青薔薇と天才少年のコンチェルト   作:カトポン

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 どうも、おはこんばにちは。
 今回は番外編としてRoseliaのステイホーム模様をお送りします。それでは、初の番外編をどうぞ!


番外編 Extra Memory
Roseliaのステイホーム


 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続きスタジオ練習も勿論中止が続いていた。

 そんな状況が続くなか俺、神谷悠人はとある準備をしていた。

 タブレットにある緑のコミュニケーションアプリを起動させ既に始まっているグループ通話に参加する。ビデオ通話にすると、見知ったバンドメンバー達が写っていた。

 

『あ、悠人。やっと来たね』

「さっきまで仕事してたんだよ。俺はこんなご時世でも普通に仕事あるんだから」

 

 新型コロナウイルスが感染拡大しようが仕事がなくなる事はないのだ。

 

『じゃあ、悠人も来た事だしオンライン飲み会始めよ。友希那、乾杯の音頭よろしく』

『分かったわ。皆、用意はいいかしら。それじゃあ、乾杯』

「『『『『乾杯』』』』」

 

 それぞれ用意したドリンクを持ち上げる。オンライン飲み会とは言っても俺達は未成年なのでドリンクは勿論お酒などではなく炭酸飲料とかジュースとかだ。

 

「前々からやろうってなってたけど、俺のせいで遅くなっちまったな」

『仕方ないですよ。神谷さんは仕事がありましたから』

 

 前々からやろうとしていたのに、今日まで出来なかったのは仕事がいつも以上に立て込んで中々時間取れず今日やっと落ち着いた時間を取る事が出来たのだ。

 

『そうですよ。それにこうやって悠人さんも参加出来てるから良いじゃないですか』

『あこの言う通りよ悠人。貴方がこうして参加している。それで良いじゃない』

「・・・そうだな」

『でも・・・珍しいね。・・・ここまで・・・忙しいって」

「学校ないからな。仕事量はいつも以上だったよ」

 

 お陰で改めて働く事の大変さを認識した。

 

「そういう皆はどうやって過ごしてたんだ?」

『自習練と勉強してますね』

 

 如何にも紗夜らしい答え。

 

『作詞をしているわ』

 

 友希那もまぁ、納得出来る答えなのだが・・・

 

「勉強は?」

「・・・してるわよ」

 

 今の間からして絶対にやっていないな。まぁ、学校ないから勉強しない人も、多いだろうが友希那に学校がなかったらテストが赤点パラダイスになる未来しか見えないからな。此処は1つ釘を刺しておこう。

 

「してるならいいが、お前が1番危険だからな。地獄を見たくなかったら少しでもいいからやっとけよ」

「・・分かったわ」

 

 友希那は顔を真っ青にして答えた。これで少しは勉強するだろ。

 

『あこはりんりんと一緒にゲームしたりしてたよね』

『・・・そう、だね』

 

 あこと燐子も大体想像通り。やっぱりこの状況でも高校生はいつもと同じ事をやってる人が多いんだな。

 

『アタシは、編み物かな』

「・・・なぁ、リサ」

「どうしたの?』

「編み物は冬にやるイメージが強すぎて春とかにやるのがおかしく思える」

『確かに私も編み物は冬ってイメージが強いのですが・・・』

「確かにそう思えても仕方ないよね。でも、編み物って春夏でもやる人はいるんだよ。例えばこれとか』

 

 そう言ってリサが見せてきたのは白いショールだった。

 

「え!?これ、リサが作ったのか?」

『そうだよ』

「凄く上手いな」

 

 趣味が編み物なだけあって普通に上手い。なんなら店に出しても問題ないレベルだ。

 

『そう?』

「店にあっても違和感ないぞ」

『悠人の言う通りよ』

 

 紗夜とあこと燐子もうんうんと頷いている。

 

『皆、ありがとう』

 

 お礼を言われるような事じゃないと思うが、そんな野暮な事を言うつもりはない。

 

