魔法の話   作:犬屋小鳥本部

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私の名前は、


ウィンガーディアム・レビオーサができればテストで0点

・汽車を降りる

・小舟で湖を渡る

・ハグリッドによる忘れものチェック

・マクゴナガル先生によるありがたい説教と身だしなみチェック

・大広間で組分けの順番待ちなう

 

適当な順番で大広間に入ってきました。

ハリーたちは結構前の方。

私は…

最後尾。

ちょっと理由がありましてね。

 

正直に言います。

私、運動神経がぷちぷち切れています。

具体的に言います。

木登りできません。水泳できません。スキップできません。50m走は15秒はかかります。

ちなみに、日本の中学1年生の平均タイムはたしか8~9秒。

 

両足、特に左足の動きが鈍いんですよ。

赤ん坊の頃の怪我によるものです。というわけで最後尾。

ああ、ハリーたちがあんなに遠く…というかもはや見えません。

前をなんとなく眺めていると、横の壁からなんと声が!

ゴーストです!女性のゴーストです!

 

「あら?あなた…」

ん?んんん?こ…このかたわ!

「あ、貴女は!へ」

 

あ、前の扉が開いたようです。

えー?この方とゆっくりお話ししたいんですけどー?

私が渋っていると、その方が

「大丈夫、すぐにお話できるわ。

あなたの入る寮はきっともう決まっているから。

レイブンクローの寮で待っているわね」

そう言って去っていかれました。

 

「レイブンクロー…」

急いで前の方へ行きました。

ハリーたちのところへ。

 

「あ、クロー。

君はどの寮に入ると思う?」

「やっぱりグリフィンドールだよなー」

「私は」

 

 

 

あなたの入る寮はきっともう決まっているから

 

 

 

「どれでもいいと言われても、私はレイブンクローを選びます」

あの青を飛ぶカラスを。

真っ直ぐに青い旗を見る私に、二人は驚いていました。

さあ、間もなく組分け儀式の始まりです。

 

 

 

新入生たちが次々と名前を呼ばれ、椅子に座り、喋るおもしろ帽子をかぶり、4つの寮に割り振られていきます。

 

クラッブ…名前の方はビンセント、スリザリン。

ゴイル…こちらはグレゴリー、スリザリン。

ハーマイオニー、グリフィンドール。

ネビル…ロングボトム夫妻の子でしたか、グリフィンドール。

フォイフォ…じゃなかった(笑)マルフォイのドラコ坊っちゃん(笑)、当然スリザリン。

 

そして、ハリー。

わお、みんな静まり返っています。人気者ですね、「ハリー・ポッター」。

グリフィンドール。

 

そろそろ、そろそろですよー。

「R」になりました!

日本語名は「K」のカラスバですが、本名は「R」ですし、私!

しぇんしぇい、よんで!

 

「レイブンクロー・ノワール」

(゚∀゚ 三 ゚∀゚)キターーー!

私です!私です…よ?

あれ?

え?え?なんかひそひそ話聞こえるんですけど

(´・ω・`)イヤナカンジダナー

 

(ずぼっ)

「レイブンクロー!」

よぉっしゃ!

 

席に着きます。なんかやけに静かですねー。

はい、次。

 

ロン、グリフィンドール。

 

組分け儀式も無事終わり、カリスマ校長先生のありがたいお言葉をもらって夕食の時間。

え?皆さん、ポカーンとしてどしたんですか?

がががっむしゃがつぺろ

うっま!うっま!うっm…

 

(タイムラグ発生中…)

 

 

 

 

 

…

……

………はっ?!

寝てた…だと?

 

ここはベッド…

う…頭が…痛いわけでもありませんが、一晩寝かされていたみたいですね。

多分寮、でしょうかね。

時差ぼけでしょう。うん、きっとそうだ。そうにちぎゃいにゃい。

「おー、おはよー」

「おはようございます。

今日は9月2日、場所はホグワーツ…むにゃむにゃ」

「…あんた、大丈夫か?」

「…はっ!日課ってこあい!

じゃなくて、すいません誰でしたっけ?」

 

そもそも見たことありましたっけ?

 

「いや、どっちかっつーと初めましてだな」

「僕はアンソニー・ゴールドスタイン」

「で、俺がマイケル・コーナー。

よろしくな」

「アンソニーとマイケルですね。

よろしくお願いします」

 

学校で男友達ができました←ここ大事

 

 

 

「いきなりですが、昨日のこと覚えてません」

「「そうだと思う」」

 

 

 

親切な友人って大事ですよねー。

 

 

 

1日目終了




ノワール・レイブンクロー。
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