仮面の男と仮想世界   作:オンドゥル暇人

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《オラクル》。それはマザーシップを中心とした数百の宇宙船から成る巨大船団である。その誕生と共に外宇宙への進出が可能となり、新たな歴史が始まった。未知の惑星が発見された場合、《アークス》がそれを調査する。アークスとは、バランスに秀でた《ヒューマン》、フォトンの扱いに長けた《ニューマン》、屈強な体を持つ《キャスト》そして、攻撃力に長けた《デュ―マン》の四種族で構成され、数多の星に潜む《ダーカー》と呼ばれる生命体を殲滅する為、創設された組織である。宇宙に平穏が訪れるまで船団の旅は続く……。



第77話 世界の変化

 

「あなたのお陰で助かったわ。じゃあ、わたし行くね」

 

 

「ああ」

 

 

俺、キリトは目の前の光景に自分の目を疑っていた。頭に角?みたいなのを生やした水色髪でオッドアイの少年がヒューマンの女性に感謝されていた。恐らくアークスで間違いないんだろうけど……。

 

 

――あんな見た目の種族、居たか?

 

 

「何だよ、じろじろ見て」

 

 

不思議に思いながら、その少年を見ていると、彼から注意されてしまった。

 

 

「あんた、レギアス総督の言ってた異界の戦士ってヤツだろ?おれ、イオって言うんだ。よろしくな、キリトさん」

 

 

「え、どうして俺の名前を?」

 

 

「あんた、巷じゃ有名人だよ。おれはつい最近アークスになったばかりだけど、群を抜いて功績を上げ続けてる人がいるって話は良く聞くよ」

 

 

イオと名乗る少年は、よく見ると体の至る所にタトゥーの様な紋様がある。それでも、一際目を引くのが頭の角だ。

 

 

(コレ)が気になるのか?仕方ないだろ、デュ―マンの特徴なんだから」

 

 

「デュ―マン?」

 

 

「何デュ―マンに初めて会ったみたいな顔してんだよ。冗談だよな?オラクルが誇る四種族の1つじゃないか」

 

 

その言葉を聞き、俺は戦慄した。何かおかしい。つい先日までデュ―マンなんて種族は存在しなかった。そもそもアークスはヒューマン、ニューマン、キャストの三種族の筈だ。だが、周りを見渡しても、誰も違和感を持たずにデュ―マンという種族のアークスと接している。

 

 

――まるで、初めから居たみたいだ。一体何が起きてるんだ?

 

 

「俺は、デュ―マンを知らない。一体デュ―マンって何なんだ?」

 

 

「何言ってんだよ。何だって言われてもな……攻撃に特化する為に生み出された種族だよ」

 

 

イオは何を当然の事をっと言いたげな顔でデュ―マンについての説明を始めた。

 

 

「昔、空間の裂け目から布状の物体が現れて、それに龍とダーカーが合成されたような血液細胞が付いてたんだって。その細胞から、おれ達デュ―マンは作られたらしいよ」

 

 

「一体、いつからデュ―マンは居るんだ?」

 

 

「100年以上前からずっとだ。これくらいは常識だぞ、キリト」

 

 

整理できない頭で俺が呟いた言葉に答えたのは、道の角から出てきたペルソナだった。

 

 

「センパイ!」

 

 

「やあイオ。後、先輩は止してくれと言っただろ。私はそこに居るキリト同様、アークスではないのだからな」

 

 

「それでも、おれからしたらセンパイはセンパイなんだよ。危ない所を助けて貰ったし、戦い方も教えて貰ったからさ」

 

 

「知り合いを参考に、君に合いそうな戦い方を教えただけだ。大した事はしていない」

 

 

否定するペルソナに対して、興奮しながらどれだけ彼の事を尊敬しているか熱弁するイオをペルソナはなだめて、俺に視線を移す。

 

 

「キリト、皆が呼んでる。今後について話し合いたいんだと」

 

 

「分かった。それじゃあ、イオ、またな」

 

 

「おう、センパイもキリトも気を付けてな!」

 

 

イオと別れた俺は、ペルソナにショップエリア中央の噴水広場へと連れて来られた。だが、そこにはみんなの姿はない。

 

 

「因みにさっきの皆が呼んでいるというのは嘘だ」

 

 

「何となく、そんな気はしてたよ」

 

 

「理解が早くて助かる」

 

 

最近、自分でも不思議と彼の事が前よりも分かるようになってきた気がする。さっきも、俺とイオの会話に偶然割り込んだにしてはタイミングが良すぎだ。まあ、彼も事だから初めから俺達の会話を聞いていて、丁度いいタイミングを探ってたんだろう。

 

 

「時空の裂け目による時間軸の移動」

 

 

「っ⁉」

 

 

