シンフォギア装者が銀魂の世界に行くお話   作:龍狐

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マヨネーズとゴリラ

「あの…私たち変態じゃありませんッ!」

 

「は?その恰好のどこが変態じゃないっていうんだよ?」

 

「うっ……」

 

 

正論を言われると何も言えない……

 

 

「そんなことよりてめぇら。特別に教えてやる。こいつは【土方十四郎】って言って、俺たち真選組の副長だぜぇ」

 

「敬語を使え総悟ッ!!まぁいいか……そう、俺こそが鬼の副長、土方十四郎だ。名前くらい知ってんだろ?」

 

「知らないな」

 

「知らねぇよ」

 

「ごめんなさい、知りません……」

 

 

土方歳三は知っているけど……この人たち少し名前違うからなぁ……

しかも、私たちこの世界の人間じゃないし……

 

 

「……………」

 

「……プッ」

 

「総悟ッ!!おめぇ今笑ったろッ!」

 

「何言ってんすか?俺は別に土方さんのことは笑ってませんよ。ただ自分が有名だと勘違いしているお調子者を笑っているだけですぜぇ」

 

「それ俺のことだろぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

「えっ、もしかして土方さん。今まで自分のこと超有名だと思ってたんですかい?そりゃあ失礼しやした。土方さんが有名になっていると勘違いした理由はたぶん……今まで斬り殺した奴らが土方さんを知っているだけで、一般市民にはあまり伝わってないんじゃないですかねぇ?」

 

「てめぇ総悟ッ!!俺のこと舐めてんのか!!」

 

「えぇ舐めてやすぜ。前も言ったでしょう。俺が舐めてるのは土方さんだけだって」

 

「殺すッ!!!」

 

 

そうして土方さんは持っている刀を抜刀して沖田さんに斬りかかった。危ないッ!!

私は沖田さんに向かっている刀を受け止めようとした。だけど……

 

 

「これなぁ~~んだ?」

 

 

沖田さんは懐からあるものを取り出した。あれは……?

 

 

「マ、マヨネーズッ!!?」

 

 

それを取り出した瞬間に土方さんは刀を振るうのを止める。

ていうかなんでマヨネーズッ!?

 

 

「て、てめぇ!!」

 

「どうしやしたか土方さん。このマヨネーズがどうかしやしたか?」

 

「そ、そ、それは………」

 

「あぁ、これですかい?実は土方さんの部屋の隠し倉庫に締まってあったのを拝借しておいたんですよ」

 

「そ、それは……俺の手作りマヨネーズッ!!返せこの野郎ッ!!」

 

 

土方さんはそのマヨネーズを取り返そうとするけど……

 

 

「あぁ~~~やっちまったぁ~~~」

 

 

「#&%?*|¥@;+<>?’”~^=ッッッッッッ!!!!!!」

    ⇧

言葉にならない叫び

 

 

なんと、沖田さんはそのマヨネーズを地面にぶちまけた。

そして土方さんは奇声を上げてしまった。あのマヨネーズにどうしてそんなにッ!?

 

 

「うるせぇし…手錠で耳がふさげねぇ…」

 

「たかがマヨネーズに一体どうしてここまで……?」

 

「お、俺の高級卵ッ!!高級塩ッ!!高級酢ッ!!高級コショウッ!!高級油ァァァァ!!!」

 

 

あ……もしかしてそのマヨネーズって、全部高級品をふんだんに使ってたんだ……

 

 

「すいやせん土方さん。手が勝手に動いてしやいまして。本当はこんなことするはずなかったんですがねぇ」

 

 

その時の沖田さんは……すごい顔で笑っていた。

絶対わざとだ……

 

 

「てめぇぇぇえぇええ!!!殺すッッ!!絶対殺してやるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

 

そしてすごい勢いで沖田さんに刀を振るう。

まずい!!間に合わないッ!!

