おっさんin幼女が魔法少女な世界で暴走する 作:親友気取り。
結果は
(265) 毎日
(104) 隔日
(45) 週3
(34) 週2
(318) 毎秒
です。
……どうやら読者様の中にはキャストが多いみたいですね……。
ぱっぱらぱー!
さん! にー! いち!
どっかーん! わーい!
おーいみんな集まれー!
なぜなにリコちゃん、始まるよー!
「……助手がいないの寂しいな」
まあいいや。
欠片探しに放浪するのは疲れたので、休憩がてら土手に寝転がり今までの軌跡を振り返ってみよう。
なりそこない英雄伝説・リコの軌跡。
始まりははやてが闇の書を手に入れた頃とか、誕生日に守護騎士が現れたとか色々あるけど、不穏な影を見せ始めたのは秋も終わりかけな時期に検査入院をした時だ。
はやての足の麻痺が悪化してきていると話があり、同席していたシャマルが何かを察した。
俺も一宿一飯(半年)の恩があるし治してやりたいと思っていたところ、仮面の襲撃を受ける。
守護騎士にハブられてたのを地味に気にしてたところ、家族だと言われ嬉しかったです。
なお麻痺の治療に関する動きは引き続きハブられた模様。
仮面再襲撃に備えて修行しつつ治療のための試行錯誤する日々を送っていた所、帰りの遅いヴィータを買い物ついでに拾おうと夜の街へ繰り出しそこで戦闘に巻き込まれる。
この頃からダークファルスの影響がモロに出始めてたんだよな。コスプレとは言え【若人】戦闘衣を心地よいと着たり、仮面との受け答えの時に勝手に喋ったり。
後日の職質(棚の組み立て)でようやく騎士達の目的が知れると同時に、なのはの指摘で自身がダークファルス化しつつあるのをようやく把握した。
はやての麻痺云々以前に地球が消し飛んでは不味いので、ひとまず騎士達の目的は怪しみつつも情報待ちにし、ダークファルス化の素材であるダーカー因子を浄化する方法を探るためにリコを呼び覚ますための儀式を始めた。
それに関してはリコの記憶が出やすくなるや自分とリコの区別がたまにつかなくなったりとの影響は出たけど、欲しかった浄化能力の知識は得られなかったので無意味だった。無為!
そして先日。
この世界にも欠片とは言えダークファルスが存在することを教えられて、万全を期すために生存を諦める。
そもそも騎士達が闇の書を完成させる事ではやての麻痺が治るってのもクロノ談的に怪しさが残るのに、その上自分のダークファルス化とどこかに封印されてる欠片の処理とかタスク多すぎてやりきれないもん。
俺と欠片を纏めれば残りははやてのみなので、これが妥協点かなぁって……。
「なんの妥協点だろ」
言葉的に意味は通じそうで通じない、合ってそうな気がするから使ったけど合ってるかの自信はあんまりない妥協点という便利なワード。
ちゃんと国語の勉強しとけば良かった。
勉強した所で正しく言葉を使えるとは思えんけど。
あー、思考がずれていくー。
「む。仮面マンから返信」
そういえばグレアムさんって上司なん? みたいなのを聞いてたっけ。
ーー
仮面B:まじで(笑)
リコ:それでしばらくめっちゃ回っててさww
仮面B:(爆)
仮面A:例の話については、現在明確にお答えできません。専門家であるアークスの作戦であれば、より確実に我々の悲願も達成できると思われるので協力をしますが。
仮面B:変装してるのは結構ギリギリって言うかほぼアウトな事してるしね。ところでここでも口調って変えたほうがいいの?
仮面A:当たり前でしょ。
ーー
ふーむ。はっきりとは言えないのか。
いやまぁ、このログを見られて犯罪の証拠にされたくもないもんね。
「なぜなにリコちゃんのコーナーはさておき……」
「何そのよくわからないものは」
「フェイトちゃん、気にしたらダメなの」
久しいな、なのはにフェイト。せっかく会えたのにずいぶんな挨拶じゃあないか。
ひらひら手を振れば、2人はそのまま並んで俺の横に座った。
「なんか用か?」
「ううん。でも、折角だからゆっくりお話しでもしようって」
「フェイトちゃんとは挨拶くらいしかしてなかったもんね」
そうだなぁ。
思い返せば挨拶と案内くらいなもんで全然絡んではないな。
「よしじゃあなぜなにリコちゃん続行だ。質問をどうぞ」
「そういわれると特にないの」
「だね」
もうちょっとなんか無いの?
