第3章 旅行中の戦闘、華将の力
人にはそれぞれ能力というものがある。
その能力を活かして人々は仕事や娯楽をしているのだ。
彼…華将も能力を持っている。
ただ、普通の人々とは違う特殊な能力。“程度の能力”という能力を持っているのだ。
この程度の能力は幻想郷の一部の者たちが持っている。
魔理沙、フランもその人物の中に入る。
魔理沙は『主に魔法を使う程度の能力』を使い弾幕では魔力を使ったスペルカードを使用する。
代表的なのは恋符「マスタースパーク」だ。
フランの能力は『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』を持っている。
この能力が原因で姉であるレミリア・スカーレットに地下に495年間もの間幽閉されていた。
彼らは今、鎮守府内を旅行中だ。
華将「ここが本庁舎。ここには執務室や会議室があって提督や艦娘たちが会議などをするんだ」
フラン「へぇ……かなり大きいね。紅魔館くらいあるのかな?」
魔理沙「紅魔館より少し小さいと思うな」
フラン「そっかぁ……少し残念」
華将「ははは……それじゃ移動しようか」
フラン「うん!」
フランたちは次の場所に移動した。
本庁舎の近くにある建物の前で華将たちは止まった。
華将「ここが艦娘専用傷病療養施設。艦娘たちや僕は通称“船渠”(ドック)と呼んでるよ」
フラン「ドック?」
華将「簡単に言うと永琳の所だね」
山風は華将の言ったことに疑問を持ち、質問をした。
山風「永琳の所………?それってなぁに………?」
華将「幻想郷で言う病院みたいな所さ」
永琳の所とは、幻想郷にある迷いの竹林の奥深くに存在する場所で正式名称は永遠亭と呼ばれているのだ。
山風「あたし……幻想郷に行ってみたい………」
華将「今度連れて行ってあげるよ」
山風「ありがとう………♪」
曙「あ、あたしも行きたい……」
華将「いいよ?」
曙「ありがとう♪」
その時、なにかが聞こえた。まるで、人が苦しんでいるような感じの音だった。
華将「何か聞こえた。行ってみよう」
華将はそう言うと走り出した。フランたちは慌ててその後を追った。
フラン「ま、待ってよ!」
なにか聞こえた場所に来てみるとそこには、武装した少女ふたりが数十名ほどの男にやられていて、捕まっていた。
シタラ「うぅ……」
夜露「油断したっす………」
男「なんだ?てめぇら」
華将「それはこっちのセリフだ、何やってんだ」
男「見てわかんねぇのか、アクトレス狩りだよ」
華将「アクトレス狩り……噂に聞いていたがホントにいるとはな」
男の言うアクトレス狩りとはその名の通りアクトレスたちを誘拐して人身売買するのだ。
年間数百人のアクトレスたちがやられている。
華将「その子たちを解放しろ」
男「嫌に決まってんだろう」
華将「ならば実力を行使する。4人は離れて」
男「お前一人でやるのか?はっ、舐めた真似してくれるじゃねえか、やれ!」
男の仲間「うぉぉぉ!」
華将「……数で押し切ろうというわけか、面白い」
しかし華将はこの時考えていた。
華将は魔理沙とフランの前では戦ったことがないのだ。
その理由としては霊夢に「あの二人に華将さんのアレを見られたらきっと興味津々になってしまうから、あの二人の前では戦わないで」と言われているからだ。
しかし今の状況下、どうすることも出来ないので華将は決心した。
華将(厄介なことになるが、なるしかない!!!)
