おっさんin幼女が魔法少女な世界で暴走する 作:親友気取り。
私もやる気が出たのでこの後どこかの船で復帰しようと思うので、見かけたら罵倒してください。
どこの船がいいのかわからんけど。
NGSの設定を本小説に取り入れるかは不明です。
あと、以前におまけだから本編進行に関係のあることはしないとか別枠で投稿するとか話しましたが、変更となるかも知れません。
重ね重ねふわふわな構想、予定で申し訳ございません。
「ん?」
朝からはやてを連れて行く室内プールを求めてネットの海を彷徨っていたら、突然俺のモニターがジャックされた。
コンピュータウィルスとかの話ではない。
だって俺の使ってるの普通のパソコンじゃなくて、アークス式的なディスプレイを魔力で代用して創り出した奴だし。
いや、そこじゃない。そうじゃない。
その内容!
なんだ、なんだこの叡智は。
この感情の高ぶりは!
「ふふふ、ふははははははは!」
「リコ?」
洗濯物を取り込んでいたシグナムがいぶかし気な視線を向けるがお構いなし。
全知を手にしたルーサーだってここまで笑うまいよ!
「ヒーローショックを受け絶望と倦怠に沈んだ魂が呼び覚まされた!」
「リコ、どうした? リコ?」
「シグナム! おいシーグナムァッ!」
「まさか……お前……っ!」
おいおい洗濯物を落とすなよ。
だがその程度今はどうでもいい!
この新情報、俺にもたらされたこの映像! 新PV!
「久しいぞ、甘美なる大地よ! 嬉しいぞ、鮮烈なる
「貴様……ッ!」
「我が闘争の為の万象よ! 長く、長く待たされたな!」
シグナムよく聞け! 俺の帰る場所は……。
あれ、なんで剣持っとるん? てかなんで
え、ちょ、まっ。
「ま、待て、ストッ──」
「はあッ!」
あふぅん!?
……
…………
………………
「何か言うことは?」
「シグナムの早とちりです。オレは悪くない」
目が覚めたらシグナムとヴィータに囲まれてた。
ついでにバインドでぐるぐる巻きにされてた。
「またリコがダークファルスに乗っ取られたのかと思い焦ったぞ」
割と本気でシグナムにぶった斬られたけど、非殺傷だったらしく死せず済んだ。
けど気分はリミブレ中。つまりHPの残りがヤヴァイ。
シャマルはどこへ消えたよ。
買い物中? はやくきてーはやくきてー。
「で、なんで急にそんなんになったんだよ」
「そうそうそうそう! それ聞いてよ! ねえ聞いてよふたりとも!」
「……こんなリコは見たことないな」
「知能指数下がってねぇか?」
「もう一度斬るか」
待てぃ!
「故郷が、オラクルが生きてたんだよ!」
「は?」「何?」
さっき俺が見ていた映像とは別の、こっちの世界向けのリアル映像を見せる。
ゲーム紹介映像バージョン見せてもアレだし。
「1000年後の世界の映像にアークスが映ってて、宇宙が無事で、それってつまり、つまり!」
「向こうの世界でのお前の戦いは、無駄ではなかった……と」
いぇす!
……まぁ、こっちの世界向けPVだと「アークスは1000年後も健在ぞよ」って事だけしか説明ないんだけど。
ついに全アークスが待望し待ち望んでいた指にボーンが入るってよ!