唐突に聞こえた女性の声に驚き、そちらに向き直ると、そこには度々俺達の前に現れる謎の女性、シオンがいた。代わりに、さっきまで周囲にいたアークスもプレイヤーも居なくなっていた。

 

 

「それによってもたらされる変化は、私の演算能力さえも超える。かの暴走龍の血液が過去へ飛び、デュ―マンを生んだ」

 

 

シオンは、デュ―マン誕生の経緯を説明してくれた。さっきのイオの話と整合性が取れるし、納得がいった。だけど一つ気になる事がある。

 

 

「どうして俺だけ、デュ―マンを知らないんだ?」

 

 

「正確には私と貴様だ。少なくとも昨日までデュ―マンという種族は存在しなかった」

 

 

「貴方達が取った僅かな行動が、過去改変された時間軸を選択してしまった」

 

 

ペルソナの言葉に自分だけじゃなかったと安心すると同時に、シオンのよく分からない言葉に困惑する。そんな中、誰も居ない筈の背後に人の気配を感じて振り返ると、意外にもマトイがいた。

 

 

「……マトイ」

 

 

「え?あの……初めまして、だよね?」

 

 

「なっ、見えるのか⁉」

 

 

「え⁉えっと、見えちゃいけない人だった?」

 

 

「彼女が私を認識できる事は問題ない。彼女はルーサーとは違う」

 

 

シオンは詳しい事は説明してくれなかったが、取り合えずマトイがシオンの姿を見えている事自体は問題ないらしい。

 

 

「多くの疑問があるだろう。だが、時期が来れば自ずと導かれる」

 

 

「導かれる?待てばいいのかな?」

 

 

「……また、私を信じてくれるか。まだ、私を信じてくれるか?」

 

 

「よく分からないけど、信じるよ!あなたの声は何だか懐かしい感じがするから」

 

 

その言葉を聞いたシオンは、嬉しそうな表情を浮かべたまま消えていった。

 

 

「あ、消えちゃった……とっても不思議な人だね。でも、あったかい感じだった」

 

 

「そうだな。所でマトイ、どうしてここに?」

 

 

「えっ⁉……あーちょっと散歩してたら、キリト達が話してるのが見えたから……だよ」

 

 

何気ない事を聞いたつもりなんだけど、何故かマトイは酷く狼狽した様子で眼を泳がせていた。

 

 

「はぁ……フィリアから逃げて来たな?」

 

 

「うっ」

 

 

ペルソナで呆れた声色で指摘され、マトイの表情が固まる。どうやら図星らしい。

 

 

「フィリアと約束しただろ、定期的に検査すると」

 

 

「うぅ、でもわたし、検査嫌い」

 

 

「気持ちは分かる。しかし約束を守るのは何よりも大事なことだ。ほら、行くぞ」

 

 

「ひゃあっ⁉ちょっとペルソナ!降ろして!」

 

 

突然自身を抱き上げたペルソナに対し、赤面しながら抗議するマトイ。だがペルソナはマトイを降ろそうとはしなかった。

 

 

「自分でメディカルセンターまで歩くというなら、検討しよう」

 

 

「……」

 

 

「じゃあこのまま行くぞ」

 

 

「降ろしてよぉ!ペルソナの意地悪‼」

 

 

その後も、マトイとペルソナの攻防はメディカルセンターに着くまで続いた。メディカルセンターに到着すると、マトイは大人しくなっていたが、恐らくセンター前で仁王立ちしていたフィリアの圧力に委縮していたのかもしれない。

 

 

因みに、フィリアに連れて行かれるマトイに恨みの籠った眼で睨まれながら「ペルソナのバカ!大っ嫌い‼」と大声で叫ばれ、当の本人はだいぶ傷ついていた。

 

 

「嫌い……か、昔はそう言われても仕方ない事散々してきたのに、いざ本人から直接言われると、堪えるものがあるな」

 

 

「多分、本心じゃない筈だから気にしないで良いと思うぞ?」

 

 

「……ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルソナside――――

 

 

 

マトイとひと悶着後、私はショップエリアに呼び出された。

 

 

「ペルソナ、これ持っててー」

 

 

「もうユウ、あまりペルソナさんに迷惑かけないの」

 

 

「気にするな。この前の代わり……とまでは行かないが、せめてもの詫びだからだな」

 

 

私は今、ランとユウキの買い物に付き合っている。因みに「この前」というのは、クーナのライブの事だ。私だけチケットが当たらなかった為、2人だけで楽しんできたようなのだが、やはり私も居ないと意味がないとなり、2人の提案で今に至る。因みに今はマイルームで使えそうな備品を探しており、私は購入予定の物をユウキから持たされている状態だ。

 

 

「とは言え、少し疲れたな」

 

 

「なら、この近くの喫茶店に行きませんか?美味しいコーヒーもありますよ」

 

 