昔はなのはも俺の話すアークスやら宇宙人やらもうちょっと突っ込んでくれたのに、最近は全然乗ってくれない。
そりゃあ、翠屋でよく話して飽きてるっていうかなんかもういいやってなるのはわかるけどさ。
「翠屋で思い出したけど、辞めちゃうの?」
「休職中って事にしてたんだっけか」
「リコが真面目にしている所見てみたかった」
フェイトくんは僕の事をどう思っていらっしゃるのでしょうか。知り合ったばっかりだよね。
「実は無事だった元の世界に帰る予定もあるし、しばらくは戻らんかな」
「帰っちゃうんだ……。若干寂しくなりそうな感じがしそうな気がするね……」
「素直に寂しがってくれない?」
「にゃはは」
笑ってごまかすな。
フェイトもなんでそんな微笑んでおられる。
「ううん。リコって、皆から愛されてるんだなって」
わかる。
「分かるんだ……」
なんで扱いの元凶たるなのはがちょっとびっくりしてんのさ。
でもね、リコちゃん知ってる。みんな楽しんで俺の悪ノリに付き合ってくれてるの。
「たまに振り回し過ぎてる気もするけどね」
「一応ちょっと考えて突っ込み返せるネタで喋ってるぞ」
「え、どこが?」
俺がガチで向こうの単語を連射したら日本語を話しているはずなのに日本語が通じない状況になるぞ。
数字にKとかMとか使わないだけありがたいと思え。
「リコって、家でもこういう感じなの?」
「ペルソナチェンジできるリコちゃんは基本不在なのでいつもこの性格だぞ」
「ごめん、早速言ってることがわからない」
「仕事終わった途端これだからね……」
流石に迷惑行為は行いません。我々はかしこいので。
「え、どこが?」
「なのはっち、その返し気に入ったの?」
「賢いというより、小賢しい……のかな」
「フェイトは日本語まだ見習いなのかな?」
俺を例えるなら、そう。
大和撫子を体現した超絶美少女。それが俺なり。
……なぜ二人とも適当な相槌を打った。
「そもそも日本人じゃないから大和ではないんじゃない?」
「あ。それそれ。宇宙人だった」
「この流れで宇宙人言われるのは傷つきます」
そういえば管理局の人も宇宙人じゃなかろうか。
それ関係のフェイトってどこの生まれなん?
「えっと、わ、私は、普通の人間じゃないから……」
「フェイトちゃん!」
そうなんか。
こっち来てからヒューマンとしか会ってなかったから新鮮味感じる。
「リコちゃん、驚かないの……?」
「え、どこが?」
「そういうのいいから」
はい、すみません。流れ的に生まれの差別かなんかの話ですよね。
「でもアークスにはキャストっていう箱みたいな人もいるから、そんな容姿で人間じゃないと言われても舐めんなとしか」
「ええ……」
引くなよ。これがアークスの実態なんだからさ。
ビギナーブロックのロビーで永遠と踊り続けるキャストを見せる。
なんだろう、アークスらしいスクショのほとんどが踊り狂ってる所な気がする。
「つか、オレもデューマンじゃん」
「デューマン?」
フェイトは知らんだろうが、日本でいう鬼みたいなやつ。
ほらほら、角だよー。
「……私は、他人のクローンだから……」
「マジで? クラリスクレイスとおそろじゃん」
そういや大量に居たクローンクラリスクレイスはどうなったんだろう。
wiki知識はあれどその辺は普通に記憶が抜けててその後を覚えてないし、リコの記憶でも関りを持たないようにしてたみたいだし。
「つかなに。こっちだとクローンって人権ないの?」
「フェイトちゃん、リコちゃんにする話じゃないの……」
「……そう、だね。こんな事で悩んでたんだって思えてきた」
なんで俺が悪いみたいな感じになってるの?