作者の大好きなあのキャラも出ます(決してメインキャラをねじ込みにくいと思ったわけじゃないです)
20 迷宮都市 九龍
抗いようもない力に流されている。
『女神の加護を!』
そう言って私を大空に投げたあの蛇のような女性は私が落ちるであろう場所に川があったことを知っていたのだろうか。いや、きっと知っていたんだ。わかっていたから私をあんなタイミングで放り投げたんだ。
水の異能を持つ私ならば死にはしないだろうと思ったから。
とても厳しくて、変なところでやさしい彼女のことだから私が死なないで済むように、けれどこれ以上教会に関わらなくて済むようにしてくれたんだろう。そのために何ができるか考えて、一番いい案がこれだったのだろう。
そうでも思わなければ、私は自分の体を押し流すあまりの激流にそのまま飲み込まれてしまいそうだった。正気を保って自分の周りの水を操らなければいけないというのに、どうやって正気を保てばいいかわからない。
口から、鼻から、水が入ってきてからっぽの胃と肺を満たそうとしてくる。苦しくて苦しくて、人間の体はなんて不便なんだと思う。
今の自分の周囲にぶつかってきそうな石や漂流物はないかと確かめるために目を開けると、そこには泡だけが見える。私の口から出ていく空気たちがいくつもの泡になって水面の裏側を覆い隠しているのだ。
本当は太陽の光が清い川の水底にまで届くはずなのに、もう何もみえない。明るさも感じない。川の水が冷たいのか、あたたかいのかもわからなくなって、私が水と一つになっていくような気がした。
なつかしいなぁ
昔は、故郷では、私はいつもこうやって水の中に体を沈めていた。下に落ちていくことも上に浮かんでいくこともなく、波に合わせて水草のように揺れていた。そうして考え事ばかりしていた。
ずっとずっと前に、あの遠い故郷にいたころに、私は戻ろうとしているのかもしれない。このまま海に出て人間の体が限界を迎えるまで、私はきっと故郷を思いながらーーー
「――――!」
その時、水をかきまぜる何かがあった。とても澄んでいるのに気泡と水草と私のベールで混沌とした川をかき分けて、槍のような何かが私の方に伸びてきたのだ。
まるで海を守る精霊が持つと言い伝えられているような、三つ又の槍だった。
私は、このままでは流されてしまうだろう。自分の眷属ともいえるような、自分の一部と言っても過言ではない水に、流されて殺されてしまうだろう。それでいいかもしれないとも思った。海の底に眠る二枚貝の横でひっそりと死体を朽ちさせるのもよくできた結末だろうと思った。
けれど、私はこの槍をつかんだ。
どうしてだろう。私には痛いとか怖いとか、思わないようにできているはずなのに。どうして私は、苦しさから解き放たれたいと思っているんだろう。
そんなことを疑問に思って、けれど答えが出る前に私は誰かによって陸に引っ張り上げられた。
ざばっ
「―――っは、げほ、ごぼっ、ふぅ、ふぅ……は、あ…」
「おやぁ?そのベール……もしやニクスさんでは?」
その声には聞き覚えがあった。
サバイバル技術に長けていて、同年代の子たちより天真爛漫…というか好奇心が旺盛な一面が目立つのにその反面ちょっと大人びた死生観を持っている人。
「は、はぁっ、げほ…フレディ、様……お久しぶりです。」
「やはりニクスさんではないですか!どうしてこんなところに?何故川流れを?