 

 

 

「油断したな土方ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

その瞬間、土方さんがものすごい勢いで吹っ飛んだ。

あれ?逆じゃない?

 

 

「こうなるだろうと思って、用意して正解だったなぁ」

 

 

沖田さんの手にはバズーカが握られていた。

なんでバズーカッ!!?

 

 

「おめぇ、さっきまでそのバズーカ持ってなかったろッ!?どっから取り出したんだッ!?」

 

「そんなの今さっき出現したに決まってるだろぉよぉ」

 

「何故出現するのだッ!?」

 

「そんなの、ギャグの特権ってやつだ」

 

「何故そこでギャグッ!?」

 

「ていうか土方さん無事なんですかッ!?」

 

「あぁそうだ。死んでくれたらいいんだけどなぁ……」

 

「物騒なこと言わないでくださいッ!!」

 

 

煙が晴れると、そこにはピクピク痙攣しながら上半身が壁に埋もれている土方さんだった。

 

 

「土方さんッ!!!」

 

「ちっ、まだ生きてたか」

 

「殺すつもりで撃ったのかッ!?」

 

「当たりまえだろぉよぉ。逆にバズーカってのは人を殺すために撃つもんだ。いい加減死んでくんねぇかな…」

 

「酷いじゃないですかッ!!上司なんでしょうッ!?」

 

「確かに上司だけど、本当に心配していいのかい?」

 

「どういうことですか?」

 

「おめぇら、もしかしてわかんなかったのか?実はな、土方の野郎。お前らのこと視姦してやがったんだぜ」

 

「「「えぇええ!??」」」

 

 

し、視姦って!?もしかして///……

でも、そんな素振りなかったような……///

 

 

「土方の野郎はな、ああ見えて結構エロいんだぜ?きっとお前らのあんなところやこんなところ……具体的に言うとお前たちの【ピ―――――――――】とか【ピ―――――――】を想像してたにちがいぇね」

 

「「「きゃあぁぁぁああああ!!!」」」

 

 

なんでそんなこと平気で言えるんですかぁぁぁっぁぁ///!!?あわわわわわ……///

 

 

「なんでそんなこと平然と言えんだよッ!!?」

 

「当たり前だろぉよぉ。そんなんで驚いてたらここじゃやっていけねぇぜ?」

 

「そんなんでって……それ以上にすごいものがあるのかッ!?」

 

「あるに決まってんだろうよぉ。さて、そろそろ行くぜ。出ないとおめぇら土方に【ピ――――――――】されるぞ」

 

「「「行きますッ!!!」」」

 

 

あの人………真面目そうな見た目だったのにそんなエッチなこと考えてる人だったなんて……

近寄らないでおこう……

 

 

――――――――――――

謎のナレーター

 

こうして、土方の知らない間に、土方の評価は底辺、いや、奈落の底まで落ちて行ったのであった。

 

そしてその時、沖田がものすごく悪い顔を誰も見えないようにしていたのは言うまでもない

 

――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、お前らには俺たち真選組の頭、【近藤】さんに会ってもらうぜ」

 

「近藤……もしかして近藤勇かッ!?」

 

「ちげぇよ。近藤さんの名前は勲だ」

 

 

やっぱり、この世界って私たちの知っている歴史と少し――いや、大分違う………

そして沖田さんは一つの部屋のふすまの前で止まった。

 

 

「ここに、局長の近藤さんがいるんだぜ」

 

「どんな人物なのだろうか……?」

 

 

翼さんもやっぱり疑問に思うよね……

私だって疑問に思うよ。だって沖田さんは爽やかな見た目だけど悪そうな人、土方さんは真面目そうだけどエッチな人だし……どんな人なんだろう?

