ぶっ飛び少女がDIO様のメイドになるお話   作:ふろんてぃあ

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今回はしょうもない下ネタの回です。
ご注意あそばせ…


第15話 まさかあいつが敵だったなんてッ!!

「ハナコよ………お前は天国を信じるか…?」

「ヤリすぎてチンコだけじゃ無くて頭も馬鹿になったんですかDIO様?」

「………天国を信じるか?」

「………信じてませんわ。」

 

DIOは飛行機墜落の報告書を片手に尋ねた。

ハナコは最近はというと、アイに構うのと、屋敷の掃除やら配膳やら死体処理やらで、主婦を優に超える忙しさに囲まれていたのだった。

 

DIO様が宿敵(?)を仕留めようと部下に指示をうんたらかんたら………は殆ど知らないが、どうやら手こずっているらしいわね、私の出る幕とか…あるのかしら。

 

ちなみに、この質問をするのは3回目である。ハナコは頭でも打ったのか?と毎度の如く思うのだけれど、DIOが、妙に真剣な顔をして訪ねて来るので最終的にはちゃんと答えてあげている。

 

この人どうしたのかしら、天国だなんて言い出して…自己啓発本でも読んだのかな…随分おセンチでスピリチュアルな自己啓発本だわ。

アイ坊ちゃんの為に、何か読んでくださったのなら良いけれど、あんまりスピリチュアルな思想は、個人的にだけれど、やめてほしいですわ…

 

「ところでDIO様…私、全くDIO様の宿敵について全く存じてございませんのですが………そこのところ大丈夫なのでしょうか………」

 

とりあえず話題を変えよう。

 

「お前はアイの世話があるだろう。万が一にも館にジョースター一行が到着する事は無いだろうが……万が一にもだ、決して無いことであるが、もしそうなっても、お前が取るべき行動は、敵の抹殺では無く、アイを守る事だからな。」

「それでも追い詰められでもしたら、私、死ぬかもしれませんわ。得意なのは奇襲ですもの。パワータイプに中心核の本体の赤子を削られたら、頭吹っ飛んじゃいますわ。せめて、判明している能力くらい教えて欲しいですわ。」

 

決して自分の能力が、パワー系スタンドを前にして役に立たない物だとは思っていなかった。

自分のスタンドは、知力と全力を出し尽くせば、どんな相手にも勝りうる、素晴らしいスタンドなのだと自負している。

そして、これは完全に女の勘なのだが、ハナコは何となく嫌な予感がしていた。

 

DIOが、宿敵だなんて大層な言い方する相手は、きっと一筋縄じゃ行かないような手強い相手に違いない。

 

DIO様が本当に雑魚だと思っているならば、もっと見下した態度で煽っていくはずだわ……DIO様、心の中では相当強敵だと感じているに違いない………かと言って引きこもりのDIO様じゃ直々に手を下しに遠出も出来ないしね。でも、信頼性の高い部下に命令を下していないという事は、ヤッパリ、焦っていないのかしら………焦っていないけど警戒はちゃんとしているってことかしら…

 

情報が無いにもかかわらず、推測したって無駄である。

 

「姉やぁ………婆ばが、忙しいって、遊んで、ないのっ!」

 

不満そうなアイが部屋に駆け込んできた。そのままハナコの胸に顔を埋めて心音を聞いていた。最近アイがハマっているのはこれである。

読者の皆様はアイの下心をご存知でしょうから、お察しください…

 

「あらあら〜、エンヤお婆様は忙しいのですから、邪魔しちゃあいけませんよ。」

「ふむ………アイもここに来た事だ、確かに、我が宿敵について、語ってやっても良いかもしれぬ………」

 

DIOはドヤ顔をしつつ、急に上から目線になった。

アイ坊ちゃんが来たから武勇伝聞かせたいのね。語りたいだけだわ。

 

「アイ坊ちゃん、お父様の武勇伝聴きましょうね……」

「ぶゆうでんって何〜?」

「私のカッコイイ話だ。」

 

遅めの「父親ヅラしたいお年頃」である。

 

「パパのぉ〜!?(弱点とか聞けるのぉ〜笑)聞きたい〜!」

「ン〜、いいぞ。………しかし時にアイよ…お前は少し単純過ぎないか、少しワルさをしてもいいんだぞ。」

「アイ坊ちゃん、変な裸族のおじさんがなんか言ってるけど耳をかしちゃあいけないわ。姉やとあっちで…」

「待て待て待てノンノンノン、話してやろうではないか………ン〜、仕方ないなァ………」

「早く話せや」

「ブチ犯すぞブス」

 