もしや素潜り漁でもなさっていたのですか?」
フレディ様はトールズ士官学院第Ⅱ分校の戦術科に所属する学生さんで、リーヴスにいたころにも何度かお世話になったことがある。彼の知識はサバイバルという一つの点に特化していて、他の誰も及ばないような知識量を誇る。食べられる野草や、希少で高値で売れる食材などを教えて下さった。
「リィン教官からは大陸東部に向かったとうかがったのですが、何かハプニングでも?」
「あ、あはは……あの、ちょっと事情があって……」
「ふぅむ、成程。そういうことでしたらリィン教官たちには内密にしておきましょう。」
「た、助かります。」
騎士団絡みのあれこれが露呈してほしくはないと思う。事情が事情とはいえども、自分がいきなりアルテリアに連行されてしまったことも事実だ。それに……今はウォーゼル卿の周りを騒がしくするべきではないように思う。彼の悩みも少しは落ち着いたとはいえ、まだもう少しゆっくりしたほうがいいだろう。
フレディ様は川から上がってずぶ濡れの私を見かねたのか、焚火の傍まで案内してくださった。異能を行使すれば乾かすくらい訳はないのだが、この人の前では異能を使ったことがない。ベールを脱がず、寒冷地のオレドで着ていた上着だけを脱いで乾かそうとする私のことを彼は不自然に思っただろうけども、しかし何も言わないでいてくれた。
始まりの地に暫くいたせいで今がいつで、ここがどこかもわからないけれどもおそらくは春なのだろう。なんだか川の水が不自然に多い気がする。
「それにしても、フレディ様こそどうしてこんなところに?ここは…共和国、ですよね?」
「ええ。帝国寄りではありますが。
第Ⅱが春期休暇に入ったので共和国の食材を見に来たのです。卒業後に大陸中を回る予定でしたがこの忙しさに参ってしまいまして、バカンスというやつですよ。まずは手始めに釣りでもと思っていたのですが……まさか人間が釣れてしまうとは!」
フハハ、と高笑いする彼は楽しそうだ。私は彼が期待していたような希少な食材ではないというのに、おおらかな人だと思う。
よく見ると少しだけ背が伸びたのかもしれない。冬よりもちょっと精悍になった男の子は大きな粒の真っ白い歯をにかっと見せた。彼のまっさらな笑顔を見ているとなんだか心が落ち着くような、やるべきことをやる元気がもらえたような、そんな気がした。
「本当にありがとうございました。あのままだったら私は溺死していたかもしれません。」
「とんでもない!素潜り漁はほどほどに、そして何より動きやすい格好でやることをお勧めしましょう。」
「ご忠言痛み入ります。このお礼は追ってリーヴスの学生寮の方に送らせていただきますね。それでは私は東の方に参りますから、これで失礼します。フレディ様とお会いできてうれしかったです。」
ここは街道だ。近くに街がある気配もないし、今のうちに出発しないと明るいうちに街に到着できないかもしれない。しかし生乾きの上着を羽織ろうとする手を、フレディ様は押しとどめたのだった。
「いや、それはやめておいた方がいいでしょう。」
「え?」
「ここから東に行くとそう遠くない場所にクーロンという町があるのですが、あなたは行かない方がいい。」
「なぜですか?」
フレディ様は口を真一文字に引き結んで、見たことがないくらい真剣な様子でゆっくりと私を諭した。私がわがままで頑固であることを彼はよく知っているようだった。
「危険すぎる。あの町ではとある犯罪シンジケートが幅を利かせていて犯罪が横行しています。少し足を踏み入れましたが、あれはスラムというよりも魔境に近かった。
……西に行けばアルタイル市に出られるバスも見つかるでしょうから、そちらに行くといいでしょう。」
「西、ですか…」
「ええ。ここの坂を川沿いに上って、左です。いいですか、左です。
右に行かれると自分がリィン教官たちに叱られるのでやめてくださいね。」
