若草のような君に   作:享郎

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 第二十三話にお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

 今日は小咲の回です。

 それでは。


第二十三話 ヨリミチ

 外から小鳥のさえずりが聞こえてきて、ベットから起き上がった私は部屋の窓を開けると、空には青空を背景として羊雲が仲良さそうに群れを成している。

 涼しげで穏やかな風を感じながら、あと数日したら雨が降るかもと私はうすらぼんやり考えて、両手を結んで大きく上へ上へと伸びをする。今日からまた学校だ。宿題はちゃんと昨日の内に終わらせてるから、朝の時間は少し余裕がある。体を伸ばした後、私は再びベットへと腰を落ち着かせる。

 

 一昨日は樹君に迷惑をかけてしまった。

 樹君と羽先生が二人でいるのを追いかけてカフェへと入り、二人の話に耳を傾けるまでは露ほどにも思わなかった。

 けれど、会話を聞いてる間に、私はなんて愚かなことをしているんだろうと、疑いばかりで頭がいっぱいいっぱいになってた自分が、とても情けなく恥ずかしく感じた。

 樹君も羽先生もやんわりと諌めてくれたけど、それでも勝手な思い込みで行動を起こしてしまったこと。それに、自分達からあれだけ待つと言っておきながら、明香里さんのことや私達の事で悩ませている樹君に、その決断を焦らせるようなことをしたこと。

 想いを寄せる身としては失格級なんじゃないかと、自分の愚かしさが嘆かわしくて、私は思わず深くため息をついてしまう。

 それでも、待ってほしいと伝えてくれた樹君のためにも、彼を好いている自分のためにも、今日からまた心を正し、お弁当を食べたりするなどして普段通り樹君と接しよう。

 そうと決まればと思い立ち、私は学校の支度を始めつつ、いつも以上に気合を入れておにぎりを握ろうと、部屋のドアノブをガチャリと回し台所を目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 太陽が段々と登ってきて、夏服姿に囲まれたこの教室も、朝方の心地よい涼しさは何処へやら、窓を開けていないと暑さを感じるくらいになってきた。

 英語の教科書やノートがなおざりに机の上で開かれたまま、教壇の上にて何とも流暢な英会話を繰り広げる想い人と羽先生の姿を、私は会話の中身を何とか聞き取ろうとしながら、ただただじっと見つめている。

 

「キャーー奏倉先生カッコイイ~」

「先生、若いのに授業も上手でステキ~」

「何より美人だしな!オレ、このクラスでホンット良かった~」

 

 教室のあちこちから羽先生を手放しで称賛する声が聞こえてくる。羽先生の授業はまだ受けて二週目だけれど、実際どの授業も面白くて分かりやすいし、特に今やってる英語の授業なんかは、そのネイティブ顔負けの発音で、多くの生徒を魅了している。

 このように、羽先生が男女問わず、クラスメイトから歓声を浴びるのはいいのだ。ただ気になるのは……。

 

「けど、やっぱり宮森君カッコイイよな~」

「そうね~、顔も声も頭もいいし、背も高いし……」

「うちのクラスの皆の事気遣ってくれるし~!」

 

 所々で固まっている女生徒の間から樹君へと、熱い眼差しとともに色のついた言葉を向けられる。その様子が、私の心の内をとてもむずがゆくし、頭の中を掻きむしってくるような気がしてならず、私はスカートの裾をきゅっと固く結んでしまう。

 

「にしても、ああいうの見ると、宮森ってほんとすげえよな」

「だな~。あいつにはなんか敵わない気がする……」

「分かる。男のオレでも、惚れちまいそうだもん」

 

 男の子の間から、樹君に対してこのような声が出るのは構わない。むしろ、樹君の良さが同性の間からも認められているようで、私は勝手に誇らしさすら感じるのだから。

 ただ、そうした声が女の子の間から巻き起こると、途端にさっきのような嫌な感じに絡めとられてしまうのだ。

 実際、樹君はその才覚と容姿、人望で、クラスの内だけでなく外からも、男女の別を問わず広く皆に慕われている。

 小学生の頃の背丈が同じくらいで、あどけなさの残る姿とは比べ物にならないほど、成長を遂げたあなたの姿を見てると、私は胸が繰り返しときめいてしまいながら、いつも私達の近くにいるはずのあなたが遠い存在のように思えて寂しい気持ちにもなる。

 

 樹君は、モテる。それも、非常に。

 色んな女の子があなたに好かれようと、それぞれがアプローチをかけに行って、何とかしてあなたに言い寄ろうとするのだ。中には私よりも、背が高かったり、スタイルが良かったり、む、胸が大きかったりする子もいたり……。

