魔法少女リリカルなのはViVid初期ステータス最弱RTA   作:胡椒こしょこしょ

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無茶なことする新兵を撃墜してやったので、初投稿です。


金策と購入

幼馴染から間接的に前作主人公の壊れ具合を体感したRTA、はっじまぁるよー!

 

 前回はヴィヴィオに普通にボコられた後、ノーヴェの指導方針が決まったところで終わりましたね。

 

 今回やることは単純に言えば金策とハーブ購入です。

金策は金策でも前回のように路地裏に行くわけではありません。

ぶっちゃけまだアインハルトがノーヴェに連れられてジムに来てないのでまだ通り魔してる可能性が高いです。

前回のように出くわしたくないので路地裏は避けます。

路地裏なんて小学生が行くところじゃないってそれ一番言われてるから。

今回は公園に行きましょう。

 

 そしてハーブ購入は言わずもがな、スーパーでステータスを上げるためのハーブを購入することですね。

ハーブは種類が幾つかあって、種類ごとに上がる能力が決まります。

今回はまず耐久、敏捷、筋力、を上昇させるハーブを買います。

なので耐久を上げるバジル、敏捷を上げるタイム、筋力を上げるオレガノを所持金の許す限り買います。

 

 耐久と筋力が平均以上になった後に、魔力を上げるレモングラスや制御を上げるレモンバームを購入するので最初はその二つには手を付けません。

そして上昇率が微々たるものですが、全てのステータスを成長させることができるローズマリーが売っていればそれも購入しましょう。

まぁローズマリーが普通のスーパーで売っているのは稀なんですけどね。

 

 ちなみにホモ君は最初から知力が高いので、知力を上げるハーブであるセージには用がありません、お前クビや。(無慈悲)

 

 時刻的に夕刻ですね。そろそろ帰りましょう。

 

「元也、そろそろ良い時間だし一緒に帰ろ!」

>ヴィヴィオは変身制御を解除する。

 

 ヴィヴィオが一緒に帰ろうと言ってきましたね。

しかし一緒に帰るとこの後の金策を行うことができなくなります。

なので丁重に断りましょう。

こっちの都合も考えてよ・・・・・。(溜息)

 

>あなたはヴィヴィオとは別に帰ると言った。

>ヴィヴィオはあなたの発言を聞いて、茫然自失とした後、涙目であなたを見つめる。

 

「なんで・・・?やっぱり怒ってる?・・・・私のこと、嫌いになった・・・の?」

 

>ヴィヴィオは目に見えて暗くなる。

 

 ファッ!?

なんでこんなに気落ちしてるんですかねぇ?

ヴィヴィオのテンションを低くしすぎると管理局の白い魔王とその嫁がホモ君になんでヴィヴィオが暗いのか尋問してきて、場合によってはO☆HA☆NA☆SIされたりします。

やっぱ(娘のこと)好きなんすねぇ~。

なのでヴィヴィオのテンションは下げるわけには行きません。

とりあえず嘘をついて、なんとかヴィヴィオを撒きましょう。

 

 お前のせいじゃないんだよな~、親に買い物を頼まれてるから多少はね?(ホモは嘘つき。)

 

「そ、そっか、だったらよかった!ならしょうがないねっ!今日はリオとコロナと一緒に帰るから!また明日!」

 

>ヴィヴィオが安心した様子であなたに手を振る。

 

 なんとかヴィヴィオを煙に巻くことが出来ましたね。

ではジムを出て速やかに公園に向かいましょう。

夜になると金策の機会を失ってしまいますからね。

 

>あなたはジムから出た。

 

 ここから北東の公園に向かいます。

では公園に行きますよー、イクイク!

 

>あなたは公園に到着した。

>公園は夕日で赤く染まり、子供はみな家に帰った為、人の気配がなく静寂に包まれている。

 

 公園に着きましたね。

朝や昼であれば子供が何人か居るんですが、この時刻になると誰もいません。

ですが公園の中でも入口から左手の雑木林の影にお目当ての彼はいます。

どこだぁ・・・・探すぞぉ・・・・・。(ONDISK)

 

>木の陰に隠れていた小太りの男に話しかける。

 

「き、君、男の子だよねぇ・・・?君に頼みたいことがあるんだけど・・・いいかなぁ。」

 

 このまんまキモオタみたいなおっさんは写真おじさんです。

この写真おじさんは喋り方こそキモオタ平野みたいに気持ち悪い不審者野郎ですが、このゲームにおけるかなりの良心です。

 

「その、あのっ、このアイスを舐めてくれないかな?その・・・写真を、撮りたいんだぁ・・・・。」

 

>男はあなたに頭を下げる。

>頼みを受けますか?