「わかりました。教えていただいてありがとうございます。リィン様やユウナ、アルティナにもよろしくお伝えください。」
「ええ、心得ました。」
フレディ様はあともう少しのあいだキャンプを続けていかれるようで、出発しようとする私に食品をいくつか分けて下さった。
前回いただいた濃縮エキスの味はそのままに匂いと色を改善したとのことだが、聞く限り食べてみないと味がわからないスリル満点の食品ということでいいのだろうか。
ちなみに前回いただいた攻性食品は騎士団に没収された。もしも強い魔獣に出くわしたらどうしようかと思っていたからありがたい。フレディ様は攻撃料理のスペシャリストだ。
「よきご縁を!」
「ニクスさんも!」
彼と別れの挨拶をして坂を上がっていく。坂を上がっていくとフレディ様のいう通りやがて左右二つに分かれた分かれ道を見つけた。
クーロンという無法地帯。ここを東に行った場所にあるという町。
私は、右に歩きだした。
***
猥雑な街で、僕は育った。
収集日の真昼間みたいなぐちゃぐちゃに混ざったゴミの匂いと、心も体も汚くなりきった大人たちが体をぶつけあうような場所に僕はいた。
昼も夜も薄暗くて、明かりがついていて、誰かの声がどこからでも聞こえてくるような街。どこにも一人になれる場所なんてないのに、この街にいるとずっと一人ぼっちで生きているような気がする。
乱立する違法な建築物と、何を取り扱っているかもわからないようなやばい店。男にすり寄る女と、女に傅く男と、搾取される子供たち。
自分が誰かに殴られて、奪われて、それで僕は生きるために誰かから盗み、奪っている。
こんな場所にしか、僕はいきつけなかったんだ。
昔は故郷だってあった。思い出せないほど前には、どっかのあったかい家でニコニコしてる痩せた母親と一緒に過ごしてた。
けどそんなのは昔の話で、僕は今はこのぐちゃぐちゃな街にいる。
この世にはきれいな場所があるらしい。
優しい人が笑いかけてくれるような場所があるらしい。
暖炉があって、おいしい食べ物があって、布団があって、それで誰かから何かを奪わないでも生きていられる場所があるらしい。
でも僕はそんな場所で生きるためのチケットをもらえなかった。空にいるという女神さまから何ももらえず、そしていろいろと奪われてしまったから、僕はこんな場所でしか生きていけない。
仕事もなくて、お金もなくて、食べ物もなくて、誰かから奪わないといけなかった。お腹が減ると、雨に濡れて蹲って眠るよりももっともっと惨めな気持ちになるから、何かを食べて満たされたかった。
食べても食べても足りない。
もっともっと満たされたい。
たくさんかっぱらって、たくさん食べて、気持ち悪くなるくらいに食べてみる。
食べ物じゃないものも口の中に入れて飲み込んでみる。足りない足りないと叫ぶ欲に任せて、お腹に何かをいれればそれが収まるような気がしたから。
けれど苦しいだけで、何にも満たされやしない。
そう分かっているのに、ずっと前に分かっているのに、僕はお腹が空いてしまう。
足りないのに、食べているのに、満たされない。
吐きそうになってフラフラになって、それで誰かに殴られてまた奪われる。
いやな場所だった。
どこかに行きたいと心から思っていたのに、どこにも行けなかった。
結局僕は、この汚いゴミみたいな街で生きることに慣れてしまって、ドブみたいな沼にずぶずぶハマりこんでしまって、もう抜け出そうなんて気持ちもなかった。
いつか大人になって、もっといろんな人からいろんなものを奪って、そして女を侍らせて生きていくんだと思ってた。
昼でも明かりのついている変な店で薄っぺらく寄り添う男女をうすら寒い目で見ていた僕も、きっとそうなるんだと思っていた。
そう。
「あら、目を覚ましました?おはようございます。
…今お茶を淹れますから、よろしければ飲んでいかれてくださいな。」
