ムルタ・アズラエル滅殺RTA ブーステッドマンチャート   作:ちゅーに菌

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つい楽しくて書きまくっていたら連日投稿が崩れましたが初投稿です。

ちなみに特にストック無しで1話から毎日全て書いておりますのでこのようなことになりまことに申し訳ありません。


静かな夜に

 

 

 

 

「うっ……み、水ぅ!? 水ぅぅぅ!?」

 

 アークエンジェルの食堂で数名の少年少女が食事中。キラ・ヤマトの友人の一人のトール・ケーニヒがむせたようで水を所望している。

 

 現在、"軍事要塞アルテミス"で満足な補給を受けられなかったアークエンジェルは水の使用制限によりシャワーは勿論のこと、食事での水分補給も制限されていた。

 

「もー……」

 

 それを見兼ねた同じくキラ・ヤマトの友人であり、トールの恋人の少女――ミリアリア・ハウが口を尖らせつつも自身のコップを与えるとすぐに水を飲み干す。

 

「――――うぅ!! 水をもっと水を!」

 

 しかし、まだ足りないようでトールはそのように叫んでおり、それを状況に合っていないユーモアだと考えたキラ・ヤマトの友人のひとり――サイ・アルガールは溜め息を吐きつつ、窘めようとし――その前にトールへと歩み寄って行った者を見て驚いたことで口を噤む。

 

 その人物は、トールの隣に来るとコップを差し出した。

 

「どうぞ」

 

「どうも! ――――んっんっ……ぷはぁ。ありがとう……ござい……ま……す」

 

 そして、水を受け取って飲んでから手渡した相手の顔を見ると次第に言葉が尻すぼみになっていく。

 

 そこにはニコニコと朗らかな笑みを浮かべてトールを眺めている、まだどこかあどけなさを残す顔立ちをした金髪の美女の姿がある。また、普通の人間が立つであろう位置よりも一歩分ほど近い位置に立っているため、自然とトールは士官服越しでもよくわかる、女性のグラマラスな二つの膨らみを凝視する形となり、水と共に生唾を飲み込んだ。

 

 女性――地球連合軍第1機動艦隊所属のクローセル・レヴィアタン大尉にして、反プラント、反コーディネイター思想主義者やその団体の総称"ブルーコスモス"に属していると自ら名乗る女性である。

 

 中立コロニーにいた少年少女達から見れば、彼らは見たことはないが、危険だと人伝に聞いたことのあるテロリストを名乗る危険人物以外の何者でもない。

 

「あっ……へっ……ど、ど、どうもありがとうございます……?」

 

「うふふ……いいんですよ。節水しなきゃならなくて水も飲めないだなんて……許せませんものねぇ」

 

「あ……ははは! はい、そうですね――」

 

「あなた――」

 

「うひっ!?」

 

 するとクローセルは机に肘を置いて屈むと、触れ合いそうな距離までトールに顔を寄せる。そして、彼の耳をペロリと少しだけ舐めた。トールの肩が跳ねる。少なくとも見た目は極上の美人による性的な行動に、思春期の少年の胸は嫌がおうにも高鳴った。

 

 その時にちらりと横目でクローセルはミリアリアを見つめ、それにミリアリアが気付き僅ながら視線を合わせ、すぐにトールへと視線を戻すと口を開いた。

 

「…………可愛い方ですね。うふふ」

 

「ちょ、ちょっと! トール!? な、なんなんですか!? 止めてください!?」

 

「あら? ご彼女さんですかぁ? うふふ……彼女も可愛い方ですねぇ」

 

 それだけ言うとクローセルは顔を上げて体を起こし、鼻唄混じりの様子で食堂から去って行く。

 

「な、なんなのいったい……?」

 

「さ、さぁ……?」

 

「――そ・れ・よ・り! デレデレしちゃってなんなのもう!?」

 

「ミ、ミリアリア!? あれは男なら誰だって仕方ないよ!」

 

「なによそれ! そもそも――」

 

 ブルーコスモス――と言うよりも現状、アークエンジェルの民間人や元民間人のクルーから見た彼女の評価は、とても不思議な美人のパイロットであった。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

「あら? キラくん」

 

「あっ……クローセルさん……」

 

 キラ・ヤマトが食堂へ向かうために歩いていると、丁度食堂へ続く道の角から出て来たハイドラのパイロットであるクローセル・レヴィアタンと出くわした。

 

「これからご飯ですかぁ? さっきまで整備していたようですし、どうぞごゆっくりー」

 

「あっ、はい……」

 

 キラはふわふわとした雰囲気のクローセルに何とも言えない気持ちを抱えていた。

 

 というのも、彼女は反プラント、反コーディネイター思想主義者及び団体のブルーコスモスを自称している。

 

