ありふれた(平均)値で世界最強って言ったよね!   作:simasima

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24 ユエ〇〇の行方は?

 

あっと驚くタメゴロウ  

ゲバ! ゲバ!

 

前話投稿したときタイミングがよかっのか

日間ランキングで11位になり驚いてしまいました。

なんだかかんだ言っても現金なもので

モチベが上がりました。感謝です。

それと誤字報告いつもありがとうございます。

 

では本編です。

 

 

                

 

 

 

 

 

海里は雫を含む女生徒全員にドン引きされていた。

城のサロンで皆でお茶をしていた時(優花たちも愛子が前の遠征から戻ってないため城にいます)

海里は生まれ変わった先、アデル・フォン・アスカムの家族に

ついて聞かれて話したのだが

そのあまりの内容に女生徒は皆ショックを隠し切れない。

 

「母親と祖父が父親に盗賊の仕業に見せかけ殺されるなんて」

 

「しかもその理由が愛人を後妻にするためだなんてありえないしょ」

 

「海里さん(アデル)が殺されなかったのは父親が婿養子で

継承権がなかっただけだからなんてヒドイ」

 

「お姉さん、義母と義妹からはお手伝いさん扱い」

 

「すでに父親と義母はお家乗っ取りがバレテ死刑。

貴族社会なんて恐ろしいのかしら」

 

「異世界転生こわ~」

 

(義理の親なんてどこでもクソッ!)

 

がそれぞれの反応である。

その女生徒達の反応に海里は改めて

マイルに転生前海里の時の家族には

恵まれていたのだ思った。

もし海里の姿のまま変わらないなら

私は経緯子達と両親の元に帰るのか

それとも赤き誓いの皆の元に帰るのか

今はどちらが良いのかわからないと悩むのだった。

そんな苦悩する海里の顔をみた優花が

 

「ごめんなさい海里さん

私たち事情も知らずに聞いてしまって

思い出したくもなかっただろうにさぁ」

 

と言い皆が海里を気まずそうに見ていた。

 

「大丈夫その事は気にしてないから

海里の記憶を思い出したの10歳の頃で

そのためか”アデル”境遇を客観的みて

受け入れる事ができたから全然平気」

 

「ねぇねぇ!お姉さん!

一緒に冒険してた赤き誓いの

仲間はどんな人達だったの?」

 

鈴がつとめて明るく質問してきた。

 

「そうですね。チームのリーダーは

メーヴィスさんと言って剣士でカッコイイ人で

女の人なのに女の子にモテモテでしたよ

まるで雫さんみたいです」

 

「海里さん。そこはいらないと思うのだけど」

 

「それに治療魔法と氷の攻撃魔法が得意な

ポーリンさんおっとりとした感じで胸も大きくて

妙子さんみたいな感じの人かな(なんとなくSぽぃ気もするし)」

 

実は妙子、クラスで雫に次いで胸が大きいちなみに三番手が優花である。

妙子はたれ気味の目と左下唇のホクロが胸の大きさと合わせ

なんとなく年上のエロいおねぇさんに見えると男子の間で思われてて

胸の谷間近くにもホクロがあるとかないとかの噂もある。

 

「最後は炎の攻撃魔法が得意なレーナさん

気が強くて少しツンデレな人です。

(胸は鈴さんと奈々さんと同じぐらいなのは内緒に)」

 

と赤き誓いののメンバーの紹介の後

冒険談を話し、お茶を続けたのだった。

赤き誓いのメンバー過去については話さなかった

メーヴィウス以外は色々重すぎるためだ。

 

 

 

----------------------------------

 

「ハジメ・・・GO!」

 

「ユエだけずるいかな?かな?」

 

「チクチクするし鬱陶しぃし」

 

ハジメがユエを肩車して香織と経緯子は文句を言いながら

自分たちの肩ぐらい迄伸びた草むらの中を走っていた。

 

キッシャシャアアアア!!

 

何故ならハジメ達をお花畑が追いかけていたからだ

ではなく頭に色とりどりの花を咲かせた

200体近くのラプトル擬きの恐竜型の魔物が

ハジメ達を追いかけていた。

 

「ハジメにオンした私は・・・神にも悪魔にもなれる」

 

「ハジメ・・右」

 

とユエが草むらの中から奇襲しようとするラプトルを見つけ

ハジメの頭を挟んでいる太ももでハジメの頬をムニュとし指示する。

ハジメは奇襲しようとしたラプトルをドンナーで打ち抜きながら

 

(なんでそのネタをどちらかと言うと黒鉄の城でなくて

バイオレンスな世界の空手家だよね僕)

 

とハジメは現実逃避的なことを考えながら

ジュラシックな今の状況に陥った理由を思いかえしていた。

 