アイをハナコの胸からひったくり、ハナコの手も引き、2人をベットの上に収めた。

そこからは、DIOの自称武勇伝語りが始まった。ハナコは上司である彼に一応耳を傾け、アイは父親が吸血鬼である理由を知るチャンスかもしれないと、耳を傾けた。

知りたくも無いが、父を知ることそれすなわち、自らを知る事であると心得ている。

 

「その昔……100年くらい前だ、俺は貴族の養子になった。その貴族さジョースターと言って、クソったれ正義感を全面的に押し出す教育方針で代々育ったに違いない、貴族だった………」

 

アイはビンゴ!と目を輝かせた。父親の昔話である。

 

「へぇ………確かにそれは闇属性のDIO様にさキツイものがありますね…」

「そうだ。………そして俺には同い年の兄弟が出来た。名はジョナサン。ガキの頃は虐めぬいて、彼女のファーストキスを奪って、孤立させて、飼い犬を焼き殺したりした。俺はジョースター家を乗っとるつもりだったからな。」

「なんて計画性の無い………」

「まぁ、でもある程度成長したら、自分も力を蓄え無いといけないと気づき、いじめをやめて仲良くなったフリにシフトして、信頼を得たのだ。そして、大学生になって……ジョナサンの父に毒を盛ったがバレて何やかんやあって吸血鬼になったのだ。」

 

「嘘やん。」

 

アホかこいつ!その何やかんやの部分が知りたいんだよ、チンパンかよテメー!

アイの心境は複雑であった。

 

「パパふられたのぉ〜?(煽り)」

「アイ坊ちゃんに悪影響すぎる内容だわ。」

「ふられたのぉ〜?(煽り)」

「まぁ聞け、ここからだ。俺は吸血鬼として人間を超越したが……………ジョナサンを舐め腐っていた為に再度負けたのだ。」

「何がまあ聞けだよ」

「しかし、俺は首だけの状態で生き残っていたのだ。そこからはハネムーン中のジョナサンと妻エリナの乗る船を襲い、ジョナサンの肉体を奪い、100年程海で眠って今に至る。」

「エ、終わりですか?」

「終わりだ。勝利を収めた。これでもジョナサンの黄金の精神には尊敬の念を抱いているのだよ。」

 

アイは思わず口をぽかんと開けて、唖然とした。

ハナコは男の不器用な父親ヅラにため息をついた。また、義兄弟の肉体を勝手に奪い、女とヤリまくるというDIOにドン引きした。

なんて奴だ、と思った。

DIOの下半身の暴走を誰か止めてあげてください。ジョナサンを哀れに思ったハナコは、天を仰ぎ願った。天国で見てますかジョナサンさん、アンタの義兄弟今現在も絶賛黒歴史生産中ですわよ。

 

「殺された上に、勝手に自分のチンコを、数多女にねじ込まれベイビーを量産されてしまうジョナサンさん…不幸な…」

「何か言ったか?」

「いいえ、なんでも。」

 

ハナコはDIOの下らない話から逃れる為に、「お茶を入れてきます。」と頭を抱えながら台所に逃げた。DIOはいつもと変わらないハナコを、つまらないと思った。

 

ハナコは素早く湯を沸かして紅茶を淹れ、すぐに戻ってきた。

 

「アイ坊ちゃんもいらっしゃるので、無難に紅茶です。」

「アイねっ、甘いのがいい!」

「お砂糖なん個ですか?姉やにしっかり聞かせてくださいまし。」

「6〜!」

「それは多すぎなので3つにしましょうね、糖尿病になっちゃいますよ。オシッコが砂糖になって死にます。(嘘)」

「ぶ〜!」

 

可愛らしい表情に、思わず口元が緩む。

 

アイ坊ちゃん…沢山話すようになってくれて嬉しいわ。今すぐ、私のこと好きですか?って聞きたいけど、あんまり言うとうざがられちゃうし、完璧な優しい姉やであることを心がけていなければ……

 

と、ハナコはいっているが………

この女もDIOも凄まじい親バカであるため、1日に三回は「私(俺)のこと好きですか?(だよな?)」とアイに尋ねるのである。アイは、ハナコから聞かれる分には心がキュッと締まるようなトキメキを感じるが、DIOに聞かれるのは、すでに、うざったいと感じているのだった。