 けれど、樹君はまるでそれらを意に介さないというか、敏い彼の事だから彼女達の好意すら見透かしているようで、上手いこと頑なに躱し続けている。

 るりちゃんから耳にした話だけれど、一学期の頃から樹君は、度々学年問わず告白を受けてるらしく、それら全てを断り続けているのだとか。そのようなことを聞くと、例え噂話とはいえ、樹君から真剣に考えると言われている自分が、他の女の子とは違うという優越感というか、樹君にとって自分は特別な存在なんだという気がしてきて、思わず顔がにやけてしまいそうになる。

 

「宮森君、ありがとう!席戻っていいよ」

「どうも」

 

 教科書での会話文も一区切りしたのか、羽先生がニッコリと笑みをたたえて、樹君に労いの言葉をかける。澄ましていた樹君も少し表情を崩して、「次は別の人にも回してくださいよ」と一つ小言を残し、窓際の自分の席へ颯爽と戻っていく。

 何人もの女子生徒がその姿に引き寄せられており、また嫌な感じがしてしまうけれど、私も樹君を目で追いかける一人なので、矛盾めいた自分が可笑しくなって、ついクスッと笑ってしまう。

 授業の方は会話文も終わり、羽先生が注意すべき文の単語や文法事項について、美しい字で板書を勢い良く進めていく音が聞こえてくる。

 私は羽先生が懇切丁寧に説明してくれている様子を眺めながら、右手で軽く持った教科書に目を通した後に窓の外へ視線を移した樹君を、ちらりと横目でしばしば見る。

 最近のあなたは、授業で先生が話している間でも、まるで何かを探すように、何かを待っているように、窓の外を見つめる時間が多くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日の授業も事もなげに終わり、運動部の掛け声が学校の敷地内あちこちから響き渡り始めた頃、委員の仕事を終えた私は教室へ戻ろうと、校舎と校舎を繋いだ、中庭にある渡り廊下を歩く。

 二台並んだ自動販売機の手前に差し掛かった辺りだろうか。花壇も幾つかある広い中庭で植えられたサルビアやペチュニアを眺め、一人佇む樹君の姿が、中庭と渡り廊下の交差するところの近くにある。

 二人きりでお喋りするチャンスかも。

 そう思い私は、想い人へと駆け寄り声をかけようとする。

 

「宮森君!!お待たせ!!」

 

 すると、中庭の向こうから、快活そうな女の子の声が聞こえてくる。私はドキリとして、咄嗟に自販機へ身を隠し、顔を出し過ぎないように覗き込む。

 駆け寄ってきた女の子は肩で息をしながら、樹君へとその上気した顔を向ける。少し外ハネのあるショートボブ。うちのクラスのバレー部の木下さんだ。

 

「ごめん!こんな、呼び出しておきながら、待たせちゃって!」

「構わないよ。それより木下さん、部活の方は?」

「バレー部は、月曜だけ午後練ないから、大丈夫……!」

「ああ、そうなのか」

 

 急いで走ってきたからか、それとも緊張して強張っているのか。木下さんは顔を紅潮させたままである。クラスの女子の中でも最も背が高い170㎝中盤の彼女でさえも、樹君と並んでは少し小さくて、上目遣いで樹君のことを見つめている。

 

「それで、どうしても話したいことって?」

「う、うん!じ、実はね……!」

 

 この辺りの時間は人通りが少なくなるこの場所で、彼らと私だけが周りの世界から、さらに疎外されていくような感覚を覚える。

 

「一学期の時、数学の小テストが、何度かあったでしょ?私、数学苦手で、他の友達と一緒に、宮森君に教わりにいったよね……」

 

 ただでさえ遠くの運動部の声が聞こえるくらい、静けさで包まれているのに、より深く静かになっていく。

 

「そしたら、宮森君、嫌な顔一つせず、時間を割いて、親切に教えてくれた。それで、小テストの結果が返ってきて、これまでにないくらい良い点数取れて、本当に嬉しくって、宮森君に報告しに行ったの」

 

 嬉々とした表情を浮かべて、答案用紙を抱え持つ木下さんの姿が、私の中で思い出される。

 

「そこで、また今度も教えて、ってダメ元で頼んでみたら、宮森君は、私の目を見て、もちろん力になるよ、って答えてくれた。私ね、あの時から……」

 

 心臓の鼓動がどんどんと加速して、息が漏れ出しそうになってしまう。これ以上先のことを聞きたくないのに。嫌というほど克明に、一つ一つの言葉が染みこんでくる。

 

