皆さん、始めまして。紅魔族随一の魔法使い、爆裂魔法の使い手、めぐみんです。
今日のお話はカズマに変わって私視点での話をさせていただきます。
「カジュマしゃあぁぁぁぁぁんん!!」
さて、今私達の前には檻の中に入れられたアクアが無数のブルータルアリゲーターに群がられてる姿があります。
……話は数時間前に遡ります。きっかけはアクアがまた無駄遣いしてお金をカズマにせびってるところからでした。
『もうお前に金はかさんっ!宿代を出してもらってるだけありがたいと思え!それでも金がほしいなら働け冒険者っ!』
まあ、カズマの言うことも最もなのでアクアは大人しく依頼を受けてきた。その内容は汚染された湖を浄化することらしい。
アクアは体に触れた液体を真水にする不思議な体質らしく、半日水に使っていれば湖は完全に浄化されるらしいがその間モンスターから身を守る手段としてカズマが提案したのがあの檻というわけです。
結果、アクアは湖に生息しているブルータルアリゲーターにたかられてるわけです。
私の爆裂魔法ではアクアを巻き込んでしまいそうなので、こうして畔で見守ることしかできないのです。
ですが、私とその隣でそれを見守るダクネスにはもう一つ心配事があります。
私は頭上を見上げます。
「喰らえっ!!!」
「うっ、やるね〜!!今度は僕だっ!」
そこではゼロワンとなったカズマと変身した迅が空中戦を繰り広げていた。今は剣を持った迅をショットガン?という武器を持っているカズマが胸の装甲から放った蜂で攻め立てている最中だ。
最初に迅と戦ったときは一矢報いただけで惨敗したと効いているが今は互角に戦えているように私には見える。
……あの日。ベルディアが街に来た日からカズマは迅との特訓をさらにハードにしたように思う。私達が出会ったばかりの頃のカズマなら絶対にこんなことはしなかっただろう。
少なくとも他の依頼中の時間を使ってまで、特訓をしたりはしなかっただろう。
だけど、何処かカズマらしいように感じます。
カズマは照れ隠しで口は悪くなるが、
私達のパーティを全員何処か問題を抱えている。例えば私は火力が出せるが連発できない。アクアはあの無鉄砲さ、ダクネスは性格。
カズマは最弱職の冒険者ではあるが、頭の回転が早く入ろうと思えば別のパーティに入れるだろう。だけど、カズマは私達を置いていくようなことはしない。一度仲間になった以上、パーティを率いてる責任感を感じているからだ。
だからだと思う。カズマは私達紅魔族の祖、ヒデンアラタという人物から託された仮面ライダーゼロワンで戦うことに責任感を感じている。ゼロワンは魔王軍を倒すためにアラタさんが未来の冒険者に託した、謂わば彼の希望。それを成り行きとはいえ受け取ってしまったカズマは魔王を倒さなければいけないという責任を感じているのだと思う。
魔王を倒す、というのは私も目指してみたい。カッコいいですし……だけど、アソコまで焦って戦うことはないように思えるのは否めない。
このままだと、カズマは戻れないところまで行ってしまうかもしれない、そう考えずにはいられなかった。
「……大丈夫ですかね、カズマ」
「確かに心配ではあるが……今は迅に任せよう。アイツに一番近い立ち位置にいるのはきっと迅だからな」
「……そうですよね」
ダクネスの言葉を否定できないのは少し悔しい。
私達二人は迅より早く出会った。だけど、一緒にいた時間はきっと、もう迅の方が多いだろう。それに、何処か二人の距離感が友人というより、親友のそれに近いようで……。
そんなことを考えていると、私達の背後に何かが降ってくる。きっと、戦いが終わったのだろう。
「どちらが勝ったと思いますか?」
「カズマじゃないか?さっきまで、押していたし」
「では、私は迅に賭けます。負けたほうが今日の夕食を奢るというのはどうです?」
「ふふっ、いいだろう。受けて立つ」
やがて、粉塵が晴れるとそこには地面に倒れ込んだカズマとそこへ剣の鋒を向けている迅の姿があった。
賭けは私の勝ちですね、ダクネス。
このファンやってて、何故か理由はわからないけど迅をにヒロインをつけるならシエロちゃんしかいない気がしてならない……。
六巻と七巻の間に記憶をなくしたカズマがライダーからプログライズキーを受け取るオリ章『継承編』をやろうと思うのですがどっちの案がいいでしょうか?
-
それぞれの世界に行って力を受け取る
-
一つの世界に揃ってて一人一人から受け取る