ハジメ達が六十階層の高さ10メートル強の木々が

生い茂る樹海のエリアに降り立ち次の階層への階段を

探索しているとズシン、ズシンと大きな足音が響てきた

やがてハジメ達の前にティラノサウルスにそっくりな魔物が姿を現す

凶暴な見た目とうらはらになぜか向日葵のような花を付けていた。

ティラノサウルスはハジメ達に咆哮を上げながら向かってくるが

 

「緋槍」

 

ユエが炎の槍をティラノサウルスの口内に向けて飛ばし

あっさりと魔物を倒すとティラノサウルス頭の花がポトリと落ちる。

経緯子はその花を拾い己の技能[+生物系鑑定]を使うと

 

「今の魔物は操られてたみたい

この花は根っこから偽の神経伝達物質を分泌して

ある程度宿主を操る事ができるのよ」

 

と話していると今度は多数の魔物が近づく気配がした

そして出てきた魔物を仕留めながら走っている

今の状況につながるのだった。

 

どうやら寄生されている魔物はこの階層いる

ほぼ全てのようで倒してもキリが無く

このままでは数に押し潰されしまうため

感染元の魔物達に指令を出してる魔物を

倒すためハジメ達は走りまわっていた。

 

ただ闇雲に走ったわけでは無く

経緯子が探索魔法で魔物達を花をアンテナ代わりにして

操ってる念波らしきものを逆探知しその方向へ走っていた。

 

「光刃」

 

香織は木の上から飛びかかってくる小型の

ラプトルを切り裂き

 

「これでも浴びなさい」

 

と経緯子はバレーボール大の容器を追って来る

ラプトル達の頭上に投げツヴァイで容器を破壊すると

緑色の液体が飛散しラプトル達の頭の花にかかり

ジュウワッと音がし花が溶けついでにラプトル達の脳天を溶かし

ラプトル達の断末魔が響き渡る。

先程の容器にはサソリモドキから採取した溶解液が入っていた。

 

ハジメも左右から飛び出てくるラプトルを

ドンナーで撃ち抜いて行く。

やはり標的の魔物の巣に近づくに連れ圧力が増してくる。

 

「ハジメ・・・アレ」

 

と頭上のユエが指を指す

示す先には縦割れの洞窟らしき入り口が見えるが

多数のラプトルが入り口の前を塞ぐように陣取っている。

 

「ハジメ任せて・・・蒼天」

 

ユエが魔法でまとめて吹き飛ばし

その隙にハジメ達は縦割れの洞窟に滑り込む

中は人が二人が並ぶのがやっとの広さで

ラプトル達も一匹ずつしか入ってこれない

 

「聖絶」

 

香織が結界でラプトル達を押し留めてる間に

 

「錬成」

 

ハジメが錬成で入り口を塞ぐ。

 

「これで後ろは大丈夫かな」

 

「経緯子ちゃん中にもたくさん魔物が居るのかな?かな?」

 

「今探ってみたけど奥の広間らしき所に一匹だけ居るみたいよ」

 

「それが・・ボス?」

 

「このまま進んでもいいけど僕は気になる事が

どうやってそのボスは魔物たち寄生させたのか?」

 

「植物だからタンポポみたいにフワフワと飛ばしたのかな?」

 

「だとすると種やらが部屋全体に充満してる可能性もあるし」

 

「魔法で・・ガード」

 

経緯子はもう一度花をアイテムボックスから取り出し

分泌液を詳しく鑑定し直す

 

「なるほどね。ハジメちゃん、香織さんの

私たち三人は毒耐性を持ってるから。

分泌液の効果はないみたいよ」

 

「僕達三人以外、ユエには予防策が必要だね」

 

「ハジメちゃんに隠し部屋造ってもらって

そこでボスを倒すまでまっててもらう?」

 

「経緯子・・・それは嫌」

 

「感染予防ならマスクとか防護服がいるのかな」

 

「防護服・・・アレを使えば作れるかも」

 

アイテムボックスにしまっている

魔物の素材を思い出し防護服の

製作に入るハジメ達。

 

 

 

 

 

「生臭い・・・・だっぴゃ」

 

半魚人もとい蛙の魔物の皮を

利用して製作した防護服を着た

けろっこユエたんが文句を言っていた。

蛙の口に付けられた虫系の魔物の目を

加工した透明カバーから見える

ユエの目は不快感をあらわにしていた。

経緯子がユエに謝る。

 

「ごめんね。ユエさん完全に

消臭するが暇なくてお詫びに後で

ハジメちゃんの血いっぱい吸っていいから」

 

「んっ・・なら我慢する」

 

「僕はなにも言ってないよ経緯子ちゃん」

 

その後ハジメたちは慎重に

ユエはペタペタと足音をたてながら

洞窟をしばらく進むと

広間に出る奥には縦割りの道がみえる。

 

