シンフォギア装者が銀魂の世界に行くお話   作:龍狐

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そのころ、シンフォギア世界では……

~これは、三人が平行世界に行ったしばらく後の話である。

 

 

「さて……三人は大丈夫だろうか…?」

 

「今回も、無事を祈るしかありませんよ」

 

「そうだな……」

 

「弦十郎さん」

 

「どうしたんだ?エルフナイン君」

 

「僕たちは僕たちにしかできないことをやろうと思います。まず、ギャラルホルンのアラーム音についてです」

 

 

エルフナインがそれを言うと、全員が顔をしかめる

 

 

「そうだな…今まで、あんなことはなかった…」

 

「やはり今回の平行世界はいつもとは違うということでしょうか……」

 

 

考えれば考えるほど謎が出る。

そんなときだった。

 

 

 

「ッ!?司令!!」

 

「どうしたッ!?」

 

「操作が……操作が効きませんッ!!」

 

「なんだとぉッ!!?」

 

 

オペレーターの二人にいろいろと操作するが、どうやら受け付けないようだ。

 

 

「もしかして、ハッキング……ッ!?」

 

「そんなこと、今までなかったぞッ!?」

 

「と、とにかく、ボクもやってみますッ!!」

 

 

二人を助けるためにモニターの席にエルフナインがついたその瞬間だった。

 

突如、画面が変わった。

 

 

『どーですか、龍さん』

 

『こちらは準備オーケーだぜ狐さん』

 

 

そこには、いろいろ謎の機材を持った龍と狐が映し出されていた。

身長は成人男性ほど、そして手も足もある。

 

 

この謎の映像に皆は困惑するしかなかった。

 

 

ちなみにだが、字幕はあります。

 

 

『ほら、スタッフの皆も、さっさと持ち場に着くよ』

 

『そーだぜ。これが俺らの仕事なんだからよ』

 

『『『『『はいッ!!』』』』』

 

 

画面には映ってはいないが、どうやら人?がたくさんいることには間違いない。

 

 

「な、なんだ、これは……?」

 

「龍と、狐……?」

 

 

『はい、それじゃあ、3、2、1、カットッ!』

 

 

龍がそう言うと、映し出されたのは江戸の町、そして人だかり。

 

 

『人だかりがありますね』

 

『とりあえず進んでみましょう』

 

 

そうして龍と狐、そしているであろうスタッフたちがその人だかりの中に入っていく。

そしてそこには……

 

 

「響君ッ!翼ッ!!クリス君ッ!?」

 

 

そう、シンフォギアを纏った三人が映し出されていたのだ。

 

 

「な、なんで響さんたちが…」

 

「今響君たちは平行世界に…まさかッ!?」

 

「はいッ!!たぶん……今映し出されているのは、平行世界でのこと……ッ!!」

 

「ですが、今までそんなことありませんでしたよッ!?」

 

「だが、この映像を見る限り、そうとしか思えん……」

 

 

しばらくすると人だかりの中から茶髪のイケメンが出てくる。

そして、その男は響たちに手錠をかけた。

 

 

『わいせつ物陳列罪で逮捕な』

 

 

「「「「「…………」」」」」

 

 

あまりの出来事に、全員が硬直した。

 

 

「え……?」

 

「ひ、響さんたち……逮捕されちゃいました……」

 

「いやいや!!そんな風に見てる場合ッ!?」

 

「でも……私たちじゃ何もできないし……」

 

 

そんなときだった。

 

 

『おや、貴様ら何をしているのだ?』

 

『ん?』

 

 

カメラが後ろを振り替えったそのとき、画面に映ったのはロン毛で血塗れの男。

 

 

「ひゃあぁああああああ!!!」

 

 

あまりにもむごく、それを見てエルフナインが悲鳴を上げる。

 

 

『そこの、龍と狐、そしてカメラを持ったお前らだ。お前たちは一体何をしているのだ?』

 

『あぁ、【桂】さんじゃないですか』

 

『ほほぉ、貴様ら、俺のことを知っているのか』

 

『えぇ、えぇ。悪い意味でね』

 

『まぁそうだろうな』

 

『ところで桂さん。ところで一体何を?その血は一体どうしたんですか?』

 

『今はバイトの最中だ。それとこの血は……聞きたいか?』

 

『えぇとても』

 

 

『実は………『サファリパークを、原チャリで走ってきました』」

 

『桂さん。いえ……ヅラ。あんたやはりバカでしょう』

 

『ヅラじゃない桂だッ!!ライオンやトラ、チーターに追いかけられるこの瞬間がなによりたまらんではないかッ!!』

 

『あんたもうただのドМですよだたの』

 

『ドМではない桂だッ!!それに、命を賭けた方がより武士らしいと言えようッ!』

 

『そんなくだらないことで命かけないで』

 

 

「な、なんだこのやり取りは……?」

 

「こんなことより、翼さんたちの方を映してもらいたいのですが………」

 

 

『さてさて、俺はこれからさっきの真選組のパトカーを追いかける。そして沖田総悟を討ち取る!』

 

『急な決定ですね。あ、さっきの女の子たちは()らないでくださいね』

 

