ありふれた(平均)値で世界最強って言ったよね!   作:simasima

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06 ナノマシンと魔法のひみつ

ココで捏造設定入ります。 さっさと説明を終わらして話を進めようとしたのに

光輝が絡んだら進まなかった。おのれ!勇者(笑)めぇ!

と言う事で今回も話が進まず。ジャンプだと打ち切りパターンだ。

 

 

 

 

                                      

 

 

 

 

 クラスメイトたちのステータスの確認が終わり、その後ハイリヒ王国の歴史や地理などの

講義を受けた後、今日は初日と言うこともあり、昼食前に解散となった。

 

海里はナノちゃん等を説明する為経緯子とハジメの三人で香織と雫を呼びかけると、

2人の側に居た光輝が。

 

「やぁ!経緯子さん。それにお姉さんの海里さん。

俺たちは一緒にこの世界を救う仲間になったんだ。

それと新しく俺の仲間になった海里さんの事も知りたいから

皆で一緒に昼食を食べよう」

 

「遠慮しておくわ。(何時お姉ちゃんがあなたの仲間なったのよ)私たちは

香織さんと雫さんに大事な話があるの。

天之河君、悪いけど今日は2人とは別に食べて貰えないかな」

 

「何故だい。香織たちに話なら、俺が一緒にいても構わないだろう。

海里さんもそう思うだろう?」

 

とキラッと歯が光りそうなスマイルで海里に同意を求めるも

 

「私、経緯子に知らない人について行かない様に言われてるので。

あなたとの昼食はお断りします」

 

「えっ?」

 

間が抜けた声を出す光輝。彼に会った人たちはその容姿もありすぐに

名前などを覚えられ興味を持たれた。だから一緒に講義を受けていた海里から

あなたは誰、知らない子ですねという様な事を言われたので、間の抜けた返事をしてしまった。

 

海里は人の顔を覚えるのが苦手なのだ。地球に居た頃は突然話しかけられその人物が

知り合いかどうか判らずストーカーについて行きそうになって経緯子に叱られてた。

それに光輝の話し方が何処の怪しいスカウトみたいな感じがして

経緯子に適当にあしらう様にと言われた人達と同じ様な対応をした。

 

「光輝くんごめんなさい。大事な話なの。だから私、南雲くん達の所に行くね」

 

「光輝悪いけど私も向こうにいくわ。(昨日の南雲くんの話を聞いて

光輝と一緒に戦うのが怖くなって、だからこそ早く海里さんの話が聞きたい)」

 

「えっ?ああそうか。まったく2人共優しいなぁ。南雲のステータスが低かったから

気にかけているのだろう。南雲。君はどこまで彼女達に甘えるんだ。

男として恥ずかしく無いのか!?」

 

と海里と経緯子と居たハジメを叱責する光輝。

ハジメは何時も何故か僕のせいにするなと思ってると経緯子が

 

「何!言ってるの天之河くん!香織さん達に話があるから誘っただけなのに

何故そこでハジメちゃんが悪いって事になるのよ」

 

「俺は南雲が悪いなんて言ってないよ。只俺の善意から君達に

甘えるのはどうかと忠告しただけだ。経緯子さん達も南雲が弱いから

優しい君達が構うのも仕方ないけど彼に構いすぎるのは経緯子さん達の為にもならない」

 

「ハジメちゃんが弱い?ふ〜ん?“構って”その言葉そのまま貴方に返すわ。

構いすぎられ、助けてもらってる事に気付かない貴方にね」

 

「構ってもらってる?俺が!?経緯子さんは何を言ってるんだい」

 

(最悪この男・・・もうそれが当たり前になり過ぎてるし)

 

経緯子と光輝の言い争いを早く収め無いとイケナイと思うが、自分が今何か言うと火に油と思うハジメと

海里はマイルになった事で少しマシになったとは言え、基本コミュ障なので

この様な諍いを穏便に収めるのはダメダメなのだ。どうにもならない状況である。

 

「ごめんなさい!経緯子!私が悪いの!」

 

「雫さん・・・」

 

「何故?雫が謝るんだ?」

 

「光輝・・今は海里さん達と話がしたいの!?だから邪魔しないでお願い・・・」

 

光輝は雫に何か言おうとしたが雫の表情を見て言葉を飲み込む。

そこに居たのは、か弱く不安で泣きそうな女の子だった。

そんな雫を見て香織も懇願する。

 

「光輝くんごめんなさい。本当に大事な話なの今は行かせてくれないかな?

