであげて」
「うん」
「金時ー、いるかしらー?」
「オウ!ナーサリーか…って、大将?」
戸を開けて現れたのは坂田金時。☆5バーサーカーの一角で50%チャージ持ちで簡単に火力が出るとかいう結構エグい性能のサーヴァントである。欲しい。
ちなみに彼の狂化のランクはEである。普通に会話が通じるバーサーカーの良心である。
だが彼を見たマスターの心情は一言に尽きる。
「ゴォル…デンッッッ……‼‼」
そう。皆さんも身に覚えがないだろうか。子供は金色が大好きなのである!!坂田金時、彼も金色に身を包んでいるがその部屋もまたゴールデンであった。襖に障子、何故か飾ってあるひな人形もゴールデンである。普通に和風なのがなんか面白い。
そしてそのキンキラ具合に藤丸立香の心は完全につかまれた。
「おぉ!わかってくれるか!えっと…大将、でいいんだよな?」
「えぇ、金時、なんでかわからないけど不思議なことにマスターは小さくなってしまったの!そして今、私たちはカルデアの中を探検しているのよ!」
「そ、そうなんだよ!えっと…ごーるでん、すっげぇゴールデンだな!」
「オウ!オレっちゴールデンが大好きなんだぜ!ゴールデンっつうのはオレの生きざまだからな!ゴールデンっていうのはだな、誰にも汚されず、自由で、なんというか輝いてなきゃあダメなんだ。金色で、金色で、金色で……」
ゴールデンとは(哲学)
「おっと、それで探検っつったって俺の部屋には見た通りゴールデンなものしか置いてねぇぞ?遊びてぇならそうだな、シミュレーションでオレのベアー号にでも乗るか?」
「まじで!?やったーっ!!」
「あら、いいのかしら?それは楽しみね、リツカ!きっとそのベアー号、すっごく早いのよ!目を回しちゃうくらい!あら?それってやっぱり怖いかもだわ…」
はしゃいでいたナーサリー・ライムは一転、乗ることを怖がり始める。
「あ、そうなのー?じゃあ、やっぱりやめよっか」
「オウ?オウオウオウ?なんだお前さんたちお似合いじゃねえか!大将、そんな小っちゃいのにレディーのことを気遣えるなんて大した男だぜ!」
その金時の言葉にナーサリー・ライムは顔を赤らめる。
「あわ、あわわ、いけないわ、いけないわ金時!そんなこと言っちゃあダメなのよ!とっても恥ずかしいじゃないの!」
「そ、そうだぜごーるでん!」
「ハハハ!やっぱしお似合いだぜアンタら!」
ピーン ポーン パーン ポーン
三人で話していた途中、突如放送が入る。
「えー、聞こえているかな?ダ・ヴィンチちゃんだよ。ゴホン、マスターに起きた異変について連絡を行います。全職員、全サーヴァントはブリーフィングルームにご集まり下さい」
ピーン ポーン パーン ポーン
「んー、そうだな、これって普通に考えたらかなりデンジャラスな事態だもんな!よっし、オレらも集まるか」
「えぇ、そうね。とっても残念だけれどリツカ、ここで探検はおしまいね。また今度、続きをしましょう?」
「うん、わかった」
そう言って部屋を出た三人は、あるサーヴァントと出会った。
「おや、君たちは坂田金時とナーサリー・ライムに……ピグレット?」
あ! やせいの
キュケオーンが とびだしてきた!
マスターは どうする? ▶なかせる おそう
サーヴァント だきつく