シンフォギア装者が銀魂の世界に行くお話   作:龍狐

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コロナでどこも大変ですねぇ…


さて、小説内ではコロナは関係なし!
では、どうぞ!


そのころ、シンフォギア世界では……2

前回のあらすじ。

 

何故かシンフォギアの世界に来ていた桂小太郎。

 

 

「司令…間違いありません。あの映像に映っていた人ですね…」

 

「そうだな…」

 

「む、貴様、一体何者だ。常人ではない気配を持っているな」

 

 

桂は二人に対していつの間にか持っていた刀を向ける。

それと同時に職員が桂に対して銃を向ける。

 

 

「銃を下ろせ」

 

「ですが、司令!」

 

「大丈夫だ。問題ない」

 

 

弦十郎にそう言われて、銃を下ろす職員たち。

 

 

「周りのやつらからの反応からすれば、貴様がここの親玉らしいな。答えろ!ここはどこだ!?」

 

「その前に、その刀を下ろしてはくれないだろうか?」

 

「悪いが、得体の知れないヤツ等相手に、警戒しないなど無理がある」

 

「まぁ、確かにそうだが……。すまない。とりあえずその現在進行形で頭から流れている血をどうにかしてくれないか?」

 

 

ちなみに、ライオンに噛まれた桂の頭からの血はまだ止まっていない。

 

 

「怪我の心配をしてくれているのか?これは戦傷だ」

 

「いや…猛獣に噛まれたんですよね?」

 

「っ!?貴様、何故俺がサファリパークのライオンに噛まれたことを知っている!?」

 

 

桂のその言葉で職員たちがこける。

 

 

「司令!こいつただのバカですよ!」

 

「とりあえず…慎次。すまないが彼を無力化してくれ」

 

「わかりました」

 

 

とりあえず弦十郎は桂を治療するため、慎次に指示を出した。

それと同時に慎次は桂を気絶させようと後ろに移動する。

 

だが、

 

 

「甘い!」

 

「ッ!?」

 

 

なんと、桂は後ろに回った慎次に刀を振り下ろしたのだ。

それに驚き、一歩下がる慎次。

 

 

「驚きました…。まさかこのスピードについてくるとは…」

 

「あいにく、忍者にはお墨付きをもらっているのでな」

 

 

そこで慎次はあの映像が頭によぎった。

響たちが転移した世界は明らかに江戸の町のような外観。

江戸らしくない風景もたびたびあったが、時代が江戸ならば忍者がいてもおかしくはないと。

 

 

「本場の時代の忍者からお墨付きをもらっているほどとは…納得ですよ。お名前を聞いても?」

 

「いいだろう!俺の名は、攘夷党党首!桂小太r【バタッ】」

 

「えっ?」

 

 

桂は突然倒れた。

それに驚きを隠せない一同。

桂は白目を向いていた。

 

 

「もしかして…」

 

「あぁ…限界…だろうな…」

 

 

一番かっこいいところで倒れてしまった桂に同情の視線が刺さる。

その後、桂は治療室に運ばれるのであった。

 

 

 

 

 

~しばらくして~

 

 

 

 

「司令、ただいま任務から戻りました」

 

 

 

その間、ピンク色の猫耳の髪をした女性【マリア】が帰ってきた。

 

 

「マリア君!帰ってきてすぐすまないが、緊急事態だ!」

 

「なにかあったんですか!?」

 

「あぁ、実は…」

 

 

弦十郎は今までのことをマリアのにすべて話した。

 

 

「そ、そんなことが…司令。念のため確認しておきます。休まれては?」

 

「すまないが…事実だ」

 

 

実際、こんなことになるもの仕方ない。

 

 

「翼たちが平行世界で警察に捕まって、平行世界の住人がこっちの世界に来て、そして全裸ッ!?どこをどうしたらそうなるの!?」

 

 

マリアが特に反応を示したのは次回予告だった。

実際、全裸になるのはありえない。

 