Yes/No

 

 ここは承諾しましょう。

一回でもNoと答えると彼が萎縮して、次話しかけてもこのイベントが発生しません。

 

>あなたは男の頼みを承諾した。

 

「あ、ありがとうっ!!じゃ、じゃ、じゃあ・・アイスを舐めて・・・そう。」

 

>あなたにアイスを手に持つとアイスの表面に舌を這わせる。

>その様子をファインダー越しに眺めて、ニチャッと笑いながらシャッターを切る。

 

「いいよぉ・・そう。もっとじっくり舐めて・・・いいねぇ・・・・かわいいよぉ・・・。」

 

 これもう事案ですよね、間違いない。(断言)

警察だ!(インパルス板倉)

この様子を見たら親はどう思うでしょう?

ちなみに写真おじさんは紳士なんで手を出すことはありません。

YESショタ!NOタッチ!!

 

>あなたがアイスを舐め終わると男は首に掛けたカメラを下ろす。

 

「あ、ありがとう!と、とても良かったよ!!・・・こ、これ、受け取ってくれ!頼むっ!払わせてくれ!!!」

 

>あなたは6000ミッドを受け取った。

 

 ミッドはミッドチルダの貨幣ですね。

このように写真おじさんは写真を撮ると子供にとっては高額なお金を払ってくれます。

彼は訪れる度に別の条件で写真を撮ってくれます。

また視聴者さん的にはどうでもいいかも知れませんが、主人公が大会で優勝した時は自分のことのように喜んでくれます。

知り合いの優勝を祝う人間の鑑。

 

 ちなみに主人公が女の子の場合は無視してきます。

お前ホモかよぉ!

 

 写真おじさんのイベントは一日に一回しか出来ないので、公園を出ましょう。

じゃけんスーパーに行きましょうね~。

 

>あなたはスーパーの前の自動ドアを見据える。

>スーパーは人の出入りも多く、賑わっている。

 

 スーパーに着きましたね。

ではハーブを購入しましょうかね。

 

 バジル、タイム、オレガノをもらった6000ミッドがなくなるまで買いましょう。

ホラホラホラホラ~(爆買い)

 

>バジル×4を購入した。

>タイム×3を購入した。

>オレガノ×3を購入した。

 

 これで問題なく購入できましたね。

残念ながらローズマリーは売っていませんでした。

まぁ、売ってるのが稀だし、多少はね?

では帰りながらバジルを1個食べましょう。

 

>あなたはバジルを口に運んだ。

>甘みのある爽やかな香りが鼻を抜ける。

>耐久が上昇した。

 

 草を食べるホモ君BB

これからは暇さえあればハーブを食らうので絵面に慣れて、どうぞ。

 

>あなたは帰宅した。

 

 家に帰ったらいつものように風呂に入って、ご飯を食べて寝ます。

 

 その間もオレガノとタイムを食べましょう。

 

>あなたはオレガノを口に運んだ。

>ややほろ苦さのあるさわやかな香りが口の中で広がる。

>あなたはタイムを口に運んだ。

>ちょっと鼻にツーンと来て、味もどちらかというと辛みがある。

正直まずい。

>きもちわるくなってきた・・・・・・

 

 ハーブは食べすぎると嘔吐して、ステータス補正もなくなってしまうので適度に食べるのがベストです。

大体吐く一歩手前ではこのようなメッセージが出るので、そのタイミングで食べるのをやめましょう。

吐くとテンションも下がるし、スタミナも減少します。

 

 スタミナが僅かの時にハーブを爆食いして、嘔吐してしまうことでゲロ吐いて気絶して、鍛錬する時間を丸1日無駄にすることが初心者にありがちなミスとして挙げられるます。

食べすぎには気をつけよう!(ゆうさく)

 

>あなたは自室に入る。

 

・寝る

・夜更かしする。

 

 夜更しして鍛錬しましょうか。

んじゃあ、特別な稽古つけてやるか!

