翠「じゃあ、兄さんがお菓子作ってくれてる間に少々話をしよう」
勇「「誰の話を?」
翠「じゃあ、こいしとキスメ」
こ「私?」
き「私も?」
翠「そう、兄さんについて」
こ「お兄さんが前にどこかに行く前に聞いたんだけど、お兄さん自身は私とお姉ちゃんと恋仲になってるんだって」
翠・勇・き[[[はあ?]]]
こ「私に威圧かけないでよ~。このことはお兄さんから聞いてよ」
翠「まぁ恋仲って言っても全然恋人らしいことはしてないよね」
こ「そうなんだよね~、キスくらいはしたいよね」
勇「絶対にさせないよ」
キ「なんであなたが言うの?」
勇「あいつは私のもんだ」
翠「誰がお前のものだって?」
キ「次私なのに話がずれてるよ」
こ「流暢に喋るようになったね、キスメちゃん」
キ「あなたからちゃん付けはやめてください。虫唾が走る」
こ「ごめんなさいね~」
翠「兄さんの前では別人だね」
キ「そうした方が可愛がってくれるんだもん」
勇「猫かぶりだねぇ」
キ「私はどっちも本心だよ?お兄さんのことは私がもらいたいけどまさかこいしとその姉
と恋仲になっているとは思わなかった」
翠「そのことについては小一時間ほど問い詰めるところだよ」
勇「ただあいつのことだから純粋にやったんだろうねぇ」
こ「そのせいですることが何もわかってなくて何もしてないんだけどねぇ」
翠「もし何かしていたら消しそうになるよ」
こ「何にもしてないよ~、まぁ何かしたところであなた達が私をどうこうできるとは思えないけどねぇ」
勇「行ってくれるじゃんさとり妖怪。鬼にかなうと思うなよ」
こ「お姉ちゃんよりは純粋に上だと思うよ、いろいろと」
翠「さとり聞いたら怒りそうだねぇ」
キ「そんなことどうでもいいですよ、最終的に何が言いたいんですか?」
翠「勇義にも言ったけど、兄さんは誰にも渡さないよ。もちろん、貞操も」
こ「それは自分自身で守ることであってあなたが言うことではないんじゃない?」
翠「兄の貞操は妹が守るものだよ」
勇・こ・キ[[[それはおかしい]]]
翠「三人で言わないで」
こ「こんな妹をもってお兄さんは大変だねぇ」
き「そうだね、さっさとお兄さんはこの鬼と縁を切ればいいのに」
翠「そんなことされたら私死んじゃう~……まぁでも兄さんは優しいから私を永遠に見捨てないよ。そしていつかは私を嫁にもらってくれる」
勇「そのいつかは永遠に来ないね」
翠「あんたに向くことはないからね」
勇「お前よりましだろう」
翠「なんだと?」
勇「やるってのかい?」
キ「見苦しい鬼が二人、お兄さんが見たら飽きられちゃうね」
こ「毒舌と思ったけど言うほど毒舌じゃなかったわ」
キ「誰が毒舌ですか誰が、失敬ですね」
こ「まぁ、殺意向けられないからましか」
キ「殺意向けずにやりますけど?」
こ「もっとダメだったわ」
勇「キスメが私たちにかなうと思う?」
キ「鬼一人ぐらいなら簡単に殺せるよ?」
翠「う~わ、また敵が増えた。めんどくさい」
こ「めんどくさいって何もできないじゃない」
翠「存在ない奴には言われたくないわ~」
こ「私存在あるよ?ただみんなに忘れられるだけで」
勇「それ存在ないっていうじゃない?」
こ「………薄いだけ」
翠「それは認めるんだね」
キ「完全になくなっちゃえばいいのに」
こ「やっぱ毒舌だわあなた」
勇「力がない代わりに声などで相手を落とすんだね」
キ「案外役に立ちますよ」
翠「だとしても私は力でねじ伏せるね」
勇「それが鬼のやり方だもんね」
こ「私は頭脳派だね。力もあるけど」
翠「そう言うのはずるいね」
こ「自分の特徴は精一杯活かさなきゃ」
キ「お兄さんと同じだね」
こ「そういえばお兄さんもどっちかと言えば頭脳派だよね」
キ「確かに」
翠「じゃあ私たち無理じゃん」
勇「頭あんまり使ったことねぇぞ」
こ「一歩リード」
キ「いぇ~い」
勇「むかつく」
翠「そろそろ兄さんがお菓子作り終えるころだね」
こ「分かるんだね」
翠「兄さんのことならね」
凌「はいは~い、みんな~作ってきたよ~」
こ「何を作ってきたの~?」
凌「とりあえず、ケーキ、マカロン、マシュマロ、アイス、いちご大福、くらいかな」
翠「兄さんって本当は姉さんだったの?」
勇「女子か?」
こ「女の子だ」
キ「とても真似できない」
凌「いや、女子じゃないよ。ただお菓子作りが好きなだけだよ」
翠・勇・こ・キ((((勝てない(ねぇ)))))
凌「どうした?食べないのか?」
翠・勇・こ・キ[[[[食べる]]]]
なんで女子力高いんですかね