戦闘訓練の翌日…首出異羅は塩崎と一緒に登校していた。ちなみに塩崎とは毎朝一緒に
登校することにした。
塩崎 「あの…半無さん」
首出異羅「…なんだ塩崎?」
塩崎 「昨日の訓練ですが…」
首出異羅「ああーその…昨日はありがとな…止めてくれて」ぽりぽり…
首を軽く掻きながらバツが悪そうにお礼を言う。
塩崎 「いえ…半無さんには試験の時に助けてもらいました。今度は私が半無さんをお助けした
までです」
首出異羅「そういやそんなこともあったな……なあ塩崎」
塩崎 「はい何でしょう半無さん?」
首出異羅「これから先もし俺が昨日みたいなことになったらそん時はその…頼んでいいか?」
塩崎 「!!…ええ私でよければお力になりますわ//!!」ぷりぷり!!
首出異羅「まあもちろん俺もそういう面は鍛える、だけどもしっていう時はお願いできるか?」
塩崎 「はいっ!!そうかしこまらずに困ったときは私に頼ってください!!」ぷりぷり!!
首出異羅「おっおう…ありがとうな!」
塩崎 (ああ…半無さんに頼られる日が来るなんて…感謝します神様!)
塩崎とそう話していると雄英の校門近くに着くと人だかりが見える。
塩崎 「あれは…」
首出異羅「あーマスコミだな…塩崎、俺が先に行くからその後を歩くといい」
塩崎 「わかりました…お手数をおかけします」
首出異羅「いいってことよ」
校門に近づくとこちらに気づいたマスコミが津波のように一気に来る。
ドドドドドッ!!
マスコミ「すいませんっ!!オールマイトについて一言いいですか!?」「こちらにも一言!!」
首出異羅「あーすいません遅れるといけないので」
マスコミ「えっ首が…!?」「これ
首出異羅の姿を見たマスコミは様々な反応をするがそれでも質問をしてくる。そのせい
でなかなか進めない。
マスコミ「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」「一言でいいからっ!!」
首出異羅「(しつこいな…)…塩崎少し恥ずかしいかもしれんが我慢してくれ」
塩崎 「えっ何を?《ガシッ!…グイッ!!》はっ半無さん!?///」
首出異羅は塩崎の肩を左手で掴み自分の体に引き寄せる。
塩崎 (あああ!!?私は今こんなにも半無さんと密着して///何という至福でしょう//…)
首出異羅「はいどいてどいて!」グイグイッ!!
マスコミ「ちょっと!?一言ください!」「おい待ってくれよ!」「一言でいいので!!」
マスコミの群れの中を力任せにかき分けて校門を通過する。
首出異羅「朝から疲れた…っと悪い塩崎大丈夫か?」パッ!
塩崎 「はっはい!大丈夫でしゅ///ありがとうございます///」ぽわぽわ…
首出異羅「(なんか顔赤いな?)…大丈夫ならいいけど」
芦戸 「おーい2人ともー!おはよー!!」
校門を通過したあと少し話していると芦戸が元気に登校してきた。
首出異羅「おはよう芦戸」
塩崎 「おはようございます芦戸さん//」
芦戸 「……」ニヨニヨ
首出異羅「どうした?なんかいい事でもあったのか?」
朝からニヨニヨと笑っている芦戸に首出異羅は質問する。
芦戸 「えっへっへ~朝からいいもの見れたなぁ~って思ってね!!」
首出異羅「ふーんそりゃよかったな」
塩崎 「それはよかったですね芦戸さん」
塩崎がそう言うと芦戸は塩崎に近づき塩崎を軽く引っ張りながら首出異羅から少し離れ
る。
ススス…クイッ…
塩崎 「なっ何でしょうか芦戸さん?」
芦戸 「密着してたねぇ…」ヒソッ…
塩崎 「!!!??//////」ボッ!!
顔が急激に熱くなる塩崎。
塩崎 「あああっ芦戸さん!!?あなたまさか先ほどのやつを!!?」ヒソヒソッ…
芦戸 「いや~くっ付いているときの塩崎の顔見たらキュンキュンしちゃったよ!!」ヒソヒソッ…
塩崎 「あうぅ…穴があったら入りたいです///……」ヒソヒソッ…
芦戸 「何か進展あったらその時は教えてね!!」ヒソヒソッ…
塩崎 「あああ芦戸さん!!//あなたという人は!!///」ヒソヒソッ…
首出異羅「おーい2人ともそろそろ行かないと」
2人が恋の話をしていると首出異羅がいいタイミングで声をかける。
芦戸 「ほーい!それじゃ塩崎この話はまた今度ね!!」
塩崎 「もう芦戸さん!!あなたという人は!!///」カアァァ!!