そう決断すると華将の髪が金色に輝いたと思うと前髪ともみあげ以外が逆立ち瞳が水色に変わり金色のオーラを放った
男の仲間「な、なんだその姿は……」
魔理沙「か、変わった……なんだよ、あの姿………」
曙「超…サイヤ人」
フラン「超サイヤ人?」
曙「そう、超サイヤ人っていうのはサイヤ人がなる変身形態で怒りなどがきっかけでなるのが多いの。あの姿になるとパワー、スピードが格段に上がるの」
フラン「へぇ……すごい……」
男「金色になったくらいでいい気になるな。やれ!」
男の仲間「うぉぉぉ!」
華将「……」
男の仲間たちは華将に攻撃したが、いと簡単に防がれてしまう。
男の仲間「なにっ!?」
華将「…」
華将は男の仲間たちを睨むと一撃で倒していった。しかし、死なないように力加減をしている。
男「俺の仲間が……てめぇ、これ以上近づくな!さもないとこいつらを…始末するぞ!」
華将「無駄だ……」
そう発言すると超スピードで男を気絶させた
男「がっ………」
男は倒れた。華将は元の姿に戻りアクトレスの傷を能力で治した。
シタラ「ありがとう!私は兼志谷シタラ。よろしく!」
夜露「私は比良坂夜露っす!よろしくっす!」
華将「よろしく」
華将は少し疲れているような感じで立っている。それもそのはず、とても久しぶりに超サイヤ人になったからだ。
魔理沙「華将さん!」
華将「魔理沙…」
魔理沙「お疲れ様だぜ」
華将「ありがとう」
魔理沙「華将さんがなったあれは曙から聞いたぜ。超サイヤ人なんだろ?」
華将「っ……あぁ」
彼は「あー、やっぱり厄介なことになってしまった」と後悔してしまった。
いるのが山風や曙だけならともかく魔理沙やフランの前で超サイヤ人になってしまったからだ。
フラン「あの超サイヤ人?にはまだ上はあるの?」
華将「あるよ、一応ね。頼まれてもならないからね?上の変身になればなるほどその分体力の消耗が早くなるからさ」
フラン「え~……見たかったな~」
華将「ちゃんと今度見せてあげるからね?」
フラン「約束だよ?」
華将「ああ、約束だ」
魔理沙「それで、この子達があの男が言ってたアクトレスって言うのか?」
シタラ「そうだよ~」
魔理沙はシタラと夜露を見て少し不思議に思った。
魔理沙「なぁ、お前たちは特別な人達なのか?」
夜露「いえ、普通の学生っす」
魔理沙「学生!?」
彼女は思わず驚いてしまった。それもそのはず、普通の学生が武装しているのだから驚くのにも無理はない。
魔理沙「すごいなぁ……」
華将「そうだね」
魔理沙が関心している隣で曙は少しそわそわしていた。
それに気づいたフランは声をかけた。
フラン「どうしたの?曙ちゃん?」
曙「えっと……その……フランちゃんと、魔理沙さんのお鼻にお鼻こつんしたい……///」
フラン「うん、いいよ?」
曙「いいの?ありがとう…♪」
曙は喜ぶと早速フランの鼻にこつんと自分の鼻をぶつけた。
フラン「んっ……お鼻柔らかいんだね♪」
曙「えへへ♪」
魔理沙「お?どれどれ」
魔理沙は気になって曙の鼻に自分の鼻をこつんとぶつけてみた。
魔理沙「ほんとだ、とても柔らかいぜ♪」
曙「ありがとう♪」
曙はとても満足したのか、笑顔になっている。しかし華将に関しては真剣な顔して考え事をしていた。
華将(それにしても……何故鎮守府の敷地内でアクトレスのシタラと夜露が居たんだ?それに、アクトレス狩りのこいつらまで……何か……やばい予感がする…)
シタラ「えっと~……華将さん?」
華将「んぁ?どうしたの?」
シタラ「実はお願いがあって…」
華将「お願い?」
シタラ「私たちに……アクトレスに力を貸してください!」
華将「どうして?」
シタラ「いま、アクトレスたちは大ピンチに見舞われているんです!」
華将「わかった」
華将はシタラたちアクトレスに力を貸すことにしたがまだ考えていた。
華将(約数分前、この2人の気と全く同じ気を感じた……すぐに遠くなったいったが、まさか……この子達がまた戻ってきた時にアクトレス狩りに襲われたというのか?)
華将の疑問は益々増すばかりだ。
しかし、あまり深く考えるものじゃないなと華将は思い、1度考えるのを止めることにした。
華将「ふたりとも、僕がアクトレスたちのピンチを救ってみせるからね」
夜露「ありがとうございます!」
シタラ「ありがとう!」
華将はシタラたちアクトレスを助けるために動き出した。
そして、新たな場所……新たな仲間……そして新たな敵との会敵。
次なる舞台は成子坂。華将たちの新たなストーリーとなるのだ。
華将たちの次なる冒険が始まる!
いかがだったでしょうか?
今回は華将が初めてフラン、魔理沙の前で超サイヤ人になるというストーリーにしてみました。
そして、シタラ、夜露がレギュラーメンバー入りをします!
次の舞台は成子坂となります。
4章の冒頭ネタバレをすると、横須賀鎮守府から華将たちは成子坂に移動します。
もちろん、曙。山風も一緒にいます。
そして、新たな仲間との出会いを果たしていきます!
次回、第4章 新たな場所 その名は成子坂
乞うご期待ください!!!