キャラが濃い人ばっかりなのに自分はコミュ症で上手くいかない   作:ベルフェゴール★

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大変長らくお待たせいたしました。
なな、何とッ!
6000字越えましたぁ!!

7月2日
バイパー(マーモン) Happybirthday!

8月8日
スカル Happybirthday!

遅れてごめんねバイパー(マーモン)
スカルは、間に合った



8 (゜〇゜;)?????

おお、神よ。

何故だ……何故なのだ。

嗚呼そうか、だから貴方達神はFGOの世界で嫌われているんだ。

あ、お母さんが神様の僕も半神半人なのかな?

いや、お母さんはFGOの世界から転生して来たからもう神じゃないのか…?

え?

じゃあ僕の能力(アスクレピオスと同じスキル)はどうなるの?どっから出て来たの?

まぁ考えても仕方ないか、お母さん死んでるし。

つか、お母さんの顔あんまり覚えてないけど兄さんと僕ってお母さん似なんだよなぁ。

其よりも、今どうするかだよ。

あと、数メートル先には6人の集団のいる。

その内の1人は、バイパー。

あとの5人は

白いクッションみたいな帽子が特徴の妊娠している女性。

ライダースーツを着てヘルメットを被っている男性。

チャイナ服で三つ編みしてるザ・中国人って感じの男性。

軍服らしき物を着ている厳しそうな女性。

スーツを着てボルサリーノを被ってもみやげが、くるんって成ってる男性。

………いや、何で妊婦がこんな危険な所に来てるんだよ。

ちゃんと家で大人しくしてなよ。

君の身体には、もう君の命だけじゃなくて"君の子供の命"も有るのに。

まったく…近頃の若者は………

とか考えてたら集団の前まで来てた。

 

「おい、ヴェルデ。このちっせーのが医神なのか?」

「あぁ、このちっせーのが医神だ」

 

ボルサリーノの被ったスーツの男がヴェルデに聞いた。

つか、初っぱなから本人の前で「ちっせー」言うなよ。

ヴェルデもなに普通に「ちっせー」言ってんだよ。

心の中で爆笑してんの丸分かりだぞ、何年お前といると思ってんだよ。

解剖すんぞこの野郎。

それとも、殺されてぇのか?

他の人らも何驚いてんだよ。

バイパーとヴェルデ意外全員驚いてんじゃねーか。

ふざけんなよマジで?

…………ふぅー。

落ち着け僕。

………他の事を考えるんだ。

…この、7人全員美形だよな、声も良かったりして?

実際ボルサリーノの被って、もみやげくるんの人声カッコ良かったし。

でも、ムカつく。

そういえば、バイパーは『おじゃ魔女ドレミ』の『おんぷちゃん』の声に似てるな、『アニマル横町』の『イヨ』とかまぁ、2つとも同じ声優の宍戸瑠美さんだけど。

でも、バイパーとちょっと違うんだよなぁ。

バイパーの声はもうちょい低くて格好いい………似てるけど。

バイパーの子供の頃はまんま『おんぷちゃん』と『イヨ』だったね。

バイパーがまだちっちゃい頃『イヨっぺビーム』とイヨっぺビームの改造版の『バイっパビーム』をやらせたけど。もちろん、エアで。

スゲー可愛かった。今もだけど。

ところで、バイパーは………

ソワソワしてる。

分かりずらいけどソワソワしてる。

アレかな?親が授業参観に来てソワソワしちゃうヤツかな?

 

「えっと、……アスクレピオス?」

 

バイパーについて考えていたら妊娠している女性に声をかけられた。

 

「なんだい?」

「大したことじゃないのだけど……皆を自己紹介したいと思って」

「え?……あぁ、そうだね。そうして貰うと、ありがたいよ」

 

この人、本当に裏社会の人?

なんて言うか麗かというかなんというか、この人裏社会似合わないね。

因みに、僕はペストマスクに付いている変声機でFGOのエルキドゥの声に成ってる。素の声は『戦姫絶唱シンフォギアGX』に登場する『キャロル・マールス・ディーンハイム』の声にクリソツだ。ていうか、そのモノだ。まぁ、水瀬いのりさんの声だって最初から気付いてたし?ただ、キャロルの声って最初気付けなかっただけだから……。

 

「じゃあ、まず私からね。私はルーチェと言います。ジッリョネロファミリーのボスを勤めています」

「ボス…?」

「えぇ、そうよ」

 

嘘やん。

こんな優しそうな女性が、一ファミリーのボス?

