今回は短めです。
雄英襲撃事件の翌日は臨時休校となったがA組生徒達の気はあまり休まらなかった。そ
れにクラスメイトの1人が重傷を負ったのを間近で見たのも理由の1つだろう。
――A組教室――
飯田 「皆ー!もうすぐ朝の
瀬呂 「ついてるよ、ついてねーのおめーだけだよ」
飯田 「くっ俺としたことが!」ガタッ
麗日 「どんまい!」
クラス委員長として全力でその務めをしようとするが空振りしてしまう。
芦戸 「梅雨ちゃん、今日のHR誰がするのかな?」
蛙吹 「そうね、相澤先生はお休みだろうし誰がするのかしら?」
HRは誰がするのかと話していると教室のドアが開く。そしてそこにはミイラ男となっ
た相澤が入ってきた。
相澤 「おはよう…」
クラス 「「「「「相澤先生復帰早えーーーー!!!」」」」」
飯田 「先生!無事だったのですね!!」
麗日 「無事って言うんかなあれ…?」
相澤 「俺の安否はどうでもいい、何よりまだ戦いは終わってねえ」
爆豪 「戦い?」
緑谷 「まさか…!?」
峰田 「また
相澤 「雄英体育祭が迫ってる」
クラス 「「「「「クソ学校っぽいの来たあああああ!!!」」」」」
学校の一大イベントにテンションが上がるクラス一同。
飯田 「先生!体育祭も大事ですが首出異羅くんの容態はどうなんでしょうか!?」
相澤 「ああ、あいつなら今病院で精密検査を受けている」
精密検査という言葉にクラスは動揺する。
芦戸 「えっ精密検査…?」
蛙吹 「私たちが思っているよりひどい状態なのかしら」
上鳴 「マジで?」
相澤 「人の話は最後まで聞け…あいつは昨日の昼には意識が戻っていた。普通なら全治3週間
は掛かるところあいつの体はほぼ回復していた。精密検査ってのは退院してもいいか判
断するためだ」
飯田 「なるほどそうだったのですか!」
蛙吹 「けろっ、そうだったのねよかったわ」
芦戸 「元気になってよかったよー!」
相澤 「私語は後にしろ…さっきの続きを話すぞ」
その後体育祭についての話がされ体育祭に意気込むA組であった。
――昼休み――
切島 「あんなことあったけどやっぱテンション上がるなおい!!」
瀬呂 「活躍して目立ちゃあプロとしての道が開けるからな!」
緑谷 「皆すごいノリノリだ」
飯田 「君は違うのかい?ヒーローになる為に在籍しているのだから燃えるのは
当然だろう?」クイ…クイ
独特な動きで緑谷に問いかける飯田。
蛙吹 「飯田ちゃん独特な動きね、変」
芦戸 「飯田らしいけどねー」
蛙吹と芦戸が食堂へ行こうと教室のドアを開こうとしたそのとき…
ガラッ!
首出異羅「おっ?」
蛙吹 「けろっ!?」
芦戸 「えっ!?」
首出異羅「2人ともおはよ!って言ってももうお昼だけどね!」
芦戸 「半無ぅーーー!!」
クラス 「えっ首出異羅!?」「マジじゃん!」「回復早え!!」
首出異羅の登場に驚くクラス一同。
蛙吹 「首出異羅ちゃん、もう体は大丈夫なの?」
首出異羅「今は日常生活は普通に送れる程度かな。あと一週間は安静に生活しなさいと医者には言
われたよ」
蛙吹 「とにかく元気になってよかったわ」
クラスメイトから退院祝いの言葉を受け取りながら席に荷物を置くと…
爆豪 「無事だったか…」
首出異羅「おっ心配してくれてたの?」
爆豪 「はっ!誰がてめぇの心配なんかするか。てめぇは俺がぶっ殺すんだ!俺じゃなくてそこら
辺のモブに負けるなんて俺が許さねえ」
上鳴 「意地張るなって爆豪!ホントは心配してたんだろぉ(笑)?」
上鳴が爆豪の肩に腕を回しながら問いかける。
爆豪 「ああ!?何言ってやがるアホ顔!てか腕回すんじゃねぇ!」
瀬呂 「照れるなって爆豪(笑)」
爆豪 「照れてなんかいねぇよ醤油顔!!」
切島 「爆豪!漢らしくねぇぞ!!」
爆豪 「お前は何言ってやがんだクソ髪!!」
首出異羅「なるほど、これがツンデレというやつか」
爆豪 「おい首無し野郎…表出ろや(怒)消し炭にしてやるよ…」
その後、切島・上鳴・瀬呂の3人が爆豪を宥めて抑えながら食堂へ連れて行くの
だった。
塩崎 「半無さん、退院おめでとうございます」
首出異羅「ありがとう塩崎、昨日はお見舞いありがとな」
塩崎 「いえ、その…当然です…//」
首出異羅「どうした塩崎?」
塩崎 「いえっ!何でもないです//!」
首出異羅「?…」
頬を赤らめる塩崎。そしてその光景を見た葉隠が塩崎に近寄る。
葉隠 「塩崎ちゃん!」
塩崎 「きゃっ!はっ葉隠さん?もう急にだからビックリしましたわ!」