 しかし、実際には目立った差別的な言動は全く見られないどころか、むしろ民間人寄りのクルーに関しては、まるで母親が子供に与えるような無垢で優しげな気遣いや言葉を向けているようにさえ感じるのだ。それも、コーディネーターであるキラに最も顕著な形で。

 

 今も気遣いだけして、キラの横を通り抜けて行こうとする彼女に、周りに他の人間もいないため、自身の疑問をぶつけてみることにした。

 

「あの……クローセルさん」

 

「はい……?」

 

「ブルーコスモス……なんですよね?」

 

「はい、そうですよ?」

 

 彼女はあっけらかんとした様子でそう言う。それはまるでその言葉の意味をわかっていない少女のようで、酷く幼げに見え、キラに何とも言えない感覚を抱かせる。

 

「あの、僕がコーディネーターだと言うことも知っていますよね……?」

 

「…………? そうですけど、他にも何かあるんですか? 実はコーディネーターの中でもスッゴいコーディネーターだとか!」

 

「えっと……そうじゃなくて……」

 

 キラはそれ以上どう言えばいいか言葉に詰まったところ、クローセルはキラの前にやって来た。そして、何を思ったのか、突然両手を広げてキラを抱擁した。

 

「ちょ、ちょっと……!? クローセルさ――」

 

「よしよし……いい子いい子……本当に頑張っていますね……。お姉さんがハグしてあげます」

 

「――――――」

 

 クローセルのハグは力がほとんど込められておらず、優しくされていたため、コーディネーターのキラが振りほどくことは容易であっただろう。しかし、キラはそれを振りほどこうとはせず、目を白黒と変えながらただ受けていた。

 

「――できませんよ。あなたはナチュラルの友達を守るためにこれまでずっとひとりで戦っていたんでしょう? きっと、その想いは私も誰も全部は理解できないと思います。けれど……それはとってもとっても……私がしてきたことの何倍も立派なことだと思います。だから、こうしてハグしてあげますよ。それだけしか……私には出来ませんから」

 

「――――――ぁ」

 

 キラはその言葉に何も返せず、自身の頭に受ける柔らかな掌の感触を感じていた。そのまま暫く互いにそうしており、次に口を開いたのもクローセルだった。

 

「そうですね、強いて言えば――"いつかあなたと本気で戦えたら"いいなぁ……って思ってますよ?」

 

「――!? もう、そういう冗談は止めてくださいよ!」

 

 我に返ったキラがクローセルから頭を上げると、彼女の手はするりと簡単に抜け落ちる。クローセル自身も彼から一歩離れると、嬉しそうに微笑みを浮かべた。

 

「うふふ……。怒られちゃいましたー! ハグして欲しかったらいつでも言ってくださいねー? ナデナデしてあげますよ!」

 

「かっ……からかわないでください!?」

 

 それだけ言うとクローセルは足早にキラの元から去って行き、その後ろ姿を見えなくなるまで見つめたキラは、ふと彼女の手が乗せられていた自身の頭に手を置き、それからその掌を少しだけ見つめた後、小さく微笑む。

 

 そして、また我に返ると食堂へ向かうためにまた歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 十二人の評議会議員たちが大きく円を描き、中央と一部に穴の空き、湾曲した円卓のようなテーブルについていた。

 

 彼らと向き合う形で、オーブ連合軍領ヘリオポリス崩壊について、臨時の査問委員会に掛けられているラウ・ル・クルーゼと証人として同行しているアスラン・ザラは席に着かされる。

 

 中央に近い位置で着席している評議会議員が、この議会の議長であり、全プラントを代表する国家元首でシーゲル・クラインである。プラントは全部で十二の市によって構成されており、各市はそれぞれ特化された研究分野を持ち、それらから一人ずつ最高評議会の議員を選出する。この十二人の協議によって、プラントの総意が決定されるのだ。

 

 そしてアスランの父が議員の一人であるように、十二人の評議会議員の中にはイザーク・ジュール、ニコル・アマルフィ、ディアッカ・エルスマンの親族も含まれていた。遺伝子レベルで有能だからこそ、彼らは十代でエースパイロットとして一線で戦えているという事でもあるのだろう。

 

「――以上、データが示す通り、ハードウェアとしての性能は、我らザフトの次期主力として、現在配備が進んでいる"シグー"をも上回るものと言えましょう。……クルーゼ隊長のご判断は正しかったものと、私は信じます」

 

 ヘリオポリスで入手した新型機の報告を終え、アスランは引き下がった。評議会議員たちは彼の報告を聞き、みな苦々しい表情に変わっていた。

 

「こんなものを造り上げるとは……。ナチュラルどもめ……」

「でもまだ試作機の段階でしょう? たった五機のモビルスーツなど……」

「だがここまで来れば量産は目前だ! その時になって驚いていればいいとおっしゃるか!」

 