テメェ、脳天かち割られたいのかグズ!!と思っているのだった。

 

話が脱線したが、先程の武勇伝(笑)を聞いたハナコは、何故その話が現在DIOの部下が応戦している、「宿敵」に繋がるのか疑問だった。

 

「あの、DIO様、一つお尋ねしてもよろしいでございましょうか?」

「なんだ?言ってみろ。」

「先程のお話、詰まるところ宿敵とどんな関係がお有りなのですか?」

「ア…結論がまだだったな…」

「気になりますわ。」

「つまり、何が言いたいのかと言うと、現代まで続くジョースターの血統……ジョナサンの孫と孫がこのDIOを倒す為にエジプトに向かってきているのだ。」

「フアッ、ジョナサン、ハネムーンの時点で孕ませてたんか!?」

「いや、ハネムーン1日目でもう孕んでたから‥‥‥」

「下半身の活発さはどっこいどっこいだわ…………」

 

ジョナサンさんハネムーンまで我慢できなかったのね……でもそれがジョースターの血筋的には、結果オーライだったのかも知れない。子孫残ってるんだもの。

 

ハナコは、DIOが語った正義の塊と邪悪の化身の、漫画のようなお話に、若干他人事のように聞いていた。

時代を超えて尚受け継がれるというスケールの大きすぎる話だ。我が身に起きている出来事のように聴ける人間の方が少ないんじゃあ無いか?

 

「クククク、スケールの大きな話よ。」

「自分でも思ってるんですね。」

「このDIO、JOJOには一種の尊敬の念を抱いている……それくらいのスケールでなければ逆に困ると言うものよ。」

「んっ、んんん?JOJOとは………?」

 

突然出てきた聞き覚えの有るあだ名……そのワードはハナコは肩を大きく跳ねさせた。JOJO、など滅多につくあだ名では無い。

気まずい思い出を思い出し、ハナコは動揺する。そして、まさかまさかだが、空条承太郎のことを言っているのではあるまいな?と不安を胸に抱えた。

 

「JOJOというのはジョナサンの愛称だ。名前にも名字にもジョが付くからという、安直な由来だが、そう呼ばれていたし俺もそう呼んでいた。」

「そ、そうなんですの……」

 

空条承太郎のことではない………

 

「だが、この度俺の首を狙う男もまたJOJO!!」

「ブッ……!!ぉえ、紅茶吐いちゃった…」

「ククク、いい反応だなぁ〜ハナコよ……」

「まっ、まぁ…我が主人の危機ですので………ゲホッ…」

 

上げて落とすのはやめてくれ!!!今回もJOJOなのかよ!!

 

心臓が既に飛び出たんじゃないか、それくらいの動揺っぷりだった。

 

またJOJO!!

 

そう、「あの事」があってからハナコは一種の空条承太郎アレルギーとなっていたのだった。まさかまさかまさか、と思いながらも心臓が大きく動いてしまうのだ。

 

いやまさか、本当に空条承太郎なわけがない、一応主人のDIO様の宿敵が私でマスかく男だなんて、そして、私の気まずい所を知っている奴だなんて、そんないらねぇ奇跡いらねぇし、ジョナサンって完全に日本人じゃない名前だし、全然関係ない人物に決まっているわ。

二度と顔合わせたく無い相手なのッ!!

 

「いいだろう教えてやる、我が友ジョナサンの子孫であり、我が宿敵の名は…………」

「宿敵の名は………?」

 

DIO様のお話は外国の話なんだから、急に日本人になる訳無いから……国際結婚でもしない限りはね。

そんな、国際結婚なんて無いわ、そんな偶然ないわ………

 

 

 

 

 

ン、空条君のお爺さんってニューヨークの不動産王だったかしら?