 

「それは俺たちにもわからない。現在、エルフナインくんたちがあの映像が送られてくる場所を特定しているが、手掛かりなしだ」

 

「そう…私も平行世界に急行したいけど…」

 

「それは無理がある。なにせ今回ゲートが開いている場所は街中だ。それはあまりにも目立ちすぎる」

 

「それに、何故翼たちが全裸になるの?全く意味がわからないわ…」

 

「それは俺たちにもわからん。あとは、桂くんが起きてから平行世界の事情を聴くしかないだろう…」

 

 

そのとき、通信機から慎次の声が聞こえた。

 

 

『司令、あの映像が再び流れました』

 

「ッ!わかった、今すぐそっちに行く!」

 

「急ぎましょう!」

 

 

 

 

~司令室~

 

 

 

 

二人が着くと、前回同様龍と狐の姿があった。

 

 

 

『さてさて、第二部始まり始まりっと』

 

『は~いカメラさん。こっちこっち』

 

 

その映像を見てマリアは困惑の表情を浮かべた

 

 

「なに、これ…?」

 

「俺がさっき言った映像だ。まだわからないか!?」

 

「すみません、全く分かっておりません!」

 

 

『さて、とりあえず今日は真選組の内部に入っていこうと思うんですが…土方さん、どうしちゃったんですかね?』

 

 

映像には、上半身が壁に埋まり、隊士たちがそれを精いっぱい引きずりだそうとしている姿が映し出された。

 

テロップ

【真選組副長 土方十四郎】

 

 

「なぜ!?」

 

 

マリアがそれを見てツッコむ。

実際、理解不能の状況だ。

 

 

『すみませーん。これ一体どういう状況ですか?』

 

『なんだあんたら!?今はあんたらの相手してる場合じゃないか!沖田さんがまたやったよ!あぁ壁を修理する俺らのことも考えてくださいよあの人!』

 

『あ、土方さんの心配はしてないんですね』

 

『当たり前だ!こんなの日常茶飯事だからな!』

 

 

「日常茶飯事!?これが!?」

 

 

『さて、とりあえず中に入りましょー』

 

 

カメラが真選組の内部に入る。

 

 

 

『普通ですねー』

 

『本当ですよ。沖田さんとか拷問器具置いてませんかね?』

 

 

「さらっととんでもないこと口走ったよ!?」

 

「藤尭くんうるさい!」

 

 

『おい、そこで何してんでぇ』

 

『あ、沖田さんじゃないですか?』

 

 

テロップ

【真選組一番隊隊長 沖田総悟】

 

 

 

(かわや)*1に行こうと思ってたんだが…不法侵入者か?だったら逮捕『これどうぞ』ッ!……見逃してやらぁ』

 

 

沖田の手に渡ったのは、謎のこけし

実際、全員『なぜこけし?』と思っている。

 

 

すると、そこへ…

 

 

 

 

 

「あれは…【ジャスタウェイ】!?」

 

 

「ッ!あなたは!」

 

「起きたのか。よかった」

 

 

 

包帯で体を包んでいる桂の姿だった。

ていうか、もうミイラと化していた。

 

 

 

「あなた…あのこけし知ってるの?」

 

「何を言うか!ジャスタウェイはそれ以上でもそれ以下でもない!ましてやそれ以外の何物でもない!わかったかこのバカども!」

 

「誰がバカよ!」

 

 

マリアは桂を殴る。

その影響で桂は地面転がる。

 

 

「マリアさん!相手はけが人です!」

 

「あっ!ごめんなさい。大丈夫?」

 

「こちらこそすまない。まさかジャスタウェイ見てしまって、興奮してしまったようだ」

 

「ジャスタウェイって何なの?」

 

「さっきも言っただろう!ジャスタウェイはそれ以上でもそr「それはいいから」……ジャスタウェイの効果はな、聞いて驚け!まずは爆発する!」

 

