ありふれた(平均)値で世界最強って言ったよね! 作:simasima
お久しぶりです。
短いですが。何とか更新しました。
後、前話の眼鏡を掛けた経緯子を描きました。
カオルのコスだと地味だな。
では本編です。
色々と精神的ダメージを受けてた海里と雫は
その後、何事も無くハウリアの里に入り
「私は、疾影のラナインフェリナ〟!」
「俺は、〝幻武のヤオゼリアス〟!」
「僕は、〝這斬のヨルガンダル〟!」
「ふっ、〝霧雨のリキッドブレイク〟だ」
・・・・・等々
いの一番で怒涛の名乗りを受けているのだが
「フフフフ…はふぅ」
「雫のアネさぁん…」
「なぁにぃネアちゃん?」
「あの‥恥ずかしいのです…」
「‥‥なぁにぃ?」
「…なんでもないです」
その間、接待役を仰せつかったネアは
雫に抱きかかえられて、モフモフされて
恥ずかしさから離してもらおうとしたが
雫の怪しい言葉使いから
癒し要員に甘んじる事にした。
雫がGやらハウリア達の濃さからの
精神的負担からモフモフに逃げていた時
海里はと言うと
「皆さん。色々と工夫してますね~。バルくん、エルちゃん。次はこのお菓子を食べますか?」
海里は割と廚二的な名乗りは、そこそこ好きなので
楽しみながら両側にショタ耳とロリ耳を侍らせ
餌付けを楽しみつつ
「名乗りが終わった子は、おねぇさんがお菓子をあげますよ~」
とアイテムボックスに餌付け様に大量にストックしてある。
お菓子を惜しみなく他のハウリアの子供に配る。紳士な海里である。
「甘~い」 「おいしぃ~」 「あむ。あむ」
めったに口に出来ない砂糖菓子にバルや他の子供達も喜びが頂点に達し
首狩りウサギから素の子供に戻っている。喜びウサギになれば元に戻るらしい。
そして名乗りが終われば、宴である。
酒類は赤き誓いの主にポーリンの要望により
海里のアイテムボックスに大量にストックしてあるので
経緯子たちが、世話になかったお礼を含め提供した。
その結果。宴の様子はここに書き表すのを躊躇うほどの
混沌であったとだけ言っておこう。
翌日、太陽が頭上近くに達したころ
海里はハウリアたちを集め彼らに向かって言う
「ケモ耳を守るため!いや!樹海の平和を守るため!
ハジメちゃんが作った。あなた方の武器に忍法を付与します」
「「「ニンポ?」」」
忍法という初めて聞く言葉に疑問符を浮かべる。
ハウリア達に海里はかまわず説明を続ける。
「水遁。土遁。など色んな事が出来る術です」
「海里殿。ニンポとは魔法の一種ですか?」
「魔法では無い。科学の力。すなわち科学忍法です」
「「「カガク!」」」
「魔法で無いので。獣人の皆さんにも使えますよ」
「「「オオオオゥ!」」」
「力が欲しいか。ならくれてやる。」
「「「yes」」」
「返事はラジャーです」
「「「ラジャー!」」」
「「「カガク!カガク!」」」
「「「ニンポ!ニンポ!」」」
前日の酒が残っているのか、それとも素なのか
わからない。テンションの高い。ハウリア達の合唱が
樹海に響き渡るが
「うるさい!静かにしなさい!」
昨晩。酔いつぶれ二日酔いの雫が
頭に響くからと静かにしろと一喝されたのだった。
海里はそんな光景を見ながら
昨晩、ナノちゃんと話を思い出していた。
宴でハウリア達にハジメ達に助けられた話と
獣人達の現状を詳しく聞いた海里は
(ナノちゃん。トータスの獣人はどうして魔法が使えないの解る?)
マイルの世界の獣人は魔法を使えたので疑問に思い質問してみた。
『思念波の周波数がずれてます。トータス製のナノマシンでは反応しないのです』
(そうなんだ。魔力が無いのもステータスプレートでは判別できないから)
『ですが、本来の魔力。物質の揺らぎなので、
外部放出では無い。多少の肉体強化は
あるようです。レベルと呼ばれるものです』
(うーん。周波数がずれてる...自然にそれとも意図的に)
その解答を聞いた海里は少し考え込むと
(ナノちゃん。周波数のチューニングする事が出来れば獣人は魔法が使える?)