葉隠 「あはは、ごめんね!ねぇ塩崎ちゃん1つ聞いていい?」
塩崎 「何でしょう?」
葉隠 「首出異羅くんのこと好きなの?」ゴニョゴニョ
塩崎 「んななな何を言って!?///」ゴニョゴニョ
葉隠 「そっか!頑張ってね!!」
塩崎 「もう葉隠さんまで!!///」
芦戸の次は葉隠にいじられてしまう塩崎であった。そして首出異羅も席に荷物を置いて
食堂に向かおうとする…がしかし誰かに肩を掴まれ体が止まる。
首出異羅「おっとっと…誰―…」クルッ―
耳郎 「退院おめでとう…」
首出異羅「おっおう、ありがとう耳郎……なぁ1つ聞いていいか」
耳郎 「なに?」
首出異羅「俺の勘違いならいんだけど…もしかして怒ってらっしゃる(汗)?」
耳郎 「いや~そんなことないよ~…でも無理はしないでと言ったのに、どこかの誰かさんが血
は吐くわ緊急搬送されるわでとっても心配した以外何もないよ?」ニコニコ…
首出異羅「……す…」
耳郎 「す?」
首出異羅「すんませんでした…心配をおかけしました…」しょんぼり…
耳郎 「よろしい」
今後は耳郎をあまり怒らせないようにしようと思う首出異羅であった。そして時間が経
過して放課後。
ザワザワ…ザワザワ…ザワザワ…ザワザワ……
A組の教室の周りに他クラスの生徒によってできた群衆に驚くA組生徒。
麗日 「うおおぉぉぉ!?なにごとだこれは!?」
峰田 「何だよこれ出れねーじゃん!」
爆豪 「敵情視察だろザコ…
峰田 「みっ緑谷…なんなんだよあいつは!?」
緑谷 「かっちゃんはあれがニュートラルなんだ…」
爆豪の振る舞いに小刻みに震えながら驚く峰田であった。
爆豪 「そんなことしても意味ねぇからどけモブ共!」
飯田 「とりあえず知らない人にモブと言うのやめないか!」
????「どんなもんかと見に来たけど…随分と偉そうだな噂のA組」
爆豪 「あ?」
????「ヒーロー科に在籍する奴は皆こうなのかい?」
爆豪 「あ˝あ˝!?」
????「こういうの見ちゃうと幻滅しちゃうなあ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたか
ら入ったってやつ結構いるんだ…知ってた?」
爆豪 「…?」
????「体育祭の結果によってはヒーロー科編入も検討してくれるんだって…その逆も然りらしいよ?」
緑谷 「――!」
????「少なくとも俺は調子に乗ってると足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつ――宣戦布告をしに来
たつもり」
緑飯麗 (((この人も大胆不敵だな!!)))
※緑飯麗(緑谷・飯田・麗日)
????「おうおうおう!隣のB組のもんだけどよお!
たんだけどよお!!偉く調子づいちゃってんなあおい!!本番で恥ずかしい事になっぞ!!」
緑飯麗 (((また不敵な人きた…)))じっ……
爆豪 「……」
爆豪は黙ったまま群衆をどけながら帰ろうとする。
切島 「まて爆豪!おめーのせいでヘイト集まくりじゃねぇか!」
爆豪 「関係ねえよ…」
切島 「はあっーー!?」
爆豪 「上に上がりゃあ…関係ねぇ」
切島 「くっ…!シンプルで男らしいじゃねぇか!!」
常闇 「上か…一理ある」
上鳴 「いやいやいや騙されんな!?無駄に敵増やしただけだぞ!!」
首出異羅「まあこうなってしまったからには腹くくるしかないんじゃね?」
上鳴 「まだ入学したばっかなのに…」
首出異羅「頑張れ」
首出異羅はそう言いながら教室を出ようとするが出入り口で足を止める。その姿を見た
群衆はざわつく。
他生徒 「ひっ!?…」「うおっ!?」「首なくね?」「こわっ…」
首出異羅「俺は首出異羅って言うんだ、君は?」
心操 「……心操だ」
首出異羅「よろしく心操、そんな心操に1つ忠告しとくね」
心操 「なに?…」
首出異羅「
おすすめするよ」
心操 「どういうことだ…?」
首出異羅「
だぜ?」
心操 「っ!?」
首出異羅「ここにいる奴みんなそう思ったなら改めるんだな。表面の情報だけで物事を判断してる
なら足元を掬われるのはそっちだぞ!」
首出異羅の発した言葉で周りは空気が重くなり静かになる。
首出異羅「まあ後はお互い頑張ろうか、それじゃあ失礼」
塩崎 「あっ待ってください半無さん!」
心操 「…………」
そして…参加種目の決定、それに伴う個々人の準備とともに体育祭までの2週間はあっ
という間に経過し雄英体育祭当日が来た。
短編でも出してみようかな(´Д`)