芦戸 「きゃ~塩崎が怒ったーー(笑)!!」タッタッター!
首出異羅「なにしてんだ…」
芦戸にからかわれてしまう塩崎であった。
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――A組教室――
相澤 「昨日の訓練お疲れ、映像と成績見せてもらったよ…爆豪、お前能力あるんだからみっと
もないマネするな」
爆豪 「……わかってる」
相澤 「緑谷は個性の制御急げよ。いつまでも出来ないじゃ通さないからな」
緑谷 「はっはい!!」
※緑谷は訓練時に原作ほどではないですがOFAで腕を少し負傷しています。
相澤 「あと首出異羅、ああならないように気を付けろよ。ヒーローはああなってはいけないか
らな」
首出異羅「はい…」
塩崎 「………」
相澤先生に訓練時のことを指摘される3人。
相澤 「さて
クラス (((((なんだまさか小テストか!!?)))))
相澤 「学級委員長を決めてもらう!」
クラス 「「「「「学校っぽいのきたーーー!!!」」」」」
何をするのか構えていたが普通に学校イベントだったのでテンションが上がるA組。
切島 「オレ委員長やりたいです!!」
峰田 「オイラのマニフェストは女子全員膝上30㎝!!!」
耳郎 「ウチもやりたいっす」
芦戸 「リーダーやるやる!!」
爆豪 「俺にやらせろっ!!」
普通ならあまりやりたくないものだがヒーロー科では集団を導くというヒーローに必要
な素地が鍛えられるので人気の役である。
飯田 「静粛にしたまえ!!!」
クラス 「「「「「ん?」」」」」
飯田 「多をけん引する重大な仕事だぞ!『やりたい者』がやれるものではないだろう!!周囲から
の信頼あってこその役職!ここは民主主義に則りここは投票で決めるべきではないだろ
うか!?」ビシイィィ!!
首出異羅「めっちゃまともなこと言ってるようだけど腕そびえ立っているからな?」
蛙吹 「日が浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん?」
切島 「そんなの自分に入れらあ!!」
飯田 「だからこそここでもっとも票を獲得した者がふさわしい人間ということにならないか?
どうでしょうか先生!!」
相澤 「時間内に決めりゃ何でもいいよ…」もぞもぞ…
寝袋に入りながら相澤は言う。そして飯田が提案した投票で決めることになり結果が出
る。
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緑谷 「僕3票ーー!!?」
爆豪 「なんでデクに!!?」
瀬呂 「まーお前に入るよりはわかるな」
爆豪 「黙れしょうゆ顔!!」
切島 「爆豪!漢なら潔く認めるもんだぞ!!」
爆豪 「テメエはおとこ漢うるせえんだよクソ髪!!」
首出異羅「お前の声の方がうるさいぞイガグリ頭」
爆豪 「あ˝あ˝っ!?てめぇ今なんつった首無し野郎!!」
相澤 「うるさいぞ爆豪…除籍にされたいのか?」
寝袋に入っている相澤が鋭い目で睨む。
爆豪 「!!……ちっ!!」
飯田 「1票…一体だれが俺に!?」
八百万 「他に入れたのね」
瀬呂 「何がしたいんだお前…」
塩崎 (私は半無さんに入れたのに1票…ということは半無さんは他の誰かに?)
相澤 「それじゃ委員長は緑谷で副委員長は八百万な」
緑谷 「ままままマジか!?…」
八百万 「うーん悔しい…」
切島 「緑谷なんだかんだアツいしな!」
瀬呂 「八百万は講評の時かっこよかったし!」
委員長になれなかったことに悔しがる八百万であった。
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時間は流れお昼休み
塩崎 「半無さんお昼ご飯を食べに食堂に行きましょう」
首出異羅「おーそうだな塩崎(笑)」
峰田 「おい半無ぅ…てめぇ塩崎と毎日一緒に昼飯食いやがって!羨ましいすぎるぞコノヤ
ロー!!」
上鳴 「ホントだぜー!女子と毎回ご飯一緒に食べれるなんて同じ男からしたら峰田と同意見だ
ぜ?」
首出異羅「じゃあお前らもクラスの女子の誰かと一緒に食べればいいだろ?」
峰田と上鳴にそう言ってみるが…
峰田 「それができたらこんなこと言ってねぇよっ!!そんなことも分からないのかお前は!!」
上鳴 「峰田の言う通りだぜ!!それができていたら俺たちはこんなことは言っていないんだ
よぉ!!」
耳郎 「アホくさ…そんなこと言っているからできないんだよ」
上鳴 「そんなこと言うなよ耳郎ー!」
峰田 「この際耳郎でもいい!昼飯一緒にどうだっ!?」
耳郎 「この際ってどういう意味だっ!(怒)」ヒュウンッ!!