しょうがねぇな・・・・・。

 

>夜は深まる・・・・・

 

>深夜になった。

 

・トレーニングをする

・部屋を出る。

・アイテムを使用する。

・寝る

 

 ちなみに欲求値は起きている間、何もしなくても時間経過で徐々に溜まっていきます。

よって夜更しすると普通に寝るよりも多く溜まりやすかったりします。

現在は30%ですね。

溜まってんねぇ・・・・。

これは解消手段を早々に手に入れないとまずいですね・・・・・

ま、まぁそこら辺も一応考えてるから大丈夫だって、安心しろよ〜。(震え声)

 

 では耐久と筋力が上がる腹筋を行います。

 

>あなたは腹筋をした。

>あなたは腹筋をした。

>あなたは腹筋をした。

 

>あなたはベッドの上に横になった。

 

 また汗まみれでベッドに寝そべるホモ君。

これちゃんとベッド洗ってますよね?

じゃないと男臭いと思うんですけど・・・・。

男臭い・・・・?ヌッ・・・・・!!(ホモ特有の超反応)

 

>あなたの意識は深い闇に沈む。

>耐久が「なめくじ」から「カブトムシ」に上昇した。

>知力が「かしこい」から「明晰」に上昇した。

>筋力が「くそざこなめくじ」から「なめくじ」に成長した。

>体力が回復した。

>あなたは今日の体験からスキル「上目遣い」を覚えた。

 

 うんうん、順調に成長してますね。

今回手に入れたスキル「上目遣い」は自分以上の年齢の異性に対して交渉成功率と好感度の上昇率を底上げするスキルです。

写真おじさんイベントを初めてこなした日の睡眠時に高確率で獲得することができます。

別になくても困りませんが、あれば便利なスキルです。

 

 今回はここまでにします。

次回は学校が休みなので1日中ノーヴェとヴィヴィオ戦で定めた方針どおりにトレーニングして、金策して終わりになるでしょう。

ご視聴ありがとうございました。

 

〈裏側〉

 

少年が保護されて、少し経ったある日。

少年を保護した執務官、フェイト・T・ハラオウンはとある場所へ向かっていた。

 

彼女の所属する機動六課の総部隊長であり、彼女の友人である八神はやての執務室へ。

 

扉を開けるとはやてが机について、フェイトを視認すると笑顔で出迎える。

 

「お、フェイトちゃんよう来たな。フェイトちゃんから私のとこに来てくれるなんて久しぶり・・・・・・」

 

はやての言葉はフェイトの机に一枚の紙を叩きつける音で遮られる。

 

「ねぇはやて、これはどういうことかな?」

 

フェイトは怒った様子ではやてに問う。

対してはやては表情を変えることなく、その質問に答える。

 

「なんや、おっかないな〜。どういうこともなにも文面通りや。私達機動六課は今日この日からモトヤ・Z・ヘインリッヒの身柄を聖王教会に引き渡し、収集した身体データを破棄、以降全隊員に聖王教会の管理下以外での彼との接触を禁じる。それだけ。」

 

「そんなのおかしいよ!それじゃまるで・・・・・」

 

「あの男の子の存在を隠そうとしているみたい・・・・って言いたいんやろ。」

 

はやてに言いたかったことを言い当てられて目を見開くフェイト。

やはり小学生の時から長く付き合ってきただけのことはある。

 

そしてそんなフェイトから目線を外し、窓の外を見るはやて。

 

「そりゃみたいもなにも事実、聖王教会側は隠そうとしとるんやろ。」

 

なんでもないことのようにさらりと言うはやて。

そんなはやてに詰め寄るフェイト。

 

「だったら尚更そんなことさせるわけにはいかないっ!はやてだって分かっているんでしょう!今回の事件が発生したのは・・・・」

「聖王教会側にジェイル・スカリエッティの内通者がおったからやな。なまじヘインリッヒ家は教会内部で権力があったからこそ狙われたんやろ。カリムに聞いたところ教会も一枚岩やないようやしな。」

 

「だったら・・・・!尚更教会に引き渡すわけにはいかないよ。彼は家族を失った・・・・私がもっと早く着いていれば助かったかもしれないのに・・・、そんな誰が敵かも分からないような場所に引き渡すくらいなら私達で保護した方が!」

 

「そんなことが無理だってことくらいっ!・・・・・分かっとるやろ、フェイトちゃんには。」

一瞬語気が強くなるも、はやては自らを抑えてフェイトに語り掛ける。

 