「さてと、夕飯作るか」

『悠くん・・・まだ・・・食べてなかったの?」

「あぁ。誰かが作ってくれる訳じゃないからな。気づけば夕飯食わずに仕事してた」

「悠人さん気をつけてくださいよ』

「言っとくが、いつもこんなんじゃないぞ」

 

 俺はタブレットを持ってキッチンへ向かうと、タブレットを料理の邪魔にならない所に置き、冷蔵庫から必要な食材を取り出すと皆と喋りながら料理する。因みに俺が作っているのはカルボナーラだ。

 

『悠くんって・・・料理、上手いよね・・・』

『少なくともアタシよりは絶対上手いと思う」

「そりゃあ、いつも自炊してるからな」

 

 茹で終わった麺と具を皿に盛り付けテーブルに持っていく。ついでにタブレットもテーブルの上に移動させた。通話しながら食べるのは行儀悪いだろうが今日ぐらいはいいだろう。

 

「いただきます」

 

 手を合わせて言うと、フォークを持ってカルボナーラを食べ始める。

凄く美味しそうと口を揃えて言うので機会があれば作ってやると約束すると凄く喜んでいた。

 あっという間にカルボナーラを食べ終えた俺は皿洗いをしていると

 

『そうだ、リサ姉皆で何かやらない?』

『お、いいね』

「別に構わんが俺は皿洗いしてるから無理だぞ』

 

 流石に皿洗いしながら何かするのは無理だ。

 

『じゃあ皿洗い終わった後だったら大丈夫だよね』

「あぁ」

『じゃあ、悠人さんが皿洗ってる間は悠人さん以外で何かやろ』

 

 一人暮らしだから洗う量少ないからすぐ終わるんだけど。とりあえず皿洗いしてる間は会話に参加せず一人で黙々と皿洗いする。

 皿洗いを終えテーブルに戻るとあこ達は何をするか悩んでいた。

 

「あ、これまだ悩んでる感じ?」

『そうなんだよ。悠人、なにかいい案ないの』

「んな事言われたってこの状況だと出来る事少ないぞ』

 

 なんせ、全員同じ場所に居ないのだから。

 

『あ、人狼ゲームとかどうです?』

「無理だろ」

『どうしてですか?』

「作者がルール分かんないから」

『さりげなくメタ発言するわね』

『ですが神谷さんの言う事にも一理あります。ルールが分からないといつ投稿されるか分かりませんから』

『紗夜もさりげなくメタ発言してるんだけど・・・』

 

 と頭を抱えるリサ。紗夜がボケ側にまわるとは思っていなかったようだ。

 

『・・・鬼ごっこなんてのはどうかしら?』

「外出自粛中なんだから家でやれる事を考えろよ」

『そういう悠人はなにか案はあるのかしら?』

「全員別々の場所で出来る事・・・テレビゲームとかか?」

 

 とはいえ、ゲームやるのは俺と燐子とあこぐらいだし紗夜はNFOにあれ以降どハマり(本人は隠しているようだがバレバレ)してるがテレビゲームは流石に・・・

 

『○Witchならあるわよ』

『湊さんと同じくです』

『アタシも〜』

「なんで〜!!!」

『お父さんが買ったから』

 

 確かにあの人はゲームが好きだった気がする。まさか○Witchを買っているとは思わなかったが。

 

『湊さんと同じくです』

 

 紗夜はそれしか言えないのか?他にもなにか言えるだろ。日菜が欲しいから買ったとか・・・あれ?日菜ってゲームするっけ?

 

『アタシはあつ○やりたくて』

 

 確かにアレは凄い人気だからな。そのおかげで○Witchの供給が追いついてないみたいだがな。

 

「俺と燐子とあこも○Witchは持ってるから何か出来るんじゃね?』

『アタシ○リカーやりたい』

「私もやってみたいわ』

「じゃあ、それで良いか?」

 

 他のメンバーも構わないとの事だったのでこの後皆で楽しくマリカーをするのだった。




 如何でしたか?
 なんか、後半すげー雑になっちゃった気がする。次回は本編を進めるので楽しみに待っていてください。
 それでは、また次回お会いしましょう。
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