人は見掛けに見掛けによらないとはこの事だね………で、済むかよ。

 

「次、私でいいですか?」

 

ザ・中国人って感じの人が言ってきた。

他の人が反対しないのを確認してから続けた。

 

「では、私の名はフォン。風と書いてフォンと読みます。中国で武道家をしています」

「へー、中国?僕、この前まで中国にいたんだよ」

「おや、そうなんですか」

「うん。色々な所で検診をね」

「! 医神の貴方自ら検診を?」

「うん、そうだけど。……どうかしたのかい?」

「いえ。貴方程の名医に母国の中国で検診をして頂いているとわ思わず。御不快でしたら謝ります」

「!め、名医…」

「どうかしましたか?」

「いや、……何でもないよ。不快でもない」

 

ただ、東洋のイケメンに真っ直ぐ「名医」呼びされるのが照れるだけだよ。

フード被って目が見えないはずなのに、目が合ってる気がするし、この人本当に思ってくれてるのが分かるから余計照れる。

そこら辺のおじさんとかだったらスルー出来るのにッ!

言わないけど、絶対。

 

「フフ」

 

風さんが上品に笑った。

 

「どうしたのさ?」

「いえ、ただ貴方は心根の良い方だなと思いまして」

「僕がかい?」

「はい。そうだ、もし宜しければ今度おtyr「いい加減長いんだけど?」おや」

 

いきなり、バイパーが話しに乱入してきた。

何かイライラしてる。

話し長すぎたから?

ハッ!僕がとられると思ったんじゃ!………んな訳ねーか。バイパーも23歳で立派な大人だし。

でもバイパー、シスコン気味だからあり得るかも?

じゃあ、友達?の風さんをとられると思って?

いや、バイパーそんな性格じゃないしなー。

わっかんないな。

 

「もう、終わっただろ。さっさと次行きなよ」

 

かなりイラついていらっしゃる。

まぁ、自己紹介にしては長すぎた自覚は有るんだけどそこまでイラつく?普通

 

「そうですね。では、アスクレピオスまた後程お話しましょう」

「そうだね」

 

良かった。

風さんが良い人で。

本当に良かった!

風さんがバイパーの発言に怒って喧嘩に成らなくて。

風さんにバイパーの姉として謝罪したいけど、バイパーが僕の弟ってバレたりしたらバイパーを人質に僕を捕まえようとする輩が出て来ると思うし出来ないんだよな。

僕にとってバイパーが最優先だし。

心の中で謝っておこう。

弟がスミマセンッ!

 

「では、バイパーが次の自己紹介を」

「ム、…何で僕が」

「どうせ、自己紹介するのですから良いじゃないですか」

「フン、僕はする必要無いのさ」

 

何故かドヤ顔のバイパー。

カワイイ………じゃない、僕とバイパーが姉弟だと知られたらバイパーがまた狙われるかもしれない。

ココは、僕がフォローしなないと!

 

「彼の言う通りだよ。僕とバイパーは前に仕事で会ったことがあるんだよ。ついでに、ヴェルデもね」

「ム」

「おや、そうだったのですか」

「まぁね」

 

何とか誤魔化せた

バイパーの不満そうな「ム」発言は無視しよう。

あとは、何事もなく自己紹介は進んだ。

ボルサリーノのもみやげくるんの男性がリボーン。

軍服の少し厳しそうな女性がラル・ミルチ。

ライダースーツでヘルメット被ってるのがスカル。

リボーンさんはとても偉そうな最強のヒットマンらしくめっちゃ強いらしい。本人が言ってた。

ラル・ミルチさんは本当にイタリア海軍の軍人で、スパルタ(←リボーンさんより)

スカル君はスタントマンでまだ19歳らしい。自己紹介のときの「不死身の男、スカル様だ!」って言って、見ててとても微笑ましかった。弟に欲しいタイプの一つだよね。

でも、僕は頭の中で突っ込んだ。

このメンバー裏社会の人少なくない??

え、だって、武道家・軍人・スタントマンって裏社会の仕事じゃ無くない?