「爆発!?」

 

 

最初であの謎のこけしが爆発物だと聞いてマリアは驚く。

それは弦十郎達も同じだ。

 

 

「だが、ジャスタウェイの使い道はそれだけではない!これが重要なのだ!風鈴や目覚まし時計、さらに料理の出汁などに使えるのだ!」

 

「そんなのどうでもいいじゃない!?ていうか出汁!?なんで爆発物から出汁がでるのよ!?」

 

「ジャスタウェイだからだ!」

 

「理由になってないわよ!」

 

 

二人の漫才が繰り広げられている中、映像は進んでいっている。

 

 

『まさか、ジャスタウェイが手に入るなんてなぁ~』

 

『ところで、ジャスタウェイは何に使うんですか?やっぱり爆弾としてですか?』

 

『まぁまずは出汁を取ってからだな』

 

 

「えっ、マジで出汁取れんの!?」

 

「爆発物から出る出汁はあまりおいしくないと思いますが…」

 

 

『それじゃあ、俺たちはこれからまだ用事があるので。沖田さん、土方さん殺すの頑張ってくださいね』

 

 

「物騒!」

 

 

『おう、頑張らぁ』

 

 

そうして、画面に沖田の姿がなくなると、違う場面に移動する。

 

内容は真選組の中身の案内のようなもの。

しばらくの間これと言ったことは起こらなかったのだが……

 

 

『あれ?なんで天人がここに?』

 

 

そこに現れたのは、黒髪の青年だ。

 

 

『あ、えーと……』

 

『山崎…』

 

 

テロップ

【なんだっけ?】

 

 

 

『おいテロップ!なんだよ、なんだっけって!?退だよ!しりぞくと書いてさがるだよ!山崎退!』

 

 

そう彼、山崎退は見えないはずのテロップにツッコみを入れていた。

それに困惑する一同。

 

 

テロップ

【あぁ、アンパンか】

 

 

『アンパンかってなんだよ!山崎退ってちゃんと書けよ!』

 

 

テロップ

【じゃあバトミントン】

 

 

『じゃあってなんだよじゃあって!しかもバトミントンは初期のキャラ設定だろ!もう俺は完全なアンパンキャラになってるんですぅー!バトミントンの面影なんてもうないよ!』

 

 

テロップ

【ちっ、モブキャラのクセにうるせーな】

 

 

『ついにテロップに悪口書きやがったなこの野郎!あとモブキャラ言うなし!』

 

 

「…これ、なんで会話成立してんですかね?」

 

 

 

藤尭がそういう。

実際、今までこれは編集されているものだと考えるだろう。

 

だからテロップにツッコむなど無理がある。

最初からそういう算段ならありえるが、そうする理由がわからない。

 

 

 

「当たり前だ。今の世の中、本来見えないものにまで気を付けないとやっていけないぞ」

 

「いや、普通見えないものにツッコめないから!」

 

「んー及第点だな。もっと物事に的確にツッコめ。それでは俺の盟友の仲間(志村新八)に遅れを取るぞ」

 

「別にあなたの友達のこと目指してないから!」

 

「さてさて、まだ続いてるぞ」

 

「話を聞きなさい!」

 

 

『はぁー、はぁー、はぁー、俺、もう行くから…』

 

『ツッコミお疲れー』

 

『誰のせいだと「「「きゃあああああああああ!!!」」」ッ!?』

 

 

そのとき、女性の悲鳴が聞こえ、滅茶苦茶な歌が聞こえた。

 

 

「この歌は!」

 

「翼たちの歌!」

 

「でも、ここまで乱暴な歌、初めて聞きました…。一体なにが…!?」

 

 

『うわぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!』

 

 

次に男性の悲鳴が聞こえた

 

 

『この声は!局長ォォォォォォ!!!』

 

 

カメラが声が聞こえた方に移動する。

 

 

