2125年3月13日
太平洋連邦キョウシュウ州
カラカル視点
「キュルル、いや、キリル・ケレンスキー。もうこのようなことはやめた方がいい。あんたも分かっているだろう。国粋主義の国家が最後にはどうなるかを。ある国では不景気による国民の不安を口実にファシスト政党が勢力を伸ばした。しかし、最後には戦争に負けて、イデオロギーの違う二つの大国に分割され、同じ民族の間で要らない対立を招いた。この国もできた頃は太平洋ナショナリズム党というファシスト政党が政権を握っていたが、最後にはクーデター(2110年1月1日に起きたクーデター。通称«正月革命»。太平洋連邦軍30師団が一斉に蜂起を起こし、太平洋ナショナリズム党の党首であるフランシェル・エリックを暗殺したというもの。)で崩壊した。人は歴史を繰り返す。あんたも同じ道を辿る事になるぞ。」
そんなことをキュルルに対して、何度も警告してきた。
しかし、今回も答えは同じだった。
「五月蝿い!! この兵器さえ完成すれば、ファスケスジャパリの目標は達成出来るんだ!」
「そう・・・。じゃあ、あんたとは考え方が合わなそうね。私はファスケスジャパリを抜けるわ。さようなら。」
そういって、私はファスケスジャパリのアジトを出た。
これから、太平洋連邦軍国家防衛庁の長官であるフェネックに会いに行くのだ。
2125年3月13日
太平洋連邦キョウシュウ州
国家防衛庁
フェネック視点
私は仕事がある程度終わったので、コーヒーを飲んでいた。といっても、コンビニに売っているような缶コーヒーだが。
そんな時、私の部屋に一人の兵士が入ってきた。
「失礼しますなのだ! カラカルと名乗るフレンズから連絡が来ているのだ。」
アライさんだ。
「あっ、アライさんじゃん。じゃあ、ちょっと私にかわってくれるかなー。」
「了解なのだ! どうぞなのだ。」
私はアライさんから携帯電話を受け取り、アライさんを外に出した。
「はい。お電話代わりました。フェネックです。」
「カラカルです。」
「んっ、ちょっとお待ちください。」
カラカル・・・。その名前に聞き覚えがある。
太平洋連邦軍の裏切り者だ。
「カラカルさんですね。カラカルさんについて調べたところ、特記事項がありました。明日の午後、キョウシュウ州の州都ジャパリシーのセラードホテルという場所でお会いしましょう。」
そう言って私は、携帯電話を元の場所に戻した。
ちっ、裏切り者め。
裏切り者はどうなるか思い知らせてやる。
本作品での朝鮮半島の立場はどれがいいですか。
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太平洋連邦に併合されている。
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未だに統一していない。
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アジアの最貧国になっている。
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さらに分裂している。
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ヨーロッパの国の領土になっている。