『わかっている。俺だってそこまで鬼畜ではない。()ろうとはしないさ。』

 

「ちょッ!!字幕がヤバイんですがっ!!」

 

『それは助かります』

 

『あ、でも誤って沖田総悟ごと殺してしまうかもしれん』

 

『えーそれは困りますよー』

 

『まぁ仕方ないだろう。街中であのような恰好をする変態など、生きていてもしょうがないからな』

 

『桂さん。それは酷いですよ。あの子たちは………風俗店の看板娘さんですから』

 

 

「「「「おいッ!!!!」」」」

 

 

あまりのウソにエルフナインを除く四人がツッコんでしまう。

 

 

「あの、風俗店というのは…」

 

「エルフナインちゃんは知らなくていいのッ!!」

 

「は、はいっ!!」

 

 

『なるほど……最初はプ○キュアとかその辺りの方を考えていたのだが……それはあの女子(おなご)たちに失礼だな……。よし、ここはあえて、知らないフリをしておくか……』

 

『お願いしますよ桂さん。それじゃあ俺たちはこれから打ち合わせがあるので』

 

『そうか。それじゃあ俺とエリザベスはあの車を追うので、失礼するッ!!』

 

 

その瞬間、口からドリルが生えた謎の白い人形的なものが出てきて、どこからか出した原チャリに乗り超スピードで遠くに行ってしまった。

 

 

『いやぁ。早いですなぁ狐さん』

 

『そうですね龍さん』

 

『お二人とも。そろそろ第一部は終わりにしましょう』

 

『そうだね。それじゃあ、また次回ッ!!』

 

 

映像が途切れたと思ったその次の瞬間、コマーシャルが流れる。

 

 

 

『次回ッ!!』

 

 

『真選組の屯所についたシンフォギア装者三人ッ!!』

 

 

『そこに待ち受けていたのは、ドSの沖田総悟ッ!!マヨネーズの土方十四郎ッ!!変態の近藤勲ッ!!そしてアンパンの………名前なんだっけ……?ま、いっか………とにかくアンパンが待ち受けていたッ!!』

 

 

『そこでさまざまなトラブルが装者を襲うッ!!』

 

 

『次回、【装者、なぜか全裸になるッ!!】次回もお楽しみにッ!!』

 

 

 

そして、画面がいつもの通りに戻った。

 

そして、皆が思ったことはただ一つ。

 

 

 

『楽しみにできるかッ!!』

 

 

 

である。

 

 

「すぐにあの映像の出どころを調べろぉッ!!」

 

「「はいッ!!」」

 

 

二人はすぐさまにあの映像が送られた場所を調べる。

 

 

「な、なぜ全裸なのだ……?」

 

「一体、平行世界で響さんたちはなにを……?」

 

「とにかく、今はなんとかしないと………「司令っ!!」」

 

 

すると、職員が司令室に大急ぎで入ってきた。

 

 

「少し待ってくれッ!!今はそれどころじゃないんだッ!!」

 

「それはこっちもですッ!!侵入者ですッ!!」

 

「なんだとぉッ!?」

 

 

今ただでさえ情報の整理ができていないのにさらに混乱する出来事が起きた。

 

 

「侵入者は今どこにいるのだッ!」

 

「それが………ギャラルホルンがある部屋ですッ!!」

 

「なんだとぉッ!?まさか、侵入者の狙いはギャラルホルンかッ!?」

 

「それは分かりませんッ!!ですが、その侵入者、血まみれです!」

 

「血塗れっ!?一体どういうことだッ!?」

 

「それは俺にもわかりませんッ!!ただその侵入者、さっきっからプ○キュアだとかセー○ームーンとかガ○ダムとか訳の分からないことばかり言ってて……」

 

 

――ピクッ――

 

 

それを聞いて、皆が手を止めた。

今職員が言った言葉の一つだけ、聞き覚えがあったからだ。

 

 

「プ○キュア………?本当にそう言っていたのか?」

 

「えぇ…そうですが……」

 

「なぁ、もしかして、その男って、ロン毛で和服を着ている男じゃない…よな……?」

 

「えっ、なんで分かったんですかッ!?」

 

 

それを聞いた瞬間、弦十郎と緒川はすぐに行動を開始した。

見えない超スピードでギャラルホルンの部屋まで移動したのだ。

 

 

そして、そこで目に映ったのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、貴様らは何者だと聞いているッ!!闇○織ド○ッドかッ!?それともバイ○ロン!?反○邦組織かッ!?まさか……初代プ○キュアのド○クゾーンだったりするのかッ!?」

 

「だからお前はなにを言ってるんだッ!?」

 

 

 

 

そう!!

 

職員にツッコまれている目の前にいるこの男こそ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桂 小太郎

 

 

 

 

であるッ!!!

 

 

 

 

…………なんでいんの?

 

 

 

 

 




一方そのころ。


「おいぃぃぃぃぃぃ!!!なんだよ名前なんだっけってッ!?山崎退だよッ!!一応原作キャラなんだから名前覚えろよッ!!」


天空に向かってツッコんでいた。
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