 

***

 

一方、承太郎サイド

 

「何ィ、ハナコだと!?」

「ど、どうしたんだ承太郎……」

「アッ、いや、何でもねぇ……」

 

空条承太郎17歳……父が世界的なミュージシャンだったり、祖父がニューヨークの不動産王だったりと、色々ハイスペックな上、本人の195センチという日本人離れした身長、美貌も相まって、どこか空想上のキャラクターのような男だと家族を抜いた他人は思っているに違いない。

 

しかし、承太郎とて17歳の少年であることに変わりはない。いくら大人びていたとて、年相応の反応や考え……焦ってテンパる事だってあるのである。

山田ハナコ……承太郎はあのことがあってからハナコという名前に敏感になっていた。

不倫した夫はこんな気持ちなのだろうと思った。

 

承太郎17歳、とてつもなくモテる彼は、童貞であった。そしてそっち方面に対してピュアすぎてるのだ。

だから、オカズにした女に、オカズにしていた事がバレるなど、ピュア童貞には初っぱなからハードモードすぎたのである。

 

仕方ない、自分の家で普段大人しそうな女が卑猥な夢を見て腰をくねらせているなんて、どこのAVだッ!!とツッコミたいシュチュエーションだ、けしからん。それを見て反応しない方がおかしい。至って正常だが、相手にバレるのは不味かった。

 

「どうしたんだい承太郎…?もしや、ハナコという名前にトラウマでもあるのかい?」

「っいや、何でもねぇ………(クッソ花京院鋭いぜ、流石ではあるが……)」

「JOJOがそこまで動揺するなんて、君をそこまで動揺させるハナコさんが気になってしまうよ。僕が出会ったハナコさんは恐らくDIOの下部だったから……僕も優しいハナコさんに会いたいよ。」

「……そのDIOの下部の女ってのは、スタンド使いか?」

「おそらくそうだ。相手の動きから察するに、奇襲が得意なスタンドで、僕のように相手を操作したり出来るんじゃないかな…彼女の自信からも、一撃必殺のような、即死攻撃をしてくるに間違い無いと思うんだ。…襲われた時、全く体が言う事を聞かなかったから……」

「そいつぁ、恐ろしいスタンドだな。」

「本当だよ。街でぶつかっただけなのにってやつさ……あのおさげの、おとなしそうな見た目からは想像もつかなかった。」

「ゲッホ!!オエッホ!!」

「大丈夫か承太郎!!」

 

おさげ!!おさげだとッ!!山田ハナコはおさげだったぞ!?アレアレアレ、これはビンゴなんじゃあないか!?なんてこったい………いやまだだ、そんなはずないだろ、と言うか本当に勘弁してくれよ。

 

「ち、ちなみにだが、そいつ、妙にかしこまった言葉の言い回しをして、静かそうな女で、三つ編みおさげも腰近くまである髪の長い女じゃあないか………?それでもって、苗字は山田…」

 

さぁ、どう出る花京院!!

 

空条承太郎は覚悟を決めた。しょうもない理由から、暗闇の荒野に進むべき道を切り開いたのである。

 

この返答次第では、俺は花京院をDIOに明け渡した女をオカズに抜いた男という、珍妙極まりない立場に立つことになる。それでも黙秘を貫くが、ハナコと闘う可能性も出てくるし、奴も俺を全力で倒しにかかってくるだろう…

俺がオカズにしたせいでハナコの戦闘意欲に火をつけ、仲間が犠牲になったらたまったもんじゃあねぇッ………

だから、決めるッ!覚悟ってやつをなッ!!

 

「どうなんだ、花京院ッ」

「な、なんてことだ、その女の人だッ、承太郎、彼女とはどういう関係なんだッ!?何故君が彼女を知っているんだッ!?」

「言える分けねぇだろうがッ!!」

「……ッ!」

「………チッ、怒鳴ったりして悪かった…ハナコはクラスメイトだった。ただのクラスメイトだ……突然いなくなったがな。お陰で謎が解けた。」

「な………ッ、まさか……分かった、これ以上は聞かない。」

「嗚呼、そうしてくれ。過去の女だ。出来ることなら忘れたい。(花京院のまさかってなんだ?)」

 

花京院は顔を青くして去っていった。

承太郎は覚悟を決めたのだ。花京院がジョースターとDIOの因縁に巻き込まれた原因を作った女でシコってしまったという、心の苦しさを背負って、前に進もうと決心したのである。

 

しかし、疑問に思ったのは花京院の動揺っぷりである。承太郎は思わず叫んでしまったが、それだけが原因とは考えられないほど、花京院が凄まじく動揺していたのは何故だろうと思った。

マァ、今後この話は出さないと察してくれたようだし、それで良いかと思った。承太郎はどこか勇者のような気持ちで寝床についたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、承太郎とハナコさんが知り合いだったなんて………いや、それだけじゃ無い…過去の女…突然消えた……承太郎はハナコさんと付き合っていたんじゃあないか?」

 