こんな風な馬鹿で平和ボケした奴からは、搾り取れるだけ搾り取ってやればいい。
空の女神は僕からいろんなものを奪っていった。親も、故郷も、金も、友達も。みんな僕の傍からなくなっていった。
だから僕は、空の女神が大好きな善人ってやつを、ぐちゃぐちゃに傷つけてやるんだ。
僕はいつも通りに、その女を殴った。
九龍に来るくらいだから腕っぷしに自信があるのかと思ったけどそんなこともなくて、そいつは見た目通りなよっちくて、一発顔を殴るとそのまま目を回して気絶してしまった。
「弱っ」
僕だって九龍では弱い方だ。頭を回してうまく立ち回らないと何も奪えないようなちっぽけな奴だ。けれど幸いなことにこの女は僕よりももっと弱くて、一つしかないベッドに僕を寝かせて、自分は今にも壊れそうな椅子にちょんとすまして座っていた。
……僕が殴ったから今は床にべっちゃりとはいつくばっているけど。
僕は気付いたらこの部屋にいた。
おそらくはどっかの安宿だろう。ちゃっちい机と壊れそうな椅子と妙にシーツだけきれいなベッド。よくある3点セットだ。誰も机と椅子なんて使わないからぼろくていいんだ。
どうせ僕はまた誰かにリンチされて気を失っていたんだろう。それで観光客のこの女は気を失ってる僕に驚いて宿に連れ込んだんだろう。ご苦労なことだ。
僕はこの女の旅行鞄を開けて何か金目の物――宝石のアクセサリーとか、香水とか、薬とか――がないか探した。
けれど旅行鞄の中に入っていたのはそんな売れそうなものじゃなくて、紙の束と、土産物のちゃちな筆記具と、クッキーの包みと数枚のタオル、そして数セットの下着だけだった。
僕が期待したようなものは何も入っておらず、下着やタオルも決して質のいいものではない。こいつが被っているベールだって、女にとっては愛着のあるものかもしれないけど質屋で売れるようなものには思えなかった。
そもそもこんな時代遅れのベール、この街では誰も身に付けない。こんなものをかぶったところで隠しようがないほどにこの街そのものが下品だから。この街の人間にはどうしようもないほどに醜悪なにおいが染みついてしまっているのだ。
「う……」
(収穫なし、か……)
さすがに一撃で気絶させただけでは大してダメージを与えられなかったのか女がうめき声を上げた。起き上がるのも時間の問題だろう。
僕はクッキーを今日の晩飯にしようと思って旅行鞄から抜き取った。
その時、旅行鞄の一番奥にあるタオルからちょっと硬い感触がしたのだ。
(なんだ……いいもんあるじゃん)
タオルに挟まれていたのは預金通帳だ。口座は帝国の銀行のものだが、どうにかして引き出せばしばらくは遊べる金が手に入る。九龍以外で暮らすことだって夢じゃない。
その通帳を開いて、預金額を見た瞬間、僕の頭にはもう思い出せないほど昔にいたらしい故郷が思い描かれた。
思い出せないから、こんなのは想像だ。華奢な母親がいたことは覚えてる。きっと母親と僕で温かい家に住んでいたんだ。隣の家の子供のいない夫婦にも僕は可愛がられて、日曜学校にも行っていないのに頭が良い子だときっと褒められていただろう。そして母親はそんな僕を誇りに思ってくれただろう。
あの遠い故郷に戻ることだってきっと不可能じゃない。
そう思ってしまうくらいの大金が、女の通帳には記されていた。
早く九龍を出よう。誰かにバレてしまう前に。
ハイエナみたいに鼻が利いて、金と女が大好きな男たちにもう二度と何も奪われないように。
僕は通帳を靴の中にねじ込んで、右足だけきつくなった靴をどうにか履き、安宿から飛び出した。
ずっと向こうにそびえたつ趣味の悪い電飾に飾られた馬鹿っぽいこの街の門が、今だけは僕のための天上門に見えた。
ここは九龍。法のない街。
流れものばっかりで、薄暗い犯罪者たちが支配するゴミの街。