「それは良いな。この買い物が終わったら案内してくれ」

 

 

「はい!あ、ちょっとユウ、あんまり色々と触らないのよ」

 

 

物珍しそうな様子で色んな物を手に取るユウキ。そんな彼女を注意しつつ、ランは自身が手にした商品とユウキが持つ商品とを互いに比べ合っている。

 

 

「相変わらず、可愛らしい妹さん達ですね」

 

 

「っ⁉……何だクーナか」

 

 

「驚かせてしまい申し訳ありません。歩いていたら偶然見かけたもので」

 

 

突然、背後から声を掛けられ、思わず持たされた商品を落としてしまう所だったが、寸での所で商品の落下を阻止し、後ろを振り向くと、そこに居たのは始末屋姿のクーナだった。ただ、いつものぴっちりスーツのコスチュームではなく、黒を基調とし、所々に金色の装飾が入っている服で、パンツスタイルなのもクールな今の彼女にはピッタリな印象を受けた。

 

 

「あと、この姿の時はあまり本名で呼ぶのは控えてください。誰が聞いているか分らないので」

 

 

「ああ、すまない。それにしても珍しいな。その姿で街中に出ても大丈夫なのか?」

 

 

「心配には及びません。市街地には始末屋(わたし)の噂は流れてませんから。それにいざという時は、マイの力を使うだけです」

 

 

私の問いにクーナは丁寧にそう返してきた。確かに彼女の武器《透刃マイ》は、周囲から存在を認識されなくなるが、同時に所有者のフォトンを多く喰らう為、いずれ存在そのものが消えてしまう代物だ。出来れば多用して欲しくないというのが正直な気持ちだ。

 

 

「それに、最近はめっきり任務が無いんです。見限られた……わりには装備の回収もされてませんし、正直わからないんですよね。お陰で、これまでにないほど穏やかな時間を過ごせていますよ」

 

 

「そう言う割には、不満そうにも見えるが?」

 

 

「ええ。未だ研究室は止まっていません。恐らくわたし以外の、都合のいい手駒を手に入れたのでしょう。不穏な動きはいつもの事ですが、最近は拍車が掛かっています。……お互い、気を付けましょう」

 

 

彼女はそう言い残すと、そのまま静かに店の外へ出て行った。

 

 

「お待たせしました。もしかして、さっきまで誰かいらっしゃいましたか?」

 

 

「いいや、誰もいなかったぞ」

 

 

「そうですか?」

 

 

ランは少し違和感を覚えたようだが、すぐに気にしなくなり、買い物を済ませた。その後、私達はラン行きつけの喫茶店に向かったのだが……

 

 

「……まさか、こんな店があるとは」

 

 

連れて来られた店というのが、「和」の雰囲気を感じさせる喫茶店だった。

 

 

――いや、明らかにおかしい。

 

 

前世では、任務以外で市街地に来ることは少なかったが、こんな店は無かったはずだ。それはここが仮想世界で、開発陣の中にいた日本人が遊び心で入れたとも考えられるが、真相は闇の中だ。

 

 

「さ、早く入りましょう。ここのお汁粉がとっても美味しいんですよ!」

 

 

そう言って目を輝かせたランは、我先に喫茶店へと入っていく。

 

 

「もー姉ちゃんってば、お汁粉に眼が無いんだから」

 

 

ユウキは呆れながらも、はしゃぐ姉を見て嬉しそうに笑いながら入店する。私はと言うと、初めこそ店の雰囲気に困惑していたが、楽しそうにする2人の様子に、すっかり肩の力が抜けた所だ。

 

 

「いらっしゃいま……せ……」

 

 

「「「…………」」」

 

 

取り敢えず席に座ったと同時に、水を持ってきたウェイターから歓迎を受けたのだが……そのウェイターの声がとても聴き馴染みのある物で、声の主へ視線を向けた私達は同時に絶句した。

 

 

「相棒!ランちゃん!ユウキちゃん!頼むから何か言ってくれよ‼」

 

 

絶句する私達の視線の先にいたのは、何故か女物の和装――大学の友人曰く《和風メイド》という恰好らしい――を着たアフィンだった。

 

 

「あー……似合ってるぞ?」

 

 

「え、ええ!とってもお似合いです!ね?ユウキ?」

 

 

「うぇ⁉う、うん!すっごく可愛い!」

 

 

「そんな言われても嬉しくねえよ!」

 

 

何か言えっと言われたから、誉め言葉を発したのに理不尽なとも感じたが、もし自分がアフィンの立場だったらと考えると、どうしようもない屈辱を感じたので、これ以上彼の格好については何も言わない事にした。

 

 

「それにしてもどうしたんだ?こんな所で」

 

 

「歩いてたらここの店長さんに捕まったんだよ。気付いたらこんな格好させられてたし……あのオッサン、相当なやり手だぜ」

 

