㊟ご報告ですが、空次の能力を変更しました。体温を感知できるというものから人のオーラから人の思考を読むというものにしました。
中学を卒業すると俺は家族に貿易商の見習いをするといって、家を出た。家族はいろいろ聞いてきたが色々はぐらかして出た。
「ここが砂霧山か…」
街道を通り、山をいくつも越えてやっと来た。ここから俺の人生はまた始まる。復讐の刃を磨くのだ…ここで
狭霧山のふもとまで行くと鱗滝さんが待っていた。
いつ行くかなんて言ってないのにこの日と俺をいつから待ってたんだ。もしかしたら超能力で来るのを察知したとかなのかな…この人ならありそうだ。とにかくだ。
「鱗滝さん今日からよろしくお願いします。」
「まだ修業をするなど言っておらん。いいか今からテストをする。お前が本当に鬼殺の剣士にふさわしいか見る」
「ついてこい」そういうと鱗滝さんは走り出した。
速いとんでもないぞこの人。俺は全力でついていく、
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狭霧山山頂付近
山頂までつくと鱗滝さんは走るのを止めた。
「いいか、今からお前をテストする。日暮れまでに降りてこい、、それがテストだ。降りてこれなきゃ鬼殺の剣士になることはあきらめろ!」
そういうと鱗滝さんは霧の中に消えていった。
なるほどこの濃い霧で迷うとでも思っているのか?方向感覚は優れている方だ。来た道を戻ることなど宵闇の中でもできる。第一ここまで俺たちは一時間で登ってきたのだぞ。日暮れまで腹時計が正しければ二時間手とこだ。
楽勝だ、まあテストだしな。三十分でクリアしてやる。
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「はぁはぁはぁ、間に合った。これでテスト合格ですか?」
山下りは正直めちゃめちゃきつかった。というか死ぬかと思った。空気は薄いし罠が死ぬほどはってあった。落とし穴とか竹やりささってぞ、まじで落ちてきた斧も刃のところ研ぎまくってて鏡みたいだったぞ。
「よくやった。お前を鬼殺の剣士にしてやる」
鱗滝さんについていくと小屋があった。「ここが今日からお前の仮宿だ。入れ!」と言われた。
お邪魔すると顔に傷のある男の子が料理をしていた。その子と目が合う
「えッ」
少年は次の瞬間
「曲者ぉぉぉぉーーーーーぉぉぉぉ」
そういって包丁を持って襲ってきた。
「ぎゃああああああああ」
大声を出して逃げ回っていると鱗滝さんがはいってきて「五月蠅い!」といって少年と俺の頭をグーで殴った。
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たんこぶをつくった二人は同じ鍋をつついていた。
「今日新しい弟子がくるって言ってたでしょさびとー」
真菰という少女は行った。
話によると鍋を一緒につついている面々は二人は鱗滝さんの弟子らしい、真菰だけちがうが真菰も「私もきさつの剣士になるー」と言っていたし弟子みたいなものだろう。
口に傷のある獅子髪の少年は錆兎といった。錆兎と真菰は孤児だったところを鱗滝さんに拾われたらしい。
「いいか空次、鬼殺隊、その数およそ数百名、それは政府から正式に認められていない組織だ。わしはその中でも育手というもの、育手は山ほどいてそれぞれの場所それぞれの方法で剣士を育てている。鬼殺隊に入るには藤襲山で行われる最終選別で生き残らなければならない。最終選別を受けていいかは私が決める。」
「若輩ものですが、どうか何卒宜しくお願い致します。」
そういって俺は頭を下げた
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「はぁはぁはぁ」
最初の二か月はとにかくとにかく山下りと素振り、先に始めた錆兎はもうとっくにそのレベルはクリアをしていて今は呼吸と型の習得に入っているらしい。くそおおおお負けてたまるか。
次の月になると山下りが終わると、鱗滝さんによる格闘訓練とにかく受け身の練習、俺は本気斬りかかっていくのにも関わらず。転がされるとにかく転がされる。煮っころがしみたいに。
それが終わると一部やっと錆兎に合流した。水になる訓練意味が分からないだろうが水になれと言われて滝壺に落とされる。何をすればいいのかわからない。このまま流されていけばいいのか…
「ねえねえ錆兎、水になるって何、何かのとんちかな?体の70%は水だからほとんど水でできてますよーってことなのかな」
「何言ってるんだお前」
冷たいまなざしでこっちを見てくる。
「なんてことを言うんだお前はこんなに俺が傷心なのに」
俺は傷心なのだ。呼吸もうまくできなくてどうやるんですかって聞くと鱗滝さんは腹に力が入ってないってバンバンたたくだけだし
半年が経ちやっと俺は型の練習に入ることができた。そのころ町に出かけた錆兎が少年をつれかえて帰ってきたその子の名は冨岡義勇といった。
義勇は姉を祝言の前に鬼に殺され、鬼に姉が殺されたと周りの人に言ったところ心が壊れたと思われ、東京の病院に連れていかれる途中逃げてきたらしい。その道中で錆兎と会いここに連れてこられたらしい。