勇者のような気持ちで眠りについた承太郎とは打って変わって、花京院は承太郎との会話と文脈、態度から、必死に情報を刷り出していた。

 

※全て間違っていますが。

 

「だとしたら、僕が深く介入することを阻止した理由も分かる………付き合っていた女性が突然姿を消した…そしてその理由がDIOの配下に着いたから……いや、承太郎の彼女が理由もなくDIOの部下になるとは考えられない………ハッ、もしや私のように日本人のスタンド高いを使い、承太郎の彼女であるハナコさんを拐い、肉の芽を埋め込んで操っていたのではあるまいな?いや、そうだったらあの時の凶暴性も理解できる………」

 

花京院は恐ろしい事に気付いてしまったと言わんばかりに、身を震わせた。

思えば、ハナコさんは静かで大人しく、髪を染めたりせずに自然体で、まさに大和撫子と言った風であり、彼の女性の好みに合っていた。

 

※大切なことなのでもう一度言います。

全て間違っています。

花京院の迫真の独り言に「なんか夢っぽくなってきてるぞ、オイオイ〜どうしたんだよ〜」と感じる読者の皆様、違います。

花京院のアルプスの山々の如く壮大な勘違いです。

 

「なんて事だ、なんて事なんだ、全てDIOの筋書き通りではないか……これで承太郎は人質を取られてしまった………いや、いてもたっても居られない気持ちだろう……」

 

思ったよりもずっと深刻な自体であった。

しかし、花京院も推測だけで事を考えるような男ではない。なので、翌日、ジョセフ経由でホリィに少しだけでも電話できないかと頼み込み、電話を繋いで貰う事にしたのだ。もちろん、自分の思い込みかもしれないので、承太郎には内緒である。

花京院の深刻そうな顔に何かを察したジョセフも「ホリィの体調が良い方の日であったらな。」と許可した。そして、運良くその日はホリィは体調が比較的良い日だった。高熱にうなされていることに違いはないが………

 

「ホリィさん、一言だけでいいです、山田ハナコさんという方と承太郎の間に何か関係があった事をご存知ありませんか?僕の思い過ごしの可能性も十分ありますが、その、付き合っていたとか……」

 

そもそもホリィは、交通事故から守ってくれた女の子というイメージを持っていた。また、あらぬ勘違いをしていた。しかし、「ハナコさんと息子さん付き合っていませんでしたか?」と聞かれて、合点がいったような気がした。

 

夜中に水回りで手を洗う2人、寄せ合う様に立つ姿と息子の珍しく動揺した態度……なにもないなら、息子はどっしり構えているはずである。なのに動揺していた。ということは、そういうことで間違い無いんじゃあないかと思った。

 

承太郎は会ったばかりの女の子に手を出す息子ではないと思っていたし、いまも思っている。だから、「付き合っていませんでしたか?」と聞かれるとそうかもしれない、とホリィは思った。

なので正直に答えた。

 

『あまり、よくわからないけれど、私を交通事故から守ってくれた子、だわ。一度、家にハナコちゃんが、泊まりに来た時、その、2人で夜中に一緒にいる所を、見たわ。珍しく承太郎が照れていたから、そういう事だったのかしら、ね……』

 

「あ、ありがとうございました。わざわざすみませんでした、どうか安静に…………」

 

花京院の心配は確信に変わった。マァ、お年頃であるから、不思議な話では無いけれど、肉体関係もあった(?)らしい。憶測だが……

 

「この事は、どうすれば良いんだ……取り敢えず承太郎に相談して……」

 

花京院は自分よりずっと長く肉の芽を植え付けられている、承太郎の彼女、ハナコを思い頭を抱えたのだった。

 

 

 

※3回目ですが、承太郎とハナコはそんな関係じゃ無いです。花京院君はマスターベーションした後、お互いにばったり出くわしてしまったしょうもない2人に対して、真剣に心配し、心を痛めています………

真実はもっとしょうもない話です………

 




空条承太郎ッ、二度と会ってなるものかッ!というか、もしも会おうものなら、息の根止めてやるッ!それがベストッ!DIO様にばらされでもしたら、一生ネタにされる!というか、立場的にも殺すのが1番めんどくさく無いぞ!!



山田花子ッ……ジジイ、アヴゥドゥル、ポルナレフ、特に花京院にバラしやがったらただじゃあおかねぇ……奴も俺を全力で狙ってくる筈、向かい打ってやるッ!!
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