·アカクラゲ
アカクラゲのフレンズ。
太平洋連邦国防省の高官。
2125年4月25日
太平洋連邦首都パークセントラル
国防省
アカクラゲ視点
私は必要な書類を書き終えて、コーヒーを飲んでいた。
「失礼します。太平洋連邦陸軍情報指令部所属の遠坂健であります。緊急の報告を致します。本日、国防省長官ジョン=アーサー殿より、太平洋連邦北米方面軍の出動を要請したいとの連絡が入りました。」
「そうか。北米方面軍の出動を許可する。どこに出動するんだ?」
「アメリカ合衆国コロンビア特別区ワシントンD.C.です。」
「そうか。報告ありがとう。」
「失礼しました。」
そういって、彼は敬礼をして出ていった。
それにしても、シナ州の治安が悪くて困っているのに、今度はアメリカか。
困ったもんだよ。
シナ州はシナ半島(太平洋連邦政府の朝鮮半島の呼び名)に位置する州なのだが、現地の武装勢力«朝鮮独立軍»のおかげで治安が非常に悪い。
そのため、州政府は形骸化し、事実上の中央政府の直轄地だ。
旅行で行く人はまずいない。
いるとすれば、太平洋連邦軍や日本国軍の兵士か物好きだけだ。
あと、戦場カメラマンぐらいかな。
これを受けて、中央政府の方はシナ州を傀儡国家«朝鮮国»として独立させようという話が出てきている。
明日、連邦議会で最終的な判断が出される。
2125年4月25日
ワシントンD.C.
太平洋連邦軍の将校視点
「おいおい。これは何があったんだ?」
「ああ、不審物が爆発して、建物が吹き飛んだらしい。」
アメリカに太平洋連邦軍を置くようになったのは、アメリカ国内でのテロの多発が原因だ。
おかげで、今の«世界の警察»はアメリカではなく、太平洋連邦になっている。
それにしても、まさか、ホワイトハウスまで吹っ飛ぶとは思わなかったよ。
今までは、映画館や劇場、公民館が狙われていた。
「ところで、貴国で活動しているテロ組織はいくつあるんだ?」
「ワシントンD.C.近郊だけで50ぐらいだ。」
「代表的なテロ組織は?」
「アメリカン=ナショナリズムだ。」
「国粋主義か。我が国にもファスケスジャパリと呼ばれるテロ組織があるが、貴国にもあるとは思わなかったな。」
「ああ、ファシスト政党はヨーロッパやアジアでは数ヵ国が議席を獲得する程度らしいが、アフリカだと活動が活発らしい。既に南アフリカ共和国は独裁制になって、ナミビアなどの隣国を攻撃しているらしい。我が国の軍隊もナミビア救援のために南アフリカ共和国を攻撃しているが、全く歯が立たない。さらに、エジプトやエチオピアも独裁制になり、周辺の国を攻撃している。このままだと、ヨーロッパの国々が攻撃を受けるのも時間の問題だ。現にギリシャもエジプトに侵略された。核を使うことも視野に入れなければならない。」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! 200年前の悲劇を繰り返すつもりか!?」
「だが、ファシズムがまた台頭したら、また世界大戦が起きる。そうなる前にファシズムを潰さなければならない。」
「じゃあ、俺から一言言っておくよ。≪核は戦争を早く終わらせることができる。だが、その落とされた国の罪なき国民がたくさん死ぬ。≫ 日本のことを忘れるなよ。あんたも1945年8月のことを覚えてるだろう?」
「わかった。」
本作品での朝鮮半島の立場はどれがいいですか。
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太平洋連邦に併合されている。
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未だに統一していない。
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アジアの最貧国になっている。
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さらに分裂している。
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ヨーロッパの国の領土になっている。