「私達フォワードは本局と聖王教会からの支援を受けている。だからこそ今回の命令は断ることができない。・・・・私達の役目はいずれ起こりうるであろう陸士部隊の全滅と管理局システムの崩壊を防ぐこと。役目を果たすまで私達の部隊は存在しなくてはいけない。わかるやろ。」

 

はやての言葉を聞くもフェイトははやてを睨む。

 

「・・・分かってるよ、そんなこと。でも分かってるからってはやての判断には・・・・賛同できない。」

 

そう口から漏らすとフェイトは早足で部屋を出た。

 

「・・・・・はぁ、私だってそりゃ納得はしてないわ・・・・・。」

 

溜息を吐くはやて。

 

するとフェイトが出たすぐ、また人がはやての部屋に入って来た。

 

それはスターズ分隊隊長で、フェイトと同じくはやての友人である高町なのは教導官だった。

なのはは気まずそうな表情で部屋に入る。

 

「今度はなのはちゃんか・・・・。その様子じゃ今の聞いとったな。盗み聞きなんて良い趣味しとるね。なのはちゃん。」

 

「にゃ、にゃははは・・・・聞こえちゃってね。」

なのはは肩を竦めて力なく笑う。

 

「それで、なのはちゃんは私になにを言いに来たんや。もう私フェイトちゃんでお腹いっぱいなんやけど。」

はやてはうげーと顔を顰めると机に突っ伏す。

 

「フェイトちゃん子供に優しいし、もっと速く駆けつけたらあの子の家族も救えたかもって結構気にしてたからね。そりゃ反発はするよ。・・・・でも私もフェイトちゃんの気持ち、はやてちゃんに反発した理由、ちょっと分かるな。」

 

「なんや、なのはちゃんもそっち派かいな・・・・・。私だって色々頑張って・・・・」

 

「はやてちゃんが頑張ってるのはフェイトちゃんも、みんなもちゃんと知ってるよ。そういうことじゃなくて私がフェイトちゃんが不満に思っているのはあの子のこともあるけど、はやてちゃんのこともあるんじゃないかな?」

 

「私のこと・・・・?」

はやては顔を上げる。

 

「うん。だってはやてちゃん、私たちに隠し事してるでしょ?そうじゃなきゃはやてちゃんはあんな有無を言わさないような伝達の仕方しないし、それにさっきの話だってなんであの子を聖王教会が隠そうとしてるのかだったり、一番大事なはやてちゃんの気持ちだって話してないじゃない?友達としてフェイトちゃんはそれが嫌だったんじゃないかな?

だから今、私が聞くとするならそれを聞きたいかなーって。」

 

なのはの言葉を聞き、はやては笑う。

 

「・・・・まさかそこを突かれるなんてなぁ。やっぱなのはちゃんには敵わんわ。」

「えへへ~、私、友達の事は割とよく見てるつもりだよ。今回のはやてちゃんはどこか辛そうだったし、・・・・友達に言えば、少しは楽になるかもよ?」

 

なのはがはやての顔を覗き込みながら笑顔でそう言うと、はやては観念したように手を上げて、椅子にもたれかかる。

 

「わかった、じゃあ吐き出させてもらうわ。・・・まずあの男の子をなぜ教会が隠そうとしているかといえば、実は私も知らんのや。」

 

「えっ、知らないの・・・・・!?」

驚いた声を上げるなのはを見て、悪い顔でにやけるはやて。

 

「そうやで、出来たばかりの部隊の総部隊長やから私のこととか心良く思わない連中もおるし、あまり詳しく伝えられないこととか割とよくあることなんよ。そういう時は色々して調べ上げたり、聞き出したりするんやけど・・・・・まぁ今回はそういうわけではなさそうやけどね?」

 

「ほ、本当に大変そうだね。・・・・いつもお疲れ様。」

なのはは自分の友人がいる思惑交差する世界を想像して少し引きつつ、彼女を労う。

 

「言葉で言うくらいなら今日飲みに付き合ってや。・・・それで話の続きやけど。あの少年についてはいくら色々しようが聖王教会側の意図は掴めへんかった。まるで先回りされて証拠を全部潰されてるかのようでな。」

 

「それじゃ・・・・はやてちゃんは今回はなにも分からなかったの?」

なのはがそう聞くと、はやては得意げな表情を浮かべる。

 