 新型機の登場によって想定される最悪のシナリオに、評議会議員たちは混乱と恐怖を隠せずにいた。

 

 そんな折、ザフト軍の士官が一人、会議中にも関わらず断りを入れてから入室する。それは会議を中断してでも伝えたい何かがあったということを意味していた。

 

「なに……?」

 

 そのため、入室した士官がラウ・ル・クルーゼに耳打ちする様を評議会議員たちが眺めていると、珍しく彼の表情が驚きと不快に染まったことが見て取れる。

 

「何をしている……? まさかガモフだけで"世界樹の悪魔"と交戦したのか……? 馬鹿な……自殺行為だ」

 

「いえ……それが――」

 

「"世界樹の悪魔"だと……?」

 

 評議会議員の一人にして、アスラン・ザラの父親であるパトリック・ザラが真っ先にその言葉に反応し、評議会議員全体が密かにざわめき出す。

 

 "世界樹の悪魔"

 

 "世界樹攻防戦"にて、地球連合軍に現れた異質なエースパイロットである。カスタムタイプのメビウス・ゼロによる単騎掛けによって、その一戦のみでジン25機とナスカ級3隻を撃破するという、ナチュラルどころか、コーディネーターですら異常という他ない壊滅的な被害をザフト軍にもたらしたまさしく怪物である。

 

 その上、終始精神が錯乱したように叫び続けながら戦闘を続行し続ける女の肉音声の残る戦闘記録が、ザフト軍全体に行き渡ったため、そのあまりの異様さに、誰が言ったという訳でもなく付いた呼称が"世界樹の悪魔"。

 

 既に地球連合軍に対する戦場の畏怖の象徴のひとつとして、ザフト軍に知れ渡っており、士気の低下を恐れた上層部が、本来軍事施設や特殊工作艦に対して認定する優先撃墜対象のひとつとして、パイロット個人を設定するという異例の自体を招いたほどであった。

 

「――ふむ、"世界樹の悪魔"は足付きにか……厄介なことになったな……」

 

「話はまとまったか?」

 

 士官は足早に退出し、ラウ・ル・クルーゼは会釈をしてから悲壮な面持ちで口を開いた。

 

「失礼……情報をまとめます。先に本題を申し上げると――私の隊に所属しているニコル・アマルフィが、先ほど撃墜されたとのことです」

 

「な、なんだと!?」

 

「ニコルが……!?」

 

 それに特に驚いたのは深い付き合いの友人であるアスラン・ザラだけでなく、ニコル・アマルフィの親であるアマルフィ議員からも声が上がった。

 

「息子は……!? ニコルは無事なのか!?」

 

「ええ、アマルフィ議員。命に別状はないようですが……精神的に錯乱しているようで、療養のためプラントへ送還致します。私の管理不行き届きで申し訳ありません」

 

「ああ……生きている……それならばいい……」

 

 アマルフィ議員は座席から立ち上がると、居ても立ってもいられない様子でラウ・ル・クルーゼに詰め寄り、生存報告により力が抜けたのかその場に倒れ込む。

 

 本来ならば評議会議員の態度としては、叱責されて然るべきことであるが、評議会議員らにそれを咎めようとする人でなしは存在しなかった。みな一様に、アマルフィ議員への悲哀や、地球連合軍への怒りを募らせた表情でその光景を静観していた。

 

 まあ、シーゲル・クラインの娘であり、プラントのアイドル――というよりも、本来の意味の"偶像"という扱いになっているプラントの歌姫――ラクス・クラインが行方不明になるという事態がつい先日起こっており、未だに収拾がついてないことも同情に拍車を掛けたのであろう。

 

「まさか……アマルフィ議員の息子を墜とした者が?」

 

「はい、"世界樹の悪魔"です。結論から申し上げますと、アレはどうやら我々クルーゼ隊が追っている足付きと合流したようです」

 

「実は提出する証言として、まだ半分――いえ、それもありますが、それは建前ですね。不肖ながら、この査問委員会の場を借りてでも報告すべきことがもうひとつあるのです」

 

「…………許可しよう」

 

 シーゲル・クラインが重い口を開いた様子で許可を出したため、スクリーンに新たな映像が投影され始めた。

 

「感謝します。では……今よりご覧いただくのは私の"シグー"及び新型機4機で、"世界樹の悪魔"が搭乗する開発元不明の新型機との戦闘記録の一部始終です」

 

「な――なんだと!?」

 

 査問委員会に入ってから、パトリック・ザラが最も驚愕した様子で声を荒げる。

 

 その説明をしているのが、"世界樹攻防戦"にて多大な貢献をしてネビュラ勲章を授与されるだけでなく、"世界樹の悪魔"と刺し違えて撤退させた事で、ザフト内でも英雄視されているラウ・ル・クルーゼなのだから信憑性は疑う余地すらないであろう。