大人たちは筋なんて言葉を好んで使うけれど、そんなものは最初からこの街に存在しない。嘘と見栄しかないような通りを行き来するのはそうするしかない馬鹿な大人たちだ。
情も仁義もない場所を僕はようやく抜け出せる。
僕はようやく、蜘蛛の糸をつかみ取ったんだ。
***
「う……」
頭がガンガンする。
顎が痛くて、ぼーっとした。とにかくまずは起き上がろうと思うのに、自分の体がどうなっているかちょっとの間わからなかった。
「一体何が……?」
私はクーロンという東方人街にたどり着いて、どうにか宿にチェックインをしたはずだった。フレディ様があんなに真剣な顔で危険だとおっしゃるから、なるべく人のいないところを歩いて、それらしい宿を探した。
リィン様に曰く、あやしいひとにはちかづかない。ということは人に会わなければよいのだから、人通りの少ないところを通るべきなのだ。そして実際その通りだったようで、私は誰にも出くわすことなく宿までたどり着くことができた。やはりリィン様の金言は心に刻んでおいてよかった。
どうにかこうにか手探りでちょっと朽ちかけた机の脚をつかみ、起き上がる。
ここは宿の部屋だ。そう。私は宿にチェックインして、それで宿の部屋に入って荷物をおろした、のだと思う。
「……あら?」
ベッドのシーツが、少し乱れているような気がした。入室したときには本当にきれいに敷かれていて驚いたくらいなのを覚えているのに、どうしてだろう?
(……ああ、そういえば)
私はチェックインする直前に、宿の前で寝ている人を見つけたのだ。そして荷物を降ろしてから宿の主人に知人だからと言って部屋に連れて行ったのだと思う。
やけに痩せた子供で、私でもおんぶして運べるくらいだった。確かその子をベッドに寝かしたところまでは覚えているのだが、あの子はいったいどうしたのだろう。
(お家に帰ったのかもしれません)
ともかく、目を覚まして自分の足で帰れるようなら怪我も特にないということだろう。何よりだ。
窓を開けてベランダに出てみる。家々を繋ぐ紐に干されている洗濯物。迷路のような路地と明らかに無計画に継ぎ足して作られたであろうつぎはぎだらけの摩天楼。うずくまる人と、暴力をふるう人と、怒声とうめき声。だんだん夜になろうとしているけれども、まだたくさんの人が外にいた。
(……あの人々の眼は……)
懐かしい目だ。
何かを諦めているようでいて寂しそうな暗い目。誰かにすがりたくて、許されたくてけれど怖くて自分から手を伸ばせないような、そんな人たちの目だ。
私はそんな人をたくさん見てきた。涙を流しながら怒りに任せて叫ぶ人をできるだけ助けようとしてきた。
結局彼らのことをどうやって助ければいいか、今でもわからない。
だから私にできるのは彼らに手を差し伸べることでしかないのだ。それをして救われる人が一人でもいるのだから。
この街に来てよかった。
私は、誰にも見えない場所で悲しんでいる人たちを見つけることができた。
あとは彼らの悩みと悲しみを解決するべく頑張らないと。
すべてはここからだ。
そう意気込む私を誰かが下から見上げていた。黒髪の、民族衣装を着た女の子だ。幼くて、痩せていて、裸足で路地を歩いている。
私が彼女に手を振ると、彼女はそっぽを向いて迷路のような路地を歩きだす。しかし路地には小石も錆びた釘などもあってあの女の子の足の裏にはたくさんの傷がついていた。私はあの子にせめて靴を買うお金を渡すべきだと思い、外に出ようとした。
そうして扉を開けた私は、スーツを着た複数人の男性に出くわした。
彼らは私が借りた部屋の真ん前に立っていて、どうやら私が外に出てくるのを待っていたようだった。
「黒月貿易公司の者です。」
彼らは、平淡な口調でそう言った。
この街に来てよかった(無一文)
実際彼女は無理に食事をとらなくていいし、お金を必要としないんですがそれはそれとして早く気付いた方がいいと思います。