なんかPSO2:NGSは一応EP7ではあるけど別の括りになるらしく、一部は引継ぎや共有ができるっぽい。
育成状態と経済面は無理だけど、装備は調整入るものの使えるらしいね。
そんで大事大事なキャラクリ関連。
アクセサリー、キャラクリデータは互換性あり。これはとても嬉しい(語彙消滅)
「やった、やったぁ! オラクルは、皆は、無事だったんだ……」
それと同時に、その新環境を遊べない今はちょっと悲しい。
それにだ。
もう少しこの情報が届くのが早ければ、オラクルを守り切れなかったと思い込んでいたリコも救われたろうに。
どちらかというと後者のがとても悲しい。
無意識に涙が出てしまった。
「リコ……良かったな」
シグナムがそっと俺を抱きしめる。ヴィータも加わった。
真に伝えるべきリコに届くかは分からないが、伝わってくれれば浮かばれよう。
「でもなんでいきなりその情報が届いたんだ? つか、そっちの世界だと1000年も経ってるのか」
「別の世界同士で時間の流れが違うという話はよく聞くが」
うーん、わからん。
なぜゆえ向こうの世界からメッセージが届いたのか。
メタ的な視点の奴だから神的なのが寄越してくれたんだとは思うけど、じゃあこっちのリアルな方はなんだっていう。
リコが異世界にぶっ飛んだのを知ってメッセージをばら蒔いた説。
この辺は何か理由があるのかないのかわからんしクロノに報告だけしとこう。
しっかしテコ入れでグダついてたしそろそろ一新レベルで何とかしないと無理だったからいつか来るとは思っていたけど、嬉しいねぇ。
「よしっ!」
俺もいつまでもグダついていらんないな。
オラクル側に返信したいけどそれは後にしてだ。
「デバイス貰ったらオレもちょっと気合い入れて武器持つ練習するか!」
「そうか。……無理はするなよ」
「わかってらぁに」
シグナムが落とした洗濯物を片付けに行き解散となったのでバインドを解いてもらいソファに座り直して。
「んお? どったヴィータ」
のんびりポチポチを再開しようとしたらヴィータが横に座った。
なんぞ言いたいことでもありますかね。
話を降ると凄い言いにくそうに口を開いた。
「リコってよ、なんつぅか、その、また戦うのか?」
画面を横にずらして顔を向けると目線だけ背けられた。
「デバイス貰うって聞いたし、さっきも武器を持てるようにするとか言ってたしよ」
ああそれ。
クロノも魔法が使えるならデバイス持っとけ程度の言い方だったし護身用以下の取り合えず感。
けどいつまでもそれじゃ駄目だし、もうちょっと頑張ってみようって話。
「そっか」
「……泣いてんのか?」
「ち、ちげーし!」
まあ多くは言うまい。
戦える状態でないと聞いているのに
「かわいい妹分をこんだけ悲しませちまったんだ、反省してる」
「ほんとか?」
「本当だとも」
流石に宇宙の危機レベルと天秤に掛ければ、俺の命なんざ確かに捨てられるアークスの本能はあるが──
「な、な、な」
「おっと」
飛び付かれて乗っかられた。
「なんにも反省してねぇだろお前! 馬鹿! 馬鹿リコ!」
ごふぅ!?
痛い痛い、ちょ、やめい、殴るな!
マウントからぼこぼこにするのヤメロォ!
fufu、話を聞いてくれません……。
「ヴィータさんや、オレが言いたいのは、そんな時でも無理せず仲間を頼るっちゅう事でして」
「先にいえ!」
ぼす、と俺のうっすい胸元に頭突き。
ビックリさせたのは悪かったので撫でてやろう。
今日は文字通り踏んだり蹴ったりだな。
やられたのは斬られたり殴られたりだけど。
「無理しねーならいいけどよ」
許可は頂いた。撫でるのをやめてぽんぽんしてやる。
「やめろっ」
「はいやめまーす」
子供扱いはやり過ぎるとキレるのでやめたる。
けどやめたらやめたで寂し気にするのが可愛いのよなこいつ。
手を乗っけるだけにして脱力タイム。
「そいや結構前にその内オレと戦いたいとか言ってたけど、オレと一戦やるかい?」
皆呼んで俺をボコるって話はダークファルスの件で達成してるのでタイマンな。
「リコが馬鹿しねぇようにあたしのアイゼンで教えてやる」
「ほほぅ、楽しみだ」
全盛期とはいかずともただでは負けんぞ。
「管理局入りするかは全員の許可が必要だけどな」
多分それ満場一致で拒否られるやつ。