 

 そして、シグーの戦闘記録が"世界樹の悪魔"の肉音声ごと再生される。

 

『そう遠くない再会だったな"世界樹の悪魔"よ!』

 

『アッハハハハ! あのときの沈んでくれなかった方ですねぇ……? また私の手を煩わせるのは許せないですけど……自分から来てくれたなら今度こそ安心して沈んでくださいね!』

 

「な、なんだあのおぞましいモビルスーツは……?」

「なにあの機動性は……!? シグーなんかまるで比べ物に――」

「あの武装はなん――顔が回った!?」

「口からビームが出たぞ!?」

 

 そこに映されていたのは、黒と灰を基調としたカラーリングで、ザフトのモビルスーツよりも二回りは巨大な上に、対峙した誰しもを恐れさせる魔王のような外見をした異様なモビルスーツである。

 

 最初は映像を見ながら興奮した様子で各々声を荒げていた評議会議員たちであったが、ラウ・ル・クルーゼのシグーとアスラン・ザラのイージスと同時に交戦した段階で徐々に声は減っていく。

 

 そして、最終的には魔王がまるでSFアクション映画で主人公数名を同時に相手取るように、シグーと新型機4機全てを相手に尚も余裕が垣間見え始めた辺りから声を上げる者すらいなくなった。

 

「暫し、ご清聴のほどを……それからこの"世界樹の悪魔"にザフト全体としてどのように対応していただくか、一考していただければ幸いです」

 

 そう閉めるとラウ・ル・クルーゼは閉口し、評議会議員たちは誰もが取り憑かれたように映像を見つめる。

 

 モビルスーツ同士の戦闘記録としては、非常に長いものであり、次の議員らの予定に支障をきたす程であったが、誰一人たりとも映像を見終えるまで席を立つ者はいなかった。

 

 

 

 

 

 後にラウ・ル・クルーゼのこの報告が決め手になり、"世界樹の悪魔"はザフト軍の優先破壊対象から格上げされ、最優先破壊対象とされるという異例中の異例、特例中の特例として、プラント全土を震撼させる事となる。

 

 

(悪いな、"世界樹の悪魔"よ……。シグーでは君と交戦するには些か性能が足りん。質で勝てねば量。元より地球連合軍(そちら)の専売特許であろう? それに……こちらを消耗させ……狂気の呼び水となってくれ……。プラントの悪魔となってくれたまえよ……)

 

 

 つまりそれは地球連合軍の最重要拠点と同等の扱いとなること――――ただの一介のパイロットとモビルスーツを破壊するためだけに対して、"世界樹攻防"や"グリマルディ戦線"と同規模の大部隊を用いた作戦行動さえも可能になることを意味していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>へくちっ!

 

 なんだそのくしゃみ。止めろ惚れるだろ。

 

 こんにちは、こんばんは皆さん。ムルタ・アズラエル滅殺RTA Part4をやっていきたいと思います(初タイトルコール)

 

 はい、今回はいきなり戦闘マップでお送りいたします。次の戦闘マップは"低軌道会戦"――になる予定だったのですが、そう言えば戦闘と言えるかも微妙ですが、"長距離強行偵察複座型ジン"1機と戦闘になるマップを挟めたので、そちらを優先することにしました。

 語るほどでもありませんし、動画外でやっておこうと思ったのですが、初見の方にはファッ!?となられるなと思ったので動画化しております。

 現在はデブリベルトにて、艦隊やユニウスセブンの残骸から補給物資を回収するイベントであり、それを流しつつ説明に入らせて貰いますね。

 ちなみに主人公が行わない場合は、キラくんが倒してくれて、その"長距離強行偵察複座型ジン"がラクス・クラインを捜索に来た機体だったと自覚したときに時間差で彼のストレス値が大きく上がります。仕方ないね。

 RTAの癖に任意戦闘を行うとか、どうしてくれんのこれ? とホモ兄貴たちはお怒りだと思いますが、大丈夫だって安心しろよ~。見とけよ見とけよ~。

 

 では理由を先に話しますと、3機目のモビルスーツを入手する絶好の機会だからですね。周囲に戦艦も無しに単騎でザフト軍のモビルスーツがいるというのは、"ガンダムSEED"シナリオでは大変珍しく、今の機会を逃すとほとんど存在しません。

 そして、単独行動するモビルスーツと主人公モビルスーツ……何も起こらない筈はなく――そう、Gジェネでお馴染みの鹵獲が起こりますね。

 

 そして、今回鹵獲するザフト軍の機体は"長距離強行偵察複座型ジン"になります。原作では直撃させて一撃でミストラルも破壊できない威力の専用スナイパーライフルを持ちます。はー、つっかえ!

