ハイスクールDxD 〜うたわれるもの〜   作:フォートナー

1 / 33
皆さんはじめましてうたわれるもの大好きフォートナーです。

初めて書いた作品なので色々感想を貰えると嬉しいです。


第零章 黎明の仮面の者(アクルトゥルカ)
Life . 0 プロローグです!


 最後に見た光景は何だっただろうか……

 

 確かあれは、赤信号を無視して突っ込んできた車に轢かれそうだった女の子を助けて、自分の体が吹っ飛んで地面に叩きつけられる光景だったかな……

 

 次第に薄れる体の熱と意識それに反して増していく痛み、助けたはずの女の子から流れる血……

 

 あぁ、このまま俺も死ぬのか……

 

 ごめんな、見ず知らずの女の子……結局助けてあげられなかった……

 

 そこで意識は途絶えたはずだった……

 

 

 

 

 はずなんだが!?

 

 どこ!? ここ!?

 

 気付いたらなんか一面星空が見える所にいるし!?

 

 なんか綺麗な蝶も飛んでるし!?

 

 なんか体もなんともないし!?

 

 ホントどこここ!?

 

「おぉぉん!! おまえさんええこやわぁ!! ほんとえぇこやぁ!!」

 

 そして目の前で号泣してる大阪のおばちゃんみたいな人誰!?

 

「あ、あのぉ……つかぬことをお聞きしますが……ここってどこですかね? 俺さっき女の子を助けようとして車に轢かれて死んだと思ったんですけど……」

 

 そう聞くと目の前のおばちゃんは

 

「おぉ! 気がついたんかあんた! あんたの助けた女の子は無事やで、ちょっと頭切って血が出とるだけや、それとなここは現世と常世の狭間ちゅう所や」

 

 女の子は助かったのか……良かった……って現世と常世?

 

「えぇっと……つまり?」

 

「いわゆるこの世とあの世の間、転生の間ってことや」

 

 転生の間? えぇーとつまり? 小説や二次創作に出てくるような場所って事か……

 

「え? 俺転生できるんですか?」

 

 ふとそんな疑問が頭によぎる

 

「おぉ、もちろんやで。自分の身を顧みず真っ先に女の子を助けに行って、尚且つ自分が死んでも女の子を心配するその心、おばちゃん感動して涙が止まらんよ……それにあんた、まだ18やろ。人生これからやのにここでお終いなんて、おばちゃんかわいそうで……かわいそうで……」

 

「は、はぁ……ありがとうございます……え? つまりあなたは神様?」

 

「そうやで! おばちゃん神様なんやで!」

 

 神さまだったのかぁ……

 

「でや、一応転生と言っても3つあるんよ」

 

「3つですか?」

 

「おぉ、1つ目は記憶や色々なものを浄化して魂をまっさらにして、同じ世界に輪廻転生する方、2つ目は記憶や色々なものをそのままで同じ世界に輪廻転生する方、3つ目は記憶や色々なものはそのままで、3つ特典をつけて別の世界に赤ん坊からスタートする方やね。最近流行の異世界転生ってやつやな!」

 

「へぇ〜因みにその異世界転生先って選べるんですか?」

 

 選べるならDxDの世界とか行ってみたいなぁ。あ、デアラとかストブラとかISの世界とかも行ってみたいかも。このすばもいいなぁ〜

 

「選べるけどおばちゃん的には、元の世界にいかせてあげたいなぁ」

 

「へ?」

 

 何を言ってるんだこの神様?

