若草のような君に   作:享郎

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 第五話にお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

 この話では、和菓子屋のあの子の視点が加わります。

 それでは。


第五話 プールデ

 桜が咲き乱れる春から、木々の若葉が瑞々しい新緑へと、季節は移り変わり始めた。

 今日は金曜日で、学校も用事も済み、オレはすっかりまったりモードで、自宅のリビングで過ごしている。

 

 両親はいるのだが、お互いに仕事の性質上、海外にいることが多く、一人暮らしの状態が続いている。この家も、小学校時代に過ごした一軒家で、一人でいる分には、気楽ではあるものの、少し物寂しくも感じてしまう。

 

 ――――テレビでも見ようか。

 

 最近のポップミュージックを垂れ流していたヘッドホンを取り外し、ソファから腰を上げて、テーブルの上にあるリモコンに手を伸ばす。

 すると、ソファの脇で充電器に差し込んであったスマートフォンから、リズミカルな着信音が部屋中に響く。

 ディスプレイには『一条 楽』と表示されている。

 

「もしもし?どうした、楽?」

「おう、樹。実は、急用があってな………」

 

 楽によると、今日の帰り際、キョーコ先生から、明日のプール掃除を頼まれたらしく、人手が欲しいとのことだった。手伝えるのだが、明日の午後は確か……。

 

「分かった。昼過ぎまでだが、それでもいいか?」

「ああ!サンキュー、助かるよ!それじゃ、また明日な、樹」

「また明日、楽」

 

 通話が途切れ、部屋には静けさが返ってくる。

 

「……やっぱり、ギター弾こうかな」

 

 心変わりして、リビングを片付けて、二階にある自分の部屋へ向かう。

 部屋の明かりを点けると、ベットの傍らに立てかけてあるギグバックから、マホガニー材で作られたアコースティックギターを取り出し、ベットに腰掛ける。

 さて、明日はどんなメンツが揃ってるかな。

 そんなこともうっすらと考えながら、思い思いに音を出していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「一条く~ん!!」

 

 初夏の香りが漂い始めた土曜日の晴れた10時頃。

 私は、両手にお弁当を詰め込んだバスケットを抱えながら、お姉ちゃんや風ちゃん、るりさんと一緒に、学校のプール掃除に来ている。

 なんでも昨晩、お姉ちゃんに一条先輩から、プール掃除の手伝いに来てほしい、との連絡がきたらしく、お人好しなお姉ちゃんは当然引き受けた。

 なので、私は、一条先輩とお姉ちゃん達の監視のために連れ添ってきたのであり、風ちゃんも一緒についてきてくれた。

 それに、もしかしたら宮森先輩にも会えるかもしれないし……。

 

「お待たせ~!今日はよろしく!」

「小野寺……!来てくれてありがとうな……!」

 

 私たちよりも先に、一条先輩や桐崎先輩、舞子先輩が来ていた。

 お姉ちゃんが呼びかけると、一条先輩は今日もデレデレとお姉ちゃんに応えている。

 私はしっかりとお姉ちゃんを守るため、一条先輩に睨みを利かせておく。

 

「お嬢~!お待たせしました~!」

 

 声がした方向へ振り向くと、既に見知った二人が近づいてくる。

 

「着替えに手間取ってしまって」

「おはよう、つぐみ。よく似合ってるじゃない!」

「もう少し布の多い服はなかったんですか……?」

 

 桐崎先輩にそう答えるのは、鶫先輩だ。

 あのとき二年生の教室へ行って、実は女性だということが分かった。その時はついスゴくイケメンの男性だと思い込んでいたので、あまりに驚いてしまったのは、記憶に新しい。

 

「よぉ、お前も来てくれたのか。えと……、ポーラちゃんだよな?」

「……ちゃんはやめてよ、気持ち悪い。黒虎が来いっていうから……」

 

 そして、ポーラさんも一緒に来ている!

 この前の配達の帰りに、体調を崩した鶫先輩をおんぶしていた一条先輩と出くわした。

 その時に、ポーラさんも一緒にいて、それ以降は教室にも来るようになった。

 今日こそは少しでも仲良くなれたらいいな。

 ……そんなポーラさんは、なぜか桐崎先輩の前で跪いていて、なにやら忠誠やら御用命やら言ってる。

 一体桐崎先輩とは、どういった関係性なのか、よく分からない。

 

「楽様――!!」

 

 鶫先輩が用具の点検をしようと言いかけたところで、その用具室から、橘先輩が猛然とこちらへ駆け寄ってくる。

 また一条先輩に抱きつかんとする寸でのところで、桐崎先輩の足で食い止められた。

 

「何をなさるのですか、桐崎さん」

「あんたの行動は読めてるのよ」

 