 

 

「ついでだ。お前らに近藤さんの秘密を教えてやる」

 

「秘密?」

 

「そうでぇ。近藤さんは毎回この時間帯にある練習をしているでぇ。これは俺が裏ルートから仕入れた情報だ」

 

「裏ルート…?」

 

「そこは聞くんじゃねぇぜ。このままノックすると入るのに時間が掛かっちまう。だからそのまま入るぜ」

 

「近藤さーん。開けますぜー」

 

 

そして沖田さんはふすまを思いっきり開けた。

そこには……

 

 

「お妙さ―――――んッ!!」

 

 

()()の男の人が、誰かの名前を叫びながら布団に飛びついていた。

そしてその時に、見えてしまった……

 

 

「「「きゃあああああああああ!!!」」」

 

 

その時、私たちは思いっきり叫んで、無我夢中に歌った。

そして翼さんはアームドギアを大きくして、クリスちゃんはミサイルを出現させて、私は拳にフォニックゲインのエネルギーを集めて、裸の人に集中攻撃をした。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」

 

 

裸の変態の人は声を大きく上げる。

 

 

「うぉおい……なんだこりゃ……?」

 

「「「あ…………」」」

 

 

たぶん、この時の私の思考と二人の思考はつながったと思う。

やってしまった。と………

 

 

「すげぇ威力じゃねぇか……」

 

「えっ、そっちッ!?」

 

 

てっきり部屋壊しちゃった挙句、あの人に攻撃したこと怒られると思ったのに………

 

 

「いやぁ、近藤さんのあの姿を見せて驚くお前らの姿を見たかったんだが……まさか急に歌いだしたと思ったらこんな結果になるなんてなぁ……」

 

「あれ知ってて見せたんですかッ!?」

 

「当たり前だろぉよぉ。最初に言ったろ。練習してるって……」

 

「逆にあれはなんの練習なのだッ!?」

 

「なんでも、今近藤さんが絶賛ストーカー中の女と一夜を過ごすときのための練習らしいぜ」

 

「はぁッ!?ストーカーッ!?」

 

「何故警察がストーカーをしているのだッ!?しかも局長なのだろうッ!?」

 

「し、しかも一夜って……あわわわ……///」

 

「まぁ、俺もそんな日は一生来ないと思ってるから、気にすんな」

 

 

どこを気にしなければいいんだろう………?

 

 

「局長ッ!!どうしたんですかって……沖田隊長ッ!?それに……痴女?」

 

「「「痴女じゃない!!!」」」

 

 

すると、そこに黒髪の沖田さんたちと同じ服を着た男性が走ってきた。

ていうか、手に何持ってるの?

……アンパン?

 

 

「おお、【山崎】。どうしたんでぇ」

 

「どうしたもこうしたもないですよ。急に大きな音が聞こえたと思ったら、こんなことになってたんですから」

 

「ああ。それならさっき変態をこの変態が退治したぜ」

 

「「「変態じゃない/です/っての!!!」」」

 

「あ……またあのゴリラか」

 

 

無視された……

ていうか今、ゴリラって言わなかった?

上司にゴリラって……ていうかゴリラってどういうこと?

 

 

「でも、変態が変態を倒すってなんかシュールだなぁ」

 

「それのどこがシュールなんですか。ていうか、その子たち手錠をかけてるってことは、犯罪者なんですか?」

 

「おうよ。わいせつ物陳列罪だ」

 

「ああ、確かにそうですね。そんな恰好してれば……」

 

「うぅぅぅ……翼さん、クリスちゃん。一回元の姿に戻らない?」

 

「そうだな……最初からそうすればよかったな」

 

「ていうかさっきまでそんな暇さえなかっただろ……」

 

 

そして私たちは元の服装に戻るために一回光に包まれる。

そして光がなくなると私たちは元の服装に戻る………はずだった。

 

 

「「「……え?」」」

 

 

私たちは、しばらく思考が停止してしまった。

何故なら、私たちの今の姿は、元の服装ではなく……

 

 

沖田「……………」(ゴミでも見ている目)

 

山崎「……………」(鼻血を出している)

 

 

「「「きゃ……きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全裸、だったから………

 

 

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