特に軍人ってバリバリの表社会だよね?正義執行する側だよね??

まぁ?ヴェルデも、科学者だけどアイツはグレーゾーンだと思うし。

あ、僕は闇医者だから。医学免許持ってないし。

ヴェルデ達が乗って来たデッカイ車(私が捨てられていた所を改造したのだッ!とかヴェルデが言ってた。うるさいと僕は言った)で僕のバイクを乗せて僕を送ってくれるらしい。

僕は有り難く行き付けの森まで乗せてって貰う。

持ってる薬草少なかったんだよねー。

車内ナウ。スカル君が運転中。

という事で森に着くまで時間も大分あるしずっと気になってたことを聞こう。

 

「ところで、ルーチェさん体調はどうだい?」

「平気よ。どうかしたの?」

「どうしたも、こうしたも無いよ。君は妊婦なんだから本来こんな危険な仕事を引き受けるべきじゃないよ。外傷が無いにしろ病原体が身体に入ったらどうするのさ」

「だ、大丈夫よ。皆が気を使って私が怪我をしないようにしてくれているし、病気もそういう場所に近づかないようにしているし。だから、大丈夫よ」

「ストレスは?」

「えっ?」

「ストレスだよ。いいかい?母親のストレスが胎児与える影響は様々なんだ。自然流産、低出生体重児、胎児の栄養不足、成長したあとの精神疾患の可能性などがあるんだ」

「で、でも私ストレスなんかnr「人の話しは最後まで聞くモノだよ」…ごめんなさい」

「激しい騒音、暑い、寒い等の厳しい環境や体の痛みや疲労、栄養不足が気付かない内にストレスになる。この仕事は今述べた殆どが有ると思わない?この依頼、君にとって受けるべきじゃないし、受ける価値も無いよね?それとも自分の子供より依頼を優先したいの君は?」

「ッ!………私は、この子が大切よ。愛しいるもの。でも、この依頼は受けなければいけない、そう思ったの」

 

自身の下腹部、我が子がいる場所を愛おしそうに撫でた後に僕を見たルーチェさんの目はとても力強く感じた。

これが、決意とか鋼の意思って言うのかな?

それとも…………"覚悟"?

まぁ、でもコレは何を言っても聞きそうに無いな。

 

「………まったく、君は医者の言う事を聞かない愚患者だね。好きにしなよ。ただし、体調管理は怠ったらダメだからね」

「えぇ、ありがとう。アスクレピオス」

 

僕は、目的地の森に着くまで妊婦の食べてわいけないモノなどの説明をルーチェさんだけでなくチーム全員に教えまくった。

目的地に着いたから、レピオスを連れてバイクを押しながら車を出た。

なんか、別れる時バイパーがスッゴい拗ねてたうえにネックレスと超能力使って『終わったら僕の家来て。終わったら僕の家来てね、絶対だからねッ!』を長々と僕だけに聞こえるように直接脳内に語り掛けて来た。

コイツ、直接脳内に……ッ!をリアル体験して思った。

バイパー、僕よりネックレスの扱い上手くない?

僕は、バイパーの語り掛けに無反応で返した。

返事?返信?するの面倒だったし。

僕は車に乗った皆を見送った後、選りすぐりの薬草を集めてた途中で芋虫がいてめっちゃビビった。

マジで虫は、ムリですわ……。(遠い目)

薬草を集めて終わった後、バイパーの家に向かった。

行かなかったらバイパーが怒って僕に幻術を掛けてきそうだし、何より此処からヴェルデん家遠いし。

バイパーの家の方が近いんだよねー。

バイパーの家の鍵持ってるからバイパーがまだ帰って無くても家入れるだろ。

 

 

 

 

任務は、………次の時バイパーに付いて行けばいいだろ!うん!