 いかにも怒ってますというように、橘先輩はプンプンとしているが、桐崎先輩は呆れたように、軽くあしらう。

 こうしたやり取りは私も既に数度見たので、お姉ちゃん達と同様、ただただポカンと眺めている。

 すると、もう一つタタッと足音が駆けてくる。

 

「みんな、おはよう!既にお揃いかな?」

「お!おはよう~樹!」

 

 ここに着いたとき、姿を見かけなかったから、もしかしたら今日いないのかも、なんてちょっぴり心配もしていた。けれど、私の王子様、宮森先輩は颯爽と登場した。

 

「お、おはようございます!宮森先輩!」

「ああ、おはよう、小野寺さん。それに、君は風ちゃんかな?」

「はい!初めまして、宮森先輩」

 

 青地のパーカー、中央に英字が書かれた白Tシャツ、グレーの半ズボン。

 制服姿の先輩も堪らないけれど、こうした私服の先輩を見れるのは、また一面が知れて嬉しい。

 きっと夏の先輩もこんなにカッコイイんだろうな。

 ふと思ってしまい、顔を赤らめながら、先輩から顔を背けてしまう。

 私がそんな様子なのは、もちろん風ちゃんに見られちゃって、「春って、カワイイ」なんて言われるので、なかなか頬の色は変わってくれそうにない。

 

「……これで全員揃ったか。皆集まってくれてサンキューな」

 

 今回のプール掃除の発端である一条先輩が、皆に聞こえるように呼びかける。

 

「終わったら好きに遊んでいいらしいから、頑張って終わらせようぜ!」

「「「「「お~~~!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「いっただっきま~す!!」」

 

 みんなでやったプール掃除は、ワイワイとやりながらも、いつの間にか終わってしまった。

 太陽もその軌道の頂点に達した頃、私たちはプールでこれから遊ぶ前に、休憩も兼ねて昼食タイムに入っていた。

 

「おいっしーー!!これ全部、春ちゃんが作ったの!?」

「盛り付けはお姉ちゃんに任せたんですけど……」

 

 桐崎先輩が、私の作った料理を本当に美味しそうに食べてくれる。私はちょっと照れ隠しのつもりで、お姉ちゃんの名前を出す。

 

「私は普通のお弁当を作ったつもりだったんですが、気づいたら高級幕の内に……」

「どうしたらそんな事に……」

 

 一条先輩のその呟きも尤もである。

 どうしてお姉ちゃんは料理がてんでダメなのに、盛り付けとか、飾り付けとか、そうした類のものは職人級にできてしまうのか。

 宮森先輩は、お弁当美味しく食べてくれてるのだろうか。

 

「宮森先輩、お味の方はどうですか?」

 

 私はつい気になってしまい、宮森先輩に尋ねてしまう。

 

「美味しいよ。料理上手なんだな、小野寺さんは」

「そ、そうですか!良かった!えへへ……」

 

 先輩に、料理上手、なんて褒められてしまう。私は、天にも昇れちゃいそうなくらいに込み上げる嬉しさを嚙み締める。朝早く起きて、お弁当作った甲斐あったよ…!

 そんな浮かんだ気持ちの中、ある人物がこの場にいないことに気づく。私が辺りを見渡し探すと、その人物は木を登って太い枝の上で座っている。

 

「ポーラさん!一緒に食べないの~!?」

 

 私はポーラさんに呼びかけるが、ポーラさんはこちらをちらりと見た後、プイっと目を逸らされてしまった。

 

「……少し分けて貰っていいかな。後で私が渡そう」

 

 鶫先輩が少し申し訳なさそうに言いながら、ポーラさんの分のお弁当を取り分ける。

 ポーラさんはどうして、人の輪に入らず、一人でいたがるのかな……。

 せっかく一緒のクラスにいて、こうして今日も一緒にいるのだから、私はもっとポーラさんと仲良くなりたいのに。

 

「鶫先輩、私が今からポーラさんにお弁当渡してきますよ」

 

 私は、宮森先輩に対して勇気を出したように、ポーラさんに対しても勇気を出して、仲良くなりたい。

 

「……そうか、ならお願いしてもらってもいいかな」

 

 鶫先輩は一瞬呆気にとられたような表情を浮かべたけれど、すぐに何か微笑ましそうにしながら、取り分けたお弁当を私に渡してくれた。

 私はお弁当を持って、ポーラさんのいる木まで行き、お弁当の包みの部分を咥えて、ポーラさんのいる場所まで木登りする。

 

「ちょ……、何やってんのよあなた……!!危ないでしょ!!?」

 

 よいしょっと木登りする私にようやく気付いたのか。

 驚いたようにポーラさんが声を上げる。

 

「え?でもポーラさんも登ってるじゃん」

 

 こうして登ってきた私を心配してくれる。

 ポーラさんは意外と面倒見のいい人なのかもしれない。

 

