けものフレンズ 暗い過去

第十四話 アメリカ

新登場の人物

·ジョーン=オリバー
アメリカ陸軍の兵士。

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2125年4月23日

アメリカ合衆国　ワシントンD.C.

ジョーン=オリバー視点

俺は仕事が一通り終わったので、コーヒーを飲んでいた。

そんなとき、一人の兵士が駆け込んできた。

「司令官!　大変です!」

「どうした?」

「ペンタゴンが爆発しました。」

それは、信じられないことであった。

「す、すぐに部隊をワシントンD.C.に向かわせろ!」

「了解!」

2125年4月23日

太平洋連邦サバンナ州

サーバル視点

私はやることが特になかったので、テレビを見ることにした。

因みに私が一番気に入っているチャンネルは太平洋中央放送(PCTV)で、国営だが、日本のアニメなども放送されている。私が一番気に入っているアニメは«旭日の艦隊»だ。

しかし、今日のニュースは違った。

私はすぐにかばんちゃんを呼んだ。

「かばんちゃん!」

「どうしたの?」

「アメリカでテロが起きたんだって!」

「たうえ!?　待って、内容は?」

「ペンタゴンていう建物が爆発したらしいよ。とにかく、テレビを見て。」

「こっちで調べられるから大丈夫。」

「そのパソコンは中国製だけど?」

「大丈夫でしょ。」

かばんちゃんはそういって、パソコンを起動した。

ちなみに、かばんちゃんがもっている«ばっどゆーえすびー»とかいうUSBメモリも中国の通販サイトで買ったものだ。

何故か、中にはarduinoが入っているけどね。(笑い)

たまに、かばんちゃんがそのUSBメモリをパソコンに挿して、キーボードをすごい速さでカチカチしているけど、何をしてるんだろう?

今度、ボス(ラッキービースト)に挿してしらべてみよう。

確か、ラッキービーストにはUSBを挿せるところが1つだけあったような···

私も«ばっどゆーえすびー»を買ってみようかな?

いや、最近は«ばっどえすでぃー»とかいうのもあるから、そっちの方がいいかも。

「あっ、これじゃないかな?」

それは、«アメリカ合衆国政府のテロ対応について。»というタイトルのウェブサイトだった。

そこで、調べて分かったことはこんな感じ。

·すでにアメリカでは、戒厳令が敷かれていること。

·アメリカ軍の主力部隊がワシントンD.C.に配備されていること。

·アメリカ合衆国政府は太平洋連邦政府にテロリストの引き渡しを要求していること。

·太平洋連邦政府はテロリストをアメリカ政府に引き渡す方針であること。

·今回のテロの犯人は太平洋連邦の反政府組織である«ファスケスジャパリ»の主力部隊であること。