ドスッブスッ!!
ドックンッ!!!
峰田 「ぎゃあああああああああああっ!!!!!!」
上鳴 「ぎゃあああっ!?なんで俺までえええええ!!!??」
峰田の言った言葉が耳郎の逆鱗に触れ爆音を貰ってしまう峰田とそれに巻き込まれる上
鳴であった。
――雄英学生食堂――
耳郎 「たくアイツらはっ!」ガツガツッモグモグ!
首出異羅「落ち着け耳郎そんな風に食べたらおいしくなくなるぞ?」
塩崎 「まあ…耳郎さんがそうなる気持ちも理解できます。私もあんな事言われたら流石に怒り
ます」
峰田と上鳴にドックンしたあと首出異羅と塩崎は耳郎の気持ちをなだめる為一緒にお昼
を食べていた。
首出異羅「まあ確かに同じ男からしても流石にどうかと思うけどな(苦笑)」もぐもぐ
耳郎 「……ねえ前にも思ったんだけどそれホントにどう食べてんの?」
首出異羅「え?」
塩崎 「確かに…黒いモヤに食べ物を入れて食べているようですが見れば見るほど不思議です
わ」
耳郎 「ねえ半無…もしかしてその黒いモヤで疑似的な顔…いや頭を作りだす事って出来たりす
る?」
塩崎 「!?……」
塩崎がこの時なぜ反応したのか?それは自分が首出異羅の恋人になったときに大いに関
わるからである。
耳郎 「どうなの?」
塩崎 「……」ドキドキ…
首出異羅「まあ結論から言うと出来るっちゃ出来る」
塩崎 「!!?…」パアァァ!
塩崎の心の中で歓喜の歌のBGMが流れる。
塩崎 「(ああっ!…神よ!…私にこの様な祝福をお与えになってくださり感謝します!!)」
耳郎 「しっ塩崎~?…大丈夫?」
首出異羅「おーい塩崎~?戻ってこーい」
塩崎 「はっ!?…もっ申し訳ございません!私としたことが!」
首出異羅「いや別にこっちは何もないんだけど突然祈りのポーズしたからビックリしちゃったよ」
耳郎 「なにか嫌な事でもあった?」
塩崎 「いっいえ!ホントに大丈夫ですので!//」
塩崎は少し顔を赤くしながら何とか誤魔化す。塩崎がなぜここまで喜んでいるかという
とその理由は首出異羅の頭…細かく言えば顔で疑似的に作り出せるという事だ。塩崎は
もし自分が首出異羅の恋人になったとき普通の恋仲にはでき、こちらには出来ないこ
とが1つあるとずっと気にかけていた。それは口付け…所謂キスである。だがそんな気
にかけも終わりを迎えようとしていた
首出異羅「まあ塩崎がそう言うなら…っと話がそれたな。話の続きだけど作ることは出来る」
耳郎 「へー…だけどまだ続きがありそうだね?」
首出異羅「ああ、頭はこの闇エネルギーを使えば作り出せるが顔のパーツとかはあんまり細かくは
作り出せないんだ。口は何とかそれっぽくはできるけどね(笑)」
耳郎 「ふーん…つまりマネキンっぽいものができるってこと?」
首出異羅「あーそれに近いかもな」
耳郎 「ねえ折角だし作って見せてよ!」
塩崎 「!?…」
首出異羅「あー別にいいけど大して面白くはないぞ?」
耳郎 「いいから!(笑)早く早く!」
首出異羅「じゃあ…」シュルルルゥゥ…
首出異羅は闇エネルギーを操り頭の形を作っていく。そして出来上がったものは耳郎が
言った通りマネキンっぽいものだった。
※イメージとしては何の柄もないマスクを被ったトゥワイスです。目の部分も真っ黒で
す。
耳郎 「へーそんな感じなんだ。確かに顔のパーツないからマネキンぽいね」
首出異羅「だろ?(そういや委員長決めたってことは今日マスコミの侵入が…)」
塩崎 (ああ…歓喜!!)