「それに、ここでお弁当食べたら美味しそうだな~って思って」

 

 せっかく天気のいい日なのだし、実はこうしてお友達と木登りしてお弁当を食べるのには興味があったのだ。

 

「はい、これポーラさんの分!」

 

 ポーラさんはまだ驚いたままの表情で、お弁当をまじまじと見つめる。

 

「……いらない……!」

「え~?せっかく美味しく出来たのに~」

 

 結局、ポーラさんはそっぽを向いてしまった。

 仕方なく私は自分で持ってきたお弁当を、自分で食べることにする。うん、おいしー。料理上手な私の、ちゃんと朝早く起きて頑張ったお弁当だから。

 

「……ポーラさんってさぁ」

 

 私は、ポーラさんのことで、気になってることに踏み込んでみる。

 

「いつも鶫先輩のこと見てるよね」

「……は!?」

「鶫先輩とはどんな関係なの?あ、同じ中学だったとか?」

「……あなたには関係ないでしょ」

 

 ポーラさんは苛立たし気に応じているが、私は諦めないで話を続ける。

 

「……私にはさ、お姉ちゃんがいてね。ほら、あそこの。小咲お姉ちゃんって言うんだけど。昔から優しくて、おっちょこちょいだけど、頼りがいがあって、大好きで、大切なお姉ちゃんなんだ。……もしかしたら、ポーラさんにとっての鶫先輩も、同じ感じなのかなって」

 

 ポーラさんは、私がお姉ちゃんにするように、鶫先輩には、肩の力を抜いて、気を許しているような気がしている。お互いの共通項で話を広げて、ポーラさんのことをもっと知れたらいいんだけど、どうだろう。

 

「………関係ないって言ってるでしょ!?なんでそんなに私にかまうのよ、あなたは…!!」

「え~~、いいじゃない、ケチンボ~」

 

 私の今回の狙いはどうやら失敗のようだった。

 ポーラさんは、頬を赤らめながら、またプイっと私からは目線を逸らして、皆のいるプールの方を見つめる。

 

「あ!皆もうプール入り始めちゃったよ……!」

 

 いつの間にそれだけ時間が経ったのだろう。

 私が、ポーラさんとこのようなやり取りをしている一方で、他の皆はお弁当を食べ終えてしまったようだ。

 

「私達も行こっか、ポーラさん。浮き輪や水鉄砲もあるんだよ」

 

 今度は一緒にプールで遊ぼう、とポーラさんを誘ってみる。

 

「……勝手にすれば?」

「え!?ちょっ……!?うそ……!?」

 

 ポーラさんはそれだけ言って、ひとっ飛びで木から飛び降り、プール沿いの小道を歩き出していってしまった。

 ポーラさん、あんなに皆のところへ行きたそうにしてたのに。

 試みがまた失敗したことに残念さを覚える一方で、ポーラさんの運動能力にひたすら驚嘆の気持ちが湧いてくる。

 

「……仕方ないや。私も皆のところ行こ」

 

 そう言って木から降りる前に、もう一度プールの方を眺める。

 すると、宮森先輩と、お姉ちゃんが、プールサイドに二人並んで座って、楽しそうに話してる姿が目に入ってきた。

 ……どうしてだろう。胸の辺りに、どこかチクっとした痛みを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そーーれ!そっち行ったわよ!楽!」

「ちょっ、ちょっと待て千棘!?ぐわあああ!!」

 

 お昼ご飯も食べて、千棘ちゃんたちはプールで元気に遊んでいる。

 

「行かなくていいのか、小咲?」

 

 私は、皆のところには行かずに、今は隣にいる樹君と二人で、お弁当を食べた場所から動かず、プールサイドに並んで座っている。

 

「ううん、いいの。そう言う樹君は行かないの?」

 

 なにせ私、ビート板を使って泳げるようになったとはいえ、金づちだし……。それに今は、樹君と久々に二人でこうしてお話ししたい。

 

「オレは、もう少ししたら、ここを出るよ。この後用事があってな」

「……そうなんだ」

 

 どうやら樹君と二人で一緒にいられる時間は、それほど長くはないらしい。

 

「ところでさ」

「うん」

 

 樹君は、いつもと変わらない澄ました表情で、こちらを見る。

 

「例の、約束の男の子は見つかったの?」

「え、えええ!?」

 

 突然そんなことを樹君が言うから、私は飲もうとしてたお茶をこぼしてしまうくらい、動揺してしまう。

 

「……小学生の頃に言ってたろ。いかにも大事そうに。持ってた鍵も見せながら」

「……そうだったね。今もまだ見つかってはないかな」

 