 

「だってなぁ……こんなええ子が簡単に死んでしまう異世界とかになんて送りたくないでおばちゃん……」

 

「神様……」

 

 そんな風に思ってくれたのかこの神様……なんか申し訳ないなぁ

 

「あぁ、やめてぇな! 神様なんて呼ばんといて! おばちゃんでええねえん!」

 

 それでいいのか神様

 

「で、どないするん? おばちゃん的には1つ目か2つ目の選択肢がええと思うんやけど……」

 

「んーそうですね〜10分ほど時間もらえますか?」

 

 10分もあればそれなりに決められるだろ

 

「よかで! おばちゃんその間にお茶とお菓子持ってくるからな!」

 

 ホントにおばちゃんだな神様よ……

 

 

 

 

 〜10分後〜

 

 

 

「どや? 決まったか?」

 

 そう聞きながらお茶を啜るおばちゃんこと神様

 

「はい、決めました。あ、煎餅いただきます」

 

 バリバリ……うん、この醤油煎餅おいしい

 

「で、バリバリ……ズズズズ……どれやの?」

 

 神様には申し訳ないけど、ここは俺の好きなようにさせてもらおう!

 

「ズズズズ……はい、3番目の選択肢でお願いします」

 

「そっか……わかったで……ズズズズ……で3つの特典とかも決まってるん?」

 

「バリバリ……モグモグ……はい、うたわれるものに出てくる仮面ってあるじゃないですか、あれのオシュトルの仮面と、ある程度健康で頑丈な体と、戦いにおける技術全てをお願いします」

 

 俺はうたわれるものが大好きなのである。原作のうたわれるものはまだプレイできなかったが(高校生の俺にとってエロゲで2万の壁は高かった……南無三……)、散りゆくものへの子守唄、偽りの仮面、二人の白皇はもう何回もプレイしたのだ、毎回シナリオを見て号泣していた。特にマロがハクを庇って死んでしまうシーンとか、オシュトルがハクに後を託すシーンとかetc……

 

「ふむふむ……って、ある程度健康で頑丈な体ってどれぐらいなん? それに、戦いにおける技術すべてって……ま、まぁえぇわ、あんたが死ぬよりましやしなぁ……で世界はどうするん?」

 

「世界はハイスクールDxDの世界でお願いします」

 

 DxDの世界にしたのも作品自体が好きなのだ。キャラが好きかと言われると少し困るが……

 

「なら、ちょと待ってな〜今言った情報しいれるからなぁ」

 

 へぇ〜情報って仕入れるんだ

 

「それってどれぐらいかかります?」

 

「もう終わったで!」

 

「はや!?」

 

 流石神様なのか!?

 

「因みにうたわれるものの情報は……」

 

 少し罪悪感がある。仮面は使いすぎると使用者は塩になって死んでしまうのだ

 

「一緒に入手しとるで! ……けどあんた、この仮面って使い過ぎたら死んでまうやん……」

 

「あー……そこは力には代償がいるって事で勘弁してください。それにDxDの世界はそれなりに力がないとヤバいですから」

 

「まぁ……そこまでいうなら……わかったで! じゃあ仮面は神器にしとくで!」

 

「ありがとうございます」

 

 申し訳ない気がするけどすごいわくわくしてるのだ

 

「ほなじゃあそこにたってな〜今から言われたもの魂に入れるけん、それが終わったらそのまま世界に送るけんなぁ、もしものことがあったらおばちゃんって心の中で呼んでなぁ!」

 

 おばちゃんって呼ぶだけでもしかしてはなせるのか?

 

「そうやで、おばちゃんは心の声を拾えるんやで」

 

 マジで反応したよこの神様、流石に頭で考えたことは分からないみたいだ

 

「ほな、はじめるでぇ!」

 

 そして、おばちゃんの手が光ったと同時に何かが体の奥に触れてくる感覚がする

 

「後は魂だけで世界に行くからしばらく眠る事になるけど頑張ってなぁ!」

 

 そのおばちゃんの言葉を聞き俺は微睡の中へ落ちていった。

 

 

 

 〜                     〜

 

 

 

「おぎゃぁ! おぎゃぁ! おぎゃぁ! おぎゃぁ!」

 

「おめでとうございます! 元気な男の子ですよ!」

 

 そんな声が聞こえてくる、どうやら俺は今産まれたようだ。

 

 耳は聞こえるが、目は開かない。流石に産まれてすぐ目が開ける訳ではないみたいだ。しばらくはこのままだろうから取り敢えず眠っておこう、久しぶりの休みだ……なんて考えていたのだが、3日程で目が開いたし、周りの他の子が泣いて少ししか眠れねぇよこんちくしょう!