 まあ、それは原作で主人公の友人補正に守られた場合の話で、このゲームでは攻撃可能な作業用モビルアーマーぐらいの立ち位置のミストラルなら、当たりどころが良ければ一発、悪ければ二発ぐらいで撃破できますのでご安心を。おー、ええやん。

 (ジンなんて低スペ機体なんて鹵獲しても)これいる? という縛らずに最初から何名も別作品のパイロットや沢山の別作品の機体を抱えてプレイ――という名の通常プレイをしているマジレス兄貴たちのためにジン――もといジンシリーズが"ガンダムSEED"においてどれほど有能なのかを説明します。

 

 そもそもジンはザフトの初代制式主力機にして世界初の汎用量産型MSです。宇宙世紀シリーズでの旧ザクやザクに当たりますね。旧ザクのお話をするとヅダ民が沸きますのでこれぐらいにしておきましょう。

 ただ、ザクと違うところは、ジンはその後、ガンダムSEED Destinyにまで登場しており、流石に作業用として型落ちしたかと思えば、ユニウスセブンを地球に堕とす時にサトーさんらを初めとしたパトリック・ザラ派のザフト脱走兵たちが最新機体と渡り合うというとんでもない活躍を見せています。

 これはガンダム作品でも過去の量産機がここまで長く活躍出来るのは中々珍しい事ですね。宇宙世紀で例えると、ザクでハイザックどころかマラサイ辺りと渡り合えているようなものです。ザフト脱走兵すげぇ!

 

 また、原型のあまりないジンの残骸ならばデブリベルトに幾らでも漂っており――。

 

・MA-M3 重斬刀

・MMI-M8A3 76mm重突撃機銃

・M66キャニス 短距離誘導弾発射筒

・M68パルデュス 3連装短距離誘導弾発射筒

・M69バルルス改 特火重粒子砲

・M68キャットゥス 500mm無反動砲

 

 ――などの各種装備を回収出来る可能性もここならば大いにあります。まあ、この辺りは確率なので何がどれほど入手出来るかは完全にランダムですが、これから鹵獲する"長距離強行偵察複座型ジン"の機体には装備されていない、近接武器の重斬刀と、弾薬の入手機会に富む76mm重突撃機銃だけはリセットしてでも確保します。まあ、この当たりはよく探せば、必ずありますので問題ありません(1敗)

 あわよくばエネルギー式なので使用済みのカートリッジを回収して何度でも補給すれば使えるため、武装の中では一番優秀な特火重粒子砲が入手出来れば御の字ですが贅沢は言えませんね。他は……弾薬の入手機会が非常に乏しいので有ってもなくてもって感じですね。ああ、ちなみにキャニスとはラテン語で犬らしいです。なんか犬っぽくねぇなぁ……?

 

 ついでに頭部やバックバインダーやハードポイント等を回収しておけば、破損した場合に円滑な修理が可能となります。更にジンは元々修理しやすく作られているため、今すぐアークエンジェルに乗せても問題なく扱えるのです。

 OSに関しては、操縦系統に高度な反射神経・運動能力・判断力・認識力が必要とされ、難易度の高いOSによってコーディネイターにしか操作が行えないという図式を形成する事で、戦争序盤においては優位性を勝ち得ていたため、基準の半分を既にクリアしているムウさんだけならば、ナチュラルとまでは行かなくともムウさんが操縦可能なレベルのものにキラくんによってダウングレードして貰うことが可能です。

 まあ、長々と話しましたが、結局のところ鹵獲した"長距離強行偵察複座型ジン"にムウさんを乗せるということだけのお話でした。

 

 ちなみにここまでご覧になったホモ兄貴たちは、(ローンちゃんいるのに)これいる? と再び疑問にお持ちになった方々がいると思われますが……いる(鋼の意思)

 と言うのもこのゲームは、主人公に強い機体やパイロットを最初から持たせると敵側だけの戦力が凄まじくインフレを起こすという縛りプレイ兄貴歓喜、エンジョイ勢兄貴の泣く仕様なのです。

 ヘリオポリス宙域での1対5も、その一端と言えますね。そのため、今後ザフト軍が原作を超えた戦力を投入してくることがほぼ確定しているため、アークエンジェルぐらい自分達で守り切れる戦力を持たせておくことが必須となります。

 まあ、これでもキャラメイクから主人公を設定して、最初から強力な機体に乗せていない今回のプレイではかなり控え目な難易度の上がり方ですね。というのもはじめから他ガンダム作品の主人公の最終形態を最後に乗った機体に乗せたキャラを主人公にしたり、他ガンダム作品のラスボスとその機体を主人公に設定するとゲームの難易度が最大になります。