「チッチッ・・・甘いで、なのはちゃん。確かに明確な理由は掴めへんかったけど推測は出来る。」

 

「推測?」

なのはははやての言葉に首を傾げる。

 

「せや。フェイトちゃんの目撃ではナンバーズの連中を追っ払ったんやろ?やから彼の持っとるネックレスを調べることにしたんや。そうしたらな・・・・」

 

「そうしたら?」

なのはははやてに詰め寄る。

 

「あのデバイスは私の持っていた夜天の書に構造が似とる。というよりあれはヘインリッヒで家宝として伝わっとった物やし、ユニゾンデバイスの原型のようなものなんやなぁ・・・基盤はインテリジェンスやし。そんなオーパーツの存在を外部に余り漏らしたくないんやと私は思っとる。」

 

「そっかぁ・・・・それではやてちゃんはどう思ったの?」

 

はやてはそう聞くなのはにはやては俯きながらも答える。

 

「フェイトちゃんが聞いていたことを踏まえると、あの男の子は、昔の闇の書事件の時の私や。私だってなにが起きようとあの男の子を守りたい。それに・・・・」

 

言い淀むはやて。

そんなはやての様子を不思議に思い、どうしたの?と口に出すなのは。

 

「いや、お医者さんの勘違いかもしれんけど、あの子、段々と自分の家族を殺した相手の名前なんかが薄れていってるそうや。脳の検査をしても外傷はないらしいし、お医者さんは魔法によるものやないかって疑っとる。」

 

「それって・・・もしかしてその彼の持つデバイスが関係しているってこと?」

それを聞くとはやては首をゆっくりと振る。

 

「いや、そんなことはないと思うんよ。あれは現状調べた範囲で見ればただのデバイスやし、辛い体験があった後、防衛本能で辛い記憶を忘れるなんてことはざらにあるみたいやし。それにあの子にとってはあのデバイスは唯一の形見やろ?聖王教会側も彼が所持することは認めるって言ってるし、あまり騒ぎ立てたくないしなぁ。」

 

そう呟くはやてを見てなのはは笑う。

 

「やっぱりはやてちゃんは良い人だね。ちゃんとあの子のこと考えてくれてたんだ。」

なのはがそう言うとはやては照れくさそうにする。

 

「そ、そりゃ・・・私かて鬼ちゃうし・・・。なんかあの男の子は昔の自分に被るしなぁ。・・・・それにしてもなんかあの男の子に対して親し気やな~なのはちゃん。」

 

はやてが話してる途中に感じていた疑問を口に出す。

 

「にゃはは、実はヴィヴィオがあの子と仲良くてね。話す機会とか何回かあったから・・・・。」

 

それを聞くとはやてがニヤリと笑う。

 

「それじゃ娘に先越されるかもしれへんなぁ~なのはちゃん。」

 

「か、揶揄わないでよ~はやてちゃんっ!」

二人はまるで子供時代に戻ったかのようにふざけると、はやては息を吐き、真面目な顔になる。

「まぁフェイトちゃんの気持ちも分かるし、それに私自身このままやられっぱなしってのも癪に障るから交渉は継続するつもりや。話付けるのが総部隊長である私の仕事やしね。」

 

「うんっ!頼りにしてるよ、総部隊長!」

なのはがはやてにそう言うと部屋を出て、二人は各々自分の仕事を始めるのだった・・・・。

 

 




ミッドチルダの貨幣について調べたら現状わからないですが、二次創作ではよくミッドやガルていうのが使われているらしんでミッドにしました。
コイツ独自設定持ち出し始めましたよ。
許してください!なんでもしますからっ!!

写真おじさんを出しました。
こんな不審者放っておいたら、パパに怒られちゃうだろ!いい加減にしろっ!
これからも一応出番があります。
その出番をリオに渡して、どうぞ?

ハーブは現実にあるハーブの名前にしました。
elona民ゆるし亭ゆるして。

過去編ではなのはさんやはやて、フェイトたそなどホモ君が入院している間の大人たちを描きました。

教導官に少し頭冷やそうかって言われて撃墜されたので、失踪します。
それにしてもホモ君の記憶が云々についてはやてがデバイスのせいではないと言ってますが、前回を見たら分かりますが、デバイスが排除モードになる時に意識に処理を施したって言ってるんですよね・・・・。
んにゃぴ、よくわかんないですね。(すっとぼけ)

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