『局長ッ!!どうしたんですかって……沖田隊長ッ!?それに……痴女?』

 

『『『痴女じゃない!!』』』

 

 

カメラには、さっきの男、沖田総悟とシンフォギア装者三人の姿があった。

 

 

『おお、【山崎】。どうしたんでぇ』

 

『どうしたもこうしたもないですよ。急に大きな音が聞こえたと思ったら、こんなことになってたんですから』

 

『ああ。それならさっき変態をこの変態が退治したぜ』

 

『『『変態じゃない/です/っての!!!』』』

 

『あ……またあのゴリラか』

 

 

『ちなみに、ゴリラとはここの局長さんのことです』

 

『たぶん、さっきの悲鳴は…予測がつきますねぇ。とりあえず飛ばされたところまで行ってみましょう』

 

 

カメラは移動する。

ちょくちょく部屋の壁に穴が開いている。

 

 

「あいつら……帰ってきたら叱ってやらねばな…」

 

 

弦十郎は久しぶりに怒っていた。

それは本来守るべき人に攻撃をしたからだ。

しかもその威力は周りの残状を見れば即座に理解できる。

 

 

「司令、落ち着いてください。響さんたちは理由もなしに人に攻撃する人じゃありません」

 

「だが慎次。人に攻撃するなど…」

 

「ていうか、なんで翼たちは悲鳴を上げていたのかしら?」

 

「攻撃したのって局長らしいじゃないですか。もしかして響ちゃんたち、ヤバイんじゃ…。それにゴリラってどういうこと?」

 

「桂さん…だったわよね?局長さんについて何か知らないの?」

 

 

友里さんが桂に聞く。

 

 

「敵だ。永遠のな」

 

 

桂は即答する。

桂は攘夷党党首。ここの局長は警察。真逆の立場の者が敵といってもなんら変でもない。

 

 

「即答なのね…」

 

「あぁ。それはゲーム、モンハン(モンキーハンター)でも一緒だった。ヤツのアバター名は俺のアバター名と似ていたのだ」

 

「へ、へぇ~ちなみに、どんな名前だったんですか?」

 

『あ~長。どこまで行ったんですかね?あ、見つけた――――

 

「俺の名前は【フルーツポンチ侍G】と言う名前だった。対してヤツの名前は――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「フルーツチンポ侍G!!」』

 

 

『『『きゃ……きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!』』』

 

「「いやぁあああああああああああああ!!!!」」

 

「…………」

 

 

わいせつ物が入っているアバター名に驚く二人。

まさかのアバター名に固まる藤尭

 

 

「あの、チ○ポってもしかして「「見ても言ってもダメです/だ!」」

 

 

それに困惑するエルフナイン。

彼女は純粋な気持ちで聞いている。それを止める緒川と弦十郎。二人はエルフナインの目と口を閉じた。

 

だが、ここで一つの疑問が生じる。

 

ただのわいせつ物の名前を出しただけで『見ても』とは言わないはずだ。

塞ぐのは口だけでいいはずだ。それだけでは目を塞ぐ理由にはならない。

 

その理由は、画面にあった。

 

 

『うわぁ~……』

 

 

龍が声を上げる。

 

 

そこには、【近藤勇】の姿があった。

だが、姿が問題だった。

 

 

『マジでギャグって感じですねぇ。まさか、こんなポーズになっているとは…』

 

 

近藤は、カニ股になって上半身が埋まっていた。

その際、前向きの方がカメラに向いている。もちろんそこにちゃんと編集が入っているのだが、またその編集も問題だった。

 

 

「なんと!まさかテロップをモザイク代わりに使うとは…なかなかやるな!」

 

「何言ってんのよ!とんでもない場所にテロップあるじゃない!?しかも縦向きだし!」

 

 

マリアが言う通り、今までテロップは横向きだった。

だが、近藤のテロップの向きだけ縦だった。

しかもテロップの場所がチ○コを隠すモザイク代わり。

 