 

 

次が有ればだけど………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイパーside

 

チェッカーフェイスとかいうヤツにチームでの依頼をされた。

報酬は最高ランク、断る理由はなかった。

いきなり現れたのは驚いたけどね………。

指定された場所に行ってみれば、名だたる顔ぶれが集まっていた。

かなりの強者揃いだと言う事は判っていたけど信用も信頼もしていなかった。

最初のミッションを難なくこなした僕達に更に高い報酬で次のミッションが用意されていた、次々と来る依頼を受けてチームでの仕事をするのが少し楽しくなって来た頃に8人目のメンバーが来るのを聞かされた。

僕だけじゃなくメンバー全員が驚いた。

途中で入って来るとなると今までの連携を見直さないといけなくなるし、8人目のメンバーが僕達の足を引っ張るかもしれない。

最悪自分の命を落としかねない。

もちろん批判が多くでたし、当然僕も反対だった。

でも、最終的には言いくるめられた。

結局雇い主はチェッカーフェイスで僕達は雇われる身だからね。

まぁ、8人目が着いてこれなかったら迷わず切り捨てるけどね………。

次の任務の時8人目は最後まで現れなかった。

ラル・ミルチやリボーンがチェッカーフェイスにどう言うことか聞いていたけどチェッカーフェイスは8人目は気分屋だから仕方ないとしか言わなかった。

 

「チェッカーフェイス、8人目の名前ぐらいは教えて貰いたいのだが?」

 

ラル・ミルチとリボーンの質問のあとヴェルデが8人目の名前を聞いた。

ヴェルデの質問を聞いて8人目の名前どころか、得意な分野も知らなかった事に気付いた。

 

「それは、会ってからの楽しみにしておくといい。なに、心配する事は無い。実力は折り紙付きだ。君達も驚くだろう」

 

そう言われたら何も言えない。

言ったら、報酬減るかもしれないし。

暫くしてまた次の任務が来て話しを聞いた時、僕に雷が落ちたよに錯覚して目眩がした。

青天の霹靂、まさにその通りだ。

雇い主のチェッカーフェイスの依頼内容が僕には信じられなかった。

 

「君達には今回医神の救出をして貰いたい。医神は今現在進行形であるマフィアに捕まっている」

 

【医神の救出】

医神は、医学の神。

あらゆる薬を作りだしソレら全てが、想像を絶する効果を持つ代物。

不治の病を治し、死者をも蘇らす技術は正に"神の業"。

コレが世間一般の医神。

でも、僕にとっての医神はお姉ちゃんだ。

優しくて可愛くてたまに格好いいお姉ちゃんだ。

お姉ちゃんがマフィアに捕まる何て信じられない。

マフィアの奴らに酷い事をされてないだろか?

食事はちゃんと食べられているだろうか?

レピオスが一緒の筈なのにどうして捕まったんだろう、逃げられないのかな?

大丈夫かな?

速く、速い助けに行かないと………お姉ちゃんに何かあってからじゃ遅いんだ。

 

「おい、バイパー。何してる作戦会議を始めるぞ」

 

リボーンに呼ばれて思考に没頭していた事に気付いた。

会議の結果、救出は三日後。

遅いと思ったけどまだ場所も分からない以上危険な行動は取れない。

その前にお姉ちゃんを拉致ってくれたクズマフィアの情報を集めまくった。

ヴェルデも何故か珍しく今回は殺る気だった。

救出決行日の集合時間の2時間前にヴェルデに集合場所に近い路地裏に呼び出された。

お姉ちゃんの救出で頭が一杯だった僕はヴェルデの急な呼び出しにイラついたけど、来なければ後悔するとヴェルデが言うから向かった。

言われた場所に行けばヴェルデが既に待っていて、お姉ちゃんを拉致ったマフィアのパソコンに入っていたという動画を見せられた。

最初は、訳が分からなかったけど何と無く嫌な予感がした。

動画を視て直ぐ気付いた。

映っていたのは、

 

長く綺麗な銀髪は毛先に行くほど赤く輝き

 

四肢は細くしなやかで、白くそして柔らかそうな陶器のような肌

 

黒く長い睫毛に縁取られたグラデーションがかった黄緑の宝石の様な瞳

 

綺麗な形の鼻

 

吸い付きたく成るような可愛らしい口

 

まるで、神に創られた人形のように完璧な容姿

全てが美しい芸術品の様な人物

ソレは10年前から、16歳から時が止まったんじゃないかと思った、まだ幼い顔立ち

その人物を僕は良く知っていた。

だって、僕のお姉ちゃんだったから。

それも、入浴中の……。

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………は?

 

 

 




いやー、難産だったんですよ
訳わからない文章が有ったかもしれないので、見つけたら教えてください。
そして、感想ください

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