 

「あら~アフィンちゃん、お仕事サボっちゃダメよ?」

 

 

「うげっ⁉オッサンいつの間に居たんだよ!」

 

 

「もぉー、オッサンじゃなっくて、マスターって呼んでって言ったでしょ」

 

 

突然、アフィンの背後にサングラスを掛けた褐色の巨漢が現れた。エギルを思わせる見た目だが、その仕草はエギルとは似ても似つかなかった。

 

 

「こんにちは、マスターさん」

 

 

「ランちゃんにユウキちゃんじゃないのー!そっちはいつも話してたお兄さん?ん~聞いていた話より良い男じゃない!うちのスタッフとして雇いたいわー!」

 

 

「なっ……⁉」

 

 

「ペルソナはボク達のだからダメ‼」

 

 

「あら残念。愛されてるのね、お・に・い・さ・ん♥」

 

 

店長の言葉で背中に悪寒が走ったが、ラン達が全力で止めてくれたお陰で私がアフィンの二の舞になるのは免れた。……因みにアフィンは店の奥に連れて行かれた。その後の事は、考えない方が良いかもしれないな。

 

 

――それより、ラン達の交流関係の方が心配になってきたな。

 

 

「そう言えば、最近変な噂を聞くんですが知ってますか?」

 

 

「変な噂?」

 

 

注文の後、虚ろな表情のアフィンが持ってきたコーヒーを嗜んでいると、お汁粉を食べていたランが唐突にそんな事を口にした。

 

 

「最近、NPCキルを行う人達が現れたそうで、そのせいで私達プレイヤーとアークスの方々との間に亀裂が出来てしまっているらしいんです。あくまで噂話なので、確証は無いのですが」

 

 

「それボクも聞いた事ある!NPCをキルするとモンスターを倒すより経験値やレアアイテムが手に入るって噂が広がってるんだよ」

 

 

「……物騒な話だ」

 

 

この世界のNPCは死んでも復活しない。しかし、その事実を知っているプレイヤーは少ない。例え周知させたとして、大した効力があるとは思えない。

 

 

「ほとんどのゲーマーは噂話ですら本気で検証するからな。キリトのようにNPCの命を重く捉えている者は少ない。暫くは私達だけで対処するしかないだろうな」

 

 

「でも、みんなダーカーのせいで大変なのに、ボク達のせいで迷惑が掛かっちゃうのは……」

 

 

「ユウキ……ほら、顔を上げろ」

 

 

「え?うむっ⁉」

 

 

自分の事のように悩み、表情を曇らせるユウキ。私はそんな彼女に声を掛け、お汁粉の白玉をユウキの口の中に突っ込んだ。

 

 

「お前達がそこまで気に病む必要は無い。それに……」

 

 

――そう思ってくれるだけで、私は十分だ。

 

 

言葉にはしなかったが、その代わりに感謝の気持ちを添えつつ、2人の頭を交互に撫でた。

 

 

「折角、新しい仮想世界に来たんだ。楽しまなきゃ損だろ?」

 

 

私の言葉にユウキはいつものような笑顔を見せた。その様子に、隣に座るランも笑みを浮かべる。

 

 

「そうですね。この世界の人達と私達の今後について考えるのも大事ですが、今は楽しむことが何より大切ですよね」

 

 

不穏な話は一旦忘れる事にして、私達はその後も時間の許す限り談笑を続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラン達と別れた後、現実世界に戻った私は今日1日の出来事を思い返していた。特に気になったのはクーナが言っていた研究室の新たな手駒、ランとユウキが耳にしたというNPCキルを行うプレイヤーの噂だ。一概に関係ないとは思えない。というのも、ラン達が言っていた噂というのは、私も耳にした事がある。だが、噂だけで実際にNPCキルを行うプレイヤーというのを見た事は無い。

 

 

――そこに奴の……ルーサーの息が掛かっているのだとすれば。

 

 

可能性は高い……というより、ほぼ確実だ。そう考えればクーナの話と合致する。

 

 

――そうだとして、手駒にしているのは誰だ?

 

 

狡猾なルーサーの事だ。不特定多数の人間を唆しているとは思えない。奴が引き入れようとする人物については心当たりはあるが、その人物に接触するのはもう少し後のはずだ。

 

 

――となれば、私の記憶には存在しない者の可能性が出てくる。

 

 

今の私を含めた別世界の人間が居る。一番の懸念点はそこだ。私も知らないこの世界への介入者。あのルーサーが興味を持たない訳がない。

 

 

「警戒はしておくが、今は目前の事に集中しよう。もうすぐ"アイツ等"とも本格的に行動することになるからな」

 

 

そう考えを纏めた後、私は目を閉じ、静かに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 





今回はここまで。また次回もよろしくお願いします。
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