 

 しばらくして看護師さんが俺を連れて病院の中を歩き始めた3分ほどしないうちにある病室へと入った。そこに居たのはベットで横になっている綺麗な女性だった。

 

(もしかしてこの人が俺の母親か……?)

 

 そしてその横で椅子に座ってる男性がいた、おそらく俺の父親だろう。

 嬉しいことに俺の両親は美形だ、これは俺も将来美形になるのでは?

 そして看護師さんが両親らしき人達と話し終わると俺は母親に手渡された。

 

「初めまして、私たちの可愛い子……私があなたのお母さんですよ」

 

「そして、俺がお父さんだ」

 

 どうやら両親で間違い無いらしい。それから恐らく3日だろう、俺と母親は無事退院して家に帰る事になった。

 

「ここが、私たちの家よ」

 

 そう言われ着いたのは神社と恐らく道場と思われる建物がある家だった。

 

 それから7ヶ月、俺はハイハイをするようになった。だか、このハイハイ……かなりきつい。赤ん坊にしたらこれはかなり体力を使うみたいだ……けど、母さんが

 

「白(ハク)〜こっちよぉ〜」

 

 と笑顔で手を広げているのだ、行かないわけには行かない!

 

 あ、俺の名前は白〈ハク〉になった。それを聞いたときは嬉しさで小躍りしたくなった。もちろん出来なかったけど

 

 さらに3ヶ月後俺は歩けるようにまでなっていた。

 それを見た父さんと母さんは

 

「白(ハク)は歩けるようになるのが早いわねぇ」

 

「当然さ、俺と母さんの子供だからな」

 

「もう……あなたったら……」

 

「母さん……」

 

「あなた……」

 

 とこんな感じでイチャイチャしてた、子供の前でやるんじゃねぇよ。これは2人目くるの早いかも……

 

 そして1歳の誕生日を迎えた。その頃には単語だけだが話せるようにはなっていた。

 

「ママ、ママ」

 

「なぁに、〜?」

 

「マンマ、マンマ」

 

「あら、お腹すいたの? もう少しで晩ご飯だからもうちょっと待ってね」

 

「あぃ〜」

 

 こんな会話ができるぐらいには。

 

 それからさらに半年経つと俺は母親に連れられてとある神社に連れて行かれた。どうやら、神社合同でお祭りをするらしくその打ち合わせの為だそうだ。待ってる間暇なので絵本でも読もうと思っていると、襖から覗かれる視線に気がついた。女の子だった。

 

「だあれ?」

 

 怖がらせないように優しく声をかける……とは言ってもこんな小さい子どもに話しかけられてびっくりする人なんていないと思うが……そうすると、襖を開けてこちらに歩いてきた

 

 恐らくこの神社の娘さんだろう、知らない人が来てびっくりして隠れてたけど、同じ子どもがいるから見に来たとかそんな所だろう。

 

「あなただあれ?」

 

 え、俺から名前聞いたんだけど……まあしょうがないか

 

「はく〜」

 

「へぇーはくっていうんだ、わたしあけのっていうの」

 

「あけの〜?」

 

「うん、あけの」

 

 へぇーあけのちゃんっていうんだ……あけの? ……あれ? どこかで聞き覚えが……

 

「白〜帰るわよ〜」

 

 その声が聞こえて俺は一旦思考を止めた

 

「あ〜い〜」

 

 それからあけのちゃんにむけて

 

「ばいばい」

 

「うん、ばいばい」

 

 こうして恐らく歳が近いであろう子どもとの初めての会話が終わった。

 それから俺がこの会話の内容を思い出して悶えるのはそれから3日後である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか、つまんない!って思われた方もいると思います。ここ変だからこうした方がいいよ!っていう指摘もあると思います。そう言った感想などどしどしお待ちしてます。

拝読いただきありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。