他人事だとは思えなかった。俺ももし家族を鬼に殺されたとき、鬼に家族を殺されたなんて言っていたら義勇と同じ運命をたどっていたかもしれないのだから。
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「おーい義勇元気に山下っててるか?」
俺と錆兎は義勇に握り飯を持って行った。義勇は俺と錆兎と違い別に鬼に家族を殺されるまで鍛えたりすることはなかった。体力も少なく最初の試練山下りでてこずっていた。義勇が訓練を開始して三か月が過ぎていた。
「錆兎と空次はもう最終試練にはいってるんでしょ。」
錆兎は真菰の作った握り飯をむしゃむしゃ食べながら
「うん、ああ最後の試練が鬼みたいに難しいんだ鱗滝さんはもう何も教えないって言ってるし、今まで教わったことでできるらしいんだが…」
義勇が「最後の試練て何なの?」て聞くと俺と錆兎は「「岩を斬る」」とハモった。
「すごいや俺なんて山下りと素振りの訓練だけで毎日ヘトヘトだよ…才能ないのかな…」
「そんなことないぜ義勇、実は俺も山下りの訓練で五か月かかってんだ」
えっそうだったのてっきり俺と同じくらいかと思ってた。てかそんなようなこと言ってたじゃん
「そりゃあ、空次が山下りの訓練を二か月終わらせちまうから見栄を張ってたんだよ」
「まあ正直俺も二か月で終わらせたって言ってるけど、その体力をつけれたのも五年くらい道場に通ってたおかげだし、結局スタートの違いだよ。才能じゃない、スタートの違いだったら死ぬほど努力すれば追いつける。頑張ろうぜ!」
「そんなものなのかな、…」
義勇は自信なさげにこたえると俺たちは昼食の続きに戻った。
義勇は次の月、山下りの訓練を突破し、呼吸の訓練に入った。結局一番山下りの訓練に時間がかかったのは錆兎となった。俺は一通り錆兎をいじった。錆兎は怒ってしまった。そのあと義勇がフォローされて、機嫌を直した。一週間しゃべってくれなくなった
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義勇が頭角を現したのは呼吸の訓練だった。一週間で呼吸をマスターしたのだ。そして型の練習やなんやらを行い、二か月後義勇は岩斬りの訓練にはいった。
それにしても呼吸のコツをつかむのに一週間てずるくね。チートすぎる俺なんて三か月だぜ。三か月だぞ、24倍じゃねえか。錆兎も実は呼吸の訓練は一か月だったらしい、もしかして俺が一番才能がないのかと落ち込んでいると。錆兎がこれでもかというくらいにいじってきた。義勇のやさしさが染みた。
俺たちはとにかく刀を振った岩を斬るために、型を確認し、鱗滝さんに言われたことをひとつづつ思い出し訓練していった。
はじめに岩を斬ったのは錆兎だった。まあ初めに岩斬りに入ったのだから当たり前といえば当たり前のことなのだが、錆兎が岩斬りに要した時間は五か月、その一か月後俺は岩を斬った。
義勇は結果的に最後まで残ってしまった。おれたち義勇が岩斬りに入る。三か月前からやっているから当たり前なんだけど、俺たちは義勇が岩を斬れるようになるため義勇の訓練に付き合った。
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義勇が岩斬りに入って三か月目岩斬りに失敗した帰り道、
「義勇元気出せって、俺たちだって五か月かかってんだぞ。落ち込むにはまだ早い」
義勇はうなだれていたドーンという気分が落ち込む漫画の擬音が見える。岩斬りに必要なのは筋力と太刀をしっかり真っすぐ振り下ろすことそれに呼吸だ。
呼吸は見たところ義勇は基本的できている。できていないのはつまり太刀筋の強化つまり基本の素振りなんだ時間をかければかならずできる。
「俺の姉は祝言の前に殺された」
義勇が唐突に昔語りを始めた。
「俺を守って死んだんだ。姉さんは幸せになるはずだったのに、幸せになるべき人は姉さんだったんだ。俺じゃない…」
正直共感できる。俺も家族に対して同じ気持ちでいた。
「俺が死ねばよかったんだ、姉さんの代わりに俺があそこで死ねばよかったんだ!」
また元も子もないことをいうんだから、しゃーねえ元気づけてやるかと思うった瞬間、
パァアッン
錆兎が義勇の頬をはたいた。
「自分が死ねばよかったなんて二度というな!もし言ったらお前とはそれまでだ。友達をやめる」
「お前は絶対死ぬんじゃない、姉が命を懸けてつないでくれた命を、託された未来を、お前も繋ぐんだ義勇!」
義勇ははたかれた頬を抑えてあっけにとられていた。いや正確には俺と義勇はだ。
錆兎が義勇を怒ったとき胸がすいた。自分が言われているのかと思ったからだ。俺も義勇と同じ思いをずっと持っていた。どうしようもない気持ちを、
錆兎は本当にだいじなことを義勇と俺に教えてくれた。俺は本当にいい友を持った
義勇はそれから一か月後岩を斬った。俺と錆兎は泣いて喜んだ。
俺たちは鱗滝さんのところに集められた。
これ一話にします。タイピング速くなりたい。誰かいい方法を教えてください。