これだけで今どういう状況なのかが理解できるだろう。

ちなみにテロップには

 

【真選組局長 フルーツチンポ侍G……じゃなく、ゴリラ、じゃなかった近藤勇だよ】

 

と、書かれていた。

テロップの形式は今限定で色がついている長方形に文字が彫ってあるような形。

色は黒で、文字の色は白だ。

 

しかも、余計な文字が入っているために長さがエグく、それが原因でさらに卑猥感を増している。

 

これが流れたために司令室は大パニック。

周りにいた他のオペレーターたちも悲鳴を上げ、阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。

 

 

「ちょっと待って!?」

 

 

そこに、藤尭が声を上げた。

どうやら元に戻ったようだ。

 

 

「さっき、女性たちの声でほとんど相殺されてたけど、同時に響ちゃんたちの声も聞こえなかった…?」

 

『『『『『あ』』』』』

 

 

画面を再び見ると、画面の映像が変わっていた。

 

 

『全く龍さんは……人使い、いや、狐使いが荒いんだから…』

 

 

映っているのは狐だ。

どうやら龍は狐をさきほどのところまで行かせたのだろう。

 

そして、そこに映ったのは…

全裸の三人だった。

 

それが映った瞬間、

 

 

 

「男どもは見るなぁ!!!」

 

 

 

GXの6話の言葉と同じ言葉を叫び、弦十郎たちは目を閉じたり、違う方向を向いた。

だが、それをしないヤツが一人。

 

 

「おい、手が動かないんだが?」

 

 

そう、桂小太郎だ。

今桂は包帯巻き状態で実質両手が動かない。

どうやら、いらないところまでも巻かれていたようだ。

 

 

「目ぇ閉じればいいでしょ!」

 

「それは無理だ!最近目が乾燥して、目薬を使用しないと目がヤバいんだぞ!」

 

「じゃあ後ろ向きなさい!」

 

「脚を動かすだけでも一苦労なのだぞ!?」

 

「じゃあどうやってここに来たのよ!」

 

「そんなの決まっておろう!それはだな――

 

 

『実はな、俺はさっきあの銀髪の【自主規制なし】を激写したんだ。見たくはないかぁ?』

 

『はぁあああああああ/////!!マジでやめろッ!!ていうか消せ!!』

 

 

まさかの展開だった。

自主規制を入れなければならないところにピー音が入れられてなかった。

これに硬直してしまう一同。

 

 

「く、クリス君……」

 

 

このあまりの衝撃展開に、保護者である弦十郎は後ろを向いて壁に手をついていた。

 

 

「司令、落ち着いてください…」

 

 

さらに、そこに追い打ちが掛かる。

 

 

「あの、【自主規制なし】ってなんで―――」

 

「誰か!今すぐエルフナイン君を司令室から出してくれ!」

 

「えっ、あの、ちょ!弦十郎さん!僕なに悪いことしましたかぁ~~―――――……」

 

 

数人の職員たちがエルフナインの体を掴んで司令室から出した。

これは、正しい決断だったと皆が思った。(桂除く)

 

 

「これは…仕方ない…」

 

「司令の判断は正しいわ」

 

「なんなのよこれ…教育に悪すぎるでしょ…」

 

「貴様ら、あれごときに心を乱すな。たかが【ピ――――】や【ピ―――――】と言っただけであろう」

 

「それ自体が問題なのよ!わかりなさいこのロン毛野郎!」

 

「ロン毛野郎ではない桂だ!それに、見ろ」

 

 

桂が画面に目を移す。

 

 

『辱めた?何言ってんでぇ。また序盤だぜぇ。まだ【ピ――――――】や【ピ――――――】もしてねぇだろうよぉ』

 

『なななななな////!!!!』

 

 

「警察であるヤツが言っているのだ。俺は俺の世界では世間的に有名な犯罪者なのだ。警察であるヤツが言っているのであるのなら大丈夫だ」

 