 私は少し噓をついた。

 約束の男の子に関しては、既に手掛かりがある。

 その子だとはまだ確証を得たわけではない。

 でも、一条くんがペンダントを持っていて、恐らくだが一条くんが約束の男の子だ。

 けれど、私だけでなく、千棘ちゃんや万理花ちゃんも鍵を持っている。

 だから、誰が一条くんと約束をしたのか、定かではないのだ。

 

「そうか、今でも探してるのか?」

「うーーん、どうなんだろ……。最近はあまり考えてないかな」

「そうなのか」

「うん……」

 

 それっきり会話が途切れる。

 ずっと大事にしてきた鍵のこととか。

 中学の頃から好きでいる一条くんとのこととか。

 そういったことに最近悩み始めてしまったのは、樹君が四年振りに私の前に現れたからだ。

 

 私は小学校時代、今でもそうだけれど、引っ込み思案だ。女の子の友達は数人できても、親友と呼べるまでは深く付き合えず、ましてや男子のお友達なんていなかった。そんな小学生の私は、約束の男の子に思いを馳せながら、ぼんやりと時を過ごしていた。

 

 ――――そこへ樹君は突然現れた。

 

 あの時の彼は、表情がコロコロ変わるという子ではなかった。けれど、退屈な私の話を真剣に聞いてくれたり、私を公園とかプールとか色んな場所に連れて行ってくれたりして、私の閉じていた世界を広げてくれた。

 樹君とのお話やお出かけはどれも楽しくて、いつしか私は、段々と樹君に惹かれていくようになった。

 その頃は本気で樹君のことを、顔を忘れてしまったあの約束の男の子、又は王子様なんじゃないかって思っていた。

 だから、小6の夏の終わり、約束の男の子の話を初めてして、鍵を見せて、樹君に約束の男の子かどうか確かめたときに、

 

「オレは、その子じゃないよ。その話も初めて聞いた」

 

 と言われたときは、とても落ち込んだし、悲しかった。加えて、

 

「ロマンティックな話じゃん。その子といつか出会えるといいな」

 

 なんて言われてしまえば、樹君に対して、私が抱えているものも投げられなかった。

 思えば、あれが私にとっては、初めての失恋だった。

 それから程なくして、樹君は引っ越すことになり、高校二年生になるまで離れ離れになって、想いを告げる機会はなくなってしまった。

 

 ――――そんな彼は今、再び私の前に現れた。

 

 あの頃と比べて、背丈が随分大きくなり、清潔感あるショートヘア、すごく端正な顔立ち、筋肉質になった身体、いい意味で柔らかくなった表情…。

 盗み見しながら樹君をぼんやり眺めていると、樹君とつい目があってしまう。

 

「どうした、小咲?」

「う、ううん!何でもないよ……」

 

 樹君に見つめ返されただけなのに、どうしてこんなにもドキドキしちゃうのだろう。

 私、今は一条くんのことが好きなはずなのに……。

 

「お姉ちゃん、宮森先輩。二人とも皆のところ行かないんですか?」

 

 気づくと、ポーラさんにお弁当を届けに行っていた春が、いつの間に戻ってきていた。

 

「オレは、用事があって、そろそろ帰らないといけないから」

「そ、そうなんですね……」

 

 樹君が私に言ったようにそう言うと、春はしょんぼりとした様子になっている。

 

「ポーラさんは、どうだった?」

「……残念ながら、逃げられちゃいました」

「そうか。多分楽が連れ戻してくると思うから、またその時に話せるといいな」

「そうだといいんですけど……」

 

 それだけ言うと、樹君は、さてと、と言って立ち上がり、私達両方を見る。

 

「ぼちぼち行くよ。小野寺さん、それに小咲も、今日は美味しいお弁当ありがとう」

「い、いえいえ!美味しいと言って下さり、こちらこそ嬉しいです!」

「……どういたしまして、樹君」

 

 相変わらず澄ましてるけど、はっきり分かるくらい、柔らかくにこやかな表情で言ってくる樹君に対して、春は慌てながら、私は照れながら、返事をする。

 

 ――――盛り付けだけでも、お弁当手伝って良かったな。

 

 樹君は、プールで遊んでいる皆にも一声掛けてから、こちらに手を振って、プール脇の出入口へと消えていく。

 樹君を見送った後、皆はプール遊びを再開し、私と春との間には静寂が訪れる。

 

「宮森先輩と、どんなこと話してたの?お姉ちゃん」

「……少し昔話をしてただけだよ、春」

 

 空に浮かぶ雲が、風によって絶えず動き続け、その形を変えていくように。

 私のこの心も、樹君によって絶えず動き続け、その形を変えているようだ。

 

 




 第五話『プールデ』をご一読下さり、ありがとうございました。

 いかがだったでしょうか?

 さて、この三人の関係はどのようになっていくでしょうか。

 それでは、また次のお話で。
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