 例えば、主人公をリボンズ・アルマークにしてリボンズガンダムに最初から乗せると、ムウさんがメビウス・ゼロなのに、クルーゼ隊長がプロヴィデンス――ではなくレジェンドガンダムに乗り、ステータス及びIDコマンドもジェネシス防衛戦の状態でヘリオポリスに襲撃してくるという面白過ぎる光景が生まれます。

 その上、ミゲルくんを初めとした赤服ではない一般ザフト軍のパイロットは、全てレギオンちゃんたちに差し替えられ、ジンはセンチュリオに差し替えられております。世 界 こ わ れ る。

 なので、主人公に最初から強い機体を持たせるのだけは絶対に止めましょう。リボンズ・アルマークだけならクルーゼ隊長が最初からゲイツRで来るだけで済み、ジェネシス防衛戦でノーマ・レギオとレギオンちゃんたちが乗るインペラトールや各種センチュリオが敵になること以外は普通です。やっぱGジェネって(カオス具合が)最高やな……!

 蛇足ですが、なぜノーマ・レギオとレギオンちゃんたちとディー・トリエルちゃんとセンチュリオ類の解放条件が、前回本作屈指の難易度の高さと言った理由ですが、その条件が最大難易度の"ガンダムSEED"のジェネシス防衛戦で、クルーゼ隊長とノーマ・レギオを残したまま、増援含む全てのレギオンちゃんたち(各種センチュリオン搭乗)を倒しきらねばならないというゲームを投げたくなる仕様だからですね。また、増援数は約300機です(絶望)

 ちなみにセンチュリオを知らない兄貴に、簡単にセンチュリオを性能を説明すると――DG細胞のついたターンX(設定もほぼ同様)です。それが300機近く増援で襲い掛かってきます。その上、殺し切れないでHPが低いまま残しておくと次のターンにハイパー化するおまけ付きです。

 そのときのリボンズ・アルマークくんは本当によく頑張ってくれました……(386敗)

 

 ――やんほぬ(閑話休題)

 

 ただ、皆さん知っての通り。"ガンダムSEED"シナリオでのザフト軍のモビルスーツの鹵獲難易度は他の作品でのモビルスーツの鹵獲難易度と比較すると、異様に難易度が高いことで有名ですね。

 というのもザフト軍のモビルスーツは、ミゲルくんのジンがストライクに戦闘不能にされたときに、機密保持のために機体を手動で自爆させて脱出した時と同様に機密保持の為に自爆するんですよ。しかもゲームの仕様のせいで、地上かコロニーなら未だしも逃げ場なんてない宇宙ですら自爆させやがります。ああん、なんで?

 そのため、普通に鹵獲する場合は、HPを減らして4方向をモビルスーツで挟むいわゆる"助けてエイリーク!"状態にして確率を上げるのが基本ですが、ザフト軍のモビルスーツに対してそれをすると自爆するので、接近して1対1の状況でHPを減らさずにそのまま低い確率の鹵獲を成功させなければなりませんので、よくても数%でしょう。

 えっ? 鹵獲はパイロットもするのかって? ははは、Gジェネシリーズで鹵獲されるのは機体だけで、無名のパイロットはどこにもストックされません。つまりはそういうことです。バナージ……悲しいね。

 という訳で、一回で鹵獲コマンドに失敗した場合はリセットですが、このゲームは戦闘マップの開始と終了にオートセーブを採用しているので、戻し作業などはあまり発生しないため楽ですね。まあ、ちょっとタイムは伸びますが、ここをしておかないと確実に後々効いてくるので、必要経費です。

 

 そんなことを説明していると、"長距離強行偵察複座型ジン"がユニウスセブン追悼式典の準備のために来た民間船――が大破した現場にやって来ました。

 

 では戦闘の開始ですね。

 

>あれは……! 長距離強行偵察型、複座のジン!?

 

>あはっ、キラさん敵ですかぁ?

 

>わっ!? 隠れてくださいクローセルさん!?

 

>なぜですか?

 

 どうして隠れる必要があるんですか?

 

>な、何でって……アークエンジェルへの物資搬入が終わっていないのに、今見つけられたら応援を呼ばれて――。

 

>物資搬入……そうだ! ムウさーん! モビルスーツ欲しいですかぁ?

 

>え? 突然どうしたんだクローセル? そりゃあ、あるに越したことはないが――。

 

>わかりましたぁ!

 

 次の戦闘、ローンちゃんはハイドラガンダムのバーニアとスラスターを噴かせ、一瞬で急加速して"長距離強行偵察複座型ジン"の背後で止まると、腕を振りかぶり人差し指を立てると共に、もう片方の腕で肩を掴むと勢いよくジンを振り向かせました。

 

 成功確率は――72%!? ホイホイチャーハン!?

 

>さようなら。

 

>は――?

