サブタイトルが長文になったのは、何も思い浮かばないからこんな風になってしまいました。
それでは、第2話をどうぞ。
結局、俺は彼女達と一緒にパーティーを組む事が多くなった。
そして、春休みもあと2日で終わろうとしていた時だった。
「そう言えば、イアリさんって都内に住んでますか?」
オンライン ゲームでリアルな事はタブーじゃなかったか?別に住所教える訳じゃないから良いか。
「都内に住んでるけど?」
「実は明日、あことりんりんで遊びに行くんですけど、イアリさんもどうですか?」
あ〜この2人、リアルでも仲が良かったんだ・・・じゃなくて!会って間もない人とオフ会ってどんだけ警戒心無いの?
「いや、会って間もない人とオフ会って大丈夫なの?」
「イアりさんなら大丈夫ですよ」
「私も、イアリさんなら信じられるかな」
あこ姫とRinRinは人を疑うというのを知らないのか?将来誰かに騙されたりしないか凄く不安だよ。
さて、あこ姫とRinRinの心配もそうだが、行くかどうかをめなければ。となるとネカマの可能性もあるから、今から確認してみるか。
「今から、ボイチャ出来るか」
これで出来ないって言ったら確実にネカマだな。さて、どう出るか。
「分かりました。準備しますね」
「あこも準備します」
チャットから連絡が来た。俺もボイチャの準備を始める。
「あ〜あ〜、聞こえる?」
確認の為に話してみると・・・
「え?・・・ゆ、悠くん・・・?」
その声には聞き覚えがあった。というか、日本に帰って真っ先に聞いた声だった。
「え、燐子?RinRinって燐子だったの?」
確かにあの時もあこが燐子の事をりんりんって呼んでたような・・・
て事は
「イアリさんって悠人さんだったの!?」
「あこ姫は、やっぱりあこだったか・・・何処に集合なんだ?」
もう、疑う必要も無いのでさっさと聞いちゃおう。
「10時に○○駅前広場なんですけど大丈夫ですか?」
「10時に○○駅前広場ね。大丈夫だよ」
「りんりんも大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ、あこちゃん」
「じゃあ、明日は10時に集合で、お疲れ、りんりん、悠人さん」
「お疲れ様、あこちゃん、悠くん」
「お疲れ、燐子、あこ」
セーブしてパソコンの電源を消した俺は大きく伸びをする。
「世間って案外狭いもんだな」
そんな事を呟いて、俺はベットの上で横になるのだった。
〈翌日・○○駅前広島〉
約束の時間より少し早めに俺は集合場所の駅前広場に着いた。
燐子とあこはすぐに見つけると、2人の居る場所へと急いで向かう。
「ごめん、待ったか?」
「ううん。・・・私達も・・・今、来た・・・所、だよ」
「そっか。とりあえず、何処か行きたい所とかってあるか?」
「あこ、カラオケ行きたい」
「んじゃ、カラオケ行くか。燐子もそれで良いか?」
「うん・・・良いよ」
「分かった。それじゃあこ、案内宜しく」
「任せて!それじゃ、レッツゴー!」
あこの号令と案内の元俺達はカラオケに向かった。
〈カラオケ店内〉
受付で支払い(勿論俺が燐子とあこの分も支払いました)を済ませて部屋に入る。
「誰から歌う?」
「じゃあ、あこから」
「分かった。はい」
あこに端末を渡すとあこはすぐに曲を決め、歌い出した。
『t's Show Time!