本当にお願い!?龍太郎くん、光輝くんの事任せてもいいかな?」

 

「何か良く分からないが。大事な話があるのなら南雲達の所に行けば良いさ。

昼はまた次の時で良いしな」

 

「ありがとう龍太郎くん。ほら雫ちゃんいこう」

 

「・・・うん」

 

「あっ、2人にはまだ・・・」

 

「おい光輝。2人には2人の付き合いがあるんだ。今日はいいだろう」

 

と龍太郎がなだめてる間に海里達5人はその場を離れる。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー----------

 

 

とりあえず海里の部屋で話をする事になったが、

話声が外に漏れないように海里が防音・防振・遮光のドーム型シールドを

部屋の中央に張った。これで部屋の外に中の様子が漏れない。

そうして置いて海里が4人に話を切り出す。

 

「えーまず私は皆に魔法と言ったけど。実はどちらかと言うと科学の力なの」

 

「海里姉ちゃん?それって進んだ科学は魔法に見えるとかいうやつ」

 

「そう。超高性能のナノマシンが私の周りに居て、それは私はナノちゃんと呼んでるだけど

彼らが私の思念波を読み取って魔法みたいな現象を再現してくれてるの」

 

「彼らって言うと、海里姉ちゃんはそのナノマシンと意思疎通できるって事?」

 

「ハジメちゃんは理解が早いね。皆も話せれば良いのだけど・・・」

 

(ナノちゃん皆に聞こえて姿を見せる事は可能?)

 

『声は空気を振動させ。姿は映像を空中に投影すれば良いですが、受け応えでは

思念波レベルの関係で規則上出来ませんのでその時は海里様を通してとなります』

 

「それで良いよ。姿を見せてナノちゃん」

 

海里がそう言うとハジメたちの目の前にネコのような所謂魔法少女のマスコットキャラが

浮かんでいた。

 

かっかわいいぃー

 

スカッ  ベシャ‼︎

 

とナノちゃんを抱き締め様として飛び付き只の映像だった為

擦り抜け顔から床にダイブした雫だ。普段なら自制する彼女だが

やはり不安からか、かなり不安定のようだ。

 

「あんな雫さん。初めてみたわ」

 

「雫ちゃん本当は可愛い物が大好きだから」

 

「・・・・・・・」

 

ムクリと起き上がり、少し赤くなった鼻をした顔をこちらに向け雫は

 

「何?黙ってるけど南雲くんも、私が可愛いもの好きで可笑しいと思うのかしら」

 

「八重樫さんは凛々しい人だけど。可愛い女の子なんだよ。カワイイ物好きで

当たり前なんだから可笑しいなんて思わないよ」

 

ハジメの言葉聞いて鼻どころか耳まで赤くなって

「ふみゅ・」とつぶやき俯く雫。経緯子と香織は

 

「・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

(コレがラブコメの臭がするという事⁉︎)

 

と海里は考えつつも話を続けるため「コホン!」と咳払いすると

ハジメたち4人は慌てて佇まいを正す。

 

「要するに私が付けた加護と言うのは4人のそれぞれの思念波と同調率の高い

専属のナノマシンを各々について貰う事なの。

それによって魔法の強化、身体強化などの効率がかなり上がるし

属性がないと言われた魔法も使える様になるわよ」

 

「海里さん魔法の強化って具体的はどんな感じなのかな?」

 

「ナノちゃんが言うには魔法陣や詠唱のズレや歪みを瞬時に最適化して効率化

距離、威力を魔力の消費押せえつつ伸ばせるみたい。身体強化もそうね」

 

「属性のない魔法も使えるようになるって言うの何故?」

 

「それは単純にトータスの魔法じゃなくてナノちゃん達が再現する現象だから」

 

と質疑応答続け一呼吸入れようと、海里が収納魔法でお茶を出し、皆で飲んでると雫が

 

「海里さん。私、怖くて不安で自分がどうすれば良い解らないんです。

何かを殺したりするのは嫌。でも自分が死ぬのはもっと嫌。

帰るためには戦う必要があるのに。だから海里さんの加護を貰えた時

これで死ぬ可能性が低くなるって、私はこれで大丈夫だ。周りの

人をこの力で守ろうなんて思わなかった・・・・」

 

雫は自分の気持ちを話続ける。多分、海里がクラスメイトで無く

かつ年上でハンターとして実戦を経験してる人物なので

普段頼って貰う事はあっても頼る事の無い雫は話が出来るのであろう。

 

一方話聞いている海里は

 

(何故か重い話を聞かさせられてる・・・どう答えるねぇ?ねぇ?)

