凌「おっす、戻ったぞ~」
勇「おかえり~っと、どうした?その頭に乗ってる鬼は?」
凌「お前も久しぶりだろう、こんなに甘えてる萃香は」
勇「そうだねぇ、少し妬いちまうかもしれないねぇ」
凌「妬くな妬くな、お前が妬いたらめんどくさくなる」
翠「いいじゃ~ん、私たちの危険な関係で勇義を妬かせようよ~」
凌「お前は黙っとけ、そしてそんな関係じゃねぇよ」
翠「いいや、絶対そんな関係になるね」
勇「いい加減諦めろ、お前はこいつとそういう関係になれるわけがないだろう……私がなるんだから」
翠「絶対なるね、兄さんを振り向かせて見せる……お前なんかに渡すものか」
凌「おお、頑張ってみろ~、絶対振り向かないから」
翠「諦めないからね」
勇「諦めろ」
凌「あ、そういえば話を変えるけど、俺が住むための家とかってある?」
勇「なら、あの屋敷はどうだい?」
翠「いや、それなら私と一緒の家に住もうよ」
勇「お前家ないだろう」
翠「あ」
凌「まあいい、その屋敷とやらに一緒に住もうじゃないか。昔みたいに」
翠「本当!」
凌「本当。それでその屋敷とやらはどこにあるの?」
勇「それなんだがな、鬼の中でも話題にしたくないほど厄介なものなんだよ」
翠「確かにそうだけど、兄さんなら苦でもないでしょ」
凌「へぇ、どんな?」
勇「その屋敷はな、普通なら壊れたり腐ったりするじゃん?それがないんだよ」
凌「それぐらいなら別になんもないけど、それだけじゃないんだな?」
翠「ああ、そうだよ。その屋敷に何人かの鬼が行ったんだけど、すぐに走って戻ってきた
よそのあとは、近づかない方がいいって言って少し引きこもったよ」
凌「う~ん?壊れたり腐ったりしない、中に入っていった奴がすぐに出てくる。
あっ、それ俺が作った屋敷だわ」
勇「は?」
翠「やっぱりね」
勇「え、なに知ってたの?」
翠「まぁ、知ってたっていうかそういう感じがしたっていうか。なんかその屋敷の前を通
ると懐かしい匂いと雰囲気がしたからそうかなぁ~って」
凌「なるほど、お前は何なんだ」
勇「まぁ、とりあえず、あの屋敷はお前のものなんだな。すまねぇな、他の鬼が中に入っ
ちまって」
凌「別に気にしてねぇよ。俺はもうつぶれてるんだとばかりに思ってたんだからな」
翠「でも潰れてないって、どれだけ強くしたの?」
凌「そうだなぁ、俺の魔力結構注ぎ込んだからなぁ、う~ん大体1500年~2000年
くらいは持つはずだったかなぁ」
勇「長いねぇ、どれだけ魔力を持ってるのかねぇ」
凌「多くないと思ってるんだけどねぇ、まぁ、その屋敷に行こうぜ」
翠「そっか!これから私と一緒に暮らすんだもんね!」
凌「お前すごい子供になってるぞ。落ち着け、他の鬼に笑われるぞ」
翠「失礼、取り乱した、ごめん。それじゃあさっそく行こうか」
凌「ここだなぁ、作った時と全然変わってないねぇ」
勇「どうやって入るんだ?」
凌「普通に」
勇「入れんの?」
凌「ああ、顔認識、声認識、魔力認識などを感知して入れるようになるんだ」
勇「そんなので開くのかい?………おお、自動で開いた。今まで力づくで開けてたのに」
凌「力づくで開けるからいけないんだよ」
翠「へぇ、屋敷の中ってこんなに広いんだ」
凌「余裕に100人以上はは入れるからね。それにある程度は何でもそろってるから」
翠「え?でも見たかぎりはそんなに部屋はないよ?」
凌「それぞれの部屋に入ればありえないくらい広いんだよ。まぁ、自分で部屋を大きさを
自由に変えることもできるから大き過ぎないようにできるよ」
翠「確かに広すぎても落ち着かなくなるもんね」
凌「そういや、勇義はどうするんだ?」
勇「何がだい?」
凌「お前もここに住むかってこと」
翠「は?」勇「え?」
凌「なんだ萃香、お前も驚いて。」
勇「私もここに住んでいいのかい?」
凌「なに言ってんだよ、そんなの決まってんだろうが」
翠「ちょっと兄さん?どういうこと?ここは私と兄さんの二人きりで住むんじゃないの?」
凌「いや、昔みたいにって言っただろう。じゃあ勇義もだろう」
勇「本当かい?それはうれしいねぇ。昔みたいに暮らせるなんてね」
凌「ああ、これからよろしくな勇義。それからちゃんと二人とも仲良くするんだよ。なん
か少し二人とも雰囲気が悪いから」
勇・翠[[わ、分かったよ(兄さん)……これからよろしく]]
凌「ちゃんと仲良くね。それと俺は次に地霊殿に行くつもりだけど二人はどうする?」
翠「ついていくよ」
勇「ついていきたいけど、今地霊殿の主のやつから出禁食らってんだよ。だからいけねぇ」
凌「そう、じゃあ勇義は留守番かな」
勇「この歳でまた留守番か」
翠「出禁になるのが悪いんじゃん」
勇「確かにそうだな。でもあと一週間だ、それまで待つ」
凌「もう出禁にならないように気ぃつけなよ」
勇「もう、やんねぇよ」
凌「それならいい。それじゃあ行ってくるから」
翠「またねぇ、勇義」
勇「またなぁ」
凌「地霊殿って今どうなってるん?」
翠「怨霊とか動物が増えたみたいだよ」
凌「なるほど、あいつはちゃんと管理できてるのか?」
翠「それはペットに任せてるみたいだよ」
凌「じゃあ、本人は何やってんだ?」
翠「ペットたちがやらかした後始末などを書類にまとめて処理してるみたいだよ」
凌「大変そうだな」
翠「本人は楽だって言ってたよ」
凌「じゃあ楽なんだろう」
翠「あ、地霊殿についたね」
凌「お、そうだな。じゃあ入って挨拶しようか」
翠「全員にするの?それとも主だけ?」
凌「いちよう全員にするつもりだよ」
翠「じゃあ入ろう。そしてさっさと帰ろう」
凌「地霊殿嫌なの?」
書きました
全部言葉だけで