青薔薇と天才少年のコンチェルト   作:カトポン

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 どうも、おはこんばにちは。
 小説投稿をしているこのiPhone6Sを先日誤ってトイレに落として水没させてしまった作者でございます。
 今の所は大丈夫だけど、いつ不具合が出たらどうしようと気が気でありません。
 これからどうなるか分かりませんが、第9話をどうぞ。


第9話 孤高の歌姫

 友希那の前の人のライブがそろそろ終わりそうなので、あこに連絡し二人を呼び出す。

 程なくして、あこと幾分か顔色が良くなった燐子がやって来た。

 

「燐子、大丈夫か?」

「うん。・・・外の空気を、吸えたから・・・」

 

 良かった。これで駄目だったら正直お手上げだった。

 

「悠人さん、次は友希那ですよね?」

「あぁ。もうそろそろで始まると思うが・・・」

 

 そうこう言っているうちに友希那と思われる一人の女子がステージに立つ。それだけで、客席から多くの歓声が響き渡った。

 そして・・・

 

「ーーーーー♪♪」

 

 友希那が歌い出した。

 

(なんだよ・・・これ・・・)

 

 俺は友希那の歌声を聞いて驚いていた。

 もう、上手いとかそんな次元の話じゃない。会場一帯を包み込むかのように歌声がライブハウス全体に響き渡っていた。言葉1つ1つが音にのり情景が浮かんでいく。こんな歌声を聞いたのは初めてだった。

 あこが一番見たいと言ったのも分かる。今日、このライブハウスに出演している人達の中で友希那より凄い奴なんて居ないだろう。

 それから俺達が友希那の歌声に感動し、しばらくぼーっとしているのに気づいたのは3分後のことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 湊さんの歌を聞く為に私は今ライブハウスに居ます。湊さんはというと、ステージに立ち準備をしている。

 

「・・・友希那・・・!」

 

 それにしても凄い熱気だわ。湊さんはこんなにファンがいるの?

 しかもその人達は騒がずに、あの子が歌うのを今か今かと待っていた。

 

「燐子、大丈夫か?」

「うん。・・・外の空気を、吸えたから・・・」

 

 あの人・・・確か同じクラスの白金さん?彼女も湊さんのファンなの?それに隣には神谷さんも居る。何故か服がスーツに変わっているけど、彼もファンなの?

 そんな事を思っていた時だった。

 

「ーーーーー♪♪」

(!何・・・この、歌声・・・)

 

 こんなの聞いた事がない。言葉一つ一つが・・・音にのって、情景に変わる・・・色になって、香りになって・・・会場が包まれていく・・・。

 

「・・・本物・・・だわ・・・。やっと・・・見つけた・・・」

 

 私は湊さんの歌に聞き惚れていた。

 そして、この人ならと期待に胸を躍らせていた。

 

 

「・・・どうだった?私の歌」

「何も・・言う事は無いわ。私が今まで聴いたどの音楽よりも・・・貴方の歌声は素晴らしかった」

 

 この人の歌声はそれ程までに素晴らしかった。

 少なくとも、私がギターを始めるきっかけとなり、目標でもあるあの音と同じぐらいに・・・。

 

「貴方と組ませて欲しい。そして・・・FUTURE WORLD FES.に出たい。貴方となら、私の理想である頂点を目指せる」

「なら、改めて聞くわ。私とバンドを組んで欲しい」

「はい、此方こそ宜しくお願いします」

 

 こうして、私は湊さんとバンドを組む事になった。

「そういえば、メンバーは私以外に決まっている人は居るんですか?」

「まだ誰も決まってないわ。ベースとドラムのリズム隊、それにこのジャンルにおいて重要なキーボードも」

「後・・・3人ですか・・・。メンバーの候補となるような人は居ないのですか?」

「1人だけ居るわ。なんとしてでもメンバーに加えたい人物が・・・」

 

 湊さんをそこまで言わせるなんて一体どんな人なのかしら?

 

「それは一体誰なんですか?」

 

 湊さんは一息つくと静かに口を開いた。

 

「・・・私が探している人物の名前は神谷悠人。私達と同年代の高校生よ」

 

 湊さんから語られた人物は私と同じクラスであり今日、編入したばかりの男子生徒の名前だった。




 如何でしたか?
 出来る事なら評価をしていただけると嬉しいです。評価バーに色を付けたい(切実)。
 さて、本編ではやっと友希那と紗夜がバンドを結成した訳ですが、もう9話(プロローグ含めて10話)です。Roseliaが結成される頃には何話になっているんでしょうか。
 それでは、スマホが壊れない事を祈りつつこんなこの辺で。
 次回をお楽しみに。
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