 

表情はクールなまま内心はプチパニックだった。経緯子はそんな海里を見て

あっお姉ちゃん焦ってると気づいている。

 

「だから怖いの。ココの神様や教会、それと光輝のことが・・・」

 

「光輝くんが怖いの?雫ちゃん?」

 

「光輝のことが怖いわ。だって光輝はこの世界のために戦う事に疑問を

思ってなくて、私は戦争なんて嫌よ。でも光輝は私や香織を連れて行こうとするわ。

私達がどんなに反対しても、「俺が、守るから大丈夫」とか言ってその上

周りの人達を自分に賛同する様に持っていって。きっと私達の逃げ場を無くすわ」

 

「雫ちゃん・・・」

 

「それと光輝の守るはその場だけで。最後まではみないわ」

 

チラッとハジメを見てそのまま話を続ける

 

「・・・私ね、小学生の頃虐められてた事があるの。その頃から光輝は私の家の道場に

通ってたから学校でも光輝とよく居たから。ほら、光輝は理想の王子様って感じだから

モテたわけ。その頃の私は髪も短くて男の子と変わらなかったから。女の子達から

ハブられて「この男女‼︎」とか罵られて、だから光輝に頼ったの。そしたら、あいつは

「君達。雫と仲よくしてくれないか」それで終わり。表だってのイジメはなくなったけど

より陰湿になったわ。光輝にも言ったけど表面しか見ないからダメだったわ。

その後香織と出会ってなかったら良くて不登校だったでしょうね」

 

「でもね、一番悪いのは私なのよ。きっと光輝をフォローする役割に依存してた。

何処で経緯子や南雲くんの言った様に構い過ぎずほっておくことも必要だった。

私は家の期待から剣術を続け、やりたい事を我慢して周りから望まれる、

クラスの頼り甲斐がある人としてあり続けたの。本当の自分見せれたのは香織ぐらいだったわ。

だからこそ怖いの。このまま流されて取り返しがつかない事が起きそうで私・・・・・」

 

「頑張ったんだね。八重樫さんは」

 

「海里さん・・・」

 

「私も地球に居た時は自分で言うのもなんだけど、人より出来る子だったから

周りからの期待で好きな事出来なくて、そのせいか学校でも遠巻きに見る人ばかりで

友達もいなかったの。私は両親や経緯子とハジメちゃん達に本当の姿を見せる事が

出来たけど、私自身がやりたかった事見つける前に死んでしまったの」

 

「だから生まれ変わった時、自由に生きよう決めたの。でね、飾らない自分を見せる事が

出来る仲間と知り合って今は気ままなハンター稼業だよ。

八重樫さん、今自分の本当の気持ちを晒した友人たちが居るんだから

これからは八重樫さんのやりたい事を優先して動いても大丈夫だよ」

 

「雫ちゃん!私もっと頑張って雫ちゃんを支えるよ」

 

「香織さんは今のままで、気合いが空回りするし」

 

「う〜、経緯子ちゃんそれは酷く無いかな?かな?」

 

「雫さん、一人で溜め込む前に相談とかいくらでも乗るし」

 

「僕も何か出来るわけでもないけど愚痴ぐらいなら幾らでも付き合うよ」

 

「みんな、ありがとう。これからはもっと話を聞いて貰うね」

 

「「「任せて!」」」

 

目尻に涙を溜めてハジメ達と絆を深める雫を見て

 

(私頑張った!超頑張った!こう言う事苦手だけどなんとかなってよかった)

 

一息つく海里だった。

 

その後、ハジメたち四人のナノマシンと同調率と特性を調べると大体この様な感じに

 

○ 経緯子 海里と思念波の波長が近いため同調率の高いナノマシンの数は四人の中で

     一番多い。水魔法に高い適正、あと土魔法やや適正がある。

 