あなたとリボンカットして
そのままハートに結んで
未来が始まる
オープニングセレモニー
近頃いつもdaydreamer
2人でリアルにしようよ
サイコーへの入り口
Welcome to my party. 』
点数は93点だった。あこ、普通に上手いな。
「ねぇ、悠くん・・・この曲、知ってる・・・?」
燐子から端末を受け取り確認する。
「この曲なら知ってるし歌えるよ」
「悠くん・・・一人だと、不安だから・・・一緒に、歌って欲しい・・・」
「分かったよ」
燐子が端末からモニターに送信し二人で歌い始める。
『薫る夏風に誘われて霞む死神も泣いていた
始まりの合図が轟いて咽ぶ飛行機雲
閉塞と千の世迷言で回る膿んだ世界が終る前に
夢の中さえもずっと、焼きつけたいの』
俺は余り目立たないように低音で低く歌っていたがそんなの抜きにしても普通に上手かった。
勿論点数も高く、98点だった。
「じゃあ、俺も入れますかね」
端末を使って曲を決めて俺も歌い始める。
『ほら あなたにとって大事な人ほど すぐそばにいるの
ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌』
自分で点数とか言いたく無いが、99点でした。
その後も、色々歌い、3時間カラオケを思う存分満喫した。
〈ファミレス〉
カラオケ店を出た俺達は今、ファミレスで昼食を食べていた。
「それでね、おねーちゃんとドラムが凄くて。あこもお姉ちゃんに憧れて始めたんだよ」
「素敵なお姉さんなんだね」
「はい!最高のおねーちゃんです。そういえば悠人さんって楽器とか弾けるの?」
「ギターとベースとキーボードとドラムとピアノとバイオリンが弾ける」
「そんなに弾けるんですか!」
「一応ね。バイオリンとピアノは親から、それ以外は知り合いの人達に教えてもらった。まぁ、ピアノとキーボードなんて殆ど変わらないからカウントしていいのか分からないけどな」
「それだけ、じゃないよ・・・。悠くんは・・・絶対音感を、持ってるよ・・・」
「絶対音感ってあの絶対音感!?」
「それ以外にどの絶対音感があるのか知らないけど、ある音を単独で聞いた時に音の高さを認識できる絶対音感だよ。まぁ、俺の絶対音感は少し特殊なんだけどな」
「特殊・・・?」
「絶対音感は単独で聞かないと音の高さを認識出来ないんだけど俺は単独じゃ無くても認識出来るんだ。認識出来るのも五つぐらいなら同時に出来る」
「凄い!こう、バーンとした闇の力を感じる」
バーンとした闇の力?何の事かさっぱり分からない。
「さて、そろそろ出ないとな」
「そう、ですね・・・」
「俺、ゲームセンターに行きたいんだが良いか?」
「あこは、いいよ」
「燐子は大丈夫か。人混みの中」
「あこちゃん、と、悠くんが・・・いるなら、大丈夫、だよ」
「ゲームセンターは確かショッピングモールの中にあった気がするから行きますか」
「はい!行きましょう」
「うん、行こあこちゃん、悠くん」
俺たちは、ファミレスで会計を済ませ、ショッピングモールに向かっていった。
〈ショッピングモール内のゲームセンター〉
結論から言わせて貰うと、ゲームセンターはマジで楽しかった。
クレーンゲームですごい大はしゃぎし、某太鼓のリズムゲームで俺と燐子が最高難易度でフルコンしまくり、たまたまあった格闘ゲームで対戦した結果、あこも凄かったものの、俺と燐子が一進一退のハイレベルな戦いをしまくった結果、沢山の人だまりを作り、お互い次の攻撃が決まれば勝つという状況で機械がオーバーヒートしてぶっ壊れるという見ていた人たちも後味の悪い結果になってしまった。
機械の弁償金はとりあえず俺が全額負担する事にし、その後は、適当に三人でショッピングモール内をぶらぶら歩きながら買い物したりして帰っていった。
〈帰り道〉
「今日は楽しかった〜!」
「ああ、オフ会に参加して良かったよ」
「私もだよ。心残り、なの、は・・・ゲームで、決着が、付かなかった、事・・・だけど・・・」
「あれは本当に後味が悪い結界に終わったな。でも、次は燐子に勝つから」
「私も・・・だよ・・・」
「あこも、2人にはまけませんよ。それじゃあこは、こっちの道なんで。バイバイ、りんりん、悠人さん」
「バイバイ、あこちゃん」
「またな、あこ」
あこは此処から俺達とは別の道で帰るようなので此処で別れた。
暫くの間沈黙が続いたが、燐子が沈黙を破った。
「そう言えば、悠くん、学校、どう・・・するの?」
「花咲川に編入するよ。もう、理事長には会ってるしね。しかも、俺の事知ってたみたいで話が早くて助かったしね」
「でも、それ、って・・・良い、の?悠くん、の事・・・あんまり知られ、たく無いん、じゃ無かった?」
「まぁね。でも、苗字で勘付く人も居るだろうし理事長も黙ってくれるようだから」
「そっか・・・また、学校・・・一緒だね・・・」
「そうだな。理事長にも要望あるかって聞かれたから燐子と一緒のクラスにしてくれって頼んだから燐子と一緒のクラスになれるかもよ」
「そうだと・・・良い、な・・・」
歩きながら談笑していたが、気づけば燐子の家の前に来ていた。
「もう燐子の家の前か。バイバイ、燐子」
「うん。・・・またね、悠くん・・・」
俺は燐子と別れて自分の家に帰ったのだった。
如何でしたか?今回あこ、燐子、悠人が歌った曲は
・あこ
オープニングセレモニー
作詞: 永原さくら
作曲: 佐久間きらら
歌: 櫻川めぐ
・燐子
とても素敵な6月でした
作詞: Eight
作曲: Eight
歌: 初音ミク
・悠人
小さな恋の歌
作詞: Kiyosaku Uezu
作曲: MONGOL800
歌: MONGOL800
となっております。あこは完全に中の人繋がりで燐子は自分の好きな曲から選びました。悠人の曲は悠人のイメージCVになるであろう人が歌っているのを聞いてそれにしたといった感じです。
さて、今回で序章は終わり次回からいよいよ第1章が始まり、残りのRoseliaメンバーも出てきます。
それでは、次回もお楽しみに。