『我々が何かの道具に憑けば可能です』
(ふーん。ナノちゃん、ハウリアさん達のナイフにお願い出来る)
『承知しました』
すんなりと了承したナノマシンに海里は
(ナノちゃん、あっさりと了承しました。トータスに来てから制限が甘い様な気がします。私が召喚に巻き込まれたから緊急避難的な....
でも権限レベルは上げられてないし。現地、世界の関与、もしかして世界の危機的な。トータスは管理からハズレてるらしぃし....
だとすれば、マイルの地球?いや海里の地球に...ナノちゃんの造物主が直接だと
因果律とかで、だから私....)
『......』
思考の海に沈む海里だった。
と色々と考え込んだ。海里だったがケモ耳を守れるなら
経緯子の助けになるならと
理屈は後でいいと考えハウリア達に
現地生産タイプのナノマシンを憑ける事にした。
「忍法を使える様にしますけど、その力で他の種族や国を
攻めてはダメです。なので使えるのは樹海とその周辺で
それ以外は科学忍者隊。最後の武器として3分間の制限を付けます」
と海里はもしハウリア達が、力に溺れる様な事になれば
ナノちゃん達に専属を解除する様に言っておく。
「ハウリアの皆さん。今から忍法の特訓です」
「「「「ラジャー!!!!」」」」
「ううん…頭に響く…」
それからそれから
「空圧刃!」
小太刀に空気を集め、その圧力で的を吹き飛ばす。カム。
「影分身!」
小太刀を手に印を組み、樹海の霧をスクリーンと使い
自身の姿を映し出す。ラナ。
「土爪(トウチャオ)!」
小太刀を地面に突き刺し、土の突起を作り出す。バル。
「花鳥風月!」
小太刀の先から水流を出し操る。ネア。
そして、思い思いの技を繰り出す。ハウリア達。
海里が専属ナノマシンを付けてから、一週間
ハウリア達に魔法もとい忍法の指導を行い
それなりに形になった。
更に別の一角では
やっ! とうっ! はっ!
ハウリア達が、小太刀を持ち素振りをしていた。
「そこ!腕の振りがブレてる!体の軸を意識して!」
「雫のアネさん!了解であります」
雫がハウリア達に八重樫流小太刀術を指導していた。
「雫さん。精が出ますね」
海里が雫に声をかける。
「海里さん。ハウリアに小太刀の基礎だけでも、教えておこうと
それに何故か八重樫流と相性が良いの、何故かしら?」
刃の扱いが、自己流だったハウリアに
雫は剣を扱う者としての矜持から小太刀の基礎を指導することにしたが
雫、本人は知らない理由で八重樫流とは相性が良かった。
雫としては「ナンデ?ナンデ?」であった。
ともかく、雫と海里はハウリアの里に半月ほど滞在し
色々と指導するのであった。
この事がハウリアに樹海に何もたらすことになるのか
今は分からない。
閑話休題
海里と雫がハウリアの里に足を踏み入れた頃の話
「ネアちゃん。私と雫さんが名乗った時、
あっさりと経緯子の姉と信じましたね?何故ですか?」
「海里のアネさんそれは、ですね‥‥」
と言って海里と雫を里の中心の祠の様な所に案内する。
そこに鎮座していたのは
「香織‥‥南雲君‥‥」
雫は赤面しソレを眺めていた。
そこには、ギリシャ彫刻風の壺を抱えた二人の女神像
モデルは雫と海里だった。
「これはボス達が協力して作られた。アーティファクトで
水と薬草を入れ魔石を、はめ込むと回復薬が出来るのであります。
お二人が訪ねて来たら分かる様にと女神像のモデルにしたのです」
「なるほど。私たちの顔を知っていたと」
取り合えず、納得した海里と雫であった。
短いですが、ここで終わります。
ハジメ達のライセン迷宮の攻略が上手く書けなくて
更新が止まっているのですが、取り合えず更新しないと
やばい気がして、中途半端ですが投稿します。
何とかまとまりそうなので、続きは近い内に。
追記、本編が書けなくて、気晴らしにハジメ×カオリの
18禁を書いてしまいました。そのうえHな挿絵も描きました。
*感想、返事が遅れてすみません。本編が進まなくて
書けなかったので、感想は凄くありがたいです。