「あの時から、宮森君のことが、好きになった。教室でも君のこと目で追いかけちゃうし、部活の時でも君のこと考えたり、君と会えない夏休みは寂しかった……。宮森君、私と良ければ、お付き合いしませんか?」

 

 若干震わせながら、けれど熱のこもった声で、木下さんは思いの丈を樹君へとぶつける。木下さんは、そして樹君は、今どんな表情をしているのだろう。二人の姿を陰から覗き込むこともできず、私は自販機の裏でへたり込んでしまっている。

 

「ありがとう、勇気出して伝えてくれて。けれど、木下さんのその気持ちに、オレは応えることができない」

 

 どれぐらい間があったんだろう。きっと数秒のことだけど、口を開いた樹君は、静かで悠揚たる声で、きっぱりと木下さんの想いを断ち切る言葉を告げた。

 

「……そっか、やっぱり……。宮森君って、これまでも、他の子も皆断ってるんだもんね。……でも、どうして?」

 

 自分の気持ちを精一杯伝えて、それを一言でさっぱり返されてしまったものだから、木下さんはがっかりした声色であるけれど、その中には半ば諦めていたかのような笑みもそこに含まれている。

 

「……オレには、これまでずっと、追いかけてきた人がいる。今だって、その人のこと、探してしまうことがある。だからかな、そのことに心傾いていて、木下さんには申し訳ないけど、君の彼氏にはなれないんだ」

 

 樹君のはっきりとした口調が、私の耳の奥まで流れ込んでくる。樹君だけが見えているあの人のことを思い浮かべては、私は胸がどんどん苦しくなって、重ねていた両手をより強く固く結んでしまう。

 

「そうなんだ……。ありがとう、答えてくれて。……数学で分かんないとこあったら、その時はまた、クラスメイトとして、教えてくれる?」

「ああ、頼まれたら」

「うん……!じゃあ、また、教室でね……!」

 

 それだけ最後に絞り出すように言って、木下さんは中庭の向こうへと走り去っていったようだ。私も気の抜けたように、胸の前で握っていた拳をほどいて、左手は日陰でひんやりとした地面に、右手はオーバーヒートしそうな心臓に当てる。

 

「さて……、いるんだろ、小咲」

「え……?!」

 

 足音なんてちっともしてなかったのに。ため息を一つゆっくりとしようとした私の上から、樹君はキリッとした眉を困ったように下げながら、こちらを覗き込んでいる。

 

「ど、ど、どうして……!?」

「小咲、オレに声かけようとしてたろ」

 

 この人には、どこかに別の目でもついているのだろうか。私が盗み聞きしてたことを樹君は最初から分かってたようで、ばれないように息を殺していた私は、途端に羞恥心が湧き上がってくるとともに、こっちは必死に焦っていたのにと毒づきたくなる。

 自分は今、すごく安心したような表情をだらしなく浮かべているのか。それとも、恨めしくじとりとした視線を遠慮なく向けているのだろうか。当人の私でも分からない。

 

「小咲、このあと時間空いてる?」

 

 すると、樹君がすっと手をこちらに伸ばして、いつもの澄ました顔で尋ねてくる。あなたの鮮やかなブライトグリーンの瞳が、私の中で渦巻くものを吹き飛ばしてしまいそうで、思わず私は目を逸らしてしまう。

 

「空いてるけど、どうして?」

 

 まるで王子様の手を取るお姫様のような気分で、私は樹君の手を取り、立ち上がって目を逸らしたまま尋ね返す。

 

「ちょっとお茶しない?」

 

 落ち着きのある声が私の身に降りかかるので、ハッとして私は樹君の方に振り向く。樹君は穏やかに、柔らかくした表情をこちらへ向けている。

 あなたのお誘いなんて、私には断れるわけない。

 私は首だけ縦に振ると、「行こうか」とだけ言って、樹君が教室へと足を向けるので、私は遅れを取らないように後をついていく。

 あなたは無意識なんだろうけど、あなたのような人がその顔をするだけで、何人もの女の子が勘違いするんだよ。ほんとズルいんだから。私にばかり向けていればいいのにと考えてしまうのは、さすがに厚かましすぎるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まだ夕方と言うには早い時間で、店内は大学生辺りの若者が多くを占めている。ボサノバミュージックが心地よく流れていて、とても落ち着きのある雰囲気で……。いや、この店はつい一昨日来たばかりのカフェだ。

 

「レモンティーにしようかな、小咲は?」

「え、どうしようかな……」

 

 テーブルで向かい合う樹君はメニュー越しに、この店オススメだと言うパンケーキを見つめる私の方を覗き込んでくる。樹君はいつも、レモン系の飲み物ばかり飲んでいる。

 

「食べたいの、それ?」

「あ、いや、そういうわけじゃ」

 

