青薔薇と天才少年のコンチェルト   作:カトポン

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 どうも、おはこんばにちは。
 以前、pixvで未完成のままそのまま放置していた小説をリメイクして出す事にしました。内容はオリ主と燐子の恋愛です。
 ある意味、自分の処女作なので不安ですが、これからよろしくお願いします。


序章 全ての始まり
プロローグ 日本への帰国


「ふぁぁ〜やっと着いた。ったく、時差ボケで眠い・・・」

 

 時差ボケに苦しみながらスーツケースを引っ張っている俺は神谷悠人。元々この町で育っていたんだが訳あって4年前からイギリスに留学し、今年からまた日本に戻る事になり今まで住んでいた町に帰って来たという訳だ。

 だが、空の旅と時差ボケでくたくたになっており、俺の頭の中は早く寝たいと睡眠欲に染まっていた。

 早く寝ようと歩いていると前から2人の女子がやって来た。

 

「りんりーん、今日のクエスト手伝って」

「うん、良いよ・・・あこちゃん。10時からで、良いかな・・・?」

 

 何故だろう。髪が紫色でツインテールに結んでいる人には見覚えがないが、その隣にいる黒髪ロングの人には凄く見覚えがあった。

 

(いやいや、そんなまさか。確かにそっくりだけど、きっと寝ぼけてそう見えてるだけだって)

 

 恥ずかしい思いはしたくないので、そのままスルーを決め込もうとしたが向こうから声を掛けられた。間違ってるかもしれないけど俺も勇気を出して聞いてみるか。

 

「あ、あの・・・!」

「どうしたんだ?燐子」

「!・・・その声・・・悠、くん・・・?悠くんなの?」

「そうだよ。久し・・・いや、ただいま燐子」

「おかえり、悠くん。・・・会いたかった・・・会いたかったよ・・・」

 

 燐子はそのまま俺の胸に飛び込んできた。いつもの燐子ならこんな事はしないだろうが、かれこれ4年ぶりだからな。恥ずかしさよりも嬉しさの方が勝っているらしい。

 

(ま、俺も会えて嬉しいしな・・・)

 

「りんりん、この人と知り合いなの?」

「うん、この人は・・・私の・・・幼馴染、なの」

「初めまして、俺は神谷悠人。君は?」

「宇田川あこ。あこで良いよ」

「分かった。よろしく、あこ」

「はい、よろしく悠人さん」

 

 いきなり、タメ語か。見た目通り随分とフレンドリーな性格のようだ。コミュ力高そうだし燐子とは正反対だな。

 

「それじゃ俺はそろそろ行くよ。帰って来たばっかで眠いから」

「そっか・・・じゃあね、悠くん・・・」

「バイバイ、悠人さん」

 

 燐子とあこに別れを告げ、再び歩き出した。やがて、一つの一軒家の前で足を止める。

 そこは、一般の一軒家にしては少々でかい家だった。この家が俺がイギリスに留学する時まで住んでいた。

 

(あの頃と全く変わってないな・・・)

 

 俺は門を開けると玄関まで行きカードキーをスライドし暗証番号を入力する。玄関のロックが解除されると扉を開け家の中に入った。

 だが、この時の俺はまだ予想だにしていなかった。この出会いが頂点に咲き誇る青薔薇の軌跡の始まりである事を・・・。




如何でしたか?
まぁ、オリ主の設定を殆ど明かしていないので何のこっちゃって思う人もいるかもしれませんが、これから明らかになっていくので気長にお待ち下さい。
それでは、また次回お会いしましょう。
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