 

 そして、複座のコックピットに向かって勢いよく人差し指を突き入れ、乗っていた二人のザフト軍パイロットだけを座席ごと串刺しかつ押し潰すことでなるべくコックピット内の原型を留めて一撃で殺します。

 はい、鹵獲成功です。くぅ、疲れました。リセット回数はなんと0回! 妙に能力の高いローンちゃん様々ですね。

 

>うふふ……はい、"長距離強行偵察複座型ジン"を鹵獲しましたよぉ。後はキラくんがムウさんが使えるようにOSを書き換えてくれれば使えますよねぇ?

 

>――――え……? あ……はい、多分できると思いますけど……。

 

>……まあ、今さら殺るななんざ言わないけどさ。もう少し手心を加えてくれてもいいんじゃないか?

 

>ええ、善処しますよぉ。アークエンジェルにコレを置いたら、ジンの残骸や武装を回収してきますね!

 

 では回収にイクゾー! デッデッデデデデ (カーン)

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 えーと、回収の結果なんですが……正直、ハイドラガンダムを色々と舐めていましたね……。変形してジオングみたいになれば高速戦闘機のようにビュンビュン飛び回れるわけで、短時間でかなり広範囲のデブリベルトの捜索が可能でした。ついでにショルダークローをただの作業用アームとして使えるので作業効率もとても高いです。

 

 それで結果なのですが――。

 

・MA-M3 重斬刀×16

・MMI-M8A3 76mm重突撃機銃×8

・M66キャニス 短距離誘導弾発射筒×4

・M68パルデュス 3連装短距離誘導弾発射筒×6

・M69バルルス改 特火重粒子砲×2

・M68キャットゥス 500mm無反動砲×1

 

 ――回収単位が可笑しいんですけど……? ローンちゃん有能すぎませんかねぇ……? 無論、頭部やバックバインダーやハードポイント等に加え、潰したコックピットの変わりになりそうな無傷の座席部分や、散らばっていたジン用の弾薬等の回収もある程度しております。

 

>はえー、嬢ちゃんやるなぁ……。整備班の連中、メカニックの血が騒いだようで目の色を変えてたぜ? 坊主も本当にジンのOSを弄れちまうみたいだしな。戦後はジャンク屋でもやったらどうだ?

 

>えへへ、非常に不利な条件で今の私たちは戦争しているんですから、使えるものはなんでも使わないと。私もムウさんもキラくんも相手もです。

 

>耳がいてぇなぁ……。

 

 ローンちゃんとムウさんがそんな話をしつつ、キラが持ち込んだ格納庫の救命ポッドの前に立っています。

 

>いいか? コーディネーターが出て来ても危害を加えるなよ?

 

>はい! 軍服さえ着ていなければ大丈夫です!

 

>それが大丈夫じゃねーから言ってんだって……。

 

>うふふ……冗談ですよ。

 

>嬢ちゃんが言うと冗談に聞こえないところも含めてな。

 

 ちなみにムウさんと会話が多目なのは、ムウさんがローンちゃんの相手をする役割を自分から買って出たからだそうです。ちなみにどんな生体CPU主人公でも必ずムウさんが買って出てくれます。人間の鑑がこの野郎……。

 

>ハロ! ハロ! ラクス!

 

 そんな会話を遂に救命ポッドが開いて関西弁を喋るピンク色のハロが飛び出してきました。毎回思うんですけど、ハロはアスランが作ってラクスに送ったものですし、"てやんでいっ!"とかアスランが言いながらハロに言葉吹き込んだんですかね? 是非、野獣先輩とビリー兄貴の言葉を話すハロをアスランに作っていただきたいものです。

 

>ありがとう、ご苦労様です。

 

 そして、救命ポッドの中からふわりと、ある意味"ガンダムSEED"の顔のひとつであるゆるふわピンク髪――ラクス・クラインことラクス様が現れました。

 ちなみにキャラについては何十年も色々議論されてきたので特に言うこともありませんし、アルバム買ってたまに聞くぐらいには好きです。Fields of hopeとかガンダム作品屈指の名曲のひとつだと思います。

 しかし、本作の"ガンダムSEED"ルートのジェネシス防衛戦を最終シナリオとするシナリオクリアRTAの場合は別です。この方が関わると、ほんわかして間延びした性格と話し方のお陰で会話からイベントまで、あらゆる行動に普通のキャラの2~3倍ほど時間が掛かるんですよ。制作者様の作り込みでテキスト量も多くボイスもかなり多いですし……そのため、関わるだけでRTA的に大打撃となります。

 ついでに艦内を移動するスピードが全キャラ中最下位というよく分からないワーストステータスを持っているため、共に行動を強制されると通常キャラの4~5倍ほど移動時間が掛かります。物理的にふわふわすんのヤメロォ!(建前) ヤメロォ!(本音)