首出異羅は頭の中で原作の知識を思い出し、塩崎は心の中で今度はハレルヤのBGMが
流れていた。そのとき雄英校内に甲高い警報音が鳴り響く。
耳郎 「えっ!?なにこれっ!?」
塩崎 「警報音…でしょうか?」
首出異羅「(ふと思い出していたらきちゃった…)…周りの人が言っていたのを聞くとどうやら雄英
の敷地に誰かが侵入したらしい」
耳郎 「マジで!?じゃあ早くウチらも早く避難しないと!」
塩崎 「そうですね私たちも早く動きましょう!」
首出異羅「いやこのままここにいよう」
耳郎 「はっ!?何言ってんの半無!?」
塩崎 「半無さん理由を伺ってもいいですか?」
首出異羅「いや…今あの混乱してる群衆の中に行くのはなー…」
耳郎 「えっ?」クルッ
耳郎はそう言われて出入口の方を見ると生徒が一気に避難を始めたため大混乱が起きて
いた。
わー!わー!!キャー!ギャー!
雄英生徒「ちょっ押すなって!?」「待って人倒れたっ!!」「いたたたたっ!!」「おい危ねーって!!」
「皆さーーん!!落ち着いて!!ゆっくり!!」「んだこれ…?」「どわーー!?」「デクくーー
ん!?」「緑谷くーーん!!」
首出異羅「あれは切島に上鳴…それにいま緑谷に飯田と…」
耳郎 「麗日の声も聞こえたような…」
塩崎 「先生方は対処に追われているのでしょうか?」
首出異羅「原因はあれだな」
耳郎 「えっどれ!?」
塩崎 「どれですか!?」
首出異羅が指を指している所には朝の校門前にいたマスコミであった。
耳郎 「はあっ!?まさか侵入者ってマスコミのこと!?」
首出異羅「らしいな…先生たちはたぶんマスコミの対処をしているんだろう」
塩崎 「目先の欲に囚われ何と愚かな行為を…」
首出異羅「マスコミは何言われようが『報道の自由だ』『我々には真実を伝える義務がー』とかい
ろいろ免罪符にして自分たちがやりたいようにやるだけだよ」あきれ
耳郎 「はあ…どうしようもない人達だね」
首出異羅と耳郎が呆れていると食堂の出入り口から大声が聞こえる。
首出異羅「おっ!?あれは飯田!」
耳郎 「えっマジ!?」
飯田 「ただのマスコミです!!何もパニックになることはありません!!大丈ー夫!!ここは雄英!!最
高峰に相応しい人間の行動をとりましょう!!!」
塩崎 「飯田さんのおかげで騒ぎが収まりました!」
耳郎 「一時はどうなるかと思ったよ…疲れた…」
その後、連絡を受けた警察が到着し不法侵入したマスコミは撤退した。
(プ)マイク『グッバーイ!!バッドマスコミュニケイション!!!』
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――A組教室――
八百万 「ほら委員長始めて?」
緑谷 「ででで…では!他の委員も決めていこうと思います!…けどその前に1ついいですか?……
委員長はやっぱり飯田くんが良いと…思います!…あんな風にカッコよく人をまとめら
れる飯田くんが…やるのが僕は正しいと思います!」
切島 「俺はいいと思うぜ!食堂で大活躍だったしな飯田!!」
上鳴 「非常口みたいになってたしなー!」
相澤 「何でもいいから早くしろ…時間がもったいない」ギロッ!
緑谷 「ひっ!?」
飯田 「……緑谷くん君はそれでいいのか?」
緑谷 「!……うん僕はこれが正しいと思う…お願いできるかな飯田くん?」
飯田 「……委員長の指名なら仕方あるまい!!この飯田天哉!全力でこの聖務をやらせてもら
う!!!」
切島 「任せたぜ非常口!!」
瀬呂 「頑張れよ非常口飯田!!」
八百万 「私の立場は…」
こうしてA組のクラス委員長は飯田に決まった。
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――雄英校門――
根津校長「ただのマスコミにこんなことできるかい?」
(リ)ガール「出来るはずないさねこんなこと…」
校門に集まる複数の雄英教師。その教師たちの前には粉々になった雄英バリアーの残骸
がある。
【雄英バリアー】
雄英の敷地に入るには許可証(学生証・通行許可IDなど)が必要であり、それを携行して
いない者が雄英敷地内に入るとセンサーがそれを感知しセキュリティが発動する。雄英
バリアーはそのセキュリティの1つである。
根津校長「そそのかしたものがいるね…よこしまなものが入り込んだか…もしくは宣戦布告のつもりか…」
(ミ)ナイト「セキュリティの見直しが必要ですかね?」
根津校長「そうだね…今度の会議で出そう」
(リ)ガール「何もなければいいんだけどねぇ…」
巨大な悪意が雄英に…いや…A組に刻一刻と近づいていた。
ニンテンドースイッチライトとどうぶつの森を買おうとしたら品切れやった…この前までは普通にあったのになー…_(:3 」∠)_