○ハジメ 思念波レベルが他の三人がレベル1なのに対してレベル2だった。

     生活魔法レベルなら使える様になるが攻撃魔法には足りない

     だが土魔法の適正が高く錬成の技能がかなり上昇する可能性あり

 

○香織  治療魔法に適正が高く現代知識を持っているため

     効率良く治す事が出来る。(ナノちゃん曰く情念が高そうの事)

 

○雫   外部に思念波を放射する。アンテナの様なモノがどうやら

     生まれつき弱いため身体強化は可能だが放出系は難しいらしく

     使うならば何かしら補助が必要との事。なお思念波レベルの

     関係でナノマシンと意思疎通出来ない事を一番ガッカリしていた。

 

と色々話し合って、やはり各々の技量を伸ばすべきとの結論が出て、生産職の経緯子とハジメは

身を守るための必要最低限の訓練はともかく、後は知識と技術磨くため専門家に

師事出来る様4人でメルド団長頼みに行くため部屋を出て行った。

 

一人部屋に残る海里は

 

(ハジメちゃんがレベル2とは厨二病患ってた事と関係有るのかな?)

 

『それ関係有りませんよ。精神力が元から強いからだと』

 

(そっか、なよっとしてるけど芯はしっかりしてるからハジメちゃん。

でも八重樫さんはメーヴィスさんと同じか・・・・)

 

『実はこの世界の魔法もナノマシンによって起こされる事が分かりました』

 

「なっ!なんだってぇー!!」

 

と思わず声上げる海里

 

「トータスにもナノちゃん達いっぱいいるの!?」

 

『我々の様な物では有りません 比べるのも馬鹿らしい超原始的な物で

高度な思考能力もなく現象を起こすにも複雑な命令文がいるそんな物と

一緒にしないでください』

 

「ごめんなさい。本当の魔法って無いのね」

 

『ある世界も有りますよ。でもそれはエネルギーと物質の境界が

緩い世界で、海里様の地球世界はかなり物質が安定してるので思念波の影響を

受ける事が無いのです。エネルギーと物質の境界が緩いほど受け易くなり

そう言う世界はある程度文明が発達すると崩壊してしまうのです。己の欲で』

 

「ここトータスも安定してる世界なの」

 

『地球に比べると何段階か緩い世界ですが、それでも思念波だけで大きな現象は起こせる

程では有りません。だからこその原始的なナノマシンがあるのでしょう。

地球の方々がこちら来た時強化されたのも肉体の安定度差でしょう』

 

「でもハジメちゃんは全くされて無かったよ」

 

『ハジメ様はその余剰エネルギーが錬成の為の能力に行ったみたいですね』

 

「一点特化か。化けそうだね、ハジメちゃんは?」

 

『その可能性は大かと、それと海里様

トータスの原始的ナノマシンについては海里様達の補助を最優先にしますが

その合間に調査も行なっておきます』

 

「うん。お願いねナノちゃん」

 

と言うとそろそろ夕食なので、海里は部屋を出て食堂へ向かうのだった。

 

 

 

 

 

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 何処で

 

  「ノイズだらけで見えん・・・・」

 

 

  『出刃亀はゆるさん』

 

 

 

 

 

 

 

                               

 

 

 

今回の補足

 

八重樫雫  経緯子の姉海里の事やハジメの話、さらに海里が見せたオークの死体から

      死を原作に比べかなり意識しており又教会への不信感も高め

      そのため既にかなりのストレスを溜め込んでいる。

      光輝に関しては戦争参加を疑問を思って無い事に怖いと思っているが

      光輝を見捨てることは無いけど接し方について悩んでいる。

      メーヴィスと同じで思念波の外部放出に難有り。

      また雫もメーヴィスと同じく少女ホイホイである。

      (でも多分「余が、ファイアー」出さないはず)

 

坂上龍太郎 ハジメと仲良い為、光輝に盲目的に追従していない。  

      アフターに性格が近くなってる。

 

天乃河光輝 原作に比べハジメの立場が悪く無く又

      香織の他、龍太郎や雫、幼なじみ達が原作に比べ

      ハジメに親しいため。光輝がより勇者を拗らせてる可能性大。

 

 

※注意書き ナノマシンの禁則事項についてはのうきん本編に比べるとかなり緩いです

      特にWeb版の最新話読むとそうしないと話が成り立たないので。

 

 

 

ここで早くも雫にカミングアウトさせました。進めば進む程原作から

ズレて行くと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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