 そして、止めにアークエンジェル監禁中は、艦内でハロによって脱走しているラクス様を見つけてしまうとお部屋まで連れ戻さなければいけないという逆スレンダーマン現象が勃発し、その際にラクス様の移動スピードに合わせて移動するため、見つけただけで即リセットです。ちなみに一時期のアークエンジェルだけかと思いきや、エターナルに乗った場合、一定確率でラクス様が居なくなったから連れてきて欲しいというお使いイベントが発生し、この際にラクス様の出現位置は完全にランダムのため、こちらも即リセット確定です。物理的にほわほわすんのもヤメロォ!(建前) ヤメロォ!(本音)

 ちなみに世界記録更新を目指してオートセーブ機能を切っている場合は、ラクス様を発見orラクス様連れ戻すが発生した瞬間に再走が確定します。故にRTA走者の兄貴たちの間では憎しみと親愛を込めて"ピンクの悪魔"と呼ばれております。

 

 そんな感じですので強制イベントのここ以降、ラクス様がアークエンジェルから離脱するまで、絶対に関わりませんし、出撃以外で自室からは必要最低限しか出ません。

 ちなみにコーディネーターやナチュラルではなく、生体CPUにした理由のひとつとして、コーディネーターでは高確率でラクス様のファン、ナチュラルでは低確率でラクス様のファンである可能性があり、その際に世話役などを買って出るためタイム的にまずあじどころか、ラクス様が離脱するまで付きっきりで面倒を見る嵌めになる強制イベントとなります。ついでにラクス様のファンはキャラの隠しステータスとして付与されているため、リセットが効きません。再走確定です。

 その点生体CPUは優秀です。これまで私は514回生体CPUで主人公を"ガンダムSEED"のシナリオクリアまで運んできましたが、その際に生体CPUがラクス様のファンだったことは一度もありません。

 ちなみに回避方法もありまして、キャラメイク後に真っ先に私物を漁ってください。ラクス様のアルバムが出てきたらアウトです。見落としがちなところで音楽プレイヤーに入っている曲や、携帯端末の待ち受けなんかにしていても同様にアウトですのでその際に涙を飲んでキャラを作り直すべきですね。

 まあ、それらは生体CPU以外のお話。そもそもブルーコスモス所属なのにザフトの歌姫の曲を聞いているブーステッドマンとかあり得ないじゃないですか。まあ、最初からStage5で走るのは初めての試みですが、別に関係のある話ではな――。

 

 

 

>ラクス……クライン……!

 

 

 

 あれ……? ハロちゃんもラクスとしか言っていないのになんでローンちゃんフルネームを知っているんでしょうか? ああ、まあ生体CPUならブルーコスモスで、ラクス・クラインの存在ぐらい教えられていても特に問題ありませんね。

 

 とは言ってもムウさんと約束しているので、純粋でお利口な生体CPU主人公は待てができるため、殺害することは流石にないと思いますが、念のためにラクス様がいなくなるまでは手動操作に――。

 

 

 

>ラクス様……! 本物のラクス様だぁ!!!

 

 

 

 は?(二度見)

 

 そう言ったローンちゃんは驚くべき速度でラクス様に詰め寄ると、普段被ってない士官の帽子と黒の油性マジックを取り出して、ラクス・クラインに差し出しました。えっ……なにそれは……(困惑)

 

 

 

 

 

>これにサインしてくださぁい! 私、ブルーコスモスですけどあなたの大ファンなんです!!

 

 

 

 

 

 ――――――――――――(絶句)

 

 

 ……………………………………。

 ………………………………。

 …………………………。

 ……………………。

 ………………。

 …………。

 ……。

 

 (軍関連以外の私物を確認中)

 

 

 

・ラクス・クライン ベストアルバム集

 

・Fields of hope ラクス・クライン(シングルアルバム)

 

・水の証 ラクス・クライン(シングルアルバム)

 

・静かな夜に ラクス・クライン(シングルアルバム)

 

・ピンク色の音楽プレイヤー(初期設定で入っている曲以外全てラクス・クライン)

 

・携帯端末の待ち受け(ラクス・クライン)

 

 

 

 …………………………。

 

 

 

 あっ、そっかぁ……(納得)。Stage4のシャニの趣味がヘビメタ音楽だったから――それよりイカれてるStage5のローンちゃんの趣味がラクス・クラインの曲鑑賞になるのかぁ……。

 

 

 …………………………。

 

 

 ヌゥン! ヘッ! ヘッ!(前振り)

 

 

 

 ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!! フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真)

 

 

 

 

 







※これだけは言っておくとローンちゃんは完走までずっと地球連合軍所属です。

ローンちゃんが乗り換えるなら

  • ガンダムアシュタロン ハーミットクラブ
  • ハシュマル
  • レグナント
  • ハイドラガンダムで戦え(鋼の意思)
  • それ以外

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