「全然大丈夫じゃないわよ!ていうか、今、聞き捨てならないこと聞いたんだけど!?」

 

 

二人のボケとツッコミが繰り広げられている最中に、響たちは毛布にくるまっていた。

これで男性たちは目を逸らさず済む。

 

その次に、沖田からここで働けを言われ、沖田がテレビをつける。

 

 

『それでは、現場に中継を合わせます。結野アナ。結野アナ』

 

『はい、こちら現場の結野です。本日、かぶき町のど真ん中に信号機の色をした謎のハイグレ姿の女性三人組があの謎の水色の穴から現れ、わいせつ物陳列罪で真選組によって逮捕されました。真選組があの穴について、現在調べており、何かわかり次第、お伝えする模様です』

 

『はい、ありがとうございました』

 

 

「ケツのアナ…?」

 

「結野クリステル、有名アナウンサーだ。ていうか、あの穴、飛ばされた時に入ってしまったヤツではないか。そうか…俺はあの穴に入ってここに来てしまったのか」

 

「そうだったの!?ていうか、単純に言ってるけど、あなたがいること自体おかしいんだからね!?」

 

 

話は進み、翼はある質問を沖田にする。

 

 

『…そういえば、匿ってくれるのはありがたいが、さっき山崎とやらに頼んだものはなんなのだ?』

 

『あぁ、あれか?あれはな……あのカメラを持たせてコンビニのコピー機に直行させただけだ』

 

『『『…………え?』』』

 

『『『『『はぁ?』』』』』

 

『お前らの【ピ――――――――】が映ってるやつが、今頃どうなっているのかねぇ…?』

 

 

「一体この間に何があったの!?」

 

「さっき、響ちゃんたちを撮ったカメラを山崎って人がコンビニのコピー機に持って行ったそうだ…」

 

「え゛。それって、もしかして…」

 

 

そして、始まる修羅場(物理)

 

 

「こうしちゃいられないわ!司令、私もこの世界に行きます!」

 

「駄目だ!ゲートを出た途端一目に触れてしまうぞ!」

 

「出た途端に路地裏辺りに隠れれば大丈夫です!」

 

 

マリアは弦十郎の静止を聞かずにギャラルホルンがある場所へと向かってしまった。

 

 

「全く!クソ、どうすれば…」

 

 

弦十郎は目の前で自分たちが守らなければならない状態の響たちをフォローすることができないことに悔やむ。

 

 

「司令、悔やんでも仕方ありません。ここは、マリアさんに任せましょう」

 

「そう、だな……。さて、そういえば桂く……どこだ?桂君?」

 

 

弦十郎が辺りを見渡すが、桂はいなくなっていた。

 

 

「……ッ!まさか!」

 

 

弦十郎は気づいてしまった。

桂がいつ逃げ出したのかを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふっ、あの女子(おなご)には感謝しなければな。おかげで無事脱出できた。ありとうな、【エリザベス】」

 

”どうもどうも”

 

 

 

彼の隣には白い着ぐるみのようなペット?エリザベスがいた。

 

実はエリザベス。

最初からいたのだ。

あのときエリザベスは事の異変に気付き、桂に報告してからエリザベスは床の下に隠れていたのだ。

 

そして、桂の移動方法を説明しよう。

 

桂は怪我の重大さを思われ、意思から包帯グルグル巻きにされた。実際はテンパりすぎてこうなっただけだが。

そのせいで桂は身動きすら取れなかった。

 

そこで、ある方法を使ってその移動を可能にした。

 

 

「本当に感謝するぞエリザベス。まさか草履の裏に磁石を仕込んでいたとは…」

 

 

そう、磁石だ。

潜水艦は基本的に鉄でてきている。だから磁力が伝わる。

 

桂の草履に仕込んだ磁石はN極を。

対して床下に隠れていたエリザベスはS極の磁石を持っていた。

 