「皆、広間全体に薄く反応があるから注意して」

 

と経緯子が警告する。

そしてハジメ達が広間の中央に来た時

全方位からピンポン玉大の緑色の胞子の

ようなものが無数に飛んできた。

 

ハジメ達は咄嗟に背中合わせに円陣を組む

飛んでくる胞子擬きの数はざっと百を超えているので

 

「聖絶」

 

「錬成」

 

と香織は結界でハジメは石の壁で潰していく。

 

「風刃乱舞」

 

ユエは速度と手数に優れた風系の魔法で迎撃している。

 

「消毒よおぅ!!」

 

経緯子はフラム鉱石と風魔法を

合わ火炎放射器を再現し燃やしていく。

 

四人が緑の玉を確実に迎撃してると

香織の右足首に何かが巻き付く

それは木の根であった

床を破壊し出てきたそれは一気に

香織を天井高くに持ち上げる。

 

「風刃」

 

「きゃっ」

 

ユエがすかさず香織に絡みついた木の根を切断し

そのまま空に香織は放り出されるが

 

「香織!大丈夫」

 

とハジメが香織をお姫様抱っこで受け止めると

 

「ありがとうユエ!えへへ」

 

香織はユエに助けてくれた感謝以外の感情も込めて言う。

 

「むぅ・・香織、油断」

 

「ほら!みんなまた来るわよ」

 

経緯子が警告すると同時に

ハジメ達の周囲が次々と隆起し

木の根が鞭のように襲ってくる。

ボスらしき魔物はハジメ達に

胞子による効果が出ないために直接攻撃に切り替えたみたいだ。

ハジメ達は足元を警戒しながら

木の根をドンナーや魔法で切断、破壊していく。

そんな中ハジメが

 

大地崩壊(ガイアクラッシャー)

 

と右拳で床を殴りつけると奥の道に向かって

床が棘状で連続で隆起していく

この技はサソリモドキを食べたことで得た

技能であるがこの技を使えるのは

錬成とナノマシンの土魔法に高い適性を持つハジメだけだ。

経緯子と香織は土ボコが精々だった。

 

埋もれた魔物の根が露わになった

それを経緯子、香織、ユエの三人は身体強化をかけ

木の根を掴むとタイミングを合わせて

 

「「「どっせぃいい!!」」」

 

引っ張り上げると奥の縦割れの暗がりから

人間の女と植物が融合したような魔物

ゲームなどでアルラウネと呼ばれる魔物が

引きずり出される。

アルラウネは美しい女性とよく表現されるが

目の前それは醜悪なそれであった。

無数のツルがウネウネ動き気味が悪い。

口元は突然引きずり出されたためか

引きつった笑いをうかべている。

 

ドバンッ!!

 

ハジメはそんな似非アルラウネを長々と観察する気はないので

すかさずドンナーで頭部を吹き飛ばした。

アルラウネの体が痙攣しながら倒れ

周囲でうごめいていた木の根も動きを止め床に倒れる。

 

 

「・・・ムレタ」

 

ユエが早々に防護服を脱ぎ捨てる。

なにがしらの粘液が蛙の皮に残ってたのか

ユエの体の所々にヌトヌトしたものが付いている。

 

香織がタオルを持ってユエに近づくも思わず。

 

「くさっ生臭っ!」

 

フレーメン反応な顔でつい言ってしまう。

 

「むぅ・・・香織」

 

ユエはそう言いながら

香織に抱きつく

 

「ごめ~んユエ・・くさっ私が悪かったから」

 

「香織も仲間・・・スリスリ」

 

「やめぇ~」

 

いつもの通りじゃれ合う二人を見ながら

 

「ハジメちゃんもう魔物の反応は無いから

早くお風呂を用意してあげて」

 

「わかったけど。経緯子ちゃん何か機嫌がいいね?」

 

「んっとね、アルラウネ擬きの素材から

色々と捗るものが合成できそうだし」

 

(捗るって・・・なにが経緯子ちやん?)

 

にこやかにアルラウネ擬きを回収する

経緯子に戦慄を覚えるハジメだった。

 

 

 

 

               

 

 

 

ということで経緯子の鑑定によって対策が取られた結果

ユエさんの頭皮は無事でしたが

その代わり蛙に食われた駄女神のような有様に

ユエさんと香織さん隙あらばじゃれ合います。

 

後文中の妙子のイメージは私の妄想なので

でも胸は設定資料の原作者公認の乳比べによると

雫の次に大きいようです。

口の近くホクロをエロく思うのは

多分キャツアイの泪ねぇさんが私の原点だと思う。

胸の谷間近くホクロはただの妄想で某夏なゲームのヒロインの影響です。

 

 

追記 ハジメ×優花の召喚前がメインになる新作も始めました。

こちらも更新は遅いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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