シュークリームスター 作:豆月
シュークリームスター 2話
俺は、1週間前に合格発表を確認したホールに来た。ホールには既に合格者が集まっていた。同い歳位の男4人と前に知り合った、安里君と大人の女性が2、3人と男性5、6人がいた。がいた。
「皆、集合して。」
「はい!」
茶髪の女性がパチンと手を叩き、俺含め6人はその女性の周りに集合した。
「皆、合格おめでとう。貴方達は一歩を踏み出したのよ。と言っても、まだ色々とあるからデビューは出来ないけど。まずは、路上ライブだったり小さなイベントに参加したりまずそこからよ!」
俺は女性の説明を聞いておかしいなーと思った。何で、シュークリーム屋なのにデビューとか路上ライブとか、ちいさなイベントって言っているんだろう。俺は疑問になり手を上げた。
「あ、あのー。」
「何か質問?」
「シュークリーム屋さんじゃないんですか?」
その質問をしたら、ホールの中がシーンと時間が止まったように感じた。隣にいた安里君が口をひらいた。
「シュークリームスターってのは、アイドルなんだけど...?」
「え?シュークリーム専門店じゃないの?」
あ..アイドル?シュークリーム屋さんじゃなくて?」
「な、な、な、何言ってるの!湊君!緊張し過ぎて、頭可笑しくなった?」
気が付けば安里君に肩を掴まれ、ユサユサされていた。
「まあ、まあ、勘違いは誰にもあるから!落ち着いて!」
話に追いついていけない俺に女性は、焦りながらそう言った。
「にしてもさっ、あはは!アイドルなのにシュークリーム専門店と間違えて応募してたってめっちゃ受けるんですけどー!あはははは」
今度は安里君の隣の背の高い男が笑い出した。女性は困っていた。
「はあ..。このグループ本当に成功するのかしら。まあ、いいや。取り敢えず話は戻すけど、私はシュークリームスターのマネージャーをさせていただきます。青雲 笹音(あおぐも ささね)と申します。色々と迷惑かけちゃう事もあるかもだけど、宜しくね。」
どうやらこの女性は笹音さんと言うらしい。
笹音さんが自己紹介を終えると、自然に拍手が起こった。俺たちも自己紹介をする事になった。
「俺の名前は、安藤 湊です。大好物はシュークリームです。宜しくお願いします。」
「僕の名前は、山池 安里。宜しくね」
「名前は、流水寺 紬(りゅうすいじ つむぎ)っていうもんやで。同じグループの面子として仲良くしてや!」
「僕の名前は、蓮佛 草平(れんぶつ そうへい)。喧嘩とかあるかもだけどグループ内、仲良くやって行こうね。」
「俺は伊勢実 松彦(いせみ まつひこ)だ。俺がお前らを引っ張っていくから、くれぐれも俺の足を引っ張るんじゃねえぞ。」
「あはは、僕は、扇野 夏度(おうぎの なつど)。面白い事とか噂話とか大好き!宜しく!」
自己紹介を聞いていて唯一、伊勢実さんは苦手だなと思った。問題起こるのめんどくさいからあんまり関わらないようにしよ。
「湊君、安里君、紬君、蓮佛君、伊勢実君、扇野君ね。わかったわ。リーダー決めましょ、あ、その前にあだ名つけましょ。」
「あ、あだ名?」
「そう。グループ内仲良くなる為にも、誰かに認められてもらうためにも大切なことよ。あだ名の方が親近感湧くし、知らない人からしても覚えやすいじゃない?」
笹音さんの説明に俺達は、納得した。
「せやな」
「確かに、あだ名の方が僕たちもそうだけど、覚えやすいね。」
「じゃあ、湊君はみっくん、安里くんは、あっさん、紬くんはむぎむぎ、蓮佛君はレーズン、伊勢実君はいっせくん、扇野君はおぎちゃん。それでいい?」
「勿論です。」
「僕のあだ名は、あっさんか。いいですよ」
「むぎむぎぃんか!それでええ!」
「レーズン...。なんか美味しそうだけど、食べ物なら覚えやすいしいいよ」
「俺もそれでいい。覚えやすいならな。」
「あはは!おぎちゃん!なんか、女の子みたい!」
「で、後はまあ、貴方達はアイドルと言うものしってるでしょうけども、グループに属してる間は恋愛は禁止ね。後は、リーダーね。リーダーやりたい人いる?」
「俺!」
1人だけ手をあげた。それは、いっせくんこと伊勢実さんだった。
「じゃあ、いっせくん。6人を上手くまとめて、情報とか色々メンバーに伝えるのよ。いいわね」
「任せてくれ!」
よくそんなに、自信満々でリーダー引き受けられるな...と感心した。
今日から、俺のシュークリームスターとしての活動が始まった。シュークリーム専門店と間違えて応募してたまたま、合格してしまったがこの5人とそれからマネージャーさんと頑張ろうと思えた。
「貴方達、目標はまず、色々な人に知ってもらうことよ!頑張りましょ!」
「「「「「「おー!!」」」」」」
6人の声は揃った。
かなり送れました!!アングリフの方中心に書いていたらいつの間にか結構前回から、日が経っていました。申し訳ありません(´・ω・`)アングリフの方もご覧頂けたらなーっと思います。こっちは明るい感じ、アングリフは暗い感じになるとは思いますが、宜しくお願いします。