これだけでもうわかるだろう。

 

そして桂がいつ逃げ出したのか、それはマリアが司令室を出るとほぼ同時だ。

注意がマリアに、他の人間に向いているところを狙ったのだ。

 

 

「さて、俺たちは元の世界に帰るためにこの世界の情報を集めなくてはならない。いくぞ、エリザベス!」

 

 

桂が包帯を外した後、二人は陸を駆けて行った。

 

ちなみにだが、これを見て誰もが『いやS.O.N.Gの人たちに聞けばいいじゃん』と思うだろう。

残念だが、今の桂はそこまで頭は回らなかった(血液不足が原因で)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~司令室~

 

 

「監視カメラの映像は!?」

 

「今探している最中です!」

 

 

桂が逃げ出したことで司令室は今混乱していた。

エルフナインはちゃんと戻ってきており、逆に緒川が桂を探しに行った。

いくら緒川とは言え、緒川同等の速さを持つ者を見つけるのは難しいだろう。

 

そのときだった。

 

 

 

『次回予告だよぉ!』

 

 

 

突如画面が次回予告に変わる。

 

 

 

「重要な時に…!」

 

「でも弦十郎さん。これ、LIVEって書いてありますよ?」

 

 

 

エルフナインがそう指摘する。

実際、前回とは違いLIVEと言う文字があった。

 

 

 

『もうすぐで……もうすぐで着く……。平行世界。待ってて三人とも。すぐに行くから。さて、到着場所は町のど

真ん中。着いたらすぐに空に逃げないと』

 

 

「この声は、マリアさん!?」

 

「それじゃあ、今流れているのは、今のマリアさんの現状…!?」

 

 

そして景色が江戸の町になる。

 

 

『よし、すぐに飛『邪魔ネッ!!』グハァッ!!』

 

 

着いた瞬間、何かに頭を蹴られ、その勢いで方向感覚を失い、キリモミ回転をした。

その次に、

 

 

『自分のバイクで走ってるー!』

 

 

宙を浮いていた自分の体にバイクが激突し、遠くに飛ばされる。

 

 

『ちょ、銀さんッ!誰か撥ねましたよッ!?』

 

『知らねぇよッ!!さっさと行くぞッ!!じゃないと間に合わねぇ!』

 

 

そのままバイクは走り去っていき、彼女は路地裏へと叩き落された。

 

 

『………な、なに?なんなのこの世界…?シンフォギア纏ってなかったら死んでたわよ普通に…』

 

 

そのとき、頭になにやら生暖かい液体がかかった。

 

 

『…何かしら、これ…?」

 

 

上を見ると、そこには……

 

 

 

『ワンッ』

 

 

 

デカい、犬がいた。

 

 

『い、犬?にしていはデカすぎ…って、ちょやめ―――』

 

 

―バクッ―

 

 

女性は犬によって頭からバックリ行かれた。

実際には死んでないが、犬の顎の力がすごすぎるために抜けられない。

 

 

『ちょ、ワンちゃんお願いだから出してッ!!』

 

 

 

司令室に、沈黙が訪れる。

 

 

 

『……次回予告だよぉ!』

 

「今のなんだったの!?」

 

「ていうか次回予告より今のを見たいんだけど!」

 

 

画面が違くなる。

LIVEの文字は書かれていない。

 

 

 

『次回!暴れたことにより牢屋暮らしを余儀なくされるシンフォギア装者三人!』

 

『そこに、誤解の解けた山崎(モブキャラ)のいい言葉にシンフォギア装者たちは感動する!』

 

『そして最後に三人はこの真選組でどうなるのか!?』

 

『次回、『4人目の装者現り、交通事故にあう!』次回もお楽しみに!』

 

 

 

 

「……次回予告、さっきのLIVE映像まんまじゃん!やり直す必要あった!?」

 

 

 

 

司令室に、藤尭のツッコミが木霊した。

 

 

*1
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