 だってこれ全部食べちゃったら、太っちゃうかもだし……。あんだけ食べてどこか知らないところへ消えていくるりちゃんや千棘ちゃんが、心底羨ましくてたまらない。

 

「そしたら、一緒に食べよう」

「え、ええ!?いいの?!」

「オレも食べてみたいし。小咲、飲み物は?」

 

 まさか一緒に食べられるとは思ってなかったので、すっかり興奮気味となった私が、上ずるような声でアイスティーと答えると、樹君は店員さんを呼びつけて注文をする。

 店員さんがこれまた、一昨日の女子大生の方だったので、私は下を向いてなるべく顔を見られないように縮こまってしまう。

 注文が終わって店員さんが厨房の方へそそくさと掃けていくと、樹君はリュックサックに手を伸ばして本を取り出す。そして、そのまま栞を引っ張って、続きを読もうとする前に、樹君は何かに気づいたように私へと視線を戻す。

 

「小咲、明日の宿題やった?」

「あ、まだだよ。樹君は?」

「オレは予習で終わらせてある」

「さ、さすがだね……」

「分かんないとこあったら、聞きなよ」

「うん」

 

 それからというもの、お互いに口を開かず、各々のすべきことやりたいことに取り組み始める。樹君は澄ました顔をさらに際立たせて読書に集中しているので、私が聞きに行かない限り、会話は発生することない。

 けれど、樹君と二人きりで、同じ空間でお互いの事を気にしつつ、決してお互いを蔑ろにすることのない、暖かで穏やかなこの時間が私は小学生の頃から好きだ。

 教科書で指定された宿題を解きながら、目の前で本を読む樹君の表情や仕草を追う。さっき、教えて、と私が頼もうとする前に、聞きなよ、と樹君は言ってくれた。先程の木下さんとのこともあって、そのことが私をどうしようもなく喜ばせる。だって、樹君にとって、頼まれなくても頼まれてくれるような存在だと私に思わせてくれるから。

 いくつか宿題の分かんない所を聞く内に、頼んでいた飲み物とパンケーキがやってきた。るりちゃんの時も思ったけど、本当にここのパンケーキは、塔のように大きくそびえて見えて、二回目でも感嘆の声を漏らしてしまう。パンケーキを二人でナイフやフォークを用い、それぞれの取り皿に分けてから、私達はそれを何度も口に運び頬を綻ばせる。

 

「あ、小咲」

 

 しばらく食べ進めた後、樹君が何かに気づいたように私に声をかける。

 

「どうしたの?」

「口元にクリームついてる」

「え、ほ、ほんと?!」

 

 二人でパンケーキを食べるのが嬉しくって、つい夢中になっていたからだろうか。私は頬の温度が上昇するのを感じながら、口元に手をあてて確認しようとする。

 

「悪い、冗談」

「え、え、どっち??」

「ついてないよ」

「ええ~何でそんなこと言ったの」

「いや、あんまり夢中で食べてるから」

 

 そう言って、まるでいたずらが成功した小学生のように、意地悪な笑顔を樹君は私に向ける。高校生ではこれまであまり見られなかったけど、小学生の時に時折見せてくれたその無邪気な笑顔を、あなたは最近になって少しづつ見せてくれるようになった。

 その笑顔をする時の樹君は、私の中にある小学生の私を明るく照らしてくれるだけでなく、今の私が樹君にとって気の置けない存在だと私に示してくれる。この笑顔を春よりも他の誰よりも、一番に知っているのはこの私なのだ。

 

 やっぱり私は、自分の力の限りを尽くして、愛しい彼のことを支えたい。

 樹君からいつそのことを話されるかは分からない。今日の木下さんのように、私は樹君の唯一の存在、彼女になれないのかもしれない。それに、樹君は非常にモテるから、いつだって弱い私は不安だし怯えてしまう。

 けれど、目の前で食べ終わったお皿を他所に、満足そうにまた本の続きを静かに読み始めた樹君を見つめていると、そうした懸念も消えてなくなりそうなくらい、私はお腹の奥がじんと熱くなるように感じて、心がポカポカと暖められていく。

 私はまだ途中パンケーキを食べてる途中なので、その味をゆっくりと堪能した後に、再び中断していた宿題の続きに取り組み始める。

 そうして、月曜の寄り道は、傾いた太陽が地平線の向こうに隠れきってしまうまで、穏やかに続いていった。

 

 




 第二十三話『ヨリミチ』をご一読下さり、ありがとうございます。

 いかがだったでしょうか。

 感想や評価お待ちしております。

 次回は春の回です。

 それでは、また次のお話で。
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