青薔薇と天才少年のコンチェルト   作:カトポン

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 どうも、おはこんばにちは。
 第5話です。新キャラは何が出るかはサブタイトルで分かると思います。
 それでは、第5話をどうぞ。


第5話 羽沢珈琲店と山吹ベーカリー

 帰宅した俺は着替えを済ませると仕事に取り掛かる。学生である俺は基本的に家で仕事をしている。

 しばらくの間、部屋の中でキーボードが叩かれる音が響く。やらなければいけない仕事はあらかた終わらせると大きく伸びをした。

 

「昼飯・・・何にしよう・・・」

 

 と思って冷蔵庫を開けるが、中は空に等しかった。

 

「・・・外で食うか」

 

 ついでにその時に買い物も済ませよう。

 俺は手早く支度を済ませると外に出る。久しぶりに帰って来たから何があるか分からんが歩いてたらなんかあるだろ。

 そう思いながら、ブラブラと歩いていると・・・。

 

「此処の商店街・・・まだ残ってたんだな」

 

 今のご時世商店街は廃れがちだが此処の商店街は多くの人で賑わっていた。

 何かないかなと商店街を歩いていると、1つの喫茶店・・・いや、珈琲店が目に入った。

 

「羽沢珈琲店・・・」

 

 営業時間を確認するとまだやっていた。珈琲店ならサンドイッチとかあるだろうし此処で昼飯を済ませよう。

 

 カランカラン

 

「いらっしゃいませ」

 

 中には時間帯が時間帯だったのか客は誰もおらず俺と同年代の少女が1人で働いていた。アルバイト?だとしても1人で大丈夫なのか?

 

「おしぼりです。それと、ご注文は?」

「コーヒーとカツサンドを一つで」

「かしこまりました。少々お待ちください」

 

 と言って少女は厨房の方に消えて行った。本当に彼女1人しか居ないのか?

 それから程なくして・・・。

 

「お待たせしました。コーヒーとチョコレートケーキです。コーヒーは熱いのでお気をつけください。砂糖とミルクはこちらにあります」

「ありがとう」

 

 コーヒーとカツサンドを受け取り食べ始める。

 カツサンドもコーヒーも普通に美味しかった。

 

「ご馳走様でした。美味しかったよ」

「ありがとうございます」

「そういえば従業員が君しか居ないけど大丈夫なの?」

「大丈夫ですよ。この時間帯は人があまり来ないので」

「そうか。でも、アルバイト1人に任せるのってどうかと思うけど」

「私、アルバイトじゃないですよ」

「・・・え?」

 

 アルバイトじゃない?って事は・・・。

 

「失礼だけど名前聞いていい?」

「羽沢つぐみです」

 

 なるほど。そういう事か。

 

「此処はつぐみの親が経営しててつぐみは親の手伝いって訳か。アルバイトが淹れたコーヒーにしては美味いかったのはそういう事だったのか」

「そう言って貰えると嬉しいです。この店は初めてですか?」

「えぇ。つい最近まで海外に居たので」

「か、海外!?何処に居たんですか?」

「イギリス」

「そ、それって留学ですか?」

「まぁね。元を辿れば親の仕事の都合だけど」

 

 その後もしばらく話し込んでいたが此処に居続けるのも迷惑なので会計を済ませて出て行こうとする時だった。

 

「あの、名前を聞いても良いですか?」

 

 そういや、あんなけ話し込んどいてまだ名前を言ってなかったな。

 

「神谷悠人だ。またな、つぐみ」

「はい。またのお越しをお待ちしてます、悠人さん」

 

 俺はそのまま、羽沢珈琲店を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 羽沢珈琲店を後にした俺は商店街をブラブラと歩いていた。コロッケ屋とか色々あるが俺の目に止まったのは・・・

 

「山吹ベーカリー・・・」

 

 朝ご飯はパンが多いし、買って行こうかなと思い中に入ると・・・

 

「いらっしゃいませ・・・あ、悠人先輩こんにちは」

 

 会った事もない女子に名前で呼ばれました。いや、待てさっき先輩(・・)って言ったか?ま、まさかとは思うが・・・

 

「花咲川の新入生?」

「そうですよ。今日編入して来た悠人先輩ですよね?」

「・・・俺ってそんなに有名なの?」

「はい。私のクラスどころか学校中で有名ですよ。遅れてやって来た王子様とか普通の英語教師よりも教えるのが上手いイケメン高校生とか」

「・・・ふざけるなあぁぁ!」

 

 俺の理性が吹き飛んでしまった。きっと理事長と話したあの時から溜まっていた物が爆発してしまったのだろう。

 

「なんだよ、最後のやつ色々とおかしいだろ!俺は王子様でもイケメンじゃねぇ〜!!」

 

 

 

 嘘である。この男神谷悠人はそれこそ10人が10人、100人が100人認めるイケメンである。しかもただのイケメンでなく王子様系イケメンなのである。尚本人には自覚がない模様。

 

 

 

「大丈夫ですか?悠人先輩」

「・・・ハッ。すまない。店内で大声出したりして」

「い、いえ大丈夫です。悠人先輩と私以外誰にも居ないので。それより、なにかあったんですか?」

「あったな。朝から色々と・・・」

 

 俺の遠い目に察したのかそれ以上は何も聞いて来なかった。

 それからは俺はパンをトレイに乗せてレジに向かう。

 

「そう言えば、まだ名前を言ってなかったですね。私は山吹沙綾です」

 

 山吹(・・)沙綾?あれ、おっかしいな〜。さっきも似たような事があったような気がするぞ〜。

 いや、落ち着け神谷悠人。これはきっと気のせいだ。そんな二回も同じ事ある訳・・・

 

『その幻想をぶち殺す!』

 

 誰だよ今と○るの不幸体質ハーレム主人公の決め台詞言った奴。

 

『私だ』

 

 作者かよ。それで何しに来たんだ。

 

『尺稼ぎ』

 

 ぶっちゃ過ぎだろ。なにサラッとメタ発言してんの!

 

『だってネタ思いつかないし』

 

 頑張れよ。頭の中捻り出してでも思い浮かべろよ。

 

『とりあえず、沙綾に思った事口にして話進めてね。それじゃ』

 

 そう言ってどっかに行っちまったよ。自分勝手過ぎんだろ。こんなんが作者でいいのかよ・・・。

 とりあえず言われた通りするか・・・。

 

「此処、沙綾の親が経営してんの?」

「はい。私は手伝いですね」

 

 

 つぐみと同じパターンであった。デジャブってこういう事を言うんだろうな。なんなく予想してたけど。

 レジで会計を済ませると、山吹ベーカリーを後にするのだった。

 

 

 

 




 如何でしたか?
 後半はもう無茶苦茶になってますが、言った通り何も思い浮かばなかったです。
 お気に入り登録や、感想、評価をお